家守さんのクチコミ(13ページ)全1,368件

みなとみらい線の終点「元町・中華街駅」に直結している公園です。改札を出た後、案内に従うのですが、今回エスカレーターを使用したため、途中の案内がなくなり、途中のフロアにて案内板を確認して最上階まで行けばよいことがわかりました。
エレベーターの方がスムーズかもしれません。
公園自体は、それほど広くありませんが、遊具等があるわけではなく、植栽が広がり、芝生広場となっているなど、全体的には開放的な空間となっています。
振り返るとマリンタワーも見え、のんびりするには良いところかもしれません。
そのまま戻っても面白くなかったので、一旦公園の外に出て、外国人墓地横の道を下って元町に戻りました。
港の見える丘公園方面に行く方は、一部上り坂を省略できるので、意外に便利かもしれませんね。

元町貝塚は、アメリカ山公園整備に先駆けて行われた発掘調査にて見つかった貝塚です。
貝塚と名付けられていますが、貝のみならず、縄文時代前期末～中期前半頃の土器や道具も見つかっているそうです。
ちなみに、昭和49年にはすぐ近くの外国人墓地の北東斜面でも貝塚が見つかっている通り、この一帯に大昔の人々が住んでいたことが伺えますね。
開港前の旧横浜村も、さびれた漁村だったようなので、現在の大都会・横浜の姿は、期間を考えると、ほんの一瞬のことなのかもしれません。悠久のかなたに思いを馳せることができる場所です。

横浜には、「○○発祥の地」というものが至る所に存在していますが、ここもその一つです。
元町をプラプラ歩いていたら、偶然発見したものです。元町商店街のはずれにある迎賓館前に、案内板がひっそりと建てられていました。
明治12(1879)年頃には、日本初の機械製氷会社「ジャパン・アイス・カンパニー」がここにあったそうです。
一度関東大震災で建物は崩壊しますが、その後再建し、なんと平成11(1999)年まで、その当時の建物で稼働してたそうです。
残念ながら現在は案内板があるのみですが、さすが開港の地・横浜だと思いました。

元町商店街を抜け、フランス山の入口部の広場の一角に、こちらの「横浜ボウリング発祥の碑」がひっそりと建てられています。
この辺りは、良くウロウロしていますが、この碑の存在にまったく気づきませんでした。
横浜は初めて物語の多いところですが、こちらは日本初の発祥の地ではないようです。説明碑によると、長崎に最初にできて、次いでこの横浜にできたようです。
長崎にしても横浜にしても、外国人居留地があるところで、そこからのスタートなっているところは共通していますね。

現在、近くにボーリング場はなく、一番近くて伊勢佐木町のようです。そういう意味では、この場所へのボーリング場設置は物理的に難しそうですが、惜しいですね。

フランス橋は、堀川（中村川）の上部にかかっている橋のことで、フランス山と山下町方面を結んでいます。
この橋は、歩行者専用橋となっていますが、横幅は広々としており、大人数で渡っても大丈夫です。
フランス橋なんて素敵なネーミングなのは、やはりフランス山につながっているからなんでしょうかね。
港の見える丘公園から山下公園方面へ抜ける方なのか、往来している方は多く、自分もその一人です。フランス山方面から来ると、正面にマリンタワーが見えて、なかなか良いロケーションでおススメです。

ヘボン博士とは、横浜開港と共にアメリカから来日した方で、聖書の翻訳、和英辞典の編纂、医術普及など、幕末明治初期の日本文化の発展に尽力された方です。その方の館がここにあったそうです。
また、関内にある指路教会の建設や明治学院の創立などもヘボン博士。医者であり宣教師でもあるのに、建築、教育など、その功績は素晴らしいですね。
その功績をたたえる石碑と案内板は、横浜地方合同庁舎の隅に立てられています。碑の回りの花がきれいだったのが印象的でした。

