春の南欧・歴史＆地中海紀行2011 / ３日目(4/22) 前編と後編

2011/04/22 - 2011/04/22

内容盛りだくさんの今回の南欧の旅。
３日目はグラナダからバスで地中海に日帰り観光します。

「スペインで最も美しい村」にも選ばれた白い村フリヒリアナ、地中海を見下ろす城のある白い村サロブレーニャ、地中海のビーチと鍾乳洞のネルハを訪れようと思います。

まず、途中で寄ったサロブレーニャ編です。

※この旅行記の途中で「春の南欧・歴史＆地中海紀行2011 / ３日目(4/22) 中編」に飛びます。（また戻るけど）

エリア スペイン

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は昨日マドリッドからの長距離バスが到着したグラナダのバスターミナルから。

このバスターミナルはグラナダの鉄道駅から北へ約２kmと中心地から少し離れていますが、ホテルから徒歩で30分弱で行けました。

9：00発のバスでサロブレーニャに向かいます。

今日も相変わらず微妙な天気。

あれがシエラネバダ山脈か？
「シエラネバダ」とはスペイン語で「雪の多い山」という意味らしい。
確かにまだ雪をかぶっています。
アメリカのヨセミテもシエラネバダ山脈ですが、同名なのはスペインのシエラネバダ山脈に由来しているという説がある。

グラナダを出発して１時間弱、いよいよ地中海という頃こんもりとした白い村が現れます。

これがサロブレーニャ。

ところで本日の予定をお知らせしときます。
グラナダ9:00→9:55サロブレーニャ11:00→12:20ネルハ13:30→13:50フリヒリアナ15:30→15:50ネルハ15:55→16:10ネルハ洞窟17:00→17:10ネルハ18:00→18:45サロブレーニャ20:15→21:15グラナダ
この旅行の中でも最もせわしない１日です。

なお、バスの時刻表は下記のURLで出発地、到着地、利用日を入力すると検索できます。
http://www.alsa.es/portal/site/Alsa?portal.alsa.request.locale=en_GB

バス停から徒歩１〜２分のところにインフォメーションがあります。

ここで街の地図を入手する予定。

今日は金曜日ですが、よーく考えてみるとイースターホリデーなので祝日に当たるのかまだ開いてませんでした。

祝日は10:00〜13:30。

もう開くはずなのに10:05まで待っても開く気配なし。
さすがにのんびりしている。

地図はあきらめてこの街の城を目指します。

石畳は雨が降った形跡。

坂を上って行くと徐々に白い村の全容が見え始めます。

坂はやがて階段になりどんどん高度を上げて行きます。

それらしき案内の標識を頼りに上って行くと城の入口に到着。

入場料2.95ユーロ。
この入場券は街にある博物館も共通券になっているもよう。
この城の開園時間を確認するのを忘れましたが昼休みが14：00〜18：00という情報があるので行かれる方はご注意を。

