ひろちゃんＨＹＫさんのクチコミ(17ページ)全850件

八甲田方面から走って来て、みんなのトイレのちょうどいい時間帯にここに着きました。それにしても要はトイレと休憩のためだけに作ってあるのでしょう、自販機とトイレだけです。確かにこの交通量では、物販も食堂も必要はないかなぁ・・・。

昔？行った時は、古びた木造のほとんど一軒家的な温泉だったのを覚えているので、今度来てみて、周りの人共々ビックリした。すっかりリゾート的に開発されていて、逆に名前が似つかわしくなくなったようにも。温泉は相変わらずで大変結構だったけれど。

雪の回廊を出て、雪原に入って行ったら、すっかり晴れていて、雪を頂いた八甲田の山々がドーンと見えてくれた。兜の格好をした山々という意味で付けられたと初めて知った。なんとも美しいが、あの悲劇の話を聞くと鎮魂の山姿という気もしてくる。

変な気候で桜は残念ながら・・・。でも高いところと弘前城では八重や枝垂れ等満喫できたし、なんといっても八幡平の林を抜ける頃には、雪の回廊と言われるところに出てきた。立山の雪の大谷とまではいかないけれど、立山より低い分、バックの山々が何ともきれいで、雪の壁や林、山など総合するとこっちの方がきれいだともいえるのではないかな

十和田のホテルを出て、奥入瀬を経由して、五所川原に抜ける途中、すっかり霧が出て来て、なぁんにも見えないかなと思っていたら、幻想的な景色の中に入って行った。雪が残り、かすかに霞んでいる高原の林が続く・・・。同じ写真を撮り続けた結果になった。

全国に白糸の滝というのが何十ヵ所もあるらしいとの説明があり、それもほんとの糸状の幅広滝から、細い一本の滝まである由。ここのはなかなか立派な高さと太さ？の白糸の滝で、新緑の中で見るとほんとに素晴らしかった。

幅も高さもナイアガラと比較するのは日本的ではないが、周りの新緑とセットで見ると決してナイアガラの景色に見劣りするものではないです。ほんとうに日本の渓流らしい、しっとりした中でのダイナミズム。十和田湖を徳利と見立てて、注ぎ口ということでこの名前がついた由？？

十和田湖から石ヶ戸までのバスでのドライブは、目線が高いこともあるが、渓流と滝、新緑の林、岩肌、を眺めながらで、退屈する間もない。石ケ戸では３、４０分間、散策できた。こんどはまじかに渓流の音と苔、新緑を楽しんだ。

石ヶ戸は、休憩所と奥入瀬散策の中心地の名前になっているが、もとは大きな石が古木に寄りかかって、女盗賊の隠れ家になっていたという伝説のスポットがもとでつかられた地名だとか。ガイドが「この石がどうして木にもたれかかって、屋根の様になっているかがわかっていない」というが、多分、石の下から、木が育って来て？押し上げたのではないかな？　この付近の景色は素晴らしいです。

この評価点は乙女の像とその付近の十和田湖の雰囲気を含めてのものです。遅い春の朝早くで、風もなく、ほとんど人もいない、静かな雰囲気の中で見る乙女の像、風情があった。あの時代の乙女、すっかり今の時代の乙女とは違って、チャンとした体をしていて感心した。

ツアーだから金額不明。湖岸近くの大きなホテル。ホテルからは湖面は見えない。窓の外に満開の桜の木がみえて、夕日も、周りの自然の景色共々きれいだった。温泉は大きく、ゆったりして気持ちよかった。食事はまぁ、あんなものでしょう。寝具：敷布団が薄っぺらで、マットレスでも欲しかったのがちょっと残念。

ツアーのバスがホテルに入る時は、夕陽が沈みそうな時間であった。湖岸まで５分位だというから、部屋にも入らず荷物もほったらかして、走った。鏡の様な静かな湖面と向こうの山に沈みかける夕陽、光の筋がが湖面を横断して足元まで伸びてきた。湖岸の樹々のシルエットが逆光で美しく・・・。最高の夕方を楽しめた。

東北道のサービスエリアでのトイレ休憩で念願の岩手山の威容を見せて貰えた。片富士という名の通り、片方の山形（サンケイ）が富士山の様。サービスエリアの建物の裏に回って、隣の牧場の緑と樹林の上に鎮座する岩手山の景色は素晴らしかった。

今回のバスツアーでの高速道、トイレと自動販売機しかないパーキングエリアが多いが、
ここはチャンとしたところでした。建物に近づかずに駐車場側から見ると、岩手山の上部がきれいに見えた。もっとも曇り空で少し残念だったけれど。

まぁ駐車場にくる観光客には集合・時間待ちの場所には便利でいいところ、トイレもきれいにしているし。レストランではお昼だし、ありきたりのおそばを食べただけだし、併設の大きな売店もごく普通のまさにお土産屋さんです。

参道：月見坂を降り始める所にある、古いお堂で、説明の掲示板も、売店に詰めているお坊さん？の説明も結構であったが、お堂内に展示されている弁慶（実物大だとか、どうしてわかるんかな？）と義経の像や、笈などの展示物が、なにか寄せ集めてきた物を置いてあるみたいで、ちょっと興ざめ。置き方を工夫すれば同じ物でもすごくなるのかも。

我々はバスが殆ど上まで上ってくれて、参拝したのち、きつい下り坂をロープを持ちながら歩いた。参道の杉並木の雰囲気も最高だし、ちょっと寄り道しての衣川・北上川方面の景色もまた素晴らしい。登りもほとんどの人が歩いていたが、シニアは下りだけで充分。しかしいずれにしても歩いてみる価値がある。

久しぶりで、今度はツアーで中尊寺に寄ったのだが、世界遺産で整備されたからかもしれないが、いい意味での古っぽさが減った感じがする。でもいつ来てもあの藤原３代の栄華の夢みたいなはかなさはある。新緑が綺麗だったのがうれしかったが、毛越寺など関連遺産に回らなかったのが残念だった。

当時は藤原氏のかの有名な金字一切経などの超お宝（叱られそう）が入っていたのでしょうね。今は境内の博物館でレプリカとして見ることが出来る。お経を納めていたタンスというのかお経の保管台も博物館にあった。説明の掲示板がしっかり説明してくれた。

金色堂の旧覆い堂近くにひっそりと建つ芭蕉の像。「五月雨の 降り残してや 光堂」の句はあまりにも有名。でもやっぱり「夏草やつわものどもの夢の跡」の方が感じるものがある。この日は５月ながら雨ではなく、新緑でこれもまたよかった。