与一さんのクチコミ(34ページ)全1,520件

　氷清水から下ると水が現れ、すぐに不動滝の上に出て、滝の落ち口の横に鎖場があり、先に下っていた人が並んでいます。短い鎖場を降りると、幕岩のトラバースで鎖があり慎重に下っていきます。
　あたりは、紅葉が始まっていて水流に沿ってゴロゴロした岩を下ると、登山道が分かれて沢の左右を渡って下っていくと、滑滝を鎖で下るところで行列が出来ていて、２本ある鎖を交互につかんで下っていきました。

　上福岡駅の東口から続く通りを進むと福岡中央公園があり、周囲は団地が立ち並んでいます。通りを北東に進むとKDDIの研究所やふじみ市役所があり、元は上福岡市役所でした。その先には大日本印刷の工場もあります。

　洞窟観音から坂を下っていくとバス通りに出て、少し先に高崎観音山温泉錦山荘の入口がありました。急な坂を上っていくと、駐車場の先の階段を上ると立派な構えの錦山荘に着きました。
　帳場で温泉博士10月号を見せると日帰り入浴料金600円が無料になり、古い木造建築の急な階段を上ると昔の鉱泉の成分表があり、メタ珪酸含有と書いてあります。脱衣場には、籠が並んでいて貴重品用のロッカーがあり、浴室に入ると正面の湯船の先に高崎の市街が見えて、湯船には上からやや不透明の加温した源泉が掛け流されていています。
　浴室は広い窓があり明るい雰囲気で、テラスに出ると椅子があり高崎市街の堤防の上を走る車が時々光っています。湯船に浸かってテラスで涼んで１時間ほど温泉に入っていると、高崎市街の上の意外な位置に稜線が見えてきて赤城山の地蔵岳のあたりだと分かりました。湯上りに階段の下にある休憩所があり、自動販売機で宇治抹茶モナカ(150円)を買っていただきました。
　高崎の奥座敷といった感じで、地元の人が車でやってきますが、高崎駅から気軽に来られる眺めのよい穴場の温泉といった感じで、大いに満足しました。

　ぐるりん観音山線にバスから降りると、すぐ上が高崎観音でみやげ物屋の先の急な坂を上ると橋の下を通って、上の広場に慈眼院があり、太鼓橋を渡ると高崎白衣大観音で、見る方向により表情が変わる気がします。観音像の裏から料金300円で中に入って肩まで上ることができますが、遠くの山は見えないので、上るのはやめました。

　カッパピア跡地を通って坂を上りきると観音山頂で、慰霊碑のある駐車場の一角から高崎市街が一望でき、春は桜の名所になるようです。
　駐車場から高崎観音への参道は尾根道で、土産物屋が両側に並んでいて、すぐに先ほどバスから降りたバス停に着きました。

　戸隠牧場からさらに進むと戸隠キャンプ場で、オートキャンプ場が整備されていて、戸隠山を望む広いキャンプ地ですがテント一張1,000円は山の上で考えられません。地図を見ると戸隠キャンプ場バス停はさらに先で、キャンプ場の入口の先の橋を渡った場所にあり、長野駅からのバスがちょうど到着したところでした。

　大洞沢に沿って下っていくと、だんだんと傾斜が緩やかになり、橋で対岸に渡った先に牧場の境の柵があり、人が通れるだけの幅の通路があります。広々とした牧場の中を進むと、少し離れたところ牛がいて、再び柵を通ると乗馬体験が出来る観光牧場になっています。牧場から振り返ると迫力のある戸隠山が聳えています。

　福岡中央公園から北に進み、新河岸川に向かって下っていくと福岡河岸記念館があるので寄っていきます。川岸に船着場があり、坂を上ったところに明治時代に建てられた回船問屋の建物が残っていて、記念館になっています。入場料100円を払って中に入ると母屋と離れ建物に入れて、帳場から居間と仏間があり、天井が低く頭をぶつけそうです。奥に土間の台所があり、縁側を通って木造３階建ての離れに行くとガラス戸越しに庭が見られます。２階、３階は老朽化しているため月に１回だけ公開されています。
　新河岸川は、荒川の支流ぐらいに思っていましがたが、江戸時代から、東武東上線が開通する大正半ばまで、川越からの物資を江戸まで運んだ歴史があり、往時の賑わいを想像してみました。

