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旧王宮の建物の一部ですが王宮の中に入らなくても外側であるバサンタプル広場からでも眺めることができます。2015年の地震で大きな被害を受けました。もともと4層あった建物の上2層が潰れる形で倒壊。元の姿を知らないと潰れたことに気付かないかもしれません。現在、周辺は修復作業のため立入禁止になっており、そのフェンスに元の姿の写真が表示してあるのでそれを見ればよくわかると思います。

ダルバール広場を南北に走る通路が一番狭くなった辺りにあります。1階がタンカなどを売るみやげ物屋になっていてそうと言われなければ寺院とは気付きません。通路を挟んだ向かいにあるシヴァパルヴァティ寺院に登れば上部の彫刻がよく見えます。

カーラバイラブの裏手、石柱の正面にある寺院です。この寺院の見所は何と言っても屋根の支柱に施されたエロい、いや芸術的な彫刻です。よーく見るととってもエロ…、いや芸術的で大変勉強になります。あと壁の落書きがひどいのがとても残念です。

ジャガナート寺院の南側、旧王宮の建物と繋がっているようにも見えます。2015年の地震で屋根の一部が崩落してしまいましたが、それから2年半が過ぎた現在はどうやら修復が終わっているようです。一見遅々として進んでいないように感じるダルバール広場の修復作業は確実に進んでいるのがわかります。

ダルバール広場の北側のチケットブース脇に建つのがマハヴィシュヌ寺院です。18世紀初頭にジャガジャヤマッラ王によって建てられました。2015年の地震での倒壊をなんとか免れましたが一層部分の壁のレンガは大きくずれています。現在はつっかえ棒で支えられていますがいつも何人かが座って休んでいます。亀裂を見てしまうと座る気にはなれません。

ダルバール広場の中でも美しい八角形をした特徴的な寺院でしたが2015年の地震で倒壊してしまいました。いまだに手付かずの建物が多いなかこのクリシュナ寺院は再建が始まっています。そのため現在はトタンで覆われ立入禁止になっています。

インドラチョーク側からダルバール広場に入ると右手にある最初の寺院です。上部はネワール様式の伝統的な造りですが下部の精巧に積まれた白い石材のせいでどこか現代的な印象を受けます。近付いて眺めても2015年の地震の影響はほとんど感じられませんでした。入口の門前には“お参りセット”を売るおばちゃん達が並んでおりなかなか活気のある寺院です。

2015年に発生した地震で倒壊を免れた寺院の一つ。ダルバール広場において石造りの寺院は珍しいです。ドーム型の丸い屋根、赤く塗られた扉。小じんまりとしたなんともかわいらしい姿です。ネワール様式の寺院との対比がおもしろいです。

ダルバール広場の北東側の隅にそびえるように建つ大きな寺院。高台に建っているので近づいて見ることができませんがその存在感は抜群です。2015年の地震での倒壊は免れましたが現在は足場が組まれ何やら作業中、やはり少なからず被害はあったようです。年に一度、ダサイン祭りの時に開放されますがヒンドゥー教徒以外は立ち入ることはできないようです。

ダルバール広場の各入口にはチケットカウンターがあり入場するには外国人は1000Rsを払わなければなりません(SAARC加盟国は150Rs、ネパール人は無料？)。しかし実情は多くの旅行者は払っていないと思います。ゲートがあるわけではなく厳しく取り締まってもいないのでそのまま入れてしまう場合が多いです。真面目に払っているのはガイドを付けた旅行者くらいかもしれません。チケットカウンターの目の前を堂々と通り過ぎれば呼び止められるかもしれませんが…。しかしチケットを持っていないとハヌマンドカ(旧王宮)には入れませんのであしからず。震災の復旧費用にも当てられると思うので積極的に払いたいものです。

2015年に発生した地震によって崩れてしまった建物もありますがこのシヴァ パールヴァティ寺院は倒壊を免れました。といっても被害は少なからずあります。近づいてみるとレンガの壁にはいくつものひび割れが見られ、よく持ちこたえたなという印象。そのおかげで上層の窓から覗くシヴァ神とパールヴァティ妃の姿や緻密な彫刻が施された木彫りの窓枠はしっかりと眺められます。

2015年の地震で倒壊してしまいました。現在は瓦礫は撤去され土台を残すのみです。この寺院はビシュヌ神を祀った寺院であり、その傍らには地震の被害を免れたガルーダ像が建っています。ガルーダはビシュヌの乗り物とされた神鳥です。その片膝をつき、目を閉じ手を合わせた姿は一刻も早い再建を祈っている姿に見えました。

よくもまあ地震に耐えたものだなと。石造りの方が強度があるんでしょうか。しかし土台部分はレンガ造りで柱も細く結構弱々しいのですが…。現在はつっかえ棒で支えられている状態。軒先で座っている人達がいましたが危ないと思います。近づかない方がいいでしょう。

2015年の地震で倒壊してしまいました。一本の大木から造られたという伝説を持ち、ネパール最古の建築物の一つと言われ歴史的な価値も大きかっただけに実に惜しまれます。現在は仮設の屋根が設けられているので再建作業が始まっているのかもしれません。材料となる貴重な瓦礫が一部残されたままので柵で囲まれ立入禁止になっています。

20:00からパンが50%OFFになると知っていたので、20:00きっかりに行ってみました。劇混み状態を想像していたのですがそれほど混んでいませんでした。パンも数多く残っており難なく希望のパンを半額でゲット！かなりいいサービスです。同じパンを大量ゲットしている人もいたのでなるべく早く行った方がいいと思います。ケーキ類は25%OFFになります。近くの「Hot Breads」よりこっちの方が安いです。

地震の影響で石柱上部に乗っていたプラタップマッラ王とその家族の像が崩落してしまいました。肝心の像は壊れてしまったのか、どこかに保管されているのかわかりませんがその土台部分は石柱の下に無造作に転がされています。ハトたちの遊び場になってしまって糞まみれの状態です。

2015年4月25に発生した地震により完全に崩壊してしまいました。現在は瓦礫が片付けられ土台を残すのみとなっています。前回訪れたのが2014年、美しい姿が記憶に残っているだけに最初に目にしたときのは衝撃はかなりのものでした。ダルバール広場を象徴する建物の一つでしたが…。まだ手付かずの状態ですがはたして再建されるんでしょうか。されたとしてもあの年季の入ったシブさは再現不可能だと思います。

シヴァパルバティ寺院とクリシュナ寺院の間にあります。1797年にバハドゥル王によって造られた大きな釣り鐘です。儀式などがあるときに鳴らされますが普段は扉が閉められており間近で見ることはできません。下の通りから眺めるだけです。

1階部分がみやげ物屋になった建物はシルヤンサッタルではなくラクシュミナラヤン寺院です。本当のシルヤンサッタルは南に50mほどの交差点の角にある建物。これも寺院です。2階四隅の白い台座の上に金色の獅子が立っています。1階の全周は戸がすべて閉められており中の様子はまったくうかがうことができません。扉が開かれるのは年に一度、8月頃に行われるクリシュナアスタミ(クリシュナ生誕祭)の日だけのようです。

カーラバイラヴ、インドラプル寺院の並びにある3つの屋根をもつ小さな寺院。2015年の地震にも耐えましたが、現在はつっかえ棒で支えられています。近づいて見ると壁のレンガがずれて隙間があいていたりします。屋根の梁に施された彫刻が見事で下からよく眺められます。