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中筋遺跡は榛名山の麓にある古墳時代のムラの様子が分かる遺跡です。1500年前の榛名山の大噴火で、麓にあったムラは一瞬にして火砕流に飲み込まれ、分厚い火山灰に覆われてしまいました。そのため、普通の住居址では耕作などにより地表近くの遺構が削られてしまった状態で見つかることが多いのに対し、この中筋遺跡では完全に当時のままの姿で保存されていました。現在は調査で分かったことを基に住居が復元されていて、中に入ることもできます。

国指定史跡である総社古墳群の一つで、７世紀前半に造られた方墳です。石室に入ることができますが、入口の穴が小さく、穴をくぐってすぐのところに段差があって、中が低くなっているので、ちょっと入るのに苦労します。小柄な私でも、担いでいたリュックを下して、膝をつき、かがんでくぐらなければなりませんでした。ここに来るときは汚れても良い服装がおすすめです。しかし、苦労して石室に入る価値はあると思います。宝塔山古墳の石室に比べて少し荒々しい造りの石室を見ると、時代による技術の進歩を感じることができます。

国指定史跡である総社古墳群の中で最も古い時期、５世紀後半に造られた古墳です。前方後円墳であることから、５世紀にはこの地域にヤマト政権と強いつながりがある有力豪族が存在したことが分かります。当時は葺石で覆われ、古墳上部には祭祀跡も見つかっているようですが、現在は普通の丘のようにしか見えません。春の花がたくさん咲いていて、近所の子ども達の遊び場になっていました。

高崎市保渡田町、井出町に広がる広大な歴史公園です。園内には国指定史跡の保渡田古墳群やかみつけの里博物館、土屋文明記念文学館等があります。交通の便がそれほど良くはないので、車で訪れるのが便利です。前橋ICから15分ほどです。公共交通機関利用なら、高崎駅と前橋駅からバスが出ていて、どちらも30分ほどかかります。

久能山東照宮にある重要文化財の神社です。とは言っても、東照宮の建造物のほとんどが創業当時から残る建造物で、重要文化財となっています。大山咋命（おおやまくいのみこと）を御祭神としています。国宝の御社殿のすぐお隣にあり、御社殿に行くときは必ず前を通ることになります。

アクセスは２つ方法があって、山下から1159段の石階段を登って行く方法と日本平から日本平ロープウェイを使って行く方法です。石階段は1159段と言っても段差は小さく、20分ほど頑張れば登ることができます。ただし、あまり日陰がないので、熱中症には要注意です。私が行ったときも春先でしたが、熱中症らしき人が担架で運ばれて行きました。水分をしっかりと補給して、休み休み無理なく登った方が良さそうです。また、小さなお子さんだけを先に行かせる家族連れが多かったのですが、崖側の柵はそんなにしっかりとした柵ではないので、お子さんがまだ来ない家族を気にして、柵に寄りかかって覗き込んだりしていると、落ちるのではないかとハラハラしました。十分注意してあげてくださいね。

羽衣の松などの観光の中心地からは徒歩で20～30分ほどと少し離れているので、歩けないことはありませんが自転車や車で行くことをお勧めします。この灯台だけが目当てならば30分歩く価値はないかなと思います。(個人的見解です)　灯台は海と富士山が見える太平洋岸自転車道沿いにあるので、美しい景色を眺めながら自転車で行くのがいいと思います。自転車なら10分ほどです。ただし、灯台は自転車道の海側ではなく、陸地側にあるので、海側の景色に見とれて見逃さないように気をつけてください。私は一度スルーしてしまいました(笑)

三保半島の先端で、観光の中心地から離れたところにありますが、立ち寄る価値はある場所だと思います。ここから見る富士山は、三保松原に負けず劣らず美しいです。対岸の清水港と真崎灯台越しの富士山を見ることができます。また、釣り客がたくさんいる海岸まで行って、海を覗いてみると、その透明度にびっくりします。
自転車で行く人は、太平洋岸自転車道から行く場合はひたすら先端を目指せばたどり着くことができます。折戸湾側の自転車道から行く場合は、途中で砂だらけで自転車では進めない場所が出てきて、行き止まり感があるのですが、自転車を押して先に進み、ダートの道を行けば、真崎の方にまで出られます。

JR清水駅から自転車を借りて三保松原観光をしている際に立ち寄りました。折戸湾沿いに続くハーバーブルーラインという自転車道沿いにあります。ハーバーブルーラインは海水浴場手前くらいで一旦途切れ、この先に進んでも大丈夫なのかな？という感じになっているのですが、進んで大丈夫です。その先も道は続いています。水上バスで来る人は、水上バスが着く桟橋のすぐお隣です。春先だったにもかかわらず、マリンスポーツをする人々で賑わっていました。

