2009中東05　シリア(アレッポ4　その他)

2009/05 - 2009/06

その他の地区の街歩きの様子と、食べたものをいくつか紹介します。
アレッポはいくつかの地区に分かれていて、それぞれで異なった雰囲気を味わうことができ、街歩きがとても楽しかったです。



アレッポからハマなどへ向かうバスのガラージュ(ターミナル)は、郊外に移転しています。
元のガラージュ跡から新ガラージュへのセルビスが出ています。

鉄道駅へは、町の中心から歩いて15分ほどです。



シリアの通貨･･･SP(シリアンパウンド)
1SP=約2.04円(2009年5月現在)

エリア アレッポ(シリア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空

町のシンボルの『時計塔』。
周りには多くのお店が並び、遅くまで賑わっています。

この辺りにはいくつかのソフトクリーム屋さんが並んでいるのですが、1個5SP～(コーンによって値段が違います)と、驚くような値段です。

小ぶりで、食後の口直しにピッタリ。

時計塔の近くにはジューススタンドの並ぶ一角があり、さんざん通いました。

目の前で果物をミキサーにかけて作ってくれます。
お店によって味が違いますが、どれもとても美味しかったです。
紙コップでの持ち帰りも可(要容器代)。

写真はミックスジュースsmallサイズ25SP

ジューススタンドの店員さん。
めっちゃ手際いいです。

宿の近くの広場。
この日は金曜日で、ほとんどのお店が閉まっています。

広場に面した美しいモスク

広場近くのお店のフルーツジュース。
こちらはテーブルでゆっくり頂けます。

こちらもミックスジュースのsmallサイズ25SP。
ストローに蝿たかってますが、そんなこと気にしとったら飢え死にです。

『ミラージュ･パレス･ホテル』そばの活気あふれる青空市場。

買い物に来ているのはほとんどが男性なので、悪目立ちしている様子。

ここでもやっぱりあちこちから｢写真撮って｣と声が掛かります。

時々写真のお礼だと言って、売り物を分けて下さいました。

すごい量のサクランボ

こちらから「写真撮らせてください」とは言えないキャラなので、全部『依頼』されて撮ったものです。

なので、こういうポーズも頼んだわけではありません。

この方、何だかとてもいい！

ていうか、撮影頼まれすぎて前に進めません。

そろそろおいとましたいんですけど…

地面に置いた木枠の中で鯰(？)が売られていました。

この木槌は鯰の頭を殴るための･･･??

まだまだ捕まります。

市場でいただいたもの。
「うひひひ」と思っていたら、同年代の男性が、この3倍ほどの戦利品を持って帰ってきました。

更にその後、若い女性が持ちきれないほどの果物や花を持って帰ってきました。

……。
若い女性に負けるのはそらしゃぁない。
しかし、おっさんにも負けるんかい…凹


この同年代の男性はジモピーにハマムに連れて行ってもらったり、めっちゃ満喫していました。
そんな男同士のふれあいはとても羨ましく思いました。

アレッポ駅に向かう途中にある大きな公園。

陽射しは強烈でも、木陰のベンチは涼しいです。

公園から駅方面にかけてはヨーロッパ風の建物が建ち並び、また雰囲気が違います。

公園で出会った男の子。

またもや迷子になった私を、二人で時計塔まで案内して下さいました。

ずっと｢ジャッキー･チェン｣と連呼しているので、
彼は日本人ではないことを教えてあげたところ、
｢じゃ、ブルース･リーは？ジェット･リーは？ユンピョウは？｣と質問攻めに合いました。

｢みんな日本人じゃない｣と言ったら、少しガッカリしている様子でした。
なんかごめん。

その公園のすぐ近くにあるアイスクリーム屋さん。
いつも人だかりができています。

今回の旅でたくさんのアイスクリームを食べましたが、ここのがダントツに美味しかったです。

少しの距離などものともせず、せっせと通いました。

アイスクリームの他にスイーツも売っています。

3ディップで25SP(この美味しさなのに安い！)。
店員さんによっては4～5ディップ盛ってくれたりします。

こちらは5ディップ。

お勧めのフレーバーは、果肉たっぷりの『チェリー』とヘーゼルナッツが丸ごと入った『コーヒー』です。

お店の男の子たち。
ちょいちょい摘み喰いしてそう（失礼）

時計塔近くにある食堂『ボルサイド』の『いんげんの煮込み』。

ここの煮込み料理はどれも50～70SPと安くて美味しく、滞在中ずい分通いました。

ラバシュ（パン）は食べ放題。
香草やピクルス、ラディッシュの載った皿は無料で付いてきます。

ショルバ(スープ)やピラフは30SP。
なんと、サラダは10SP！

同じく『ボルサイド』のチキン(ハーフサイズ)。
いつも店先で良い匂いを振り撒いて回っていて、つい釣られてしまいました。
ガーリックマヨネーズとサラダが付いて140SP。

香ばしくて美味しいですが、女性一人で食べきるのは難しいです。
しかもこんな状態で鶏を食べたことがないので、苦戦しました。
持ち帰りもできるので、部屋でなりふり構わず食べて吉。

別の食堂で食べた『肉の煮込み』40SP。

店によって少し内容が違いますが、香草や青とうがらしの載った皿は必ず無料で付いてきます。

このお店では食後のお茶が付いていました。

キリスト教地区の先の、ひときわお洒落な界隈にある
『パティスリーHANA』というお店のケーキ。それぞれ50SP。
店構えもお洒落でした。

ナッツは、『欲しいものを指差して50SP札を渡す』という方法で買っていました。

アーモンドとカシューナッツと殻付きピーナッツを食べましたが、どれも美味しかったです。

但し、ピーナッツの殻は石のように固いものもあり、食べるのがめちゃくちゃ大変でした。

この旅行記へのコメント （2）

• ciao66さん 2009/07/28 19:18:56

  食べ物・食べ物・・・・・

  アイスにジュースに食事もケーキもこんな値段でいいの？
  というびっくりの嬉しい値段ですね。
  そして、親切な道案内少年に出会えてよかったですね。
  彼にjudo,karate,Japanといえば、知っていたかも・・・
  

  小心者さん からの返信 2009/07/29 02:21:23

  RE: 食べ物・食べ物・・・・・

  物価については、トルコ＞ヨルダン＞シリア　といった感じで、とてもありがたかったです。
  
  
  男の子たちにはジャッキー･チェンが大人気な様子で、映画館でもカンフー映画が上映されていました。
  しかし、彼らにはどうも日本人･中国人･韓国人の区別は無いようでした。
  
  それと、『柔道』と『相撲』は言ってみたのですが、あまり認知されてませんでした。
  次回(があれば)、ぜひ『空手』を知っているかどうか尋ねてみます！