石川町駅の元町口の南側の小さな改札を出て、東方面に進むと、ストリートの上部に「リセンヌ小路」と書かれたアーチがかけられています。
平日月曜日の朝訪問だったためか、ほとんど開いているお店はありませんでしたが、あまり通ったことがない道だったため、新鮮でした。
検索したら素敵なホームページも出てきました。これを見ると、やはり飲食店が多そうです。
なお、リセンヌとは女学生という意味。これは、山手のフェリス女学院と相通じるものがありそうですね。
石川町駅に降りる機会があれば、いつもと違う道を歩いてみたら、新しい発見があるかもしれません。

神奈川県横浜市磯子区にある旧柳下邸は、明治～大正期の商人・柳下（やぎした）氏が建てた洋館付き住宅です。なんと大正時代中頃に建てられた歴史的建造物であり、横浜市指定有形文化財でもあります。
訪問時は、コロナ禍のため一部見学できないところ（部屋）などがありましたが、外から見ても、建物内部も贅を尽くした素晴らしい建築物でした。
ジブリ映画「コクリコ坂から」のモデルとなった建物でもあるそうです（未視聴）。
無料で見学できます。

昭和4(1929)年頃築。
現在、根岸森林公園となっているところには、かつて日本初の本格様式競馬場の「根岸競馬場」がありました。この巨大な建物は、J.H.モーガン設計の一等馬見所跡です。
3つの塔が並ぶ巨大な建築物。塔の上部などにある花綱模様の円窓が素敵です。ただ、惜しむらくは肝心のかつて人々が競馬を見ていた観覧席を見ることができないのです。それは、米軍施設がその前にあったためです。
しかし今回、それらの返還が決まり、この建物も改修するという動きがあり、非常に期待しています。

旧柳下邸を見学後、根岸森林公園方面に向かう途中、こちらの神社に出会いました。
根岸森林公園付近は高台になっており、この神社や根岸駅があるあたりから見ると、切り立った崖が続いているようなところです。
この八幡神社は、その崖の縁部分に位置しており、神社を覆う社叢林は、県の天然記念物にも指定されるなど、自然豊かな神社と言えます。
昔は、この神社から見える景色も、もっと海が近くに見えたんでしょうね。

掘割川沿いに建てられている神社です。
訪問時は、境内入り口にある鳥居の工事を行っていましたが、神社公式ホームページによると、改修工事は完了しているようです。

今回は平日昼間に訪問したのですが、近くの保育園児たちが遊びに来ていて、ほっこりできました。

なお、上記の公式ホームページによれば、こちらの神社はなんと創建以来1500年余りに及ぶそうです。八幡橋とついているのは、掘割川にかかる八幡橋がすぐそばにあるためです。

根岸森林公園は、かつて根岸競馬場があった跡地に造られた公園です。
戦後は米軍に接収されていましたが、その後昭和52年に開園しました。
競馬場があっただけあって、かなりの面積を有しています。その一角に、かつての競馬場だったことを彷彿させる一等馬見所跡があり、こちらは必見です。
なお、今回の訪問では、馬の博物館には立ち寄りませんでしたが、馬好きの方は、こちらもおススメです。

山手本通りを歩いてきて、地蔵坂を下っていた途中に、こちらのお寺がありました。
浄土真宗のお寺さんで、大変立派なお堂を有していました。

広々とした境内は、きれいに手入れをされて、そのすがすがしさにお寺さんの思いが伝わってくるようでした。

JR石川町駅から歩ける距離にありますが、前述の通り地蔵坂という割と急な坂道の途中に位置していることから、事前に覚悟して訪問すると安心だと思います。

蒔田及び弘明寺散策をした際に立ち寄りました。
弘明寺商店街でご飯やおかずを購入して、公園の一角でいただきました。

この弘明寺公園、京浜急行弘明寺駅の西側に位置していますが、なかなか広く、公園自体が高台に位置していることもあって、展望台からの眺めは良かったです。天気がいまいちだったのが残念。
もともと、公園の隅にある南図書館を訪問するために、ちょっと立ち寄っただけですが、思ったより広く素敵な公園でした。
遊具はあまりありませんが、地元の方がベンチに座ってくつろいでいるのが印象的でした。

