2009/05 - 2009/06
333位(同エリア588件中)
小心者さん
『ペトラ』は2000年以上も前に、交易の中継地として栄えたナバタイ人の都市です。
とにかくスケールの大きさに圧倒されました。
早朝から日没まで歩き回ると、主な見所はだいたい回れますが、翌日は使い物にならないほどヘトヘトになりますし、個人で回るといろんな見所を見落としてしまいます。
できれば何日間かかけて、更にできればガイドさんに案内してもらえば、もっと遺跡を堪能できたのにと思います。
【アンマンからペトラへ】
前日夕方、Jettバスのオフィスでペトラ行きのチケットを購入(6.75JD)。
翌朝6時30分、オフィス前からパスに乗り込みペトラへ向かいました。
Jettバスのオフィスは、宿泊していた『サンライズ・ホテル』から徒歩20分くらいでした。
ヨルダンの通貨・・・JD(ヨルダン・ディナール)
1JD=約140円(2009年5月現在)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
PR
-
Jettバス。
このときは空いていて、とても快適でした。
2シート使ってガッツリ爆睡。 -
途中休憩に立ち寄ったドライブイン。
地平線まで砂漠が広がっています。 -
バスはペトラ遺跡のゲート近くに到着しました。
ホテルを探すにはワディ・ムーサの街まで行かなければなりません。
Jettバスにおじさんに街までの距離を尋ねると、徒歩30分とのこと。
私の足ならきっと1時間コースでしょう。
「もうこのまま見学するか」とゲートに向かおうとすると、おじさんがホテルを紹介してくれるというのでお願いすることに。
連れてきてもらったのはワディ・ムーサにある『バレンタイン・イン』。
シャワー・トイレ付のダブルルーム、15JD。
角部屋で非常に居心地が良く、ぐっすり眠れました。
朝夕2回ずつ、遺跡までの送迎もあります。 -
ペトラへは明日向かうことにして、とりあえず昼寝。昨夜はかなりの睡眠不足でしたので。
15時頃から街をぶらぶら。
途中のホテルで声をかけられ、屋上から景色を見せてもらいました。
街の向こうにペトラの岩山が見えます。
「日本人が置いていった」という古いガイドブックもいただきました。 -
チェックイン時に知り合った同年代の日本人男性と一緒にホテルのビュッフェ(4JD)を美味しくいただき、早めに就寝。やっぱ同年代は落ち着きます。
(写真は二日目の使い回しです) -
翌日。朝7時の送迎サービスで遺跡へ。
ゲートで一日券(21JD)を購入しました。
この四角い石は、ゲートを入ってすぐ右側に見える『ジン・ブロックス』というものです。
精霊の石というような意味で、用途ははっきりせず、多分お墓だろうと言われているそうです。 -
岩窟墓『オベリスクの墓』。
-
シークと呼ばれる、岩と岩の裂け目の道に入ってゆきます。
-
まだ太陽が射さないシークから眺める岩山は、まるで雪を被っているかのよう。
-
両側に立ちはだかる壁の高さは、60~100メートルもあるそうです。
-
シークは広くなったり狭くなったり、日向になったり日陰になったりしながら1.5kmほど続きます。
-
独特の岩肌を見せる壁面。
-
朝早いためほとんど人がいません。
この静けさを味わうことができたので、ホテルに泊まって良かった、と思いました。 -
壁のところどころには、神を抽象的に表したといわれる『霊石』が彫られています。
-
-
『ラクダをひく男の像』。
-
-
水路跡。
-
シークの途中には、このように空が開け、木が生えている場所もあります。
-
ペトラではときどき鉄砲水が起きるので、これはそのための壁だと思います。
-
-
似たような写真ばかりですが、ついつい撮ってしまいます。
『エル・ハズネ』はもうすぐ。 -
こんな感じで『エル・ハズネ』が見えてきます。
感動せざるを得ない見せ方です。 -
崖を掘って造られたという霊廟『エル・ハズネ』。
アラビア語で宝物殿という意味なのだそうです。
高さ約40m、幅約30m。 -
まだ朝早いので、大部分が陰になってしまっています。
