xiaomaiさんのクチコミ(4ページ)全459件

台南北門区にある有名な南鯤鯓代天府から五府千歳を分霊し祀るようになった、300年ほどの歴史を有する廟。日本時代末期に一度廃廟となったが、1946年に再建され、現在ある建物は1971年に建造されたもの。この廟の最大の特徴は、嘉義で最古の八家将組織である「－如意振裕堂」があること。最近では祭りの場で年に数度しか見ることができなくなってしまっているが、以前は非常に大きな影響力のある組織であった。八家将の像のほか、屋根飾りや壁画など、非常に見応えがあるものが多い。ただ、ここは場所がわかりにくい。位置的には台湾銀行嘉義店の裏手にあり、国華街にある細い道を入っていたところにある。

嘉義駅から徒歩1分で、電車に乗る前に気軽に利用できる鶏肉飯の店。正直あまり期待をしていなかったが、とてもおいしかった。周りを見渡すと、地元の人らしき人ばかりで、台北に戻ってから、嘉義出身の知人に尋ねたら、学生時代によく利用した店だと言っていた。このように、地元の人に愛される店のようだ。鶏肉飯のほか、蒜泥白肉も注文した。たっぷり目のニンニクで食すこの豚肉料理も美味だった。難点をあげれば、店員であるおばさんたちの大きな話し声だが、これは台湾ではごく普通にあること。

100年ほどの歴史を有する媽祖廟。この廟で祭りがあり、その時に訪れ、北投地域の人々の篤い信仰を受けている印象を持った。廟内で地元の高齢者が座っておしゃべりをしていて、台北市内にありながら、非常にローカル感のある廟だ。ここには、白い玉（ぎょく）で造られた媽祖像がある。これは中国遼寧省で塑造され、2018年にこの廟に迎え入れられたものだ。MRT淡水線奇岩駅あるいは北投駅から徒歩で数分の距離にある。北投温泉を訪れた際、ちょっとした時間があるなら、立ち寄ってみるのもいいだろう。

宜蘭出身の友人に勧められ利用した。葱油餅は油っこいものが多く、あまり好んで食べないが、ここのはそれほど油分が強くなく、おいしく食べられた。ただ、注文を受けてから焼き始め、その工程も丁寧なため、若干時間がかかる。なお、卵を追加した方が、よりおいしく食べられる。それから、飲まなかったが、この店は仙草茶も販売していて、けっこう人気があるようだ。微糖と無糖がある。無糖の仙草茶はあまり売られていないので、健康志向の人にはとてもよい。阿宗という有名なアイスクリーム店のすぐ近くにある。

猫空へ行くたび、この店の前を通ることはあったが、そのまま通り過ぎるだけだった。ずっと気になっていたので、今回利用してみた。結果的に、美しい山並みが見える席で、香り豊かなコーヒーとよく焼けたワッフルを楽しむことができた。ここでは2匹の猫が飼われている（もしかしたらそれ以上いるかもしれない）。大きい方の猫は人懐こく、触っても嫌がらない。しかし、店員によると、客の靴を噛んだりいたずらをしたりすることがあるらしい。そのためか、その猫の名は「壊壊」。天気がよければ、ぜひ行ってみることをお勧めする。

台北動物園の近くから出ているロープウェイに乗って気軽に行ける猫空。そこには多くのレストランがある。今回は味に定評がある阿義師的大茶壺茶餐廳に行ってみた。春節中で窓際の席はすべて予約済みだったが、なんとか席を確保できた。ただ、画像でおわかりになるように、景観が楽しめるはずの席には薄汚れたビニールがかけられていて、この状態なら、道路側の席の方がいいかもしれないと感じた。肝心の料理は、価格は高めであるもののおいしかった。茶の生産地であるため、茶葉を使った料理も供される。本来ならば、茶も楽しみたかったが、そうすると客の回転率が悪くなるためか、春節中は提供されていなかったのが残念。ロープウェイ猫空駅からは、周りの景観を楽しみながら徒歩で10分以内。

全国展開する朝食店で、台南西門付近にも最近オープンした。冬季の台南旅行で、朝は気温が下がるため、寒く感じる路上ではなく、室内で食せる店を探して見つけた。三越新天地から徒歩で至近の距離にある。味は期待していなかったが、予想以上においしく、滞在中2度利用した。今後の台南旅行でもここへ行くことになるだろう。路上で食べることに抵抗がある人にとって、この店はいい選択になる。メニューも豊富にあるので、何度通ってもさまざまな味が楽しめる。

