ナオさんのクチコミ(14ページ)全862件

　下田公園から海沿いに歩くとすぐにペリー艦隊来航記念碑があります。　
　下田は日本最初の開港地で、日米和親条約・下田条約が結ばれた地です。
　ペリー艦隊来航記念碑が建つここが、ペリー艦隊が日本へ初めて上陸した地です。このペリー提督の胸像は、下田が開国のまちである証なのだそうです

ペリー艦隊が下田に上陸、了仙寺まで歩いた約７００ｍの通りはもともとは了仙寺の参道ですが、この道はペリーロードと呼ばれて親しまれています。
　私たちもペリーロードを歩いて、了仙寺へと向かいました。
　ペリーロードは平滑川に添っており、柳並木はやわらかで美しく、歴史的な建造物も残り、とても風情のある通りです。
　

「道の駅　開国下田みなと」は国道１３５号線沿いにあります。近くには下田魚市場があります。
　「道の駅　開国下田みなと」には下田観光協会や民宿組合連合会などがあり、下田の色々な情報を入手することができます。
　また漁港の直売所やＪＡの直売センター、食事ができる所もあります。

　稲取文化公園には「雛の館」があります。
　ひな祭りの季節は３月ですが、４月から６月末まで「つるし端午の福まつり」といって、端午の節供の男の子をお祝いする「つるし飾り」まつりがおこなわれています。
　「つるし端午の福まつり」も、３月の「雛のつるし飾りまつり」に劣らず素晴らしいです。ぜひ見てほしいです。

　「プチホテル　稲取リゾート」は稲取の町が見下ろせる山の中腹にあります。「プチホテル　稲取リゾート」の私たちの部屋からの眺望はよく、伊豆諸島の島々が見えていました。部屋の居心地もとてもよかったです。
　私たちは「プチホテル　稲取リゾート」を朝食だけ付けて予約していましたが、料理が美味しかったので、夕食もたのんでおけばよかったと、ちょっと残念に思いました。

　私たちは稲取文化公園の足湯で出会った地元の人に、稲取漁港から直送された地元産の鮮度のいい魚を食べられる店と聞き、徳造丸　魚庵を訪れました。
　徳造丸は人気の店で、有名人の色紙がいっぱいでした。
　私たちは金目鯛の刺身や煮つけ、エビフライを食べましたが美味しかったです。

　伊豆稲取温泉の稲取文化公園には「雛の館」があります。ここではつるし雛を見ることが出来ます。
　私たちは「つるし端午の福まつり」といって、端午の節供の男の子をお祝いする「つるし飾り」を見ました。
　また稲取文化公園の中には雛の湯という一度に何人も入れる大きな足湯があります。ここの湯はナトルウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉です。

　釜滝は河津七滝の一つで、河津川の上流、本谷川にかかる滝です。釜滝の高さは２２ｍ、幅は２ｍで、河津七滝の中では大滝に続いて２番目に大きな滝です。
　私たちは水垂駐車場から歩いて、踊子歩道辿り、滝々段々橋を渡り、釜滝を見に行きました。周りながら色んな角度から見ましたが、見ごたえある滝です。

　峰温泉第噴湯公園では、吹き上げる大噴湯がみられます。現在は、１時間おきに１００度の熱湯が３０ｍまで吹き上げられています。峰温泉の大噴湯は東洋一の大噴湯だとか。　噴湯を見に行った私たちは、待ち時間を利用して足湯にも入りました。

　国道４１４号線の河津七滝ループ橋は七滝・大滝温泉の入り口にあります。私たちは、河津七滝に行ったとき、全部の滝を巡ろうと、水垂駐車場から河津温泉郷の大滝温泉の七滝観光案内所に移動中にここを車で走りました。
　河津七滝ループ橋は昭和５６年に開通された巨大な２重橋で、総延長１．１ｋｍ、高さ４５ｍ、直径８０ｍのなかなかかっこいいループ橋です。

　河津七滝（カワヅナナダル）とは河津川の上流、本谷川に架かる谷の総称で、ここには約１．５ｋｍの間に釜滝、エビ滝、蛇滝、初景滝、カニ滝、出合滝、大滝の七つの滝があります。
　私たちは全部の滝を見ようと歩いたのですが、大滝だけは見ることが出来ませんでした。というのは、大滝が見える所にはホテルが建っており、ホテルに泊まった人か、日帰り温泉を利用する人にしか大滝を目にすることは出来ないのです。残念でした。
　河津七滝の探索路は自然いっぱいで、散策するには最高の道ですよ。アップダウンはありますけれど。