　福岡河岸記念館に寄ってから新河岸川を渡り、古くからある集落を抜けて、水田の中にある城北埼玉高校の前を通って、国道２５４号線のバイパスに出て、フットサル場の隣に広い駐車場のある小江戸はつかり温泉に着きました。
　玄関を入るとコイン不要の靴箱があり、券売機で平日料金650円の券を買って受付に出すと、設備修理中でドライサウナが使えないとい言われます。広い食事処の先に浴室の入り口があり、偶数日と奇数日で男女が入れ替ります。脱衣場のロッカーもコイン不要で、浴室に入ると濃い温泉特有の臭いが漂ってきます。
　内湯は、やや熱めの広い湯船と、ぬるめの湯船がありどちらも、循環式ですが茶褐色の温泉が使われいて、かなり濃い塩味です。
　露天に出ると一段高いところにぬるめの源泉を掛流した円形の湯船があり、長いこと浸かっていられて、一段下は、加温して熱い広い岩風呂があり、濃い源泉が使われいます。
　隣には井戸水を使った壷湯が４つあり、そのうち２つが強弱の電気風呂で、強い方に入ってみると電気の強さが周期的に変わって３種類のパターンがあり他にはない施設です。壷湯の隣は寝湯で、さらに奥の洞窟風呂は座ってテレビが見られるようになっています。内湯のドライサウナは整備中ですが、奥にスチームの塩サウナがあり、冷たい水風呂もあり、スーパー銭湯にあるジェットやマッサージ湯を省略して、温泉の湯船のシンプルな施設になっています。
　露天の湯船と水風呂、電気風呂を往復して１時間ほど入って出ると、出入り口の近くに別料金の岩盤温熱快汗房があり、手前に休憩室があるので、枕の部分が傾いた簡易シートで３０分ほどうたた寝をしました。駅から遠いですが料金650円で温泉がふんだんに利用されていて、よい施設だと思います。

　戸隠山は、天の岩戸の伝説の地で、岩戸を開けた天手力雄命（あめのたぢからおのみこと）が祭神とのことで、手前に九頭竜神社があり、背後には戸隠山の岩山が見えています。神仏混交の頃は、参道の両側に寺院が並んでいたようですが、遺構はあまり残っていません。

　長野からのバスを降りて、戸隠神社の奥社に向かいます。参道に入ると下って川を渡って鳥居をくぐるとゆるやかな上り坂の真っ直ぐな参道に並木が続いています。途中に萱葺きの随神門があり、並木が杉並木になり、北に向き変えて最後は石段になって奥社に着きました。

　八方睨から戸隠山頂に向かうと、片側が断崖絶壁で、蟻の塔渡り・剣の刃渡りのナイフリッジが見下ろせます。小さなピークを越えて、少し上ると戸隠山の山頂で、八方睨よりわずかに高い戸隠山の最高地点で、朝通ってきた杉並木の先の奥社を見下ろす位置にあります。

　高妻山の山頂で１時間ほど展望を楽しでいると、戸隠キャンプ場から登ってきたひとが到着し、山頂を後にして下っていくと、続々と山頂に向かうひとが続いていて、急な斜面で平らなところで待って下っていきます。行きに下ったところは登りになり、ピークが多いので時間がかかります。
　六弥勒で弥勒尾根を分けて、少し進むと五地蔵山の看板があり、少し登ると妙高山から黒姫山、飯綱山の展望が広がっています。行きは気がつきませんでしたが、地形図の五地蔵山のすぐ南側のピークが五地蔵山1,998mとなっています。

