かいさんのクチコミ(22ページ)全704件

ループエリアにあるオフィスビルで、フランク・ロイド・ライトが改修工事に携わったことで知られています。
広々としたロビーはため息ものの美しさ。中央にはゆるやかな曲線を描いてのびる階段。吹き抜けになった空間に、天井のトップライトから柔らかな光が降り注いでいます。
構造を支える白い骨組み、淡い色のモザイクの床、白い大理石の柱に金色の彫り、階段の手すりやトップライトに施されたの手の込んだ装飾、天井から何本も吊るされた照明・・・。すべてが優雅で美しい。本当に美しい。
普通に訪問するとロビーしか見られませんが、見学ツアーに参加するとアイアンの階段などにも上がれるみたいなので、じっくり見たい方はぜひ時間を調べていって見学ツアーに参加するとよいと思います。私も知っていたら参加したのですが。
またロビーに面したショップにはライトデザインのグッズを売っているお店もあるので、おみやげも手に入ります。
ライトのファンは必見のスポットです。

ミレニアムパークとグラントパークを結ぶ橋。
ジェイ・プリツカー・パビリオンと同じくフランク・ゲーリーによる設計です。
メタリックな素材で波打つようなデザインが特徴的で、橋自体も楽しめるのですが、橋を歩きながら高層ビル群を真正面に望む迫力ある景色も必見です。

シカゴには高層ビルがひしめいていますが、AONセンターはシカゴ3位、全米4位の高さ。
真っ白で細長い形の建物に直線のラインが入っていて、ここまで潔くシンプルだとかえって印象的です。
外壁の白は大理石ですが、なんとシカゴの寒さに耐えられず大理石のパ練がはがれおちてきて、当初の総工費の半額近い巨額の費用をかけて修繕したそうです。
シカゴの高層ビルには、現代建築の礎を築いたものが多いだけに、苦労エピソードが多く興味深いです。

リバーノースと呼ばれる商業地区にある、トウモロコシのような形のツインビルで、その形からコーンタワーという愛称で親しまれています。
高層マンションですが、駐車場や店舗、レクリエーション施設なども入っていて、この建物自体がひとつの町のようになっているそうです。
川沿いに建っていてユニークな形をしているのでとても目立ちます。

ミレニアムパークにあるフランク・ゲーリー設計の野外音楽堂。
ひとめでゲーリー作品だとわかるうねるようなメタリックシルバーの建物の前には、縦横無尽にパイプが張り巡らされ、広大な芝生が広がっています。みんな思い思いにくつろいでいて気持ちよさそうでした。
市民の日常生活にこういった名建築が溶け込んでいるのは素晴らしいですね。

チェイス・タワーの前にはシャガールのモザイク壁画があります。
お花もモザイク画にマッチしていて憩いの空間になっていました。
このあたりは摩天楼が林立するオフィス街なのに、アートや噴水やパラソルが置かれた広場があちこちにあって、こういう空間のゆとりが心のゆとりを生み出すのだと思います。

トウモロコシや大豆などの穀物の先物取引の中心となっているシカゴ商品取引所。
このあたりはニューヨークのウォール街と似た雰囲気で、ビジネスマンが闊歩しています。
この建物もとても大きく立派で威厳があるので、すぐに見つかります。

チューインガムの会社、リグレーの本社ビル。
モダンな建物が多いシカゴでは珍しく、白亜の壁に繊細な彫刻が優美なルネッサンス調の建物。2つの建物が橋で結ばれており、その間の広場には噴水もあって、ちょっとした憩いの空間になっています。
街のランドマークともいえる時計塔もお見逃しなく。

シカゴを代表する新聞、トリビューン紙の本社ビル。
1922年に「世界で一番美しいオフィスビル」をコンセプトに公募されたというだけあって、ネオゴシックの美しい建物です。
壁には世界各地の有名建築の破片が埋め込まれているというのがユニーク。
ニューヨークの旧ワールドトレードセンターやパリのノートルダム寺院などたくさんありましたが、「日本の神社」というざっくりした説明のものも・・・。いろいろ探してみると面白いです。

ミシガン湖に桟橋のように突き出したところにある複合商業施設。
といっても私はショッピングスポットとしてではなく絶景スポットとして訪れました。
先端のほうまでどんどん歩いて行って振り返ると、摩天楼の高層ビル群がミシガン湖面に映って絵になります。
ここからクルーズもいろいろ出ているので、これに乗ればもっといい眺めだと思います。私は時間がなかったので乗れませんでしたが。

シカゴ4位（全米5位）の高さを誇る建物。
94階には展望台、95階にはレストラン＆バーがあります。
最初は展望台に上る予定だったのですが、夜ごはんを食べそこねたので、バーに行って軽食をとりながら夕景～夜景を眺めることにしました。

ループエリア方面は高層ビル群が見下ろせ、反対側の眼下にはリンカーンパークの緑が広がり、ミシガン湖畔のビーチも見えます。

時間の変化とともに景色が変わっていくのでずいぶん長時間粘ってしまいましたが、まわりのお客さんたちもみんな同じように写真を撮りにウロウロしていました。
バーだと思うとまったく落ち着けませんが、軽食やドリンクがいただける展望台だと思えばOK。

