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内容盛りだくさんの今回の南欧の旅。<br />8日目はカルカッソンヌを半日観光し、午後に鉄道でアヴィニョンに移動します。<br /><br />前編では、昨日あまりじっくり見れなかったカルカッソンヌの城壁を重点的に攻めてみたいと思います。

春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 8日目(4/27) 前編

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2011/04/27 - 2011/04/27

71位(同エリア223件中)

キートン

キートンさん

内容盛りだくさんの今回の南欧の旅。
8日目はカルカッソンヌを半日観光し、午後に鉄道でアヴィニョンに移動します。

前編では、昨日あまりじっくり見れなかったカルカッソンヌの城壁を重点的に攻めてみたいと思います。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
交通
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 徒歩
航空会社
フィンランド航空
  • 今日は珍しく朝ゆっくり過ごして、スーツケースをフロントに預けて9時過ぎ頃ホテルを出発。<br /><br />宿泊したデ・トロワ・クーロンヌはとても便利な所にあり、ホテルを出ると1分もしないうちにポン・ヴィユー(旧橋)の上に立てます。<br />というより、振り返るとまだそこに見えている。(茶色と黄色の建物)

    今日は珍しく朝ゆっくり過ごして、スーツケースをフロントに預けて9時過ぎ頃ホテルを出発。

    宿泊したデ・トロワ・クーロンヌはとても便利な所にあり、ホテルを出ると1分もしないうちにポン・ヴィユー(旧橋)の上に立てます。
    というより、振り返るとまだそこに見えている。(茶色と黄色の建物)

  • とりあえず城壁の外側を歩きます。<br /><br />花の季節でもあります。<br /><br />2日続けて良い天気。<br />ひょっとしてスペインよりフランスの方が相性良いかも。

    イチオシ

    とりあえず城壁の外側を歩きます。

    花の季節でもあります。

    2日続けて良い天気。
    ひょっとしてスペインよりフランスの方が相性良いかも。

  • 「ナルボンヌ門」の少し手前。<br /><br />昨日は夕刻で完全に逆光になっていたところ。

    「ナルボンヌ門」の少し手前。

    昨日は夕刻で完全に逆光になっていたところ。

  • ナルボンヌ門前に立つ石像。<br /><br />「歴史的城塞都市カルカッソンヌ」として世界文化遺産に登録されたのは1997年のこと。

    ナルボンヌ門前に立つ石像。

    「歴史的城塞都市カルカッソンヌ」として世界文化遺産に登録されたのは1997年のこと。

  • ナルボンヌ門から南方向に歩きます。

    ナルボンヌ門から南方向に歩きます。

  • 昨日歩いて見つけた畑の中のビューポイント。<br /><br />車道から畑の中の小道を100m程度入ったところ。<br /><br />昨日は夕刻で逆光になっていたので朝もう一度来てみたのですが、順光なのにかすんでくっきりとは見えない。

    昨日歩いて見つけた畑の中のビューポイント。

    車道から畑の中の小道を100m程度入ったところ。

    昨日は夕刻で逆光になっていたので朝もう一度来てみたのですが、順光なのにかすんでくっきりとは見えない。

  • シテまで帰る道に花がたくさん咲いていたので、城壁をバックに撮ってみました。<br /><br />こちらは「花が主役」バージョン。

    シテまで帰る道に花がたくさん咲いていたので、城壁をバックに撮ってみました。

    こちらは「花が主役」バージョン。

  • こちらは「城が主役」バージョン。

    こちらは「城が主役」バージョン。

  • 縦バージョン。

    イチオシ

    縦バージョン。

  • シテに戻って「コンタル城」に入場しようと門の前に来ると、10時前だというのに門は閉まったままで大勢の観光客が開門を待っていました。<br /><br />「地球の歩き方」には9:30からと記載されていたが、10:00からのようです。<br /><br />出遅れてしまったかと思っていましたが、結果的にはグッドタイミングでした。

    シテに戻って「コンタル城」に入場しようと門の前に来ると、10時前だというのに門は閉まったままで大勢の観光客が開門を待っていました。

    「地球の歩き方」には9:30からと記載されていたが、10:00からのようです。

    出遅れてしまったかと思っていましたが、結果的にはグッドタイミングでした。

  • 入場料8.5ユーロ。<br /><br />橋を渡って内部へ入って行きます。

    入場料8.5ユーロ。

    橋を渡って内部へ入って行きます。

  • コンタル城の中庭。<br /><br />トランカヴェル家の最初の城は12世紀初頭のもので、ローマ期の外壁に守られていました。礼拝堂が建てられ、12世紀末には直角に交わる形で翼棟が加えられました

