2011/04/23 - 2011/04/23
159位(同エリア546件中)
キートンさん
内容盛りだくさんの今回の南欧の旅。
4日目はグアディクスとアンダルシアのハイライト、アルハンブラ宮殿を訪れ今晩の夜行で移動します。
前編ではクエバという洞窟住居で知られるグアディクスを訪れます。
ここは今回の旅行の訪問地の中で最も情報が少なかった街。
どんなところなのかベールに包まれた地にドキドキで足を踏み入れます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日も出発はグラナダのバスターミナルから。
8:00発のバスで西方向に進路をとります。 -
今日も右手に雪をいただいたシエラネバダ山脈が見え隠れします。
-
グラナダを出発して1時間弱、定刻より少し早くグアディクスに到着。
幹線道路の脇のバス停で降りて、帰りのバス停を聞くのを忘れたので念のため対岸のバス停を確認しておきました。
バスの標識はあるものの時刻表とか全く表示がないのでちょっと不安・・・ -
幹線道路沿いに歩いて行くとカテドラル前を通り過ぎます。
グアディクスは一応「地球の歩き方」に1/3ページ程の紹介はあるものの、地図が載ってないのでYahooの地図をプリントアウトして、歩くルートを想定して描き入れて持って行きました。
このあたりは、グーグルマップの航空写真もあまり拡大できず、ストリートビューもないので、街の様子も全くわからない状況で来ました。 -
街の目抜き通りはいたって普通の街って感じで、歩道にはこんなのも立ってます。
思っていたよりは都会かなという感じ。 -
店先に無造作に置かれたカタツムリ入りのかご。
スペインでもエスカルゴは普通に食べられているのか? -
目抜き通りからはずれてくると、これまた普通の住宅地。
オレンジっぽい家の色に少し特徴があるくらい。 -
ある程度想定していたルートを歩いているとみつけた標識。
「あっちだ!」と言われてる気がしたのでそれに従った。 -
住宅もまばらになってきました。
カテドラルの塔が見えているのでそれほど遠くに来ている訳ではない。 -
そうこうしているうちに、クエバ(洞窟住居)の特徴的な煙突が現れ始めました。
-
これまたグアディクスの特徴的なごつごつした小山も見えてきました。
-
山に近い方がクエバもたくさん見られると思い坂を上って行きます。
-
白い塀の向こうに前面は白壁の洞窟住居になっているところが多そうです。
-
グアディクスは夏の暑さが厳しく、標高が1000m近くあるので冬の寒さも厳しい。
クエバ(洞窟住居)の内部は外気の影響を受けにくく温度変化が少ないので年中すごしやすいというメリットがあるらしい。 -
うろうろしているとよく犬に吠えられる。
あまり無理せず吠えられたら素直に退散する。 -
高台に続いていそうな小路を上ってみました。
-
振り返って息をのんだ。
突然開けた絶景。 -
イチオシ
いかにもグアディクスらしい小山とクエバの白壁と城壁とカテドラル。
この風景を目にして、すでにこの街まで足を伸ばしたのは大正解だったと確信しました。 -
この二つの小山に挟まれた城壁とカテドラルの遠景も絶妙の構図。
-
小山を1件で独り占めの家かな?
ある意味クエバの豪邸かも。 -
まだ上の方に行けそうなので先に進むことにしました。
-
途中には廃墟になったような穴がよく空いてます。
中に入るのはさすがに遠慮した。 -
だんだんワイルドなクエバになってきた。
-
反対方向には雪をいただいたシエラネバダ山脈も見えます。
-
イチオシ
だんだん高度感を増してきて街の全容が見えてきた。
「自分なりの絶景」をまたひとつ発見できた。 -
建築中のクエバ発見。
-
そのうちこんな舗装道を歩いて上っていました。
-
こっちの方向に煙。
のろしか?
この風景ならのろしであっても違和感なしだが・・・ -
ウワッ!
こんな立派な展望台出現!
クエバと山だけだと思っていたら想像以上に整備されてるやん! -
デザインもこの地にぴったしの煙突形やし。
-
展望台からは絶景には違いないが、真下のクエバはプライバシーに問題アリだな。
-
イチオシ
やっぱ、城壁とカテドラルは絵になる。
-
反対側は少し変化に乏しい気がするが山脈がきれい。
-
そろそろクエバを見ながら下山することにしました。
クエバの中の様子が見れないのが残念。 -
こちらはレストランなのかな?
