茶褐色の温泉

4.0
旅行時期：2013/10（約12年前）

by 与一さん（男性）

川越クチコミ：17件

　福岡河岸記念館に寄ってから新河岸川を渡り、古くからある集落を抜けて、水田の中にある城北埼玉高校の前を通って、国道２５４号線のバイパスに出て、フットサル場の隣に広い駐車場のある小江戸はつかり温泉に着きました。
　玄関を入るとコイン不要の靴箱があり、券売機で平日料金650円の券を買って受付に出すと、設備修理中でドライサウナが使えないとい言われます。広い食事処の先に浴室の入り口があり、偶数日と奇数日で男女が入れ替ります。脱衣場のロッカーもコイン不要で、浴室に入ると濃い温泉特有の臭いが漂ってきます。
　内湯は、やや熱めの広い湯船と、ぬるめの湯船がありどちらも、循環式ですが茶褐色の温泉が使われいて、かなり濃い塩味です。
　露天に出ると一段高いところにぬるめの源泉を掛流した円形の湯船があり、長いこと浸かっていられて、一段下は、加温して熱い広い岩風呂があり、濃い源泉が使われいます。
　隣には井戸水を使った壷湯が４つあり、そのうち２つが強弱の電気風呂で、強い方に入ってみると電気の強さが周期的に変わって３種類のパターンがあり他にはない施設です。壷湯の隣は寝湯で、さらに奥の洞窟風呂は座ってテレビが見られるようになっています。内湯のドライサウナは整備中ですが、奥にスチームの塩サウナがあり、冷たい水風呂もあり、スーパー銭湯にあるジェットやマッサージ湯を省略して、温泉の湯船のシンプルな施設になっています。
　露天の湯船と水風呂、電気風呂を往復して１時間ほど入って出ると、出入り口の近くに別料金の岩盤温熱快汗房があり、手前に休憩室があるので、枕の部分が傾いた簡易シートで３０分ほどうたた寝をしました。駅から遠いですが料金650円で温泉がふんだんに利用されていて、よい施設だと思います。