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内容盛りだくさんの今回の南欧の旅。<br />その復路のヘルシンキでの乗継時間は約17時間。<br />この乗継に空港を出ても追加料金は不要なので、ヘルシンキを観光することにしました。<br /><br />初夏を思わせる陽気の南欧地中海から北欧バルト海沿岸のヘルシンキへの移動は、半端ない気候差。<br />5枚くらい重ね着して北欧の街にくりだしました。<br /><br />後編では、港で見つけた観光船でクルージングとヘルシンキの見どころを少し観光します。

ちょこっと寄り道ヘルシンキ2011 (5/2) 後編

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2011/05/02 - 2011/05/02

545位(同エリア4040件中)

キートン

キートンさん

内容盛りだくさんの今回の南欧の旅。
その復路のヘルシンキでの乗継時間は約17時間。
この乗継に空港を出ても追加料金は不要なので、ヘルシンキを観光することにしました。

初夏を思わせる陽気の南欧地中海から北欧バルト海沿岸のヘルシンキへの移動は、半端ない気候差。
5枚くらい重ね着して北欧の街にくりだしました。

後編では、港で見つけた観光船でクルージングとヘルシンキの見どころを少し観光します。

旅行の満足度
3.0
観光
3.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
高速・路線バス
航空会社
フィンランド航空
旅行の手配内容
個別手配
  • ヘルシンキのエテラ港に11:15頃に帰ってくると、マーケット広場はたくさんの屋台が出ていてにぎわっていました。

    ヘルシンキのエテラ港に11:15頃に帰ってくると、マーケット広場はたくさんの屋台が出ていてにぎわっていました。

  • 午前中少し時間があったので、近くのウスペンスキー寺院にやってきました。

    イチオシ

    午前中少し時間があったので、近くのウスペンスキー寺院にやってきました。

  • ウスペンスキー寺院では何か行事があったのか、大勢の行列が出てくるところでした。

    ウスペンスキー寺院では何か行事があったのか、大勢の行列が出てくるところでした。

  • ウスペンスキー寺院は1866年に建てられた、ビザンチン様式の北欧最大のロシア正教会。

    ウスペンスキー寺院は1866年に建てられた、ビザンチン様式の北欧最大のロシア正教会。

  • 中に入ると、まぶしいくらいの陽の光が差し込んでいます。

    中に入ると、まぶしいくらいの陽の光が差し込んでいます。

  • 祭壇の正面に描かれているのは、キリストと12使徒かな?

    祭壇の正面に描かれているのは、キリストと12使徒かな?

  • ドームの天井が高い。<br /><br />南欧のカテドラルや教会に比べるとシンプルな造りで雰囲気もかなり違うよう。

    ドームの天井が高い。

    南欧のカテドラルや教会に比べるとシンプルな造りで雰囲気もかなり違うよう。

  • レンガ作りに緑の屋根、ロシア正教会特有の金色タマネギ頭という組み合わせはかなり個性的な外観。

    レンガ作りに緑の屋根、ロシア正教会特有の金色タマネギ頭という組み合わせはかなり個性的な外観。

  • 澄んだ空に光るタマネギ〜♪<br /><br />by 中野クン

    澄んだ空に光るタマネギ〜♪

    by 中野クン

  • 再びエテラ港に戻って来ました。<br /><br />今日は月曜日でヘルシンキの博物館、美術館はそろって定休日。

    再びエテラ港に戻って来ました。

    今日は月曜日でヘルシンキの博物館、美術館はそろって定休日。

  • ということで、この港から出ている12時発の観光船に乗ることにしました。<br /><br />1時間半のクルージングです。<br /><br />料金は20ユーロ。

    ということで、この港から出ている12時発の観光船に乗ることにしました。

    1時間半のクルージングです。

    料金は20ユーロ。

  • こんな船に乗ります。

    こんな船に乗ります。

  • 出航してすぐ、セント・ピーター・ラインやシリア・ラインの大型客船が停泊してます。<br /><br />セント・ピーター・ラインは、2010年4月からロシアのサンクトペテルブルグ〜ヘルシンキ間で運行している新しい航路らしい。

