さいたまさんのクチコミ(125ページ)全2,813件

堀商店は、１８９０年の創業という歴史を有しています。
創業以来、錠前、建具金物また暖炉金物などの輸入から自社による生産まで、幅広く営業を続けて来ました。
その間、新橋の日比谷口に近い場所に店舗を構え、その店舗は、現在、１２０年を経た建造物として注目を集めています。
その歴史を感じさせる建物は、新橋における名所となっています。
現在でも、現役の店舗として使われています。
安全管理に留意し、金網等の処置が図られています。

日頃、何気なく通り過ぎていた場所に、歴史上の事件があったことに気が付きました。
東京駅は、いつも利用していたのですが、ひょんなことから気が付きました。
第１次世界大戦後の軍縮の波の波紋が、東京駅構内で顕在化したのです。
軍縮政策を推し進める浜口雄幸首相が暴漢に襲われ、その事件が起きた場所に、説明文がありました。事件の起きた細部場所の床には、プレートが埋め込まれています。
駅構内の案内カウンターの近くです。

東京女学館は、明治２０年、旧松平出羽守邸を皇室より貸与され、開校しました。
その後、虎ノ門女学館と称された時期もありましたが、女子の一貫教育の場として今日に至っています。
創立１００周年を記念して、衆議院議長公邸の石垣に、発祥の地として、顕彰銘板が掲げられました。
銘板は、青山通りに面していて、赤坂見附交差点から三宅坂方向に約２５０ｍほど歩くと、衆議院議長公邸の石垣に取り付けられています。

新橋アイマークビルは、外堀通りに面したビルで、新橋の新しいランドマークビルと言われています。
近くに虎ノ門ヒルズの超高層ビルが出来たこともあり、注目度が少し薄れた感がしますが、技術的に見るべきものがあります。
同じ外堀通りには、老舗的なビルもあり、新旧対比される面もあります。
新橋アイマークビルは、外観的にはびっくりするようなものはありませんが、省エネ、耐震等の面の技術を応用したビルであることが評価されています。

赤坂見附は、江戸城の赤坂御門を守るため、外敵の侵入を警戒する哨所としての役割を持っていました。
見附は、城郭を守るため門に設置されるものですが、江戸城では、四谷見附や日比谷見附等の跡が残っています。
赤坂見附は、筑前福岡の黒田藩等により築造されましたが、明治時代に門が撤去され、現在は、石垣の一部が保存されています。
赤坂見附跡の横には、公団地下鉄により説明碑が寄贈されていますが、赤坂の再開発のための工事が始まっていて、移設されるとのことです。

紀尾井坂は、上智大学の南側にある急な勾配の坂です。
紀尾井坂の東端は、清水谷の北端で、西端は、外堀を越えて赤坂離宮に続いています。
ホテルオータニの北側でもあります。
坂の勾配は急で、都内の坂で急な坂のうちの一二を争うものでしょう。
多分、赤坂の三分坂以上でしょう。
紀尾井坂の登り切った場所の北側には、紀尾井ホール、南側にはホテルオータニの正門が
あります。
いずれにしても、勾配の急な坂であることで有名です。

清水谷坂は、ホテルオータニの東側にある清水谷から北東に登っている坂です。
清水谷は、赤坂見附から北側に延びている谷で、清水谷公園などがあります。
この清水谷から新宿通りに至る坂を清水谷坂と言います。
清水谷の北端から、屈曲しつつ延びている登り坂です。
紀尾井町交差点まで続いています。
清水谷坂の勾配は、それほど急ではありませんが、坂の距離が長く続いています。
道幅が、比較的広いため、ゆったりとした感じのする坂です。

平河天満宮は、菅原道真を主神に祀っている他、徳川家康を相殿の神として、併せて祀っています。
大田道灌が、江戸城を開く際、本丸内の梅林坂上に勧請したのが始まりと言われ、徳川家康が入城後、本丸改修に併せ、平河天満宮を平川門外に移し、その後、現在の地に遷座しました。
徳川幕府に特別な格式で待遇され、紀州藩徳川家、彦根藩井伊家の祈願所でもありました。
現在でも、信仰する人は多いようです。

貝坂は、平河天満宮と紀尾井交差点との中間点付近にあります。
文芸春秋社の通りの１本東の通りが、貝坂通りです。
貝坂は、貝坂通りの一部分になります。
貝坂は、やや勾配が急な坂で、南北に長くなっています。
貝坂の標識柱は、貝坂を登り切った場所に建てられています。
貝坂を登り切った先の通りは、平一中央通りと呼ばれています。
平一中央通りは、貝坂通りと直交しています。
貝坂の名前は、周辺の建物にも付けられています。

江戸時代の宝永年間に、中坂をはさんで、北側に町人の住む町屋、南側に武家の家並みがわかれる形になりました。
その間にある坂を、中町と称したようです。
現在の国立劇場の西側を、東西に通じていて、紀尾井町方向に延びています。
中坂の南側には、紀尾井町や隼町・永田町等の武家屋敷が残っています。
現在は、行政司法立法等の公共機関となっている場所が多くなっています。
中坂の北側は、幕府の麹御用を勤めた麹屋三四郎が住んでいたように、町人の町でした。