蒔田及び弘明寺散策をした際に利用しました。
商店街東側の入口にある、昔ながらの本屋さん。店内に入ると、本の香りがもわっと。懐かしさを覚えました。せっかくなので、1冊本を購入しました。電子マネーは、paypayのみ対応していました。

商店街中ほどのお店2店舗ほどで炊き込みご飯やおかずを購入して、弘明寺公園でいただきました。
こうしたアーケードのある商店街は、身近なところにないため、とても新鮮でした。休日訪問ということもあってか、たくさんの方が往来していました。
ちなみに、商店街名にもなっている弘明寺の門前町でもあります。また訪問してみたいです。

神奈川県茅ケ崎市にある旧南湖院第一病舎は、なんと明治32(1899)年築と、100年以上も経過しているレトロ木造洋館で、国登録有形文化財でもあります。

明治32(1899)年に、医師の高田畊安が結核療養施設「南湖院」を開設しました。最盛期には5万坪の敷地面積に、14の病棟があったとのこと。
現在は敷地内に有料老人ホームが建てられており、敷地内にある第一病舎は茅ヶ崎市へ寄贈され、一般公開されています。ただし外観のみ。
青空に映えた白い洋館が美しかったです。なお、同じ敷地内には大正期に建てられた旧院長室棟や昭和期に建てられた医局棟などもあります（いずれも外観のみ見学可）。

富士見の名所でもあるようで、次回は富士山の見える日に来てみたいと思いました。
ただし、ここまで茅ヶ崎駅から歩きましたが、歩くにはなかなか距離があるため、コミュニティバスを使用すると便利かと思います。

旧藤間家住宅は、昭和7(1932)年築の、国登録有形文化財となっている、古い歴史ある建物です。住宅街の中にひっそりと建てられており、訪問時点では、金曜・土曜のみ敷地開放しているという、訪問難度は少し高めです。
ちょうど金曜日に身動き取れたことから、訪問することができました。

なお、建物内部は公開しておらず、外観のみ見学可能です。
設計は西村伊作氏。和の主屋に洋風建築が付随する、まさに洋館付き住宅。廻船問屋で財を成した藤間家の素敵な住宅、ゆっくり拝見させていただきました。

ただ、駅から歩いていきましたが、歩くには少々遠いため、バスなどをご利用した方が良いと思います。

国登録有形文化財の旧藤間家住宅から歩いて茅ヶ崎駅に向かう途中、偶然出会った神社です。
こんもりした木々が見えるなぁと、少し寄り道したら、こちらの八雲神社でした。
少年野球ができそうなくらいの広い境内に立派な社殿が建てられています。少し高いところに位置しているのは、津波を想定しているのでしょうか。
周辺は家々が密集した住宅地ですが、この神社の一角だけゆったりとした空間が広がっており、地域における神社の位置づけがよくわかります。
裏側に駐車場のようなものがあり、茅ヶ崎駅方面へ向かうため、通り抜けさせていただきました。

南湖通り沿いに面した神社です。神社名から、香川県の金毘羅宮から分社したものだと思います。
境内は囲いがあるわけではなく、誰でも自由に出入りできるようになっています。おそらく、日頃から地元の方が参拝していると推察されます。
同じ敷地内には自治会館があり、消防団の格納庫も兼ねているらしく、まさに地域の中心的な場所になっているのだろうなと思います。

サザンビーチちがさき（海水浴場）の入口に設置してあるモニュメントです。
平成14(2002)年に設置されました。
茅ヶ崎（Chigasaki）のCから取られているようです。
中央に烏帽子岩を入れて撮影する方が多いですね。少しずれると、江ノ島を入れて撮影することもできます。
案内板には、サザンビーチのシンボルモニュメントとなっていますが、個人的には茅ヶ崎のシンボル的なモニュメントだと思っています。撮影ポイントにぜひお立ち寄りを。