    出航してすぐ、セント・ピーター・ラインやシリア・ラインの大型客船が停泊してます。

    セント・ピーター・ラインは、2010年4月からロシアのサンクトペテルブルグ〜ヘルシンキ間で運行している新しい航路らしい。

  • こちらはシリア・ライン。<br /><br />ストックホルム〜ヘルシンキ間を運行している、北欧旅行ではお馴染みの航路。<br /><br />いつか乗ってみたい。

    イチオシ

    こちらはシリア・ライン。

    ストックホルム〜ヘルシンキ間を運行している、北欧旅行ではお馴染みの航路。

    いつか乗ってみたい。

  • ヘルシンキ市街地の南部に位置するカイヴォブイスト公園。<br /><br />小林聡美主演「カモメ食堂」で登場する「カフェ・ウルスラ」はこの公園の近くにあるというが・・・

    ヘルシンキ市街地の南部に位置するカイヴォブイスト公園。

    小林聡美主演「カモメ食堂」で登場する「カフェ・ウルスラ」はこの公園の近くにあるというが・・・

  • 海岸沿いに6〜7階建ての一定の高さのビルが軒を連ねる風景が印象的。

    海岸沿いに6〜7階建ての一定の高さのビルが軒を連ねる風景が印象的。

  • 船上の様子。<br /><br />ちょっと曇ってきたのでかなり寒い。<br /><br />下船する時に気がついたが、ここにいるのは乗船客の一部の人で、大半は下の室内でぬくぬくと食事をしながらガラス越しに景色を眺めていたようです。

    船上の様子。

    ちょっと曇ってきたのでかなり寒い。

    下船する時に気がついたが、ここにいるのは乗船客の一部の人で、大半は下の室内でぬくぬくと食事をしながらガラス越しに景色を眺めていたようです。

  • 西方向に進んでいたクルーズ船は、Uターンしてスオメンリンナ島沿岸まで来ました。<br /><br />スオメンリンナ教会がひときわ高く、どこからも見えます。

    西方向に進んでいたクルーズ船は、Uターンしてスオメンリンナ島沿岸まで来ました。

    スオメンリンナ教会がひときわ高く、どこからも見えます。

  • 午前中に歩いたところを海上から眺められます。

    午前中に歩いたところを海上から眺められます。

  • 海岸沿いの倉庫らしき建物は、地盤の勾配に合わせて建物も勾配をもたせているところが面白い。<br /><br />住宅やオフィスではなかなかこんな構造はし難いでしょう。

    海岸沿いの倉庫らしき建物は、地盤の勾配に合わせて建物も勾配をもたせているところが面白い。

    住宅やオフィスではなかなかこんな構造はし難いでしょう。

  • しばらく城壁沿いに進むと、例のものが見えてきました。

    しばらく城壁沿いに進むと、例のものが見えてきました。

  • もはや説明するまでもなく「潜水艦ヴェシッコ号」

    もはや説明するまでもなく「潜水艦ヴェシッコ号」

  • 「キングス・ゲート・キー」(King&#39;s Gate Guay)<br /><br />午前中見学したポイントが次々と現れます。

    「キングス・ゲート・キー」(King's Gate Guay)

    午前中見学したポイントが次々と現れます。

  • 独特の岩肌の島を横目にクルーズ船は進みます。

    独特の岩肌の島を横目にクルーズ船は進みます。

  • コルケアサーリ島には1889年に開設されたという歴史ある動物園があります。

    コルケアサーリ島には1889年に開設されたという歴史ある動物園があります。

  • クルーズ船は北港に入り、右手にはマンション群が見えてきました。

    クルーズ船は北港に入り、右手にはマンション群が見えてきました。

  • 北港の中央には島状の公園があります。<br /><br />その向こうにウスペンスキー寺院が見えてきました。

    北港の中央には島状の公園があります。

    その向こうにウスペンスキー寺院が見えてきました。

  • いかにも北欧らしい建物の街並みの向こうにはヘルシンキ大聖堂。

    いかにも北欧らしい建物の街並みの向こうにはヘルシンキ大聖堂。

  • 北港にはいくつもの帆船が停泊しています。

    北港にはいくつもの帆船が停泊しています。

  • こちらの海沿いの建物の外装はウスペンスキー寺院とおそろいです。

    こちらの海沿いの建物の外装はウスペンスキー寺院とおそろいです。

  • 北港南側のカタヤノッカ地区の建物。

    北港南側のカタヤノッカ地区の建物。

  • 建物はどこも6〜7階建て以下に規制されているようで、海上からはヘルシンキ大聖堂やウスペンスキー寺院が良く見えます。<br /><br />12:30頃、エテラ港に帰ってきて、クルーズ終了。<br /><br />クルーズは特にエキサイティングな場面はなく、どちらかというと淡々と進んでいく感じでした。<br />時期的には、やはりもう少し暖かくなってからの方が快適です。