外堀公園が市ヶ谷駅と四ツ谷駅の間にありますが、外堀公園の傍を緩やかな坂が続いています。その坂が、高力坂と呼ばれています。
江戸時代の幕臣の高力小次郎の屋敷があった場所に、有名な高力松という松があったそうです。松自体は枯れてしまいましたが、付近の坂は高力坂として名前が残ったとのことです。東京の路面電車である東京電車鉄道の外濠線がそばを走っていたそうです。
現在の高力坂は、勾配が緩やかで、道幅も広く、気持ちの良い坂です。

宴会に参加したのみで、宿泊はしていません。
市谷駅から北側に、徒歩約５分で、靖国通りに面しています。
皇居のお堀の傍を靖国通りが通っていて、北側に丘が続いている場所に建てられているため、グラントヒルとの名前がついているようです。
東隣には、市谷亀岡八幡宮があります。
西にしばらく行くと防衛省の正門に続いています。
宿泊に利用されている他、会議や宴会にも多く使われています。
隣接したレストラン棟や地下階の宴会場は、落ち着いた雰囲気が感じられます。

左内坂は、靖国通りから北西の方向に登って行く勾配の急な坂です。
市谷左内町にあります。
江戸時代初期の左内町の名主島田左内が開いた坂から、左内坂と呼ばれるようになったそうです。
左内坂の勾配は、かなり急で、登るのに難儀を感じるほどです。
坂の距離は、それほど長くはありませんので、勾配が急だと感じるのかもしれません。
左内坂のすぐ西側には、市谷亀岡八幡宮があります。
左内坂からは皇居のお堀が見えます。

市ｹ谷橋を渡り、西に進むと市谷亀岡八幡宮への入口に至ります。
この付近の住居表示は、市谷亀岡八幡宮の名前に因み市谷八幡町とされています。
市谷亀岡八幡宮は、江戸城を創設した太田道灌が、西の守護神社として市ヶ谷に開いたことから歴史が始まっています。
参道は、急な階段である男坂と西側の緩やかな迂回路である女坂の２本があります。
市谷亀岡八幡宮の参道の下には、新宿区立の市谷児童公園があります。

地下鉄の市ヶ谷駅は、よく利用する駅ですが、今まで見過ごしていました。
江戸歴史散歩コーナーは、江戸時代の歴史を、手軽に勉強するには、とても良い場所です。
１０～１５でも良いので、早めに行動を開始し、市ヶ谷駅で江戸の歴史に触れることは、とても有意義なことだと思われます。
いろいろな資料と石垣等の現物が展示されていて、理解が容易な内容です。
地下鉄の駅構内ですが、便宜を図ってもらえるかもしれません。

一口坂と書いて、読み方が二通りあるようです。
通常の「ひとくちさか」と言うこともあり、「いもあらいざか」と言う場合もあるようです。それぞれ根拠があるのでしょうが、いずれにしても言い伝えの範疇なのでしょう。
場所は、共通していて、靖国通りの麹町郵便局の付近から、新見附橋までの間の坂を言います。一口坂の中間付近に、法政大学の新一口坂校舎があります。
靖国通りからお堀を横切る関係上、交通量は、多いです。

日本棋院会館は、市ヶ谷の帯坂の中間付近にあります。
日本棋院会館は、日本棋院が運営する施設で、日本棋院が主宰する会議や囲碁の対戦等の開催、後継者の育成等に使用されています。
日本の囲碁愛好家は、約２４０万人とされていますが、組織の再編成や囲碁能力基盤の増進が必要とされいて、後継者の育成に努力しています。
このため各種の講習会や教室が設けられていて、次世代の棋士の養成において、逐次、成果を収めているようです。

東郷坂の名称は、麹町区会の議決により命名されたそうです。
東郷坂は、東郷元帥の住居があった場所の西側にあります。
東郷元帥の住居跡の敷地は、寄贈され、東郷元帥記念公園の上部区域となっています。
東郷元帥記念公園が、階段や坂等で連接された上中下の三面の階段状になっているため横の東郷坂も、やや勾配のある坂になっています。
東郷坂を上がり切った交差点は、東郷公園前という交差点名になっています。

帯坂は、番町皿屋敷で有名な旗本の青山播磨の屋敷から腰元お菊が帯を引きずりながら逃げた歌舞伎の一幕から名付けられたそうです。
帯坂は、二七通りから市ヶ谷駅前交番横の地下鉄出口に間にあります。
帯坂自体は、勾配も比較的緩やかで、まっすぐな坂です。また両側の歩道部分も広く、狭いという圧迫感はありません。
どちらかといえば、ゆったりとした落ち着いた感じの坂です。
比較的、距離的に短い坂です。

三年坂という坂は、都内に多くあります。
そのうちの市ヶ谷の三年坂は、市ヶ谷駅に近く、日本大学関連の建物がある区域にあります。
二七通りから、まっすぐ下がっている見通しの良い坂ですが、やや狭く、車がすれ違う際は、徐行し注意し合う必要がある狭さです。
坂の両側は、高層の建物が林立していて、その谷間の中を下がっている坂です。
三年坂を下って行くと、お堀沿いの土手の遊歩道に突当ります。