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スコットランド蒸留所。アイラ島の蒸留所見学2ヶ所目はBRUICHLADDICH蒸留所です。<br /><br />この蒸留所も前回見学が出来なかっただけに楽しみの一つです。<br />BRUICHLADDICH蒸留所はアイラ島の西側に位置し、中心地BOWMOREの町から1時間くらい掛かります。<br />ボウモアの町の海を隔てた反対側なのですが、回り込んでいるので時間が掛かりますね。<br /><br />ブルイックラディ蒸留所の見学は10時、13時、15時の3回。事前の予約は必要ない。<br />見学は5ポンド。必見は、新しく稼動し始めたジンの蒸留器「Urgy Betty」と瓶詰め加工ライン。<br /><br />瓶詰めまで独自で行っている蒸留所はアイラ島ではここだけ。<br />昔ながらのアナログの蒸留器と真新しい瓶詰めラインの対比もまた楽しいです。<br />

ス国再訪 8 BRUICHLADDICH蒸留所

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2010/09/04 - 2010/09/14

343位(同エリア687件中)

menhir(メンヒル)

menhir(メンヒル)さん

スコットランド蒸留所。アイラ島の蒸留所見学2ヶ所目はBRUICHLADDICH蒸留所です。

この蒸留所も前回見学が出来なかっただけに楽しみの一つです。
BRUICHLADDICH蒸留所はアイラ島の西側に位置し、中心地BOWMOREの町から1時間くらい掛かります。
ボウモアの町の海を隔てた反対側なのですが、回り込んでいるので時間が掛かりますね。

ブルイックラディ蒸留所の見学は10時、13時、15時の3回。事前の予約は必要ない。
見学は5ポンド。必見は、新しく稼動し始めたジンの蒸留器「Urgy Betty」と瓶詰め加工ライン。

瓶詰めまで独自で行っている蒸留所はアイラ島ではここだけ。
昔ながらのアナログの蒸留器と真新しい瓶詰めラインの対比もまた楽しいです。

  • ブルイックラディ蒸留所はとても古い蒸留所だ。施設も古いまま利用しているので、かなりボロボロ。清潔感は有りますが、他のアイラ島にある蒸留所に比べるとちょっと残念だ。<br /><br />まあ、そこが逆にブルイックラディらしいのですけどね。

    ブルイックラディ蒸留所はとても古い蒸留所だ。施設も古いまま利用しているので、かなりボロボロ。清潔感は有りますが、他のアイラ島にある蒸留所に比べるとちょっと残念だ。

    まあ、そこが逆にブルイックラディらしいのですけどね。

  • 蒸留所裏にある樽熟成庫の前に並ぶ空き樽。フランス地方のアルコール添加ワインRIVASALTESの空き樽ですね。さぞ美味しいモルトが出来上がることでしょう。

    蒸留所裏にある樽熟成庫の前に並ぶ空き樽。フランス地方のアルコール添加ワインRIVASALTESの空き樽ですね。さぞ美味しいモルトが出来上がることでしょう。

  • ビジターセンターもおしゃれです。ちなみにビジターセンターへ入るドアが結構開けにくいです。

    ビジターセンターもおしゃれです。ちなみにビジターセンターへ入るドアが結構開けにくいです。

  • コンクリートむき出しの古い倉庫をちょっと改良した程度の作り込みですが、なんとも味わい深く楽しいです。<br /><br />アイラ島の蒸溜所は、ビジターセンターのグッズが充実していますね。日本ではなかなか手に入らないので、購入はおすすめです。<br /><br />特にブルイックラディのブランドカラーのエメラルドはとても上品で、マフラーやポロシャツなどは価値がありますよ。

    コンクリートむき出しの古い倉庫をちょっと改良した程度の作り込みですが、なんとも味わい深く楽しいです。

    アイラ島の蒸溜所は、ビジターセンターのグッズが充実していますね。日本ではなかなか手に入らないので、購入はおすすめです。

    特にブルイックラディのブランドカラーのエメラルドはとても上品で、マフラーやポロシャツなどは価値がありますよ。

  • ブルイックラディのビジターセンターにはたくさんのオリジナルボトルが並んでいます。樽買いではなくても、このようなボトルは作れるみたい。日本にもこのようなサービスがあっても良いですね。

    ブルイックラディのビジターセンターにはたくさんのオリジナルボトルが並んでいます。樽買いではなくても、このようなボトルは作れるみたい。日本にもこのようなサービスがあっても良いですね。

  • 蒸溜所限定のカスク。前回はハリソン・フォードのカスクでしたが、今回はスペインのギタリストのカスクですね。こういうサービスはブルイックラディしか行っていません。まさに蒸溜所限定カスクです。

    蒸溜所限定のカスク。前回はハリソン・フォードのカスクでしたが、今回はスペインのギタリストのカスクですね。こういうサービスはブルイックラディしか行っていません。まさに蒸溜所限定カスクです。

  • 早速蒸留所の見学です。<br />建物も古ければ、道具もかなり年季の入ったものばかりです。<br /><br />粉砕機に通した麦芽の量を手書きで記載しています。

    早速蒸留所の見学です。
    建物も古ければ、道具もかなり年季の入ったものばかりです。

    粉砕機に通した麦芽の量を手書きで記載しています。

  • こちら場ミルマシーン。ミルマシーンはどの蒸溜所も独自カラーにペイントしていますね。ブルイックラディはエメラルドカラーに塗られていました。

    こちら場ミルマシーン。ミルマシーンはどの蒸溜所も独自カラーにペイントしていますね。ブルイックラディはエメラルドカラーに塗られていました。

  • 原材料となる麦芽に関して、品種・収穫場所などが記載されています。なるべくアイラ島で手に入れる事を心がけています。

    原材料となる麦芽に関して、品種・収穫場所などが記載されています。なるべくアイラ島で手に入れる事を心がけています。

  • Mash-Tun(糖化槽)は天板がなく、外気にさらされていました。このような糖化槽はスコットランドではブルイックラディのみです。ゴミや虫などが入っても問題ないのでしょうか?

