ス国再訪 9 KILCHOMAN蒸留所

2010/09/04 - 2010/09/14

アイラ島初日の最後の蒸溜所はキルホーマン（KILCHOMAN）蒸溜所です。農家型蒸溜所と言われている通り、農場の一角でウィスキー作りが進んでいます。

アイラ島の中で唯一海に面していない蒸溜所です。

エリア イギリス

キルホーマン蒸溜所へ続く道はシングルトラック。細くて見通しの悪い道を通って行く必要があります。当然のことながら蒸溜所関連の１０ｔトラックも頻繁に利用するので、すれ違うのも大変です。

無事到着。蒸留所へ続く私道が平らに整備されていて驚きでした。前回はでこぼこ道でひどかったです。

キルホーマン蒸溜所もグッズが充実しています。また、ここにはカフェもあるので軽食が頂けます。

キルホーマンブランド以外の蒸溜所オリジナルのモルトもあります。中身はボウモアでした。

食事施設が少ないアイラ島では、このようなカフェは重要です。

キルホーマン蒸溜所ではフロアモルティングが行われています。

ボウモア蒸溜所に比べると、根は少し長めでした。

ピートを炊く釜。

蒸溜所の規模に合わせ、糖化槽も小さめです。

こちらは発酵槽。発酵槽はステンレス製でした。

良い感じで若ビールが出来ていました。

独特な形状の初留器。小さいですがストレートな形状です。

こちらは再留器。ボール状の膨らみが特徴的です。

スピットセーフは意外にも開け閉めが自由。

熟成庫も小さめ。白い樽が、この蒸溜所の最初の樽です。

熟成庫はまだまだ余裕があります。これからが楽しみです。

蒸留所の隣には、自家栽培している大麦畑があります。大麦の収穫は９月後半からです。

キルボーマン蒸留所はとてものんびりした蒸留所でした。

この蒸溜所に来る時はいつも雨のような気がします。
シングルトラックに前線面がくっきり現れています。