まだ営業時間ではなさそうだが。 -
城壁が近付いてきました。
-
帰り道に見つけたCueva-Museo(洞窟博物館)。
もっと山の方にあって洞窟住居が博物館になってるのかと思っていたら、普通の建物っぽい。 -
「地球の歩き方」では、開館時間が土曜日10:00〜14:00になっていたのに違っていた。
今日はたぶん祝日になるので11:00〜14:00のオープン。
今10:30ですが、11:15にグラナダ行きのバスに乗らないといけないのでちょっと無理っぽい。
たぶん11:00ぴったしには開かないだろうし。 -
外壁くらいは写真撮っておこう。
-
タイルっぽいクエバの絵。
-
街かどの銅像。
偉い人なのかどうなのか微妙。
スプレーされてるし。 -
普通っぽい家屋もちょっとカラフル。
-
カテドラルに続く坂道。
-
塔が見えないけどカテドラル。
-
イチオシ
装飾が実に細かい。
こんな片田舎に置いとくにはもったいない。 -
イースターホリデーなのでなにか催しものがあるんでしょう。
-
こっちから見るカテドラルの全景は結構ダイナミック。
-
これが遠くからも見えていた塔。
なかなか重厚な塔です。 -
カテドラルに「MUSEO」となっている入口があったので入場できるようです。
先ほどの洞窟博物館に入場できなかったので入ってみました。
入場料3.5ユーロ。
残念ながら中は写真撮影不可。
今日まで世界遺産クラスのカテドラルや修道院を見てきたのでやはり若干見劣りはしてしまう。
ただ、多少美術館を併設していて展示物などもありました。 -
やはりこのカテドラルは外から見るのがよさそう。
帰りのバスの時間がせまってきたのでカテドラルをあとにした。 -
朝バスを降りたところの対岸のバス停に行ってみると定刻になってもバスが来ない。
定刻の何分か後にグラナダ行きらしきバスが通りかかったけど素通りしてしまったのであわてて100mくらい追っかけたけど止まってくれず。
やはりバスを降りた時のいやな予感は当たっていた。
近くの喫茶店みたいな店でグラナダ行きのバス乗り場を尋ねたら2件目でどうやらバスターミナルが他にあるらしい。
そりゃこれほどの街ならターミナルがあるのが普通か。
良くはわからなかったが教えてもらった方向に例の目抜き通りを歩いて行くと、写真の交差点に「estacion autobuses」の標識があった。 -
しかし標識を見かけたのはその交差点だけで、もう1件の店で聞いてようやくこのバスターミナルにたどり着きました。
問題は次のバスの時間。
今日の午後はなんといってもアルハンブラ宮殿が控えている。
次のバスは12:40発のグラナダ13:50着。
アルハンブラ宮殿のナスル宮殿の入場は16:00で予約してある。
その間2時間10分。まあ大丈夫か・・・
と思いきや、「アルハンブラ宮殿の入場についてのご案内」を読んでみると、「チケットのお受け取りは遅くとも予約時間の1時間前までに必ずお済ませください。1時間前を過ぎるとチケットが自動的にキャンセルとなりご入場できなくなります」なんて書いてある。
そんなの聞いてないよ。(自分が読んでないだけ)
それはかなり事情が変わってきた。
長距離バスターミナルからアルハンブラ宮殿入口まではかなり距離があり、3番か33番のバスから30番のバスに乗り換えないといけない。
グラナダに着いてから2回バスを待つことになる。
仮にグラナダに定刻の13:50に着いたとしてチケット受け取りのリミット15:00まで1時間10分。
順当に行けば間に合うはずだが・・・
こういう時は思った通りバスは遅れてやってきた。
グアディクスを15分程度遅れて出発したグラナダ行きのバス。
はたして無事にアルハンブラ宮殿には入場できるのでしょうか? -
ここでグアディクスのおさらい。
こんなとこ行く人がいるかどうかはわからないけど、行く人のために参考まで。
(個人的には行く人がいて欲しい、良かったので)
この地図はYahooの地図を拡大したもの。(グーグルマップより見やすいと思う)
長距離バスターミナルが幹線道路から少し入ったところなのでわかりにくいと思います。
ピンクのルートがたぶん私が歩いたであろうルート。(破線部はかなりあやふや)
カテドラルと城の位置はほぼ正確だと思われるが、展望台と洞窟博物館はかなりあやふやです。
私の経験上では中途半端なとこで降ろしてもらわないで、バスターミナルで降りた方が帰る時のために良いと思います。
(昨日、きまぐれでこっちに来ていたら宿に帰れないところだった。最終のバスで帰るプランだったので)
教訓ばかり続くこの3日間だ・・・
「春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 4日目(4/23) 後編」 に続く。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
春の南欧・歴史&地中海紀行 2011
-
前の旅行記
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 3日目(4/22) 中編
2011/04/22~
ネルハ
-
次の旅行記
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 4日目(4/23) 後編
2011/04/23~
グラナダ
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 1日目(4/20) 前編
2011/04/20~
セゴビア
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 1日目(4/20) 後編
2011/04/20~
アビラ
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 2日目(4/21)
2011/04/21~
マドリード
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 3日目(4/22) 前編と後編
2011/04/22~
アンダルシア地方
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 3日目(4/22) 中編
2011/04/22~
ネルハ
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 4日目(4/23) 前編
2011/04/23~
アンダルシア地方
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 4日目(4/23) 後編
2011/04/23~
グラナダ
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 5日目(4/24) 前編
2011/04/24~
モンセラット
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 5日目(4/24) 後編
2011/04/24~
バルセロナ
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 6日目(4/25) 前編・後編
2011/04/25~
バルセロナ
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 6日目(4/25) 中編
2011/04/25~
タラゴナ
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 7日目(4/26) 前編
2011/04/26~
カルカソンヌ
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 7日目(4/26) 後編
2011/04/26~
カルカソンヌ
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 8日目(4/27) 前編
2011/04/27~
カルカソンヌ
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 8日目(4/27) 後編
2011/04/27~
アヴィニヨン
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 9日目(4/28) 前編
2011/04/28~
カシ
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 9日目(4/28) 後編
2011/04/28~
カシ
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 10日目(4/29) 前編
2011/04/29~
レ・ボー=ド=プロヴァンス
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 10日目(4/29) 後編
2011/04/29~
アルル
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 11日目(4/30) 前編
2011/04/30~
エズ
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 11日目(4/30) 後編
2011/04/30~
モンテカルロ
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 12日目(5/1) 前編
2011/05/01~
ロクブリュヌ=カップ=マルタン
-
春の南欧・歴史&地中海紀行2011 / 12日目(5/1) 後編
2011/05/01~
モンテカルロ
-
ちょこっと寄り道ヘルシンキ2011 (5/2) 前編
2011/05/02~
ヘルシンキ
-
ちょこっと寄り道ヘルシンキ2011 (5/2) 後編
2011/05/02~
ヘルシンキ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 春の南欧・歴史&地中海紀行 2011
0
53