山中にある媽祖を祀る廟。住所は三峽区だが、台北郊外にある有名な観光地三峽老街からだと、車で20分ぐらいかかる。バスでも行けるが、下車後、40〜50分ほど山道を歩かないといけない。このように、外国人観光客には交通の不便なところにあるが、廟そのものの規模はとても大きく、休日の参拝者は少なくない。山中にあるため、景観が美しく、自然を楽しむことも可能。春には桜を愛でることもできる。ただ、近辺にレストランやコンビニなどは一切ない。

1662年創建の、五府千歳を主祀する廟で、ここから分霊された神像が多いため、「全台五府千歳開基総廟」という異名を持つ（ただし、五府千歳開基総廟と呼ばれる廟は他にもある）。観音殿には巨大な観音菩薩が祀られている。ここは台湾民間信仰の場ではあるが、参拝以外の目的で訪れる人も多い。それは「十八層地獄」と「天堂秘境」と呼ばれる、いわば遊園地のアトラクションのような施設見学だ。簡単に言えば、前者が勧善懲悪を促すためのもので、子どもはお化け屋敷だと思うかもしれない。後者は死後天国に迎えられて以降の様子を見ることができる。どちらもアナウンスは台湾語のみで、説明書きは中国語だけ。言葉が理解できなくても、地獄の恐ろしさと天国の穏やかさは感じられる。ただ、交通の便はあまりよくない。台南駅からだと、片道90分ぐらいは見ておいた方がいい。

台南の友人に連れて行ってもらった火鍋料理の店。店主が祭りに参加する団体の代表を務めているらしく、店内を見渡すと、その関係者と思われる客が多かった。とは言っても、一般客も多く、非常に繁盛している。台南の料理は甘口であることがよく知られているが、この店のスープも甘めで塩気は強くない。ただ、調味料の「沙茶」の好みは人によりけりで、自分も台湾に来て間もない頃は苦手な食材の一つだった。もし賑やかな雰囲気が嫌いな場合は、やめておいた方がいいかもしれない（人によってはうるさく感じる場合もある）。

内門紫竹寺は観音菩薩を主祀する寺院で、300年以上の歴史を有し、外地からも参詣に来る人々が多い。観音菩薩の父である「妙莊王（武功尊王）」を副祀しているのが特徴。廟の前には大きな広場があり、普段は地元の子供の遊び場になっている。「宋江陣」という祭典の際に登場する団体があるが、その発祥地はこの内門。すぐ近くに、6000平方メートルの広さを持つ紫竹公園があり、のんびりすることができる。時の流れが非常にゆっくりとした内門で半日を過ごすのもよい。台南や旗山からバスが出ているが、本数がとても少ないので、その時間確認はしっかりしておきたい。

高雄県内門にある小さな店。店主の奥さん曰く、「片田舎にあるけれど、味は一品」。今まで食べたアヒル肉で、確かに最もおいしく感じた。この美味なアヒル肉を食したかったら、昼の時間帯、遅くとも夕食時間帯前に行ったほうがよさそうだ。実際に利用したのは16時ごろで、アヒル肉の麺を食べ、とてもおいしく感じたから、アヒル肉だけを追加注文しようと思ったところ、すでに売り切れてしまっていた。ただ、交通の便はあまりよくなく、短期間旅行者が利用するのは困難かもしれない。それでも、この店を紹介したいと思ったのは、ひとえにそのおいしさだ。内門を訪れる外国人観光客はほとんどいないが、もし行くのであれば、ぜひ立ち寄りたい店だと感じる。なお、アヒル肉そのものは台湾各地でよく食べられるもので、内門に行かずとも食せる。

刀削麺と呼ばれるコシのあるうどんのような麺、味のしっかりした牛肉、トマトが加えられた濃厚なスープ。これがこの店の看板商品である牛肉麺で、非常に美味。また、この店の炒飯も絶妙な味わい。ただ、炒飯は昼食や夕食の時間帯以外では提供されない。他の客が注文したトマトスープ麺が間違って運ばれてきて、食べ始めた後に、自身が注文したものではないことに気づいたことがあったが（料金は請求されなかった）、これもとてもおいしかった。他の店よりは多少値がはるが、味を考慮すれば、十分受け入れられる。店があるのは、オフィス街の路地を入ったところにある商店街の中で、台北の人々の生活が感じられるエリア。