城の名称は「Castillo Arabe」。

訳すと「アラブ城」となるらしい。

眼下に白い村が広がります。

城の上部です。

思っていたよりは広い。

城壁に上ると、眼下に見える地中海。

しかし海は心なしか哀しい色をしている・・・

こちらはこのあと向かうネルハの方向。

集落の家はやはり白が多い。

城は展望台の色合いが強く、室内の展示物などはないようでした。

崖の上に伸びる白い街並み。

青い空と海が見れれば素晴らしい風景なのですが・・・

11:00発のネルハ行きバスに乗るにはゆっくりはしていられなかったので、バス停に向かって下り始める。

白い壁には花や皿がかかっていたりする。

縦に並ぶ３つの扉が印象的。

11:00前、バス停に到着。

先ほどのインフォメーションはすでに開いていたが、バスの時間がせまっていたのでパスした。

バスの乗車券は写真左にある売場が開いていなかったのでバスに乗る時に払うよう。

ここでサロブレーニャ前編は終了。

「春の南欧・歴史＆地中海紀行2011 / ３日目(4/22) 中編」に続く。

ここからサロブレーニャの後編です。

ネルハから帰って来て、18:15発のバスまで約1:30の時間があります。

あの城には午前中上っていたので、今度はその周りを攻めてみよう。

白い村の急な坂。

車はここをあえぎながら上って行く。

それ以上に私はあえいでいる。

いい感じのトンネル。

反対側もやっぱりいい感じ。

城の崖下にも門がありました。

城まで上らなくても白い村は見渡せます。

ここは公園になっているようです。

見上げると城壁。

見えてきた地中海。

しかも、青い空と青い海。

ビーチの先端に大きな岩。

ヨッシャー！

こういう地中海を待っていたんだよ。

崖の上に白い村、青い地中海。

この先にも遊歩道が伸びているが、もう少しこの景色を見ていたい。

今、城に上ってたら絶景だろうな〜。

そうそうゆっくりもしてられないので街の方に戻ってみます。

泉なのか水道なのか。

よくわからんけど、絵になる。

街中の展望所。

実は午前中にも来てたけど・・・

青い海と白い村。

フリヒリアナには行けなかったけど、ここで許す。
（誰に対して言っているのだか・・・）

白い村にはやはり青が映える。

白い村にはもちろん花も映える。

最後に青い地中海を見れてよかった！

これで心おきなくこの村をあとにできる。

グラナダに向かうバスは徐々に谷間に入って行きます。

やがて山岳地帯に入りダム湖に沿って走ります。

こんなハイウェイが並行して走ってるってなかなか凄い。

バスがグラナダに着いたあと、一旦ホテルに帰ってからくりだしてきたここはサン・ニコラス教会。

でも見に来たのは教会ではありません。

目的はこっち。

ここはサン・ニコラス展望台。
アルハンブラ宮殿を眺めるのに人気の展望台です。

実は雨がぱらついてるけど。

サン・ニコラス展望台から見る夕暮れ時の市街地。

アルハンブラ宮殿の「アルカサバ」。

アルハンブラ宮殿の「ナスル朝宮殿」「カルロス５世宮殿」。

夜のとばりがおりゆくアルハンブラ宮殿。

「アルカサバ」と街の灯。

アルハンブラ宮殿と街の灯。

帰り道、雨上がりのアルバイシンの石畳。

ホテルに帰る時、街中ではこんなのがぞろぞろ歩いていました。

イースターパレード？

なんかKKK団みたいで怪しい。

なんかみこしみたいなものもやって来た。


今日は昨日のトレドに続き、予定していたフリヒリアナに行けませんでしたが、最後に青い地中海とアルハンブラ宮殿の夜景も見れて、満足いく１日でした。

この旅行記へのコメント （2）

• 豚のしっぽさん 2011/05/29 17:01:06

  有意義な１日

  キートンさん　こんにちは＾＾*
  
  サロブレーニャ　いいところですね〜
  
  実は私もフリヒリアナには行けずじまいでした＞＜
  
  旅行の計画段階で、まず何をどこをパスするのか。。。
  すごく悩みました。
  
  で、フリヒリアナは本当に行きたかったのですが
  日曜はバスが出てなく（ネルハまで）
  
  なので泣く泣くあきらめて帰国ーー；
  
  まだまだスペインには想いが残るので　
  また行けたらいいなぁ〜って思ってます
  
  シッポ

  キートンさん からの返信 2011/05/29 19:08:10

  RE: 有意義な１日

  こんばんは、シッポさん。
  
  フリヒリアナは同じくバス運休で行けなかったですね。
  サロブレーニャに寄らなければ、意地でも（タクシー使ってでも）行ってたかもしれませんが。
  サロブレーニャでは最後に晴れ間が見えて良かったです。
  
  > 旅行の計画段階で、まず何をどこをパスするのか。。。
  > すごく悩みました。
  数ある候補をパスして、アンテケラとエル・トルカルを残すあたりに、シッポさんのこだわりを感じます。
  実は私もグラナダからの日帰りでアンテケラという案もあったのですが、残念ながらパスしちゃいました。
  地中海も見たかったので・・・
  
  ところで大阪にスペインのバル巡りするほど店があるのですか？
  私の心残りのひとつはパエリアを食べれなかったこと。
  なかなか１人前では注文できないというイメージがあったので。
  ぜひ、お勧めの店紹介してくださいませ。
  （できれば、リーズナブルなところを）
  
  では、また。
  
  キートン