家守さんのクチコミ(16ページ)全1,368件

八幡神（応神天皇）の若宮の仁徳天皇と4人の皇子を祀っている神社です。
表参道あるいは勅使街道方面から参道を進んでいくと、まず右手にこの若宮神社があります。お社の屋根部分が苔むしてとても雰囲気の良い神社です。
上宮で参拝した後、ふたたびこの若宮神社を見て下宮の方に進むのですが、つまりこの神社に限っては2回、目にすることになります。ちなみに、参拝は1回しかしませんでしたが。

宇佐神宮の上空の境内にある神社で、「やこじんじゃ」と読みます。
八幡大神の八王子神を祀っていますが、社殿はなく、楠に神が宿っているとのことです。
山や石、ご神木など、信仰の対象は様々ですが、こういったところで見かけるのは非常に珍しいと思いました。

宇佐神宮境内にある神社の一つです。「とうぐうじんじゃ」と読みます。「春宮」とは、皇太子のことだそうです。
こぢんまりとした神社ですが、社殿の屋根の苔むし感は、年代を感じさせます。
宇佐神宮は、苔むしが非常に立派で、それらを見ながら参拝するのは、なんとも良いものです。

738年に境内に建立された神仏習合文化発祥の壮大なお寺の跡です。明治時代の神仏分離により廃寺になったそうです。
現在は、木々が生い茂ったりしていますが、非常に広大な境内を有していたお寺だったと容易に想像できます。
ちなみに、戦前までは弥勒寺の楼閣がそびえたっていたそうですが、残念ながら現在は跡形もなくなっています。
宇佐神宮の方は多くの方が参拝していましたが、こちらに立ち寄る方はほとんどいませんでした。

八坂神社は、スサノオノミコトを祀った神社で、弥勒寺跡に建てられています。その八坂神社と合祀されているのが、養蚕神社です。
かつては、あちこちで養蚕が盛んでした。そのため、養蚕に関係する史跡などはよく見かけますが、自分の身の回りでは養蚕の神社には、あまり出会ったことがなく、とても驚きました。
表参道沿いではないため、参拝されている方は少なかったです。

神奈川県の県立図書館は、横浜市西区紅葉ケ丘の高台にある図書館です。昭和29(1954)年築で、設計は前川國男さんです。
前川國男さんは、近代建築の巨匠・ル・コルビジェさんに師事した方で、初期の貴重なモダニズム建築です。
今回久しぶりに訪問したのですが、月曜日のため閉まっていました……。ちなみに、入り口入ったところで荷物を預けるシステムは健在のようです。

なお図書館は現在新棟を建設中で、開館は令和4(2022)年を予定しているようです。
新棟開館後、前川設計の本館は、調査結果報告書によると「賑わいの場」になるそうですが、今後注目していきたいと思います。

さらに、令和3(2021)年8月には県の重要文化財に指定されることが決まったようで、維持管理には手間もお金もかかると思いますが、後世に残していってほしいと思います。その前に、今度は久しぶりに中に入りたいです。

横浜市西区紅葉ケ丘にある音楽堂です。昭和29(1954)年築で、設計は前川國男さんです。前川國男さんは、近代建築の巨匠・ル・コルビジェさんに師事した方で、初期の貴重なモダニズム建築です。
今回久しぶりに訪問したのですが、月曜日のため閉まっていました……。
なお、席数は1,106人。公立施設では日本初の本格的な音楽専用ホールとして誕生し、現在に至っています。それがためか、コロナ禍以前は、日曜日に隣にある図書館を利用しに行くと、いつもイベント開催で多くの人で賑わっていた印象があります。現在も、定期的にイベントを開催しているようですが、またコロナ前のような賑わいが戻ってほしいです。

なお令和3(2021)年8月には県の重要文化財に指定されることが決まったようで、維持管理には手間もお金もかかると思いますが、後世に残していってほしいと思います。その前に、今度は久しぶりに中に入りたいです。

同じ敷地内にある県立図書館、県立音楽堂と同じ県立の施設で、かつ設計は同じ前川國男さんです。昭和37(1962)年築。
今回久しぶりに訪問したのですが、月曜日のため閉まっていました。
青少年センターは、青少年育成の拠点として人材の育成、青少年のひきこもりや不登校、非行等への対応などを行っている施設です。
1階部分にレストランが入っていましたが、コロナ禍の影響のためか、残念ながら閉店してしまいました。
なかなかご縁のなかった施設ですが、貴重な前川建築、今度時間のある時に立ち寄ってみたいです。

神奈川県小田原市にある教会です。
小田原駅から歩いて10分ほどのところにありますが、車通りのある道から、脇道に逸れたところにひっそりと佇んでおり、知らないと気づかないままではないかと思います。
昭和6(1931)年築とは思えないほど、ていねいに維持管理されています。暑い日でしたが、その美しさにしばらくの間、ぼーっと見惚れてしまいました。
中には入っていませんが、外から見るだけでも価値がある歴史的建造物です。

小田原の町を散策していたら、神社があったので立ち寄りました。こぢんまりしているけど、境内は綺麗に清められて、なかなか立派な神社だなと思っていたら、なんと小田原の総鎮守と言われている神社でした。
なんでも明治6(1873)年には当時の足柄県の県社に指定され、また祭礼は、大稲荷神社と合同で全市あげて盛大に行われるなど、小田原の象徴ともいえる立派な神社でした。
旧東海道から1本北側の通りに位置しています。

