ス国再訪 23 Balbrair蒸留所

2010/09/04 - 2010/09/14

２０１０年の夏に訪問したスコットランドの蒸溜所レポートを再開します。まずはインバネスからＡ９を北上し、Ａ８３６の脇にあるバルブレア蒸留所です。近くには有名なグレンモーレンジ蒸留所があるので、皆そちらに行かれます。しかしこの蒸溜所こそ美味しいモルトを提供する、最近人気の出てきた小さな蒸留所です。

エリア インバネス(イギリス)

蒸留所は北上するＡ９を左の内陸側に分岐したエダートン（EDDERTON）という小さな町にあります。実は古くからの創業の蒸留所です。

Ａ８３６を右に折れ、入江側に進むと蒸溜所の入り口が見えてくる

赤い煙突がシンボルの蒸留所です。

残念ながらビジターセンターなどはありません。

ウェアハイスも敷地内にあります。

すぐそばを走る線路からの眺め。鉄道に乗ると、グレンモーレンジ蒸溜所の次に見えてきます。列車好きからはシンボリックな存在かもしれません。

煙突もかなり巨大だ。

ミルマシーンは赤。バルブレア蒸留所は赤がキーカラーとなっています。

ロゴが独特位のデザインです。

発酵槽はステンレス仕上げです

少しずんぐりしたポットスチルが４基あります。うち１基はメンテンス中でした。

盛んに蒸留しています。

ウェアハウスは３段積みです。蒸留規模からすれば丁度よいサイズかも知れません。

鏡面の色で年代を管理していました。整然としていて美しい蒸留所でした。