　十阿弥陀から岩稜を進むと高妻山の最高地点で、この日の一番のりでまだ誰も到着していません。前夜の雨が山頂付近では冷え込んで凍り霧氷のようになっています。最高地点の岩は三角点より１メートルほど高く、尾根の先には乙妻山が聳えていて、十一阿閦、十二大日、十三虚空蔵がありますが、往復で２時間かかり、西側から雲が流れて展望が悪くなりそうなので行くのはやめて、高妻山の山頂で１時間ほど大休止しました。

　お助け桜から相俣ダムの建設で新しくなった三国街道に出て橋を渡って進むと日枝神社があり、寄ってみると、平らな広場に本殿と舞台があり、下の集落から参道が上がってきています。元は集落の裏の高台にあった神社の裏側に新しい集落が出来たようです。

　日枝神社から少し上ると芝生が広がっています。今まで歩いてきた道は、中部北陸自然歩道に指定されていました。その先に枝が折れてなくなっていますが桜の大木があり、上杉謙信の逆さ桜で、サクラの鞭を逆さに地に挿し、それが芽吹くか否かで戦況を占ったとのことです。
　逆さ桜があるあたりは、相俣ダムで出来た赤谷湖に面した赤谷湖記念公園で遊具があり、赤谷湖が見渡せます。ダムの建設で湖の下に沈んだ猿ヶ京温泉は、対岸に移転して、台地の上に見えています。

　川俣ダムから赤谷湖に沿って遊歩道を進みます。車が通らない静かな道で、途中の沢には橋がかかっていて、快適に歩いていけます。途中でボート乗り場を下に見て、対岸には猿ヶ京温泉のホテルが見えています。湖の奥の橋の先に滝が落ちていて、坂を上ると温泉街の一角に出ました。

　湯宿温泉に入れなかったので、猿ヶ京温泉に向かうことにします。バスの通りを歩いていくと、一軒宿の赤岩温泉の先で分かれている旧道に入ると、対岸に大きな施設があり、テニスコートがありますが、人はあまりいません。何かと思ったら「みなかみ町新治Ｂ＆Ｇ海洋センター」で、骨格だけの三角の屋根は簡易テントのプールで、現在は夏季のみの屋外プールになったようです。

玄関を入ると、地元の物産を売っていて、券売機で３時間650円の券を買って、靴箱の鍵と交換にロッカーキーを渡されます。
　廊下を進むと脱衣場があり、露天風呂があり、高台にあるので赤谷湖がよく見えます。浴室に入ると内湯は広い湯船で、無色透明の湯で循環式なのであまり温泉らしくありません。他にぬるい湯と、ドライサウナと小さいながら三角形の水風呂もあります。
　露天風呂は３つあり、岩風呂やジャグジーになっていて、生憎小雨が降ってきて、赤谷湖が霞んできました。１時間半ほど温泉に入って、２階の食堂に上がって、端の方で次のバスの時間までうたた寝をしました。温泉は、あまりインパクトがなく、公共の施設にしては、料金が高めな気がしました。

　相模原北公園の体育館の隣に、湯楽の里　相模・下九沢温泉がありました。広い駐車場の先の玄関を入り、100円返却式の靴箱の鍵を受付に渡して、平日料金700円を払うと清算用のリストバンドを渡されます。廊下を進むと脱衣場には100円返却式のロッカーが並んでいて、浴室に入ると内湯はスーパー銭湯の湯船の配置で、ドライサウナ、水風呂、ジェット、座風呂、寝風呂が並んでいて、一部が電気風呂になっているトルマリン風呂と、マイクロバブルのシルク風呂が並んでいます。
　露天に出ると、源泉掛流しの円形の湯船があり、アルカリ単純泉のやや色がついた温泉が使われいて、一段下の広い岩風呂に温泉が溢れています。源泉を掛流している２つの壷湯があり、青空と日の光が差していい気分です。
　１時間ほど入ってからいったん上がり、２階に上がるとソファーと畳敷き休憩室があり、畳の上で１時間半ほど昼寝をしてから、再び露天の壷湯に入ると夕日に輝く雲が綺麗でした。料金700円で源泉掛流しの温泉に入れて、広い休憩室もありゆっくり出来る施設でした。