神奈川県小田原市は、城下町であり、旧東海道の宿場町でもありました。そのため往時は大いに栄え、現在も神奈川県西地域2市8町の中心都市でもあります。
かつての小田原宿は、当時の本陣跡などは石碑で偲ぶのみですが、かつての旧網問屋を活用した小田原宿なりわい交流館（観光案内・お休み処）や昭和・大正期に建てられた古い建物が点在しており、歩いて散策するのも楽しいところです。
さらに、再建したものですが、小田原城も健在。魚介類もおいしいところで、1日楽しめると思います。

神奈川県小田原市にある無料の観光案内・お休み処です。
昭和7(1932)年築の旧網問屋を活用したもので、前面の道路は旧東海道です。そして、この建物が立地しているところは、かつての小田原宿があったところで、往時の様子をほうふつさせる風景を堪能することができます。
今回、天気が崩れそうだったため、ゆっくり滞在できなかったので、また天気の良い日に再訪したいです。

小田原市にある小田原駅と南足柄市にある大雄山駅を結ぶ鉄道路線です。
大雄山駅は、南足柄市にある古刹・大雄山最乗寺の玄関口であり、その山号から駅名を名付けられているわけですが、駅前は山奥ではなく、意外に都会です（個人的に）。
路線は、ひなびたところをトコトコ走り、自然豊かなローカル風情あふれる素敵な路線です。首都圏の神奈川県といっても、広いですね。
今回は、小田原－大雄山を往復しただけでしたが、次回は途中駅で降りてみたいです。

神奈川県横浜市中区にある横浜郵船ビルです。昭和11(1936)年に建てられ、平成15(2003)年に改修されています。近代化産業遺産に認定されています。
ギリシャの神殿をほうふつさせる列柱が印象的な建物です。「コリント式列柱」という建築様式だそうです。
建物内部は日本郵船歴史博物館となっており、近代日本海運の歴史を紹介しています。内部の博物館はもちろんのこと、外観にも注目の建物です。
建物の後ろに、新たに複合施設ができるようで、景観がどうなるのか気になるところです。

神奈川県横浜市中区にある洋館です。大正13(1924)年築で平成5(1993)年移築復元されています。横浜市認定歴史的建造物。
オーストラリアの貿易商・バウデン氏の住宅として建てられた後、天主公教横浜地区（現カトリック横浜司教区）、カトリック山手教会司祭館を経て、横浜市が寄贈を受けて平成5年から一般公開されています。
外交官の家（旧内田家住宅）と同じイタリア山庭園内に位置しており、自然に囲まれた素敵な洋館です。無料で入館・見学できますが、訪問時はコロナ禍のため館内撮影はできませんでした。

神奈川県横浜市中区山手町にある山手234番館です。昭和2(1927)年築で横浜市認定歴史的建造物となっています。
関東大震災後に造られた外国人向けの集合住宅でした。昭和55(1980)年頃まで使用された後、横浜市が建物を取得し、平成11(1999)年より一般公開されています。
設計は朝香吉蔵氏。すぐ近くにあるカフェ「えの木てい」も朝香氏によるもので、いずれもお洒落な洋風建築です。

建物前には新緑生い茂る巨木が何本も植わっており春の季節を匂う、良い時期に来れたなと思いました。

山手地区にある横浜地方気象台です。昭和2(1927)年築で横浜市指定有形文化財となっています。
現在稼働している気象台庁舎としては、国内で3番目に古い施設ということです。神奈川県の桜の開花の標準木があるそうですが、今回は時間がなく、確認できませんでした。
それでも、敷地内の桜はいずれも満開で、建物に彩りを添えていました。
また、現在はコロナ禍で庁舎内の見学はできず、いつか中を見学してみたいものです。

神奈川県横浜市中区山手町にある教会です。昭和6(1931)年築で横浜市認定歴史的建造物になっています。設計は、同じ山手地区にあるベーリックホールと同じJ.H.モーガン氏。
山手地区には、多くの洋館群が点在していますが、この教会はその横浜山手地区の一角に位置しています。大谷石を使った重厚な建物で、それだけでも存在感があります。訪問時は春、ちょうど桜が満開で、建物と桜の組み合わせが美しかったです。

神奈川県横浜市中区山手町にある建物です。昭和5(1930)年築で横浜市認定歴史的建造物となっています。
設計は、J･H･モーガン氏。同じ山手町にある山手111番館などを手掛けています。
もともとイギリス人貿易商のバートラム・ロバート・べリック氏の邸宅として建設後、インターナショナルスクールの寄宿舎として使用され、現在は市の施設として一般公開されているほか、結婚式場などとしても活用できるようです。
コロナ禍での訪問でしたが、多くの観光客が訪れていたため、密を避けるために外観を眺めるにとどめました（過去に入ったこともありましたので）。次回は、久しぶりに中に入りたいと思います。

山手地区にある素敵な教会です。昭和8(1933)年築と歴史は深く、横浜市認定歴史的建造物にもなっています。
この教会は二代目で、初代教会は、大正12(1923)年の関東大震災で倒壊してしまったそうです。
春の桜の時期に訪問しましたが、天気が良かったこともあって、塔の屋根部が青空に映えました。横浜には、多くの教会がありますが、ここも山手地区に溶け込んだ素敵な教会でした。