Sahraさんのクチコミ(131ページ)全3,677件

横川中堂は、横川の中心となるお堂です。848年に慈覚大師が創建し、聖観音菩薩像がご本尊として祀られています。1942年の落雷で全焼しましたが、聖観音像は炎火を逃れ、1971年に復元されました。遣唐使の船をモデルにした舞台造りの外観が特徴的です。山林の中に建ち、とても静かな空気に包まれていました。周囲の木々が紅葉していて、朱色のお堂と重なり一際美しかったです。

比叡山延暦寺の東塔からは北へ1㎞程離れています。東塔、横川と参拝した後、1番最後に訪れました。横川からシャトルバスで10分程乗車します。寂光大師円澄により開かれ、本堂にあたる釈迦堂を中心とし、僧侶の修行場であるにない堂（常行堂と法華堂）や、伝教大師最澄上人の御廟所である浄土院などが点在しています。シャトルバスの本数が限られているので釈迦堂周辺の参拝のみになりました。森林に囲まれ静寂な空気に包まれていて、にない堂周辺の苔がとても美しく印象に残りました。

西塔地区にあり、同じ形をしたお堂が廊下によって繋がっています。阿弥陀如来を本尊とする常行堂と、普賢菩薩を本尊とする法華堂で、2つを総称してにない堂とも呼ばれています。お堂の渡り廊下をにない棒に見立てて担いだという弁慶の伝説が由来とのことです。内部は非公開で外から眺めるだけとなっていますが、建物周辺に広がる苔がとても美しく暫く眺めていました。渡り廊下をくぐり進むと、釈迦堂があります。

奈良県生駒郡にある聖徳太子ゆかりの寺院です。創建は607年頃とされ、日本書紀によると670年に焼失しすぐに再建、世界最古の木造建築群として現存しています。境内は金堂、五重塔など世界最古の木造建築物群がある西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍とに分かれています。国宝や重要文化財に指定されている建造物や美術品などが多数あり、1993年に「法隆寺地域の仏教建造物」として日本初の世界文化遺産に登録されました。西院伽藍・大宝蔵院・東院伽藍の共通参拝券を購入し、西院伽藍から拝観しました。修学旅行生が沢山来ていましたが、境内が広いので少し時間をずらすと静かに見学できました。

法隆寺の金堂、五重塔などがある西院伽藍から、夢殿のある東院伽藍への途中にある門です。間にある門ということで、「中ノ門」とも呼ばれています。現存する日本最古の門で奈良時代に建てられ、国宝に指定されています。屋根が3つある「三棟造り」という奈良時代の特徴を伝える門造りになっています。門を通り東院伽藍へと向かう道も風情がありました。

西院伽藍の東西にはそれぞれ東室・西室という長い建物があります。東室は4棟の僧坊のひとつで西院の東に建ち、奈良時代に創建されました。僧坊は法隆寺に住む僧侶が生活を送っていた住居のことです。聖霊院で御朱印をいただいた際、北側に広がる建物が目に入りました。残念ながら非公開で、外観を眺めるだけとなっています。

739年、僧行信により建設された東院伽藍の中心に建つ、八角円堂の型が特徴的で美しいお堂です。名前の由来は、聖徳太子が経典解釈で悩んでいる時に、夢に仏が現れ教えたとの伝えからきたそうです。御本尊の救世観音像は、春と秋の限定期間のみ拝むことが出来ます。次回は御開帳に合わせて訪問したいと思います。

法隆寺は金堂、五重塔を中心とした西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍とに分かれています。東院は739年、僧行信によりかつて聖徳太子一族の住居であった斑鳩宮の跡地に建設された聖徳太子を祀る寺院です。平安時代に法隆寺の管理となり、東院と呼ばれるようになりました。東院伽藍の中心には八角円堂の夢殿が建ち、周囲に伝法堂や鐘楼、舎利殿など国宝や重要文化財に指定されている建造物があります。少し離れているためか、西院伽藍と比べて訪れる人も少なく、ゆっくりと拝観できました。

京福線嵐山駅からすぐの所にあります。京おばんざいビュッフェが人気のレストランで、開店時間にあわせて多くの人が並んでいました。最初にお会計を済ませ、2階へ案内されます。色々な種類の和風料理を少しずついただけて、デザートまで楽しめるので店内は女性客ばかりでした。現在はビュッフェは終了し、御膳形式での提供となっているようです。

神戸の旧居留地にあり、レトロビルが立ち並ぶところにあります。ヨーロッパのカフェを思い浮かべるオシャレな外観のカフェレストランで、ランチをしました。店内は満席でしたがテラス席が空いていたので、そちらでいただくことにしました。パラソルがあるので日差しも気にならず、過ごしやすい気候だったので気持ちよかったです。パスタやオムレツ、お肉料理などのメインの料理にドリンク、サラダ、パンが食べ放題になります。アンガス牛のステーキを注文しました。お店の雰囲気も良く、行きかう人々を眺めながらゆっくりランチを頂きました。

