2009中東09　シリア(アパメア)　

2009/05 - 2009/06

まずはハマの『ガラージュ･ミクロバス』から『スッケルビーア』行きのミニバスで終点まで(35SP)。
スッケルビーア行き乗り場を2回くらいガセつかまされましたが、正しい場所へ行くと丁度ミニバスが出るところでした。

スッケルビーアでアパメア方面へのミニバスに乗り換えます。
ここではアパメア出身というおじさんにすんなりミニバスに乗せてもらいました(10SP)。
運転手さんに遺跡に行きたい旨を伝えておくと、遺跡への上り口で降ろしてもらえます。

そこから遺跡までは1キロほどありますが、地元の方がご親切に入口までバイクに乗せてくださいました。
「いくらですか？」と尋ねまくった自分が恥ずかしかったです。


『アパメア』は紀元前3世紀初頭にセレウコス1世によって造られた街です。
これほどの遺跡なのに、観光客がほとんどいません。
しかし入場料はきっちり要ります(150SP)。
そして、この日はとんでもなく暑く、途中で意識が朦朧となりました。
ムディーク城にも行くつもりでしたが断念しました。

エリア その他の都市(シリア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空

世界で一番美しいと言われる列柱通り。
全長2キロ弱あります。

雲ひとつない晴天

柱だけでなく上部もきれいに残っています。

屋根つきの『バッカス門』

誰もいません･･････

柱上部の『屋根を支えていた部分』が転がっています。

浴場跡

列柱通りの真ん中に建つ『奉納柱』

溝が斜めに彫られた柱。
これはアパメア特有のものだそうです。

どういうわけか、こんなところで携帯に日本からの着信。
液晶もまったく見えず、思わず応答してしまい、炎天下で通話します。
陰がまったく無いのです。

柱に彫られた溝の向きが、それぞれ隣の柱と互い違いになっています。

遺跡からも『ムディーク城跡』を眺めることが出来ます。


まだまだ見どころもあるようなのですが、あまりの暑さに倒れそうになり、帰路につきました。

遺跡から街へ降りる途中に、ムディーク城跡へ向かう道があります。
城跡には人が住んでいます。

行きたかったなぁ･･･。

街へ降りる途中で出会った子供たち。
人懐っこくてとても可愛い！

真ん中の子供の髪がフサフサしすぎな気がします…。
…ヅラ？


このあと街のレストランでコーラを一気飲みして、どうにか生き返りました。（水を飲め、水を）

この旅行記へのコメント （4）

• kummingさん 2024/12/22 20:32:46

  美しい♪

  ほんと美しい列柱ですね！
  5月でもそんなに暑いんだ(*_*)
  またも道なき処、バイク便でご到着♪ あっぱれでございます。小心者さんの乗り物は「善意号」とでも名付けようか、と思うこの頃…。
  子どものズラは人生初見です。

  小心者さん からの返信 2024/12/22 22:14:12

  しかし夜は寒い

  
  中東では人々の善意に助けられてばかりでした。
  いろいろとエラい目にも遭いましたが、シリアは本当に思い出深い国です。
  
  てか、やっぱアレ絶対にヅラですよね。

• ciao66さん 2009/08/08 18:55:48

  アパメアの列柱通り

  暑くて、コーラで生き返るとは、なんだか砂漠を歩いているような感じですね。
  列柱通りの写真はいつものように、元画像で拝見しましたが、大迫力！
  アレキサンダーの家来の時代というものが、よく残っていたものですね。
  そして、wikiでちょっと調べてみましたら、カエサルがここまで来ていました。
  最後の写真は微笑ましいですね。
  
  

  小心者さん からの返信 2009/08/08 19:25:30

  RE: アパメアの列柱通り

  この日はやたらに暑かったうえに、真昼間で陰がなくて･･･
  今回の旅行中で最も暑い一日でした。
  この後に訪れる『パルミラ』や『ペトラ』よりもはるかにキツかったです。
  町で飲んだコーラの美味しかったことといったら！
  
  しかし、この遺跡は『閑散さ』が一番の魅力かも知れません。
  遠い昔に思いを馳せてボンヤリするにはもってこいです。
  もう少し良い季節にまた訪れてみたいです。