    コンタル城の中庭。

    トランカヴェル家の最初の城は12世紀初頭のもので、ローマ期の外壁に守られていました。礼拝堂が建てられ、12世紀末には直角に交わる形で翼棟が加えられました

  • コンタル城の成り立ちを年代別に図解で解説されています。

    コンタル城の成り立ちを年代別に図解で解説されています。

  • 「南の庭」<br /><br />地面と壁には13世紀あるいは14世紀に加えられたフランス王の家令のための華麗な大広間の跡が残されているとパンフの解説にあるが、いまいちどれのことなのかよくわからない。

    「南の庭」

    地面と壁には13世紀あるいは14世紀に加えられたフランス王の家令のための華麗な大広間の跡が残されているとパンフの解説にあるが、いまいちどれのことなのかよくわからない。

  • 城壁歩き大好き。

    城壁歩き大好き。

  • コンタル城内のお土産屋さん。<br /><br />自分のお土産に買おうと思ったが日本語版がなく断念。

    コンタル城内のお土産屋さん。

    自分のお土産に買おうと思ったが日本語版がなく断念。

  • なかなかの絶景です。

    イチオシ

    なかなかの絶景です。

  • 「南の庭」を上から。

    「南の庭」を上から。

  • 入口門の図説。<br /><br />兵士たちの反逆を防ぐために様々な階に設けられた指令室から、ふたつの落とし格子が作動できました。

    入口門の図説。

    兵士たちの反逆を防ぐために様々な階に設けられた指令室から、ふたつの落とし格子が作動できました。

  • これがその上層階の実物。

    これがその上層階の実物。

  • 次の塔には木製の跳ね出しやぐらがあります。<br /><br />この跳ね出し部から攻囲時に石や熱湯を落としたようです。<br />日本の城にもよくある「石落とし」のようなものですね。

    次の塔には木製の跳ね出しやぐらがあります。

    この跳ね出し部から攻囲時に石や熱湯を落としたようです。
    日本の城にもよくある「石落とし」のようなものですね。

  • 途中、木製の通路もあります。

    途中、木製の通路もあります。

  • コンタル城の城壁上は歩いて周れます。

    コンタル城の城壁上は歩いて周れます。

  • カルカッソンヌのシテ特有の塔のとんがり屋根。

    カルカッソンヌのシテ特有の塔のとんがり屋根。

  • 古代ローマ時代、カルカッソンヌはトゥールーズとナルボンヌを結ぶ商業路上にあったため繁栄していました。<br />その後、4世紀に最初の城壁を設けて、蛮人の侵攻を防御しました。<br />中世には、強力なトランカヴェル王朝に支配されます。<br />12世紀の南仏において、この城塞都市は重要な役割を担いました。<br />カタリ派が強い影響力を持ち、1208年インノケンティウス3世がアルビジョワ十字軍を呼び掛けると、カルカッソンヌは攻囲され降伏しました。<br />1226年に王領に併合されると、街は現在の要塞の外観となりました。

    古代ローマ時代、カルカッソンヌはトゥールーズとナルボンヌを結ぶ商業路上にあったため繁栄していました。
    その後、4世紀に最初の城壁を設けて、蛮人の侵攻を防御しました。
    中世には、強力なトランカヴェル王朝に支配されます。
    12世紀の南仏において、この城塞都市は重要な役割を担いました。
    カタリ派が強い影響力を持ち、1208年インノケンティウス3世がアルビジョワ十字軍を呼び掛けると、カルカッソンヌは攻囲され降伏しました。
    1226年に王領に併合されると、街は現在の要塞の外観となりました。

  • シテを囲む城壁。<br /><br />通常こちらの城壁上は歩けないようですが、ガイドツアーに参加すれば歩けたのかもしれません。

    イチオシ

    シテを囲む城壁。

    通常こちらの城壁上は歩けないようですが、ガイドツアーに参加すれば歩けたのかもしれません。

  • こちらは歩けます。

    こちらは歩けます。

  • 城壁上からは市街地が見渡せます。

    城壁上からは市街地が見渡せます。

  • 中世の間は要塞守備隊の宿泊場所として、様々な時代に改造されています。<br />1927年以降、カルカッソンヌおよび近郊の建築物から移された彫刻コレクションを設置しています。

