toshibaa45さんのクチコミ(31ページ)全6,289件

吉水神社入口の鳥居の前にある1300年の歴史を持つ寺院です。金峯山寺の巽(東南)の方向を守護する役目を持っています。本堂よりも目立つのがどこなく異国を感じさせる美しい多宝塔。塔内には大日如来が祀られているようです。枝垂れ桜は満開を過ぎていましたが気持ちよいひとときを過ごせました。

吉野を代表する金峯山寺を少し過ぎた右手にあります。
吉野山の桜や自然、歴史、文化、修験道、行事などを写真や模型を使い解説している施設で観光案内所も兼ねています。しかしながら閉館中。コロナの感染対策とのことですが、すでに花見客であふれているというのに、いったいいつまで閉館しているのでしょうか…。マップや観光パンフが必要な方は事前に近鉄吉野駅前の観光案内所に立ち寄っておいた方がいいです。

まさに圧巻の姿です。修験道の総本山で吉野山の象徴とも言えると思います。実に横幅45m、高さ34mの巨大さで木造建築としては東大寺の大仏殿に次ぐ大きさだそうです。もちろん国宝に指定されています。これは一見の価値ありありです。

吉野山登山もまだまだ序の口の黒門過ぎ、“歯がため関屋地蔵菩薩”の文字に惹かれちょっと参拝。歯の健康、歯痛の御利益があるって珍しいですよね。
お地蔵様は約500年前の室町時代に造られたもの。毎年6月の虫歯予防週間には健康祈祷した歯ブラシやお餅が配られるようです。おもしろい！

吉野駅を降り、ロープウェイ乗り場の脇を抜け、“七曲り”に出たところにある神社です。もちろんロープウェイに乗ってしまうと行けませんのであしからず。立派な朱の鳥居ですが階段を上がってみると小さな小さなお社があります。修験道の霊峯である大峰山への入口にあたり、この神社で身を清めてから登拝するようです。

奈良県立万葉文化館に隣接している資料館。カフェやショップの入った建物の2階が展示室となっていますが…ショボ…。農機具や古民具が何点が展示されていましたが、たったこれだけ？という感じ。もちろん無料ですがわざわざ時間をかけて訪れる価値は微妙だと思います。

近鉄吉野線飛鳥駅前にある“道の駅飛鳥”内にある農産物直売所です。遠方からの旅行者としては野菜はちょっと買いづらいので果物でもと思っていたら、ちょうど明日香村のブランドいちご「あすかルビー」が旬のようで店頭に並んでいました。もちろん1パック購入。お値段は写真のもので税込496円。宿での夕食後にいただきました。翌日の分を残すつもりでしたが、おいしすぎてあっという間に食べ切ってしまいました。

29代欽明天皇陵墓。陵名は檜隈坂合陵。明日香村内では最大の前方後円墳で全長約140ｍ、後円部径72m、前方部107ｍというかなりの大きさです。地上から眺めただけでは全体像は掴めませんが、地図や航空写真だとよくわかります。広々として開放感があるきもちよい場所でもあります。猿石のある吉備姫王墓が隣接しているので合わせてどうぞ。

欽明天皇陵に隣接する吉備姫王墓内にあります。全4体。猿石と名付けられていますが彫られているのは猿というよりは人の顔に近いです。個人的には映画やゲームに登場する“ゴブリン”っぽいなと思いました。通説では渡来人ということになっているようです。わざわざ見に行くようなものではないかなと思いますが、「明日香村埋蔵文化財展示室」にはレプリカが展示されています。

欽明天皇陵の南西角に隣接しています。欽明天皇の孫にあたるお方。35代皇極天皇で推古天皇に次ぐ2人目の女性天皇でもあります。天皇の陵墓としては小ぶりですが“猿石”があることで知られています。猿石は近くの田の中から掘り起こされたものだそうです。

近鉄吉野線飛鳥駅前にある観光案内所です。一応“道の駅飛鳥”内にありますが、道の駅が道路を挟んで分断されているのでちょっと分かりにくいです。観光案内所というより土産物屋かという感じですが、ちゃんとスタッフがおり、観光パンフ類も充実しています。

高松塚古墳の南側に隣接していますが、あまり目立たないので立ち寄る方は多くはないと思います。この日はたまたまガイド付きの“団体さん”がいましたが…。42代文武天皇は天武天皇と持統天皇の孫にあたるお方です。遺跡名は栗原塚穴古墳となります。

訪れたのが3月下旬だったので、きれいな棚田は見られませんでしたが、その代わり菜の花と桜が見られました。自転車で回ったのでゆっくりと思う存分景色を堪能できました。青々とした稲が育ったらどんなに美しいことか。次回はぜひその時期に来たいと思います。

飛鳥川の源流、奥明日香という魅惑的な名に釣られ自転車で行ってみました。稲渕の棚田や両集落に伝わる綱掛神事で使われる男綱、女綱などは見所の1つですが、私が気になるのは明日香川沿いの幹線道路から一本入った集落そのもの。実にのどかでいい所でした。旅していていつも思うのは世界どこにでも暮している人がいるんだなということ。楽しいサイクリングができました。

奥明日香、稲渕集落に伝わる綱掛神事で使用される勧請綱です。集落入口の明日香川に架かる勧請橋近くに男性器を模した稲藁が吊り下げられています。そしてとなりの栢森集落の明日香川に吊られているのが女綱。女性器を模した藁です。男綱と女綱で一対となっています。どちらもただ眺めるにはどおってことのない代物ですが、やはり見る価値があるのは毎年1月11日に行われる取り替え神事でしょうか。

日本書紀には記述されていますが、創建の詳細についてはよくわかっていないようです。時期は6世紀後半から7世紀初頭にかけて。渡来人の建てた寺としては最古のものとか。飛鳥5代寺の1つで鞍作止利の氏寺で尼寺でもあったようです。遺構らしいものは見当たりませんでした。

石舞台から奥明日香へ向かう際に立ち寄りました。幹線道路から130m入った田んぼの中にあります。見た感じは円墳のようでしたが解説板をみると6段の階段状の方墳とのこと。開口部には鉄柵があり、中を覗くなんと石棺が残されていました。
6世紀後半に造られた蘇我馬子の父、蘇我稲目の墓ではないかと言われています。

言わずと知れた石舞台古墳。これを見たくて明日香村にやって来たようなものでしたが、整備され過ぎで観光地と化していて興ざめしてしまいました。時期的に桜と一緒に眺められたのはよかったと思いますが、その分観光客も多かった…。やはり有名どころはこうことになっちゃうのかな。ちょっとハードルを上げ過ぎた感は否めませんでした。

田んぼの中をサイクリング中に特徴的な木が目に付き、立ち寄ってみたら飛鳥宮跡でした。飛鳥宮とは板蓋宮は、7世紀半ばの35代皇極天皇の宮殿で、なんとあの大化の改新の舞台とのこと。何十年も前に学校で習いましたが場所については気にしたことはありませんでした。偶然訪れた地でこんな事実を知るなんて…。まさにこれが生きた勉強というものでしょうか。

甘樫丘の北西200mほどの住宅街にあり、現在の向原寺前に“豊浦寺跡”の石柱と由緒板が建てられています。それによると始まりは552年。なんと日本最古の寺とのこと。にしてはまったく知られていませんが…。後に仏教信仰が流行り病のせいされ焼かれてしまったようです。その後紆余曲折があり、現在この地に寺が残されています。