今回の旅ではスーツケースを使用したため、荷物の一時預かりをする必要があった。出口改札を出て、右側へ行くと、ロッカーがあるが、3時間を超えて預ける場合、「行李房」を利用した方が安くなる。その場所は出口改札を出て、左側へずっと進み、駅の反対側へ行くための陸橋に上がるエレベーターのあるところまで行くとある。やや探しにくく、利用者が少ないようだ。ただ、休憩時間を取るので、それには注意。以前、どこかでも書いたが、台中に宿を取り、彰化へは日帰りにすれば、荷物を預ける手間が省ける。

タウナギは台湾南部のグルメで、麺と一緒に炒めたものがよく食される。台北でも食べられる店はあるが、台湾で一番好きなタウナギ炒麺はこの店ので、台南へ行けば必ず食す。観光客にも人気があり、食事時に行くと、長い列に並ばされ、座った後も20分以上待たないと食べられないこともある。今回は11時前に行ってみた。すると、すでに数組の先客がいた。恐るべし、進福。値段は高めだが、タウナギがたっぷり入っていて、食べ応えがある。もともと高めの設定だが、さらに値上げされて230元になっていた。ここまで上がると、手頃な価格だとは言えなくなってくる。それでも、ここで食べないと後悔するから、今後も食べ続けるだろう。

台南へ行くと必ず立ち寄る肉ちまきの店。台南出身で台北に住む、味にうるさい友人もここのは好んで食べる。以前は100元あれば、食事ができたが、世界的なインフレにより、値上げを余儀なくされている。肉ちまきは今回も持って帰りたいと思うほどの味だった（重量があるのでそうしていない。宅配便利用可）。台湾北部の人は台湾南部式の生米を直接蒸して作るちまきをあまり好まないが、日本人の口には合うと思う。いつも注文するイカのとろとろスープは今回、酸味が強かった。人が作るのだから、毎回同じというわけにはいかないのだろうが、それにしても酢を入れすぎではないかと感じた。でも、次回も必ず注文するお気に入りメニュー。

国家二級古蹟に指定されていて、台湾では数少ない伽藍式の建築の寺。ぜひ見学したいと思い、過去に数度訪れていたが、新型コロナウィルス感染予防のため、どこよりも長く非公開状態が続いていて、中に入ることができずにいた。今回ついに内部に入ることができたのだが、期待を大きく下回る見学となった。まず歴史が感じられない。仏像も新しく塑像されたもので、日本の古刹のように歴史ある仏像を拝めるわけではない。台南駅などからバスで行けるが、本数が多くない。唯一いいと思われたのは人の少なさと静けさだが、そのような場所は他にもある。台南滞在時間が少ない人はあえて行かなくてもよいように感じる。

台南から友人が来て、猫空へ行った。この日は旧暦新年の5日目。台北は翌日から天気が崩れるとの予報があり、多くの人が各観光地へと繰り出した。猫空もその一つで、一般のロープウェイは30分待ち（床が透明なクリスタルキャビンはもう少し長い）。運賃120元はやや高い気もするが、変化に富んだ景観が楽しめるし、4kmを超える乗車距離があり、交通手段というよりはアトラクション。子供も高齢者も皆楽しそうに乗車していた。終点の猫空駅は海抜約300mに位置し、台北の街を見渡せる。悠遊卡があれば、それでそのまま乗車できるが、ないとチケットを列に並んで購入しなければならない。友人は持っていなかったため、その列に並ぶことに。なお、1枚の悠遊卡を複数人で使用することはできない。台湾旅行の際は悠遊卡はやはり必需品。

MRT双連駅から程近く、周りにも飲食店やコンビニがあって便利。客室はこの価格帯にしてはこぎれいで、バスタブがついているのが日本人にはうれしい点。しかも、バスタブに枕がついているからゆっくり入浴できる。中国語でコミュニケーションをとったため、フロント職員が日本語ができるかどうかは不明。少し離れた部屋のグループの話し声がはっきり聞こえたから、廊下や客室内で大きな声で話をするのは避けたほうがよいと思われる。

ミシュラン・グリーンガイドおすすめのレストラン。とは言っても、台湾によくある、庶民的な感じ。価格も手頃。もともと台南に行ったらよく行く、他のショーロンポーの店に行こうと思っていたのだけれど、友人自身もよく食べに行くというこの店へ。顔立ちの似ている中高齢の女性が2人、お会計のところには60代と思しき男性。たぶん家族経営なのだと思う。注文したのはショーロンポー、酸辣湯、銀絲卷、キャベツの炒め物。どれもおいしかった。ショーロンポーは言うに及ばず、銀絲卷のおいしさが印象に残っている。酸辣湯の辛味もよかった。林百貨店から徒歩で10分以内。