超絶景スポットで人気があるので、席を確保するには暗くならないうちから早めに行っておくことをお勧めします。

旧シアーズ・タワーという名称のほうが有名かもしれません。
高さ442m、シカゴで一番高い建物です。
というか少し前までは全米一高い建物だったのですが、ニューヨークのワン・ワールド・トレード・センターに抜かれて現在は全米2位。
私はジョン・ハンコック・センターの展望台に上るつもりだったので、ここの103階の展望台には上りませんでしたが、1階ロビーにはポップなアートが飾られ、光もたっぷり入って、かっこいいオフィスビルでした。

ミレニアムパークはシカゴ市民の憩いの公園。
公園の南側からは、プルデンシャルタワー、AONセンター、AQUAなどの建物が望めます。
公園の中にも面白いものがいろいろ。
クラウン・ファウンテンは、さまざまな人の顔が映し出されて、ときどき口から水が噴き出る仕掛け。子供たちが水遊びに興じていました。
クラウドゲートは、豆の形をししているので、通称「ビーン」という愛称で親しまれています。
ステンレスのピッカピカの鏡面に摩天楼と緑が映り、近づけば自分の姿も映り、くぼみの中に入れば不可思議にゆがんだ形でいろんなものが映ります。
シカゴの必訪スポットです。

夜は滝のライトアップが21時から、花火が22時から（花火は金曜のみ）楽しめます。
クルーズ乗り場近くの展望台に着いたらもうすぐ花火が始まる時間になっていて、展望台はものすごい人だかりになっていました。なんとか滝が見えそうな位置を陣取ったところでさっそく花火がスタート。
しかし花火の出来は正直いまいち・・・。1発1発が単色で形もいびつなのは仕方ないとしても、何発があがるうちに空中に煙が充満してきて、ついには空が真っ白に霞んで滝も花火も見えず、ただパーンパーンと爆竹音がするだけという有様。
花火が終わった後もしばらくは滝がまったく見えず、こんなことならもっと早めに来てライトアップを楽しんでおけばよかったと思いました。

ナイアガラの滝は毎日21時からライトアップされます。周辺の建物だけでなく、滝そのものもライトアップされています。
アメリカ滝からカナダ滝方面に歩いていくと、虹の七色に彩られたアメリカ滝が見えてきました。時間とともにライトアップの色は変化するようです。カナダ滝も黄、緑、紫などに彩られていました。
ライトアップとなると馬蹄形のカナダ滝よりも一直線のアメリカ滝のほうが見映えがいい気がしました。
金曜22時からは花火もあがるので両方楽しめますが、花火のあとは白い煙が充満してライトアップが見えにくくなるのでご注意を。

9:45のホーンブロアー・クルーズのチケットを前日に買ってあったので、乗り場に直接向かいました。船も大きいけど乗客もものすごい数で長蛇の列。どの程度の遅れを最初から織り込んでいるのかよくわかりませんが、10:15くらいに出航しました。もはや何時のチケットを持っていてもあまり関係なさそう・・・。

デッキの手すり沿いはすでに埋まっていて、真ん中の一段高い部分に何とか滑り込みました。船上もぎゅうぎゅう詰めです。

船はアメリカ滝の前を通ってだんだんカナダ滝に近づいていきます。展望台から見ていたときには滝からだいぶ離れたところで止まっていたように見えましたが、乗ってみるとかなりの勢いで水しぶきが飛んできて、やはり滝の威力はすごいと思いました。しばらくすると向きを変えてもとの場所に戻ってきました。

混雑にはちょっと辟易しますが、ナイアガラの滝に来たらこれは外せない、王道のアトラクションだと思います。

ナイアガラの滝のアメリカ側とカナダ側を結ぶレインボーブリッジ。
車だけでなく歩いても渡ることができます。
徒歩で橋を渡って国境越えできる場所なんてそうそうないので、国境越え体験をしたくて渡りました。
言うまでもなくパスポートは必携です。私の場合はビザも持っていたので、余計にドキドキしました。
橋の途中に国境を示す看板がありました。
橋の上からは右手にスカイロンタワーやカナダ側のホテル群、正面がカナダ滝、左手にはアメリカ滝があり、展望台の様子も見えます。
ナイアガラの滝の全景が少しずつ角度を変えて見えるので、どの展望台よりもここが一番のビュースポットと言えるかもしれません。

その名のとおり、滝を裏側から見られるアトラクションです。
カナダ滝の真横が2階建ての展望台になっていて、大量の水が垂直に落ちてくるのを目の当たりにすることができます。
トンネルには2か所穴が空いていて、滝を真裏から見ることもできます。
穴から覗くのは近すぎてかえって感動しにくいのですが、展望台は迫力があって楽しかったです。

カナダ滝近くの展望台。ナイアガラの滝にはさまざまな見どころがありますが、テーブル・ロックに行かない人はいないでしょう、という定番の場所。
広々とした展望台になっていますが、手すりに寄ればカナダ滝をすぐ眼下に見ることができるので、すごい迫力です。
近くに他のアトラクションやレストランもたくさん集まっています。

アフリカのビクトリアの滝、南米のイグアスの滝と並んで世界三大瀑布の1つに数えられる、言わずと知れた有名なナイアガラの滝。
私は先にイグアスの滝に行ったことがあり、ナイアガラの滝が2番目でした。
規模や迫力は圧倒的にイグアスの滝に軍配が上がります。やっぱり行く順番は重要で、先にナイアガラの滝に行っていればもっと感動したんだろうな、と思ってしまいました。
しかし、ナイアガラの滝はさすがアメリカ＆カナダだけあって、アトラクションが充実していて、さまざまな角度から滝を楽しめるよう演出が工夫されていると感じました。