    イチオシ

    建物はどこも6〜7階建て以下に規制されているようで、海上からはヘルシンキ大聖堂やウスペンスキー寺院が良く見えます。

    12:30頃、エテラ港に帰ってきて、クルーズ終了。

    クルーズは特にエキサイティングな場面はなく、どちらかというと淡々と進んでいく感じでした。
    時期的には、やはりもう少し暖かくなってからの方が快適です。

  • マーケット広場にてファーストフードで軽く腹ごしらえした後、この旅最後の観光スポットにやって来ました。<br /><br />しかし、こちら側はなんだか工事中っぽい。

    マーケット広場にてファーストフードで軽く腹ごしらえした後、この旅最後の観光スポットにやって来ました。

    しかし、こちら側はなんだか工事中っぽい。

  • 城跡ではありません。<br /><br />これでも教会。<br /><br />「テンペリアウキオ教会」<br /><br />別名「ロックチャーチ」と呼ばれるように、岩の中にすっぽり隠れた半地下のような造りの教会。

    城跡ではありません。

    これでも教会。

    「テンペリアウキオ教会」

    別名「ロックチャーチ」と呼ばれるように、岩の中にすっぽり隠れた半地下のような造りの教会。

  • ぐるっと一周しても、やはり入口らしきものはあの工事中のところだけ。<br /><br />珍しい造りの教会なのでかなり期待して来たのですが、肝心の中が見学できない。

    ぐるっと一周しても、やはり入口らしきものはあの工事中のところだけ。

    珍しい造りの教会なのでかなり期待して来たのですが、肝心の中が見学できない。

  • 内部が最大の見どころなだけに、この外観だけ見てもなぁ〜って感じです。<br /><br />ただ石積みの上に緑のドームがのってるだけだもんな。<br /><br />長い旅の締めくくりに訪れた最後のスポットが空振りに終わり、ちょっとガックリ。

    内部が最大の見どころなだけに、この外観だけ見てもなぁ〜って感じです。

    ただ石積みの上に緑のドームがのってるだけだもんな。

    長い旅の締めくくりに訪れた最後のスポットが空振りに終わり、ちょっとガックリ。

  • 空港に帰らないといけない時間なので、ヘルシンキ中央駅まで戻ってきました。<br /><br />南欧はいずれも個性あふれる訪問地を周って来た後だったので、ヘルシンキは整然とし過ぎてる気がしてインパクトにやや欠ける印象でした。<br /><br />時期的にもやはりもう少し暖かくなってからが良いでしょう。

    空港に帰らないといけない時間なので、ヘルシンキ中央駅まで戻ってきました。

    南欧はいずれも個性あふれる訪問地を周って来た後だったので、ヘルシンキは整然とし過ぎてる気がしてインパクトにやや欠ける印象でした。

    時期的にもやはりもう少し暖かくなってからが良いでしょう。

  • 約2週間に及ぶ長い旅もとうとう帰るだけになりました。<br /><br /><br />この旅で最も印象に残ったのはプロヴァンスとコート・ダジュールの青い地中海。<br /><br />今回訪問した13箇所の世界文化遺産の中では「アルハンブラ宮殿」と「アントニ・ガウディの作品」(サグラダ・ファミリアとカサ・バトリョしかじっくり見れなかったけど)が評判通り印象深く見ごたえありました。

    約2週間に及ぶ長い旅もとうとう帰るだけになりました。


    この旅で最も印象に残ったのはプロヴァンスとコート・ダジュールの青い地中海。

    今回訪問した13箇所の世界文化遺産の中では「アルハンブラ宮殿」と「アントニ・ガウディの作品」(サグラダ・ファミリアとカサ・バトリョしかじっくり見れなかったけど)が評判通り印象深く見ごたえありました。