ご神木の羽衣の松に来臨した神々が神の道を通って御穂神社に行くとされているため、神の道を抜けた先に神社があります。立派な松の大木が立ち並ぶ神の道を抜けて鳥居が見えてきたときは、厳かな気持ちになります。神社は夫婦和合・縁結びのパワースポットでもあります。

御穂神社に続く約500ｍほどの松並木の道で、ご神木の羽衣の松に来臨した神々が御穂神社に行くために通る道とされています。神の道の松の木は樹齢200～300年の巨木が多く、歩いていると厳かな気持ちになってきます。ちなみに、この道は歩行者専用なので、自転車は押して歩きましょう。

羽衣伝説の舞台となる松で、現在の松は三代目になります。三代目というから大したことないかと思っていましたが、結構立派な木で感心しました。松林の中の遊歩道沿いにあって、案内板があるのですぐに分かります。この木に降臨した神々が神の道を通って御穂神社に行くという言い伝えから、神の道の入口もすぐ近くにあります。

三保松原海岸では、羽衣の松近くの海岸や鎌ケ崎に観光客が集まっていますが、私のおすすめは八木地先と呼ばれる富士山眺望地です。看板等が出ていないので、Gマップのナビ頼りで向かい、最終ポイントはGマップでもずれているのではないかと思います。Gマップのナビで近くまで行って、段丘のある海岸を慎重に降りて行き、その近くで一際海に突き出した場所が八木地先ではないかと思います。綺麗に弧を描いた美しい海岸線と松林越しの富士山を見ることができます。人が少ない穴場スポットです。

三保半島の先端近くから興津近くまで、折戸湾のほぼ全域にわたる広大な港です。河岸の市や清水マリンパークから三保半島方面に出港する水上バスや遊覧船の他、巨大なクルーズ客船まで、様々な船が入出港している賑やかな港です。

JR清水駅からシェアサイクルで三保の松原に向かう途中に立ち寄りました。駅から自転車で10分くらい、徒歩なら20分ほどで行くことができます。水上バスの乗り場などがあります。海に突き出した広場からは、清水港越しの富士山が綺麗に見えて、絶好の富士山ビューポイントになっています。

地獄谷野猿公苑の入り口から道沿いの下方にずっと並行して流れている川になります。野猿公苑の温泉近くでは川原の方まで下りて行くことができます。温泉の中でまったりしているお猿さんとは違って、川の近くにいるお猿さんたちの動きは活発で、すぐ近くで両方を楽しめるのが魅力です。

公共交通機関を利用して長野駅からバスでアクセスするなら、「スノーモンキーパス」がお得です。24年２月現在の価格では、長野駅からの往復バス代が3800円、野猿公苑の入苑料が800円で、「スノーモンキーパス」が4000円なので、400円お得になります。スノーモンキーパスは長電の長野駅でも購入可能ですが、長電の駅はバス停とは反対サイドにあるので、電子チケットで購入するのがおすすめです。

地獄谷野猿公苑の手前にある温泉で、後楽館という１軒宿があります。山道を20分ほど歩かねばならず、周りには何もない、崖と渓流に囲まれたまさしく秘境の温泉地です。後楽館の露天風呂は猿と一緒に入浴できるということで人気があり、宿泊の予約をとるのが難しそうですが、日帰り入浴もやっているそうです。ただし、露天風呂は野猿公苑に向かう道や、地獄谷温泉の見どころである間欠泉からまる見えなので、日中に入浴するのは勇気が要りそうです。

耕心館は江戸時代から続く豪農の邸宅で、現在は瑞穂町が管理して展示ギャラリーや社会教育施設として利用しています。屋敷内には喫茶室もあり、旧家の趣が残る室内で食事やお茶を楽しむことができ、庭園には多種多様な野草が可憐な花を咲かせています。
場所はJR八高線箱根ヶ崎駅から徒歩20分、コミュニティバスも出ています。駐車場は隣接する瑞穂町郷土資料館けやき館と共用で40台ほど停められます。

瑞穂町の自然や歴史、産業についての常設展示があり、時折企画展などが催されています。私が行ったときは、ひなまつり展が行われていました。ひなまつり展は毎年開かれているらしく、隣接する耕心館と合わせて展示され、とても華やかで、見応えがありました。特につるし雛が見事でした。