ろたみこさんのクチコミ(175ページ)全6,792件

東大寺鐘楼のすぐ東側にある東大寺の境内では珍しい朱色のお堂です。お堂は鎌倉時代の建築で重要文化財、中には鎌倉時代の地蔵菩薩坐像がありこれも重要文化財です。無料で拝観できるので国宝の鐘楼と一緒に是非立ち寄ってみてください。

三月堂から階段を下りてくるとありました。建物は鎌倉時代の建築で国宝です。吊られている梵鐘は752年に作られたもので重さは26トンあるという大迫力で、これも国宝です。１月１日０時からの除夜の鐘は一般の人もつくことができるそうなので機会があれば是非。

三月堂の北にあります。現在の建物は1669年の再建で国宝です。大観音と小観音が本尊ですが公開されていません。西側の傾斜地に京都の清水寺みたいにせり出すように建っていて東大寺大仏殿の屋根はもちろん遠くの山々まで見晴らせるので是非登ってみてください。

二月堂を見て北側の屋根付きの登廊から降りてくると目に入りました。
小さな建物ですが鎌倉時代のもので重要文化財です。中にある若狭井という井戸から神聖な水を汲み上げる「お水取り」の儀式が行われる場所ですが一般の人は中を見ることはできないそうです。
横に渡された注連縄が結界を表している神聖な雰囲気を味わってみてください。

三月堂の西側に向かい合うようにあります。1681年の建立で重要文化財です。二月堂や三月堂と比べるとこじんまりとしていますが、これも重要文化財の十一面観音立像が本尊として安置されていて無料で拝観できるので是非立ち寄ってみてください。

手向山八幡宮の北にあります。西側から見ると横に長いですが左半分の４間が奈良時代の、右半分の４間で礼堂と呼ばれる正面が鎌倉時代の建築という珍しい建物です。東大寺に現存する数少ない奈良時代の建築物で国宝なので是非足を運んでみてください。

東大寺の中門の東から参道が始まっていたので行ってみました。
東大の鎮守神として建てられたもので現在の建物は鎌倉時代に再建されたものです。
左右に廻廊が広がる立派な楼門がある珍しい神社で境内には大きめの摂社も多く見所が多い神社です。

どこかで見たような装飾だなと思ったら仏塔のてっぺんに付いてるやつですね。東大寺にはかつて東塔と西塔という七重塔があって1970年の大阪万国博覧会で再現展示されたときの相輪だけがここに保存されているものです。五重塔は各地でよく見ますが七重塔は現在は国内には存在しないそうです。大仏殿に加えて七重塔が２つも建っていたとは壮大なスケールですね。

中門の前にある池です。鏡とは大仏殿が映りでもするのかなと思ったら池の真ん中にある島が柄のついた鏡の形だからだそうです。島には鳥居が見えたので行ってみると厳島神社がありました。池を横目に中門に直進するだけだと神社にさえ気が付かないかもしれないので是非池の周りを一回りしてみてください。

大仏殿の西側にあります。焼失した大仏殿を再建するための設計図を指図と言い、それを収蔵するお堂となったことが由来です。内部には法然上人の絵図が祀られていますが華厳宗である東大寺の境内なのに浄土宗の開祖の法然上人、しかもその絵図が本尊になっているというのも珍しいのではないでしょうか。お堂は主に土日のみ拝観可能なので注意してください。

王堂の観光スポットと言える南大門から中門、大仏殿は観光客でごった返していて途中鹿に阻まれたりもします。
これらを離れると混雑は減りますが鐘楼や二月堂、転害門なども国宝なのでたっぷりと時間をとって境内を一回りするぐらいの覚悟で是非見るべきだと思います。

大仏殿と南大門の中間にある門で左右は西廻廊、東廻廊に繋がっています。
現在の建物は江戸時代に再建されたもので重要文化財です。
東大寺の建物の中では左右の廻廊と合わせて朱色の鮮やかさが目立ちます。
左右の毘沙門天と持国天も見逃さないようにしてください。

言わずとしれた奈良の大仏を収めるお堂で国宝です。遠くからも見えて近づくにつれテンションが上がる世界最大級の木造建築ですが江戸時代に再建された現在の建物はこれでも創建当初のものより横幅は３分の２に縮小されているそうです。先人の建築技術の高さは日本人として誇らしい限りです。

正倉院を見て大仏殿に戻ろうとしたときに池を見つけました。
季節がら緑は少なく色彩的には寂しい光景でしたが紅葉の時期などは緑に加えて紅葉の紅、イチョウの黄色が入り混じって鮮やかな光景が見られるそうです。
観光客はあまり来ないようなので大仏殿を背景にした池を眺めながらゆっくり散歩するのによいと思います。

東大寺大仏殿の北側にあります。正倉院と言えば教科書で見た校倉造の高床式倉庫です。ここでは外観は見られますが、宝物は公開されていないので奈良国立博物館などで開催される正倉院展で見ることになります。期間限定なので機会があれば是非宝物も見てみたいです。

入江泰吉旧居がある通りを北上するとありました。
755年に鑑真を招いて授戒の場として建立されたもので現在の建物は1733年に再建されたものです。内部には多宝塔を囲んで四隅に多聞天、広目天、持国天、増長天の四天王像が立っていますが睨みつけられるような迫力があり、国宝なので見逃さないようにしてください。

奈良公園から東大寺に向かう途中、古風な邸宅が続く雰囲気のある通りにありました。
入江泰吉氏は奈良の写真を撮り続けた写真家でその広いご自宅を拝見できます。
入江泰吉氏の作品では親子鹿が印象に残っていますが作品を見たければ高畑町に写真美術館がありますね。

奈良公園から東大寺に向かう途中にありました。池泉回遊式庭園はわりと各地で見ますが、こちらは周囲から隔絶する江戸時代の様式と背景も取り込む明治時代の様式の2種類の池泉回遊式庭園があるので、その違いを見極めようと真剣に観賞するという面白みがあります。

近鉄奈良駅から奈良公園に行く途中に大宮通りの北側の奈良県庁とさらに奥の奈良県文化会館に寄ってみるとコンクリートの駐車場のちょっとした緑地を狙ってか、こんなところにも鹿がいました。コブみたいなツノが気になったのですが実は鹿のツノは毎年生え変わると知って衝撃でした。ちょうど春に自然に落ちて秋までに立派なツノに成長するそうです。
季節ごとに再訪する楽しみが増えました。

近鉄奈良駅で朝食を済ませて奈良公園に行く途中に寄ってみました。
正面の主棟と左右を囲むように議会棟と東棟、さらに裏手には分庁舎と合同庁舎があり、さすが県庁という広さです。東棟にはカフェもあるのでここで朝食でもよかったかも。
主棟の屋上に広場があるのですが土曜日なのでまだ空いていませんでした。