-
-
内部の様子。
-
エル・ハズネを後にし、
-
ファサード通りへと進みます。
-
ファサード通り。
岩をくり抜いた建物が並んでいます。
建物上部に彫られた階段模様は、死者の魂が天国に昇っていくためのものだそうです。 -
-
エルハズネも素晴らしいけど、こちらにも目を奪われます。
-
亀裂が入ったファサード。
上部には階段が造られています。 -
天然のものとは思えない岩肌の色と模様。
-
私はこの『ファサード通り』にかなり心を奪われてしまいました。
-
巨大な墓標のよう。
実際『墓』なんだからそのまんまですね。 -
ファサード通りを振り返ります。
-
-
その先にある墳墓群。
-
2〜3世紀に造られたという『ローマ円形劇場』。
-
-
5000人を収容できたそうです。
-
時間が経つに連れ、少しずつ観光客が。
しかしツアー客が到着するにはまだ早いのでチラホラです。 -
『大寺院』跡。
『エド・ディル』への体力温存のため、遠景でお茶を濁します。 -
-
『凱旋門』。
-
周囲の遺跡の大部分は地震で倒壊してしまったそうですが、この門は良い状態で残っています。
-
凱旋門の先にある神殿跡『カスル・アル・ビント』。
-
-
-
アーチの部分が崩れないのは奇跡のような気がします。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
'09 中東
-
2009中東02 シリア(アレッポ1 旧市街)
2009/05/~
アレッポ
-
2009中東03 シリア(アレッポ2 大モスクとアレッポ城)
2009/05/~
アレッポ
-
2009中東04 シリア(アレッポ3 キリスト教地区)
2009/05/~
アレッポ
-
2009中東05 シリア(アレッポ4 その他)
2009/05/~
アレッポ
-
2009中東06 シリア(デッドシティ1 セルジッラー)
2009/05/~
その他の都市
-
2009中東07 シリア(デッドシティ2 アル・バラ他)
2009/05/~
その他の都市
-
2009中東09 シリア(アパメア)
2009/05/~
その他の都市
-
2009中東10 シリア(ホムス)
2009/05/~
ホムス
-
2009中東11 シリア(クラック・デ・シュバリエ)
2009/05/~
クラック・デ・シュバリエ
-
2009中東12 シリア(パルミラ)
2009/05/~
パルミラ
-
2009中東13 シリア(パルミラ ベル神殿)
2009/05/~
パルミラ
-
2009中東14 シリア(ダマスカス1)
2009/05/~
ダマスカス
-
2009中東15 シリア(ダマスカス2)
2009/05/~
ダマスカス
-
2009中東16 シリア(クネイトラ)
2009/05/~
その他の都市
-
2009中東17 シリア(マアルーラ)
2009/05/~
マアルーラ
-
2009中東18 ヨルダン(アンマン)
2009/05/~
アンマン
-
2009中東19 ヨルダン(死海)
2009/05/~
死海周辺(ヨルダン側)
-
2009中東20 ヨルダン(ペトラ1)
2009/05/~
ペトラ
-
2009中東21 ヨルダン(ペトラ2)
2009/05/~
ペトラ
-
2009中東22 ヨルダン(ジェラシュ)
2009/05/~
ジェラシュ
-
2009中東24 シリア(ボスラ)
2009/05/~
ボスラ
-
2009中東25 シリア(カミシリからの国境越え)
2009/05/~
その他の都市
-
2009中東26 トルコ(マルディン1)
2009/05/~
マルディン
-
2009中東27 トルコ(マルディン2)
2009/05/~
マルディン
-
2009中東08 シリア(ハマ)
2009/05/01~
ハマ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ペトラ(ヨルダン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ '09 中東
0
51