2009/05 - 2009/06
5位(同エリア9件中)
小心者さん
『マアルーラ』は、アンチレバノン山脈の谷間にある美しい町です。
町には二つの修道院があり、住民のほとんどがキリスト教徒なのだそうです。
ダマスカスを出発してマアルーラに近づくと、車窓に荒涼とした岩山が見えてきて、その景観に圧倒されました。
**********
【ダマスカスからマアルーラへ】
マルジェ広場付近からセルビスで『ガラージュ・マアルーラ』へ。
行きのセルビスはガラージュまで直通でしたが、帰りは1度乗り換えてマルジェ広場付近まで戻りました。
『ガラージュ・マアルーラ』からマアルーラまではミニバスで約1時間(40SP)。
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マルジェ広場付近で親切な女性にセルビスに乗せていただくも、どう考えても違う方向に向かっているような気がして気が気じゃなかったです。
自分の方向音痴を棚に上げてナンですが、また『地○の歩き方』がやらかしてくれているのかと…
シリアの通貨・・・SP(シリアンパウンド)
1SP=約2.04円(2009年5月現在)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
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-
美しいマアルーラの街並み。
岩山の斜面に沿って家が建ち並んでいます。 -
まずは『聖テクラ修道院』を見学します。
ここはギリシア正教の修道院で、聖パウロの弟子の聖女テクラが迫害を逃れて身を隠した場所とされています。 -
修道院の門。
現在の建物は1930年代に建てられたものだそう。 -
入口には2枚のモザイク画。
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キリスト教を勉強してくれば、きっともっと感動したんだろうな。
キリスト教徒の義母からいただいた聖書…どこに行ったんだろう(罰当たり)
そう言えば義母に「ダマスカスに行く」と伝えたら、聖書のお話をたっぷり聴かせてくれました。
全て忘却していて恐縮です。 -
イエス・キリストとマリア様の絵が掲げられた中庭。
真ん中に泉があり、花々や木々も彩りを添えます。 -
岩山に抱かれるように建てられています。
崩れる心配はないのでしょうか? そわそわ。 -
礼拝堂の扉には彫刻。
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礼拝堂の壁のレリーフ。
アラビア語で何か書かれていますが、もちろん読めず。 -
これに至ってはまったく理解できません。
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階段を上って、奥にある聖女テクラのお墓に向かいます。
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聖女テクラのお墓。
中には岩の間から流れる聖水があります。
これ以上お腹を壊すと移動に支障をきたすので飲むのは控え、お腹にふりかけておきました。ご利益ありますように。
お腹こわしすぎてちょっと痩せてきたような気がします。 -
なかなかすごいところに造られています。
岩盤が余程硬いのでしょうか。そわそわ。 -
お墓の入口近くにあったモザイク画。
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テクラ修道院を後にして、もう一つの修道院に向かいます。
このような岩と岩の間の細い道を抜けていきます。 -
なんか楽しい!
電線が通り、途中に街灯があります。
点くか点かないか五分五分な感じ。 -
ここで男の子三人組に出会いました。
互いに互いを同国人だと思いこんで挨拶し、苦笑します。
ナッツ屋さんが食べさせてくれた殻付アーモンドが美味しかった! -
丘の上へと進むと『聖セルジウス修道院』があります。
こちらは、ギリシア・カトリックの修道院です。 -
修道院内部。
ここには世界最古と言われる教会があります。
ゼウス神殿だった建物を一部利用して建てられたとのことで、内部は興味深い造りになっていました。
(残念ながら教会内部は撮影禁止でした) -
写真が無いと全然記憶が蘇りません。
ザックリ「興味深い」で済まさず、もっとちゃんと記録しろ! -
修道院の方が、ワインの試飲を勧めてくださいました。
この修道院で作られているようです。
甘くてとてもフルーティーなワインでした。
すみません。飲み逃げです。 -
セルジウス修道院の裏には、古い住居跡が残っています。
このときは門が閉まっていましたが、カフェのおじさんが開けて下さいました。 -
丘からの眺め。
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あの看板に何が書かれているのか気になりますが、きっと読めないので行きません。
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あの特徴ある岩山が間近に見えます。
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けっこう落盤しています。そわそわ。
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住居跡も見学。
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部屋と部屋とを繋ぐ穴。
行ったり来たりして密かに楽しみます。 -
これはお墓でしょうか(喰いつく)
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丘の上から町を見下ろします。
教会もモスクも違和感なく混在しています。
背後にデカイ落石が迫る麓の家々は大丈夫なのでしょうか。そわそわ。 -
来た時にセルビスを降りた広場の日陰でボンヤリ待っていると、さっき道で会った中国人の男の子たちが「セルビスは下で乗るんだよ」と教えてくれました。
一緒に記念撮影し、下に向かいます。
フレンドリーで親切な彼らは、アラビア語を学ぶ留学生だそうです。
ミネラルウォーターを私の分まで買ってくれ、ダマスカスまで一緒に帰りました。
ガラージュ・マアルーラから広場へは何故かセルビスを乗り継ぎ・・・。
彼らがきちんと広場行きのセルビスに乗せてくれたので助かりました。
一人だったら絶対にワケのわからんところに行ってしまったと思います。
感謝!
全員の顔にモザイクかけたらなんか怖い写真になってしまいました。
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