kiyoさんのクチコミ(53ページ)全1,467件

乗り場はテラス・デュフランの北端のほうにあります。ロウワー タウンからアッパー タウンへ行くには階段や坂をいくつか登らなければならないので、このフニキュレールを使うと楽ですが、徒歩で登っても、それほど大変ではありませんでした。まあ、話の種に一度くらい乗ってみるのもいいかもしれません。

新市街と旧市街の境界線となる城壁にあるサン・ルイ門。この他にも城壁にはサン・ジャン門、カン門などもありますが、上に登ることができます。それほど高さはありませんが、新市街や旧市街を見下ろせます。少し目線が変わるだけで、また違った街に見えてきたりしておもしろかったです。

フェアモント ル シャトー フロントナックの前にある広場です。大きな木々に囲まれ、ベンチも置かれていましたが、ここでゆっくり休むという雰囲気はありませんでした。周囲を頻繁に車やバス、団体ツアーの大型バスなどが行きかうので、せわしない感じです。

サン・ジャン門など旧市街の城壁の上を歩いていたら目に留まったので入ってみました。朝10時半頃だったのですが、人の姿がまったくなくて入っていいのか戸惑ってしまいました。入口には誰もいなくて敷地内には自由に入れましたが、建物の中を見学するには入場料が必要だそうです。

10月末に訪れたら、市庁舎前の広場や池には大きな船や畑が作られ、ハロウィンにちなんだカボチャや人形が飾られていました。多くの観光客がカメラを持って集まり記念撮影をしたり、子供たちが楽しそうに走り回っていました。また、夜もライトアップされ、昼間とは違う幻想的な雰囲気を醸し出していました。市庁舎前では、時おりこうしたイベントが行われているようです。

距離としては非常に短い通りですが、さまざまな作風の絵が売られています。購入している観光客の姿もたびたび目にしました。ですが、ここの魅力はそれだけでなく、人の良い売り手のおじさんたちです。ちょうどハロウィンの日だったのですが、仮装した子供たちがやって来ると、売り手のおじさんは絵画が並べられていた壁を開いて、後ろに隠れていた棚から用意していたお菓子を取り出して子供たちに渡していました。心がほっと温かくなるような場面に出くわす可能性のある通りです。

旧市街を一通り歩き回ろうとすると、かなりの急坂や階段を登ったりすることになります。けっこうしんどかったですが、石畳の落ち着いた街並みや、悠然と流れるセント・ローレンス川を見下ろしながらの散策はとても楽しいです。また10月末だったので市庁舎前にはハロウィンの大きな飾りがあったりして、たくさんの観光客がカメラを向けていました。

入口には装甲車や兵隊の方たちがいて警備しています。なんだかちょっと身構えてしまいましたが、入場料は16ドルで、内部の見学ツアーに参加できます。私は朝10時から行われる衛兵交代式を見たかったのですが、6月後半から9月上旬までの季節限定でしか行われていないため見ることができず残念でした。

行った時間が遅かったので私は参加できませんでしたが、無料のガイドツアーは所要30分で、ビジターセンターで受け付けていました。時間は時期によって変動しますが、平日の朝9時から夕方4時半くらいまで。6月末から9月くらいまでは土日も10時から4時過ぎくらいまでやっているようです。詳細は公式サイト　http://www.assnat.qc.ca/en/visiteurs/visites-guidees.html　（英語のみです）に載っています。

数日前に国会議事堂でテロがあったせいか、それとも普段からそうなのかわかりませんが、入口ではガードマンの人たちが目を光らせ、大きなカバンはクロークに預けさせられるなどセキュリティが厳しかったです。

収蔵品はカナダ、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの現代から中世までの絵画、素描、彫刻、写真など多岐に渡り、ルーベンス、モロー、ピカソ、パウル・クレー、ラファエロ前派のワッツやロセッティなど著名な作家の作品の数々に、カナダのグループ・オブ・セブンなどの作品も充実していました。