    中世の間は要塞守備隊の宿泊場所として、様々な時代に改造されています。
    1927年以降、カルカッソンヌおよび近郊の建築物から移された彫刻コレクションを設置しています。

  • 部屋の中の泉。

    部屋の中の泉。

  • 市街地の眺め。<br /><br />眼下にサン・ジメール教会が見えます。

    市街地の眺め。

    眼下にサン・ジメール教会が見えます。

  • はたらくおじさん。<br /><br />コンタル城への橋が修復工事中でした。(橋は渡れます)

    はたらくおじさん。

    コンタル城への橋が修復工事中でした。(橋は渡れます)

  • ナルボンヌ門近くのインフォメーション。<br /><br />シテの内側の城壁上は歩いて1周できるものと思っていましたが、どうやら内側の城壁上は先ほどのコンタル城を除いて歩けないようです。<br />アビラも1周はできませんでしたが、やはりドブロプニクのように街を取り囲む城壁を歩いて1周できるところは多くはないようです。

    ナルボンヌ門近くのインフォメーション。

    シテの内側の城壁上は歩いて1周できるものと思っていましたが、どうやら内側の城壁上は先ほどのコンタル城を除いて歩けないようです。
    アビラも1周はできませんでしたが、やはりドブロプニクのように街を取り囲む城壁を歩いて1周できるところは多くはないようです。

  • 内側の城壁上は1周できませんが、二重の城壁の間は1周できます。<br /><br />ナルボンヌ門から反時計回りに周りました。

    内側の城壁上は1周できませんが、二重の城壁の間は1周できます。

    ナルボンヌ門から反時計回りに周りました。

  • ここにも小さなな門がありました。

    ここにも小さなな門がありました。

  • シテの外側の小道をサイクリングする人。

    シテの外側の小道をサイクリングする人。

  • 昨日の夜はこのあたりまで来たのかな?

    昨日の夜はこのあたりまで来たのかな?

  • 内側の城壁からの入口があったので入ってみると、先ほど入場したコンタル城の城壁の外に出ました。<br /><br />左側がコンタル城に入場する時に渡った橋。

    内側の城壁からの入口があったので入ってみると、先ほど入場したコンタル城の城壁の外に出ました。

    左側がコンタル城に入場する時に渡った橋。

  • こちらが今入って来たところ。<br /><br />昨日の夜は、あの入口付近から写真を撮ってたんですね。

    こちらが今入って来たところ。

    昨日の夜は、あの入口付近から写真を撮ってたんですね。

  • コンタル城下から。<br /><br />こうして見ると結構な高さである。

    コンタル城下から。

    こうして見ると結構な高さである。

  • オード門付近から見るコンタル城。

    オード門付近から見るコンタル城。

  • 外側の城壁上は、立入禁止になっている部分もありますが、上れる所が多くありました。

    外側の城壁上は、立入禁止になっている部分もありますが、上れる所が多くありました。

  • 片側は柵もないので、落下に注意です。<br /><br />写真やビデオを撮りながら歩くと結構危なかったりする。

    片側は柵もないので、落下に注意です。

    写真やビデオを撮りながら歩くと結構危なかったりする。

  • 朝一番で目指した畑の中のビューポイントはあのあたり。

    朝一番で目指した畑の中のビューポイントはあのあたり。

  • 残り時間もあまりないので、どんどん進む。

    残り時間もあまりないので、どんどん進む。

  • もうすぐナルボンヌ門。<br /><br />ちょうど時間となりましたので、カルカッソンヌの観光はこれで終了し、ホテルに預けたスーツケースを引き取って、カルカッソンヌ12:41発の列車でアビニョンに向かいます。

    もうすぐナルボンヌ門。

    ちょうど時間となりましたので、カルカッソンヌの観光はこれで終了し、ホテルに預けたスーツケースを引き取って、カルカッソンヌ12:41発の列車でアビニョンに向かいます。

  • 「ナルボンヌ」とは、実はフランスの都市の名前でもあります。<br /><br />アビニョンへ向かう列車はカルカッソンヌを出発して30分少々でナルボンヌに着きました。<br />ここから途中地中海を左に見ながらアビニョンを目指します。<br /><br />「春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 8日目(4/27) 後編」 に続く。

    「ナルボンヌ」とは、実はフランスの都市の名前でもあります。

    アビニョンへ向かう列車はカルカッソンヌを出発して30分少々でナルボンヌに着きました。
    ここから途中地中海を左に見ながらアビニョンを目指します。

    「春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 8日目(4/27) 後編」 に続く。

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