inuさんのクチコミ(48ページ)全2,110件

松山市街中心部にあり、松山城等の観光に便利です。隣の三越百貨店と直結しており、さらに、商店街大街道も隣接しているので、買い物や食事などにとても好都合です。ツインルームに宿泊しました。部屋はそれほど広くはありませんが、ゆったりと快適に過ごせました。

坂の上の雲ミュージアムを見学した後、坂道をのぼって萬翠荘まできました。旧松山藩主の子孫久松定謨伯爵が建てたフランス風の白い洋館で、今は、国の重要文化財に指定されています。内部は、謁見の間や迎賓室などのほか、豪華な水晶のシャンデリアがかけられた晩餐の間などがあります。建てられた大正の時代には人目をひく建築物だったでしょう。

松山城本丸広場西側にたっています。もともとは、太鼓櫓とともに、二ノ丸方面の防御の役割を担っていたそうです。この櫓は戦災で焼失し、鉄筋コンクリートで再建され、防災ポンプ操作室として利用され、現在は、管理事務所となっています。

戸無門をぬけ、本丸方面へ進もうとすると、眼前に現れるのが堅牢な筒井門です。筒井門の横に、目だたぬようにつくられたのが、隠門です。この隠門の上に設けられたのが、隠門続櫓で、隣の筒井門よりは、一段低く、作られています。門を入った裏から見るとそのことがよくわかります。

二ノ門をくぐり、左へ折り返すように進むと、三ノ門があります。屋根を小さくし、守備側の死角を少なくするよう工夫された高麗門の形式だといわれます。侵入した敵を天守と南櫓から射撃できるようになっているとのことです。瓦屋根の質素な作りの門という印象を受けました。

松山城天守の三ノ門をくぐった正面にある櫓で、右へ曲がると筋金門にいたります。ここは、武器・弾薬や食料の貯蔵庫として利用されていたそうです。この櫓は、天明の雷による火災で天守とともに焼失しましたが、安政元年に再建され、現在は三ノ門とともに国の重要文化財に指定されています。

戸無門をすぎ、松山市街の景観を楽しんだ後、目の前にあるのが筒井門です。堅牢な櫓を備えた門で、誰もがこの門に注意を向けてしまいますが、この筒井門の右側に隠されたような目立たない門があり、これが隠門です。筒井門に迫る敵を背後から急襲する目的で、作られた門のようですが、城の防衛によく工夫がされていると感心しました。

松山城天守への料金所を過ぎ、坂をのぼっていくと、道はいったん折り返すように一ノ門へと続いています。その折り返し地点にこの紫竹門東塀があります。狭間が設けられた防御用の塀ですが、城の一部らしく白い趣のある塀となっています。

ロープウェイ・リフトをおりた長者ヶ平から天守をめざして歩き始めると、最初に現れるのが戸無門です。この門をくぐり、折り返すように進んでいくと、筒井門があります。櫓を備えた重厚な門で、本丸防御のため、重要な役割をはたしていたようです。筒井門の手前は、松山市街をみわたせるビュースポットとなっており、ここで一息いれるのもい良いと思います。

三ノ門をくぐった後、天守中庭へ向かう途中、左手に現れる白い塀です。松山城天守中庭への入り口にあたる筋金門まで続いています。小天守や一ノ門南櫓などを防御する目的で造られた塀だとされていますが、見た目には落ち着いた趣のある白い塀でした。

松山城天守に入る最後の門です。大天守と小天守は、この門の櫓部分で連結されています。門の柱に鉄板が張られているため、筋鉄門と呼ばれたようです。天守防衛には、重要な門で、三ノ門から侵入した敵の正面を射撃するように造られているそうです。

ロープウェイ・リフトをおりた長者ヶ平から、本丸広場を目指して歩き始めると、坂道を折り返して最初に現れる門です。比較的簡素な印象の門で、扉がないので、このように呼ばれているようです。門をぬけたところからは、松山市街の景色を眺めることができます。道は、このあと、筒井門、隠門へとつづきます。

ロープウェイやリフトを降りた長者ヶ平から歩き始め、戸無門、筒井門をぬけて本丸前にたつのがこの太鼓門です。この太鼓門は、南北続櫓と巽櫓、太鼓櫓と一体となっており、本丸の防御線としての機能をはたしていたそうです。この太鼓門をぬけると本丸広場に入り、天守をのぞむことができます。

長者ヶ平でロープウェイやリフトを降り、そこから天守まではかなりの距離を歩くことになります。途中、いくつもの門をくぐり、本丸広場を通り抜け、天守に至ります。天守は、小天守や隅櫓と渡り櫓で結ばれた連立式天守というちょっと珍しい独特の形を有しています。天守からは、松山市街や、瀬戸内海の眺望も楽しめます。

松山城一ノ門をくぐり、石段を上って枡形を左に折れ、さらに石段を上り詰めたところにあります。この門は、松山城城郭と同じ高さの地面に位置し、ここから、三ノ門、筋鉄門を経て、天守に至ります。門自体は、比較的、シンプルで幅も狭く、天守の防御用に設けられたものであることがわかります。

松山市街中心部の小高い山の上にあります。この城へ行くために、いつもリフトを使いますが、それだけでもわくわくした気持ちにさせられます。連立式天守という珍しい城の様式や、二ノ丸史跡庭園などみどころもとても多く、3～4時間はかけてゆっくりと回りたいものです。

2000年の火災で焼失した本堂が再建されたことを記念して建てられた宝物館です。山門に続く坂道の左手にたっている小さな建物です。火災で被害を受けた旧本尊・地蔵菩薩立像の像内納入品が期間を限って公開されたり、平家物語写本なども展示されています。入場は無料でした。

寂光院の歴史は古く、聖徳太子の時代の創建と伝えられます。しかし、何といっても建礼門院徳子が壇ノ浦で滅亡した平家と我が子安徳天皇の菩提を弔い、終生を過ごしたことで知られています。大原のバスターミナルからは三千院とは逆の方向に進み、のどかな田園風景の集落の中を歩いていくことになります。寂光院は、三千院と比べると小規模ですが、落ち着いた雰囲気のなかに何か悲哀を感じさせてくれるように思います。

大原バスターミナル方面から、三千院へ向かう大原女の小径に面してあります。このあたりの老舗漬物店で各種漬物の試食もできます。この時は、千枚漬けと半割大根を買って帰り、とてもおいしくいただきました。ただし、クレジットカードは使えず、現金のみでした。

大原のバスターミナルから三千院方向へ向かう坂道です。呂川にそった道沿いに茶店や、漬物店などがならび、独特の風情が感じられます。三千院へは、バスターミナルから徒歩約15分くらいだと思います。この道はさらに、三千院から先の勝林院方面へつづいているようです。