また、現代コンテンポラリーアートのコーナーなどもあり、半日ではとても足りないくらいです。また美術館の建物自体がアートになっていて、ゆるい傾斜の長い階段や、光と影が作り出すガラス張りの窓などもとても美しかったです。

ホテルだと知らなければ、まさにお城だと思ってしまう外観ですが、その外観に負けず劣らずホテルの中も素晴らしい調度品があふれ、ロビーに入った瞬間から自分がVIPになったような気がしました。観光拠点としても国会議事堂やカナダ国立美術館などは徒歩圏内。ショッピングモールもすぐ目の前で非常に便利な立地でした。

入口前の道路が工事中でフェンスが張られ、聖堂の中へ入っていいのか躊躇ってしまいましたが、思いきって入ってみたら声も出ないほどの美しさに息を飲みました。ちょうどミサが終わったところで大勢の人がいましたが、荘厳なパイプオルガンの響きと、夜空のような天井の装飾は、本当に素晴らしかったです。

波打つような外壁がまるで有機体を思わせる博物館です。入場料を払わなくても庭には誰でも自由に入れるようになっていました。枯山水の日本庭園があったり、展望台のような場所からは川を挟んでリドー運河や国会議事堂が見渡せます。

ハロウィンが近かったので大きなカボチャが積みあげられ、ドライフラワーやおばけの人形なんかも飾り付けられていました。ある露店ではコスプレしている店員さん（けっこう年配のご夫婦）もいたりして、おちゃめだなと思いました。特に買うものがなくても、見ているだけでおもしろいです。また、ここで売っている野菜はとても安くて一袋、またはザル一盛りで2～3ドル。さらに二つ買うと、もう少し値引きになったりしていて、キッチン付きのホテルで自炊していた私にはとても便利なマーケットでした。

細い路地のような通りですが、かわいらしい店、洒落た店、こだわりのありそうな店などが建ちならんでいます。しかし、お昼11時頃に行ったら、ほとんど人がいなくて閑散としていました。10月末の平日は観光客が少ないのでしょうか。おかげでのんびりとウインドーショッピングを楽しめました。

どれほどすごい階段なのかと思いましたが、名前から受ける印象ほどではありません。この首折り階段の先には洒落たレストランやショッピングができるお店が並ぶプチシャンプラン通りに続いているので、気後れせずに下りて行ってみるとよいと思います。それにしても夜6時頃に行ったら、ほとんど人がいなくてびっくりしました。

旧市街から歩いていきました。野菜や果物、手作りパンやお菓子、スパイスやお茶などを扱うお店が並んでいましたが、正直言って、ちょっとがっかりしました。ここを訪ねる前に見てきたトロントやオタワなどのマーケットに比べると、品数が少ないです。お土産になりそうなメープルシロップなどはばら売りされていましたが、リンゴなどは一袋に何十個も入っていたりして、観光客がちょっと買って帰るという雰囲気ではなかったです。

テラス・デュフランから階段を登って総督の散歩道を抜け、戦場公園まで歩いていきました。時おり立ち止まって景色を見ながら歩いても所要30分くらいです。広々とした公園はきれいに芝の手入れがされていて、天気がよければピクニックにもぴったりだと思いました。けれど、あちこち歩き回って疲れた体では公園はあまりに広すぎて、端から端まで歩くのはとても無理でした。

テラス・デュフランから階段を登っていくと、総督の散歩道に出ます。左手にセントローレンス川を見下ろしながら歩ける木の遊歩道で、天気の良い日だったので非常に気持ちよく幸せな気持ちに包まれました。テラス・デュフランだけ歩いて戻ってしまう観光客が多かったですが、ぜひここまで足を伸ばしてみるとよいと思います。

ハーバーフロント地区にはオンタリオ湖沿いに遊歩道が整備されています。トロント中心部から離れている分、さわがしい雑踏も忘れられて、とても伸び伸びとした気持ちになれる場所です。日の光を受けてキラキラと輝くオンタリオ湖は本当に美しく、都会にいながら自然豊かなカナダを感じることができました。