    Mash-Tun(糖化槽)は天板がなく、外気にさらされていました。このような糖化槽はスコットランドではブルイックラディのみです。ゴミや虫などが入っても問題ないのでしょうか?

  • Wash-Back(発酵槽)は蓋がありました。発酵過程では槽内が波打つくらい激しい活動をしますから、蓋がないと大変ですね。<br /><br />この発酵槽は最近新調したばかり。オレゴン松が真新しいです。

    Wash-Back(発酵槽)は蓋がありました。発酵過程では槽内が波打つくらい激しい活動をしますから、蓋がないと大変ですね。

    この発酵槽は最近新調したばかり。オレゴン松が真新しいです。

  • アイラ島の中では最も背が高い蒸留器。初留も再留も共に背が高く、驚きました。

    アイラ島の中では最も背が高い蒸留器。初留も再留も共に背が高く、驚きました。

  • すぐとなりにはジン用の蒸留器 Urgy-betty(醜いベティー)があります。<br />確かにモルト用の蒸留器に比べると不恰好です。

    すぐとなりにはジン用の蒸留器 Urgy-betty(醜いベティー)があります。
    確かにモルト用の蒸留器に比べると不恰好です。

  • 丁度、ハーツの取り出しの最中でした。再留の場合、蒸留した液の初めと終わりをカットし真ん中部分のみ使います。その切替は手で行います。実にアナログな作りです。

    丁度、ハーツの取り出しの最中でした。再留の場合、蒸留した液の初めと終わりをカットし真ん中部分のみ使います。その切替は手で行います。実にアナログな作りです。

  • 続いては見学用の熟成庫へ移動します。見学用とは言っても並んでいる樽はすべて製品用。敷地内にある熟成庫といった感じです。

    続いては見学用の熟成庫へ移動します。見学用とは言っても並んでいる樽はすべて製品用。敷地内にある熟成庫といった感じです。

  • かなり大きな倉庫です。

    かなり大きな倉庫です。

  • 有名なワイナリーの樽も有りました。個人買い付けをした樽がたくさんありました。

    有名なワイナリーの樽も有りました。個人買い付けをした樽がたくさんありました。

  • 樽を寝かす場所はやはり土がむき出しの地面です。大地の温度や湿度をリアルに感じながら熟成して行きます。

    樽を寝かす場所はやはり土がむき出しの地面です。大地の温度や湿度をリアルに感じながら熟成して行きます。

  • マッカランの樽やハイランドパークの樽など他蒸溜所の樽が眠っていました。ブレンデッドウィスキー用の試験用樽のようです。今回の蒸溜所見学では熟成庫の中に他の蒸溜所の樽をたくさん見かけました。

    マッカランの樽やハイランドパークの樽など他蒸溜所の樽が眠っていました。ブレンデッドウィスキー用の試験用樽のようです。今回の蒸溜所見学では熟成庫の中に他の蒸溜所の樽をたくさん見かけました。

  • 製品前に貯蔵される貯蔵槽。これは単に瓶詰めされるためのモノで、熟成させる機能はありません。

    製品前に貯蔵される貯蔵槽。これは単に瓶詰めされるためのモノで、熟成させる機能はありません。

  • 瓶詰めラインの様子。丁度オクトモアが瓶詰めされていました。手際良くどんどん詰められています。

    瓶詰めラインの様子。丁度オクトモアが瓶詰めされていました。手際良くどんどん詰められています。

  • こちらは出荷直前のオーガニック。ブルイックラディではオーガニック認証を受けた麦芽を使ってウィスキーを作っています。日本にはほとんど入って来ませんが、海外では高い評価を受けているようです。

    こちらは出荷直前のオーガニック。ブルイックラディではオーガニック認証を受けた麦芽を使ってウィスキーを作っています。日本にはほとんど入って来ませんが、海外では高い評価を受けているようです。

  • 見学が終了すると、試飲が待っています。今回は2種類のモルトを試飲させて頂きました。ブルイックラディの試飲の量は多いです。独特のグラスにたっぷり注がれますのでご注意下さい。<br /><br />これでブルイックラディの見学は終了です。続いてはキルホーマン蒸溜所へ向かいます。すぐ近くの蒸留所なのですが、回り込むため1時間は掛かってしまいます。

    見学が終了すると、試飲が待っています。今回は2種類のモルトを試飲させて頂きました。ブルイックラディの試飲の量は多いです。独特のグラスにたっぷり注がれますのでご注意下さい。

    これでブルイックラディの見学は終了です。続いてはキルホーマン蒸溜所へ向かいます。すぐ近くの蒸留所なのですが、回り込むため1時間は掛かってしまいます。

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