kiyoさんのクチコミ(50ページ)全1,467件

14th st側からロナルドレーガンビルへ入る入口は行列していましたが、12th st側の駅前にあるエスカレーターで地下へ下りると、行列することもなくＸ線検査でセキュリティチェックを受けて、すぐ中へ入ることができました。

フードコートにはサブウェイやお寿司、中華などのファーストフード店が並んでいましたが、11時半と少しお昼時には早かったせいか空いていました。私は「Quick pita」という店でファラフェルのラップサンド（6.6ドル）を食べました。ピタパンは温め方が足りず、ちょっと冷たかったですが、レタスやトマトなどの野菜とゴマのペースト「タヒーナ」がとてもおいしかったです。

平日は常設展のみなら無料で見れます。けれど、私が行った時は、皆、チケットを購入していました。ちょうど特別展としてゴッホの作品が公開されていたせいかもしれません。それほど大きくないギャラリーですが、館内は非常に混みあっていました。

ゴッホ展では、他の画家の作品を計測したり模写したり、知人の家族の肖像を何度も描くうちにリアルな描写から次第に装飾的になっていく過程など、ゴッホの知らなかった面を見ることができました。また、常設展にはドガ、モネ、ルノワール、エル・グレコ、パウル・クレー、カンディンスキーなどの名画が並んでいて、見ごたえがありました。

家具や陶器、食器、タペストリーなど、近代から現代までのアメリカの工芸品が展示されている入場無料のギャラリーです。非常にこじんまりとしていますが、私が行った時は2階の展示室がクローズしていたので、1階しか見れませんでした。1階では企画展としてバスケット（編んだ籠）と楽焼きの展示をしていましたが、写真もスケッチもNGでした。

美術学校も併設しているギャラリーで、私は最初、間違って学校の入口から入ろうとしてしまいました。ギャラリーの入口は別にあります。ご注意ください。

ここにはピカソ、コロー、ブディンをはじめとする数々の西洋やアメリカの絵画や版画、彫刻などが展示されています。邸宅として建物も見所で、特に「サロン・ドレ」と呼ばれる部屋は宮殿の一室のようでした。それから、一部の部屋はサロンスタイルと呼ばれる形式で展示され、それぞれの作品の下に作者名やタイトルはなく、部屋のすみの置かれた説明書きを手に見ていきます。小品が多いですが、邸宅に招かれたような気分を味わいながら、作品をじっくり見れて良かったです。

英国の水彩画家達のコレクションで有名な美術館です。所蔵点数は55000点にものぼり、ターナーやミレーなど18世紀から19世紀の絵画から、現代コンテンポラリーアート、テキスタイル、彫刻などの作品を見ることができます。入場は無料で、常設展以外にも特別展が頻繁に開催され、訪れるたびに違う作品を目にできるそうです。

ただ、私が行った時はちょうど日本で開催されている「巨匠たちの英国水彩画展」に貸し出し中で、見たかった作品がひとつもなかったのが残念でした。

議会図書館はトーマス・ジェファソン館、アダムス館、ジェームス・マディソン記念館の3つの建物から構成されています。その中で最も美しいと言われるトーマス･ジェファソン館を見学しましたが、優美な柱と装飾画に彩られた非常に美しい空間が広がっていました。天井画など室内の説明はタッチパネルを使ってわかりやすく解説されています。また二階から見下ろす円形閲覧室は映画のセットのようで、こんな所で一日中、本に囲まれていたら幸せだろうなと思いました。尚、円形閲覧室は写真撮影NGです。でも、係員の目を盗んで撮影している人が何人もいました。

展示室のガラスケースがカーブしているので光が反射して、多少、見づらいと感じました。けれど、古代インカの黄金マスクや古代マヤのカレンダーなど非常に興味深い展示がたくさんありました。また、アニメーションを使って神話を紹介しているコーナーもあり、休憩がてら座って見ることができました。

航空関係にはまったく興味がなかったのですが、そんな私でも大いに楽しめました。人間がやっと空を飛び始めた初期の頃の飛行機から宇宙船まで幅広く展示され、人形を使って実物大に再現されスカイラブ・キャビンでは宇宙研究はこんな所で行われるのかと目にすることができました。

それから、お土産コーナーも見逃せません。「ウォータータイマー（別名オイルタイマー。1個10ドル。中国製）」と呼ばれる水と油を利用した砂時計みたいなものを売っています。これは温度によって速度が変わるのでタイマーとしては使えませんが、ぽったりぽったりと規則的に落ちる油の粒を見ていると気持ちが和んで癒されます。

ブランクーシやドガの彫刻が見たくて行ったのですが、展示されていませんでした。常設展は定期的に入れ替えるので、ガイドブックに所蔵されていると載っていても展示されていない可能性があるようです。おまけに改装中だったのか、あちこち立ち入り禁止になっていて見学できる展示室がすごく少なかったです。ちょっとがっかりしました。

ワシントンD.Cで一番のお気に入りの場所です。リンカーン記念館はギリシャの神殿のようだとガイドブックに書いてありましたが、入口に立ってワシントン記念塔へと伸びるリフレクティングプールを見下ろしていると、まさに神殿に立っているような清らかな空気に包まれました。フォギーボトム駅近くのホテルからスミソニアンの博物館地区まで、毎日、ここを歩きましたが、朝のさわやかな空気も、夕方の燃えるような空もとても美しかったです。ぜひここを訪れたら、プール沿いに歩いてみることをおすすめします。