  • 私の旅のテーマでもある「自分なりの絶景を発見する」ことにおいても、多くの成果がありました。<br /><br />モンセラット、カシのカランク、エズからモナコ、ロクブリュヌの4箇所で実施したハイキングは、いずれも好天に恵まれ期待を上回る絶景を見ることができました。<br />その他での大きな成果は、グラナダから日帰りしたグアディクスとサロブレーニャ、アルルから行ったレ・ボー・ド・プロヴァンスが特に印象的で、この旅をより個性的なものにしたと思います。<br /><br />いずれも「歩く」ことで体感できた風景、雰囲気、臨場感であり、「私なりの旅」は歩くことを抜きにしては成り立たないことを再確認できた旅でもありました。<br /><br /><br />ヘルシンキ17:20発、AY077便。<br /><br />関空まで約9時間半のフライト。<br /><br /><br />スペインでは不順な天候に悩まされ、寝坊で行けなかったトレド、列車の遅れ、バスの乗り遅れや運休・・・いろいろ問題が続出しましたが、終わってみれば、このハードスケジュールをよくこれだけ達成できたなと思います。<br /><br />今回も心に残る良い旅ができた幸運に感謝!

    私の旅のテーマでもある「自分なりの絶景を発見する」ことにおいても、多くの成果がありました。

    モンセラット、カシのカランク、エズからモナコ、ロクブリュヌの4箇所で実施したハイキングは、いずれも好天に恵まれ期待を上回る絶景を見ることができました。
    その他での大きな成果は、グラナダから日帰りしたグアディクスとサロブレーニャ、アルルから行ったレ・ボー・ド・プロヴァンスが特に印象的で、この旅をより個性的なものにしたと思います。

    いずれも「歩く」ことで体感できた風景、雰囲気、臨場感であり、「私なりの旅」は歩くことを抜きにしては成り立たないことを再確認できた旅でもありました。


    ヘルシンキ17:20発、AY077便。

    関空まで約9時間半のフライト。


    スペインでは不順な天候に悩まされ、寝坊で行けなかったトレド、列車の遅れ、バスの乗り遅れや運休・・・いろいろ問題が続出しましたが、終わってみれば、このハードスケジュールをよくこれだけ達成できたなと思います。

    今回も心に残る良い旅ができた幸運に感謝!

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この旅行記へのコメント (2)

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  • デコさん 2011/06/05 20:38:22
    お疲れ様でした〜
    キートンさん、ほんとに盛りだくさんの旅!お疲れ様でした♪

    毎回ワクワクドキドキ、そして、うっとり〜とさせていただけました(~~)
    ありがとうございました!
    最後のヘルシンキは、雪がないと、こんなにも元の姿が見えるんだ〜と
    初めて見るような感覚で拝見させていただけました。
    スオメンリンナ島、私が行った時は雪に覆われ、雪景色のみの印象しかなかったのですが、二ヶ月もしないうちにこんなにも風景が変わってしまうのですね、ビックリです。
    それに、クルージングができ、外からも見ることができたなんて、充実したトランジットタイムでしたね。

    次回はどちらへ?

    キートンさんの絶景、これからも楽しみにさせていただきます(~~)

    デコ

    キートン

    キートンさん からの返信 2011/06/05 22:13:11
    RE: お疲れ様でした〜
    こんばんは、デコさん。

    旅行中は気が張っていたせいか疲れは感じなかったんですが、帰国してからどっと疲れが出ました。

    往路でヘルシンキからマドリッドに向かう時、飛行機の窓から見ると、ヘルシンキ周辺にまだ結構雪が残ってるようでした。
    2週間弱でほとんど融けたんでしょうね。
    でも暖かな南欧から一気に北欧に移動すると、寒さはちょっと応えましたね。

    クルージングは現地で見つけたもので、それを見つけてなかったら、「カモメ食堂」の店でも行こうかなと思ってました。

    次回の海外旅行は、もし年内あるとすれば4日間程度で行けるアジアのどこかでしょうけど、たぶん無理でしょうね。
    仕事が少ないし・・・

    来年はまだ全く決めてません。

    しばらくは、いろいろ旅行記など拝見させてもらってじっくり検討してみます。

    キートン

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