地下鉄東山駅から白川沿いを徒歩で10分程のところ、平安神宮の大鳥居の前にあります。河原町やJR京都駅からはバスでもアクセスできます。円山応挙の展覧会を見に訪れました。前期と後期で展示替えがあり、前期の最終日でした。館内は綺麗で広く混雑もなかった為、落ち着いて見ることができました。沢山の襖絵を見る機会がないので、とても興味深く鑑賞できました。お弟子さんの作品も多く、長沢芦雪の孔雀が華やかで印象的でした。

JR亀岡駅の改札を出て2階にあります。案内カウンターでコスモス園について尋ねると、パンフレットを見ながらアクセスなど詳しく案内してくれ、バスの時刻表も一緒にもらいました。とても親切な対応でした。観光情報の他お土産店も兼ねているようで、地元の特産品なども販売されていました。亀岡散策前の情報収集や、散策後のお土産購入と両方に役立つ案内所です。

JR亀岡駅からバスで約10分程のところにあります。20品種約800万本ものコスモスが咲き誇る関西有数のコスモス畑です。閉園が1週間延長していたので訪れました。中央付近は見ごろも終わりかけでしたが、奥に進むと綺麗に花を咲かせたコスモスがまだ沢山ありました。園内にはコスモス畑以外にも、切り花コーナーや創作かかしコンテストなど、楽しめるスポットもありました。本来有料のようですが、終わりかけの為か花の摘み取りが無料で行われており、せっかくなので少しだけ持ち帰りました。コスモス以外にセンニチコウや出入口にはアサガオのアーチもあり、写真を撮りながら１時間程園内を散策しました。

世界最古の木造建築物群がある西院伽藍の入口に建つ門で、飛鳥時代に建築されました。中門と共に西院伽藍全体が国宝に指定されています。中門の左右にある金剛力士像は、奈良時代の711年に造られた日本最古の仁王像で国の重要文化財となっています。中門は通ることができず、回廊の端にある受付で拝観料を支払い中に入ります。中門から見る五重塔や回廊も趣があります。

法隆寺と言えば五重塔を思い浮かべる人も多いと思います。法隆寺の境内、西院伽藍内にあり一際存在感を放っています。築1300年以上と言われる世界最古の国宝・五重塔で、金堂などと同じ時期に建てられました。何度も修復を施されてはいますが、柱や梁などは創建当時のままと言われています。内部には壁画が描かれていましたが、漆喰などによって剥がれ落ち、現在は他の場所で保存しているとのことです。間近で見ると圧倒するほどの迫力と荘厳さを兼ね備えた、とても価値ある建造物です。

法隆寺の境内、西院伽藍の中にあり五重塔に隣接して建っています。世界最古の木造建築物である五重塔と同時期、飛鳥時代に建築され国宝に指定されています。中央の間には法隆寺の本尊である釈迦三尊像、東に薬師如来像、西に阿弥陀三尊像が安置されています。金堂と五重塔が並ぶ姿も荘厳な雰囲気に包まれていて素晴らしかったです。

金堂と五重塔の北側に僧侶たちが学ぶ場として建設されました。925年に焼失し、990年ほぼ元の規模と同じ大きさで再建、回廊を延長して接続されました。法隆寺最大の建物で、どっしりと貫禄があります。堂内には再建時に新たに造像された薬師三尊像と四天王像が安置されています。大講堂からは金堂、中門、五重塔が並んで見えて、とても素晴らしい光景です。

西院伽藍を出て鏡池の前にあります。聖徳太子の尊像を安置するため、僧侶の住居であった東室の僧房南端部分を改造した鎌倉時代の建築物で、国宝に指定されています。非公開で見ることができませんが、毎年3月22日のお会式（聖徳太子の命日の法要）の際にだけ御開帳されるとのことです。堂内には入ることができ、法隆寺の御朱印もこちらでいただけます。

1998年に完成した朱色の建物で、法隆寺の宝物が展示されています。百済観音堂を中心に西東２つの宝蔵があり、国宝の仏像等貴重な宝物を守るために防火・耐震設計となっており、博物館のようになっています。白鳳時代に造られた夢違観音像をはじめ、九面観音像、推古天皇の仏殿と伝わる玉虫厨子、百済観音像など、国宝・重要文化財が所せましと並んでいます。見学していると修学旅行生と重なり、先生が説明されているを少し一緒に聞かせてもらいました。

大和郡山市にあるる高野山真言宗の寺院で、正式名称を金剛山寺といいます。大門坊は塔頭のひとつで、 弘法大師にゆかりがある寺院とのことです。矢田寺にあるあじさい庭園を見に訪れました。境内入って奥が本堂、手前左にあじさい庭園があります。別名「あじさい寺」にふさわしく、境内には約1万株、約60種類のあじさいが咲いているとのことで、境内の至る所で咲き誇っていました。庭園内は谷のようになっており、あじさいに囲まれた小路を進みながら一旦降りてまた上ります。谷間を抜けて、再び階段を上ったところからは斜面一面のあじさい畑が見えて、とても華やかでした。