「スミソニアン アメリカ美術館」と同じ建物の中にあります。アメリカ美術館にも素晴らしい作品が数多くあり、またルース基金センターなど建物自体も素晴らしかったので、そちらをじっくり見てから、こちらに来たら疲れてしまって見る意欲が失せてしまいました。スミソニアンにある他の博物館に比べると、こじんまりしているかもしれませんが、それでもかなり広いです。時間はたっぷり取って来たほうがいいと思います。

周囲は人々が何気なく行き交う通りです。私もパトカーが停まっていなかったら、そのまま通り過ぎてしまいそうでした。ちょうど屈強そうなボディーガード風の男の人がホワイトハウスの中へ入っていくところで、どこか物々しい感じがしました。わざわざ見に行くほどではないと思いますが、通りかかったら記念に一枚、写真を撮る程度かなと思いました。

チャイナタウンにあるガラス張りの綺麗なパン屋さんです。海外に行くと中国系のパン屋さんでよく見かける（日本のものとはちょっと違う味の）アンパンやクリームパンなどの菓子パンやペストリーに惣菜パン、ケーキやプリン、エッグタルトにちまきもありました。飲み物もスムージーやコーヒー、紅茶などがテイクアウトできます。

私は「Mochi Mango & Peanut」というマンゴーとピーナッツの餡が入った餅菓子（1個1.5ドル）を買いました。海外旅行に出ると、ついつい和菓子が恋しくなりますが、ここのお餅はやわらかくておいしかったです。

フォギーボトム駅から歩いてVirginia st & 23th stのバス停へ行き、32番バスに乗って約20分、NW Massachusettu Ave & NW Wisconsin Aveで下車すると、右手に大聖堂の建物が見えてきました。大聖堂はその巨大さにも驚かされますが、内陣の美しさには目を見張ります。天井に張られた布にステンドグラスの光が映りこみ、幻想的な空間を作り出していました。またエレベーターで7階に上がると、周囲の景色を一望できるので、ぜひ天気のいい日にここを訪れてみることをオススメします。

私は事前に15時発の見学ツアーを予約して行きましたが、予約していない人は長蛇の列で待たされていたので、事前予約をおすすめします。US capital visitor centerの公式サイトでネット予約もできます（http://www.visitthecapitol.gov/plan-visit/book-tour-capitol#.VS71fnaCjow）。

当日、早めに受付に行ったら14時40分発に空きがあるということで、ひとつ前のツアーに参加できました。ツアーは6グループくらいに分かれてイヤホンガイドを耳につけ、ガイドさんについていきます。日本人は私一人で、アメリカ人や中国人ばかり。ガイドさんの英語の説明はかなり早口でしたが、聞き取りやすかったです。

写真やテレビで見たことのある数々の名画が揃っています。有名なフェルメールの「天秤を持つ女（Woman holding a balance）」は、もっと大きな作品かと思っていたのに、意外と小さかったので驚きました。やはり写真と実物は違います。また、モネの「ルーアン大聖堂」が、なんと二枚並んで展示されていました。この作品は、モネが夜明けから日没まで光の変化によって移り変わる大聖堂のファサードを実に見事に捕らえた連作ですが、こうして見比べて鑑賞できる美術館はそうないと思います。他にも見逃せない作品はたくさんありますが、じっくり見ていたら一日かけてもすべてを見きれませんでした。

ビーフやチキン ケバブのプレートセット（ライスやサラダ付）や、ピタパン（中東やアフリカで食べられている平べったいパン）のラップサンドなどが食べられるファーストフードのお店です。サイドメニューにはフレンチフライやサモサ、ホンモス、サラダ、スープ、デザートなどもありました。

私はファラフェル（豆をすりつぶしたコロッケ）のラップサンドを注文しましたが、トッピングする野菜はキャベツ、玉ねぎ、チリなど数種類あり、リクエストに応じて抜いたり量を増やしたりすることができました。野菜にかかっているとろりと濃厚なタヒーナ（ゴマのペースト）の風味が口いっぱいに広がっておいしかったです。

店内は狭いですが、イートインも可能で、簡単にランチをすませたい時に便利です。

今はすでに再オープンしていますが、私が行った時はまだ2011年8月の大地震の影響で壊れた部分を修復中のため登ることができませんでした。それでも、古代エジプトのオベリスクを思わせる高さ約169mもの巨大な建造物を見上げるだけでも、すごいと思いました。日が沈んでライトアップされる姿も迫力がありました。

アフリカの民族衣装や織物、絵画や仮面など9000点以上ものコレクションがあるそうです。日本や欧米文化とは違う土着の匂いが感じられておもしろかったです。特に、呪術に使う人形や装身具などは強いエネルギーを放っているように感じられました。

東洋と中近東美術のコレクションで有名なギャラリーです。隣りにあるフリーアギャラリーや国立アフリカ美術館からは地下S1階で繋がっています。コレクションはどれも素晴らしいものばかりで、龍や鳳凰などをモチーフとした古代中国の青銅器や、細やかな装飾を施したイランの水差しなど25,000点もの所蔵品を誇っているそうです。館内は照明を落とした落ちついた雰囲気で、静かに鑑賞することができました。