「道の駅　天城越え」には国道４１４号線を挟んで隣接する天城グリーンガーデンがあります。ここには天城石楠花や西洋石楠花５００種１３０００本があります。
　私たちも少し散策してみましたが石楠花祭りが行われており、石楠花が咲いていました。
　石楠花祭りは4月26日から5月11日まででしたが、ちょうど間に合いました。
　ピンクや赤の石楠花綺麗でした。

「道の駅　天城越え」にある「昭和の森会館」は昭和天皇在位50年を記念して昭和55年にオープンしたもので、伊豆近代文学博物館、森の情報館、天城グリーンガーデン、伊豆半島ジオパークなどの紹介コーナーがあります。
　伊豆近代文学博物館には川端康成、井上靖、北原白秋、和歌山牧水、横山利一、梶井基次郎など伊豆ゆかりの文学者や作家１２０名の資料が展示されており、文学好きにはたまりません。

　＜道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃＞で始まる川端康成の「伊豆の踊子」は、何度も映画にもなり有名ですが、その中で必ず出てくるのが天城トンネルです。
　＜とうとう峠のトンネルまで来てしまった。・・・中略・・・　暗いトンネルに入ると、冷たい雫がぽたぽた落ちていた。南伊豆への出口が前方に小さくあかるんでいた。＞
　これを読むと、自分の足でこの光景を確かめたいと思う人も多いと思いますが、私もその一人で、旧天城トンネルの中を歩いてきました。
　トンネルもいいですが、そこに至る道やこの辺り一帯の天城山中が自然いっぱいで、すごく雰囲気があります。

天城山隧道（旧天城トンネル）は、川端康成の「伊豆の踊子」で有名ですが、何度も文学作品や映画、テレビの舞台となっています。
　私もここが出てくるのを、伊豆の踊子の他、テレビの浅見光彦シリーズでも見たことがあります。
旧天城トンネルは、我が国に現存する石造道路隧道の中では最大長の土木構造物で、技術的完成度が高く、明治後期を代表する隧道であるとして全国で初めて重要文化財に指定されています。
私もゆっくり歩いてみましたが、石積みが素敵でした。

　私たちが泊まった伊豆長岡温泉の千歳荘は、国家公務員共済組合連合会の伊豆長岡保養所ですが、国家公務員でなくても泊まることが出来ます。
　私たちが伊豆長岡温泉に泊まったのは、翌日私たちが登ろうとしている沼津アルプスに近く、便利だからです。
　伊豆長岡温泉の千歳荘は、１００％源泉かけ流しの温泉が気持ちいい宿です。
　広い庭があって静かでした。値段も手ごろで私達にはありがたい宿でした。　

　浄蓮の滝の滝壺からすぐの所、本谷川の流れに沿って有料鱒釣場があります。ここでは虹鱒と清流の女王と呼ばれるあまご（天女魚）を釣ることが出来るようです。貸竿や貸ロッドも用意されているので、誰でも簡単に釣りをすることが出来ます。
　１時間コースや３０分コースもあり、３０分コースだと貸竿・エサ全て込みで１０５０円で釣りを楽しむことが出来ます。時間が十分ある旅ならここでのんびり釣りをするのもいいでしょうね。

　国道４１４号線に沿った浄蓮の滝の駐車場から滝に向けて坂道を下って行くと、途中に浄蓮の滝資料館があります。
　浄蓮の滝は古い誕生の歴史を持っており、弁財天の滝入水伝説や女郎蜘蛛伝説などもあります。
　まずここに立ち寄れば、浄蓮の滝のことなら何でもわかります。入館料は200円です。
　

浄蓮の滝は17000年前に、天城山の寄生火山である鉢窪山が噴火した際流れ出た溶岩が、本谷川に流れ込み固り、柱状節理の見られる絶壁を作ったことにより出来た滝だそうです。
　その名は左岸山中にあった浄蓮寺からとっているそうで、滝幅７ｍ、高さ２５ｍ、深さ１５ｍとなっています。
　日本100名滝にも選ばれており、訪れる人は多いです。私たちが行った時も、中国からの人がバスで来ていて、狭い石段は人でいっぱいでした。
　浄蓮の滝は石川さゆりの「天城越え」にも歌われており、ここには「天城越え」の歌碑が造られていす。

　飯盛山に登ろうとすると登山口に建つ県指定史跡「飯盛城址跡」の碑文を見つけました。
　これによると、飯盛山にある城址は鎌倉時代にこの付近をおさめていた足助氏の居城であったと伝えられており、中世城館の形態をよく保存する遺構といわれているそうです。
　当時はこの飯盛山城を本城として、真弓山城、白木ヶ峯城、大観音城、城山城、成瀬城、桼主城の七つのお城が建っていたそうで、これらの城址は足助七城とか足助七屋敷とか言われます。
　今、真弓山３０１ｍには足助町制１００周年を記念して、足助城として戦国時代の山城が復元されています。