きちさんのクチコミ全39件

入国審査時にちょっとイライラさせられました。

トランジットで6時間ほどあったので入国して市内で食事することにしましたが、入出国カードの Address in Thailand は空欄で提出しました。すると、審査官がそれを見るなり「これはなんだ！！○×※！！！」と、すごい剣幕で怒るのです。私が「入国目的はトランジットで、今日の夜11時ぐらいの便で出国する。だから宿泊はしないので書かなかった」とEチケットの控えを見せたり、カードの Purpose to Visit の Transit のチェックボックスのチェックを見せて説明しても、ちっとも納得してくれません。

隣のカウンターに並んでいた夫が一緒に説明し、隣の審査官が「じゃ、Address 欄に Transit Trip と記入しろ」と言い、それでようやく入国できることになりましたが、疲れました。

優先レーンでしたが、2つしかカウンターが無く、このやりとりだけで軽く後ろに行列が出来てしまい、それがいたたまれなくて情けない思いをしました。アドレスが「とにかく空欄でない」ということがそれほど重要なら、入出国カードに注意書きでも書いておけばいいのに。

他にも、とにかくトイレが少なくて探すのが大変なこと、制限区域外（到着時）には航空会社のラウンジもカード会社のラウンジも無くちっとも休む場所が無かったこと、等々、人ごみもあいまっていい印象がありません。

足の悪い母と二人で旅行。母は平坦なら歩けますが足が曲がらないため段差が辛く、非力です。二人ぶんの荷物を抱え、足の悪い母を連れての空港利用は想像以上にしんどかったです。

到着時はレンタカー会社の送迎のシャトルバスに乗るのに一苦労。日本でよく送迎に使われるようなワンボックスタイプの車ではなく、小さめのバスが来ますが、床が高く、スーツケースは上げ下げしてもらえるものの、母本人が乗車降車に非常に手間取ってしまいました。シャトルバスの乗り場も、交通量の多い道をすばやく横断しなくてはならず、緊張しました。

出発時はレンタカーでターミナル1のそばまで行って荷物と母を降ろし、その付近で待っていてもらうようにしましたが、返却手続きとシャトルバスが来るまでに時間がかかり30分ほど経ってその場所に行くと、「座れる場所も無いし、自分ひとりで運べなかったから」と、降りた場所にそのまま炎天下のなか立ち尽くしていました。たしかに、日陰になるところは人がいっぱいで、ベンチなどもまったく空いていませんでした。

JALの成田-コナ直行便のチェックインカウンターはターミナル1、搭乗するのはターミナル2と、なぜか別の場所での手続きで、人ごみをかきわけて移動するのにまた一苦労。

やっとのことで保安検査を通ると、狭い中庭のような空間に出ます。お土産屋が2軒と、カフェが1軒。JALの場合はビジネスクラスでもラウンジがなく、ゆったりできるところがありません。早めに着きすぎたために最初こそのんびりしていましたが、あれよあれよと後から人が入ってきて、制限区域内でも日陰の争奪戦となりました。若い人などは荷物を地べたに置き、その上に座ったりなどしていましたが、アメリカ本土への国内線を待つ乗客はお年寄りの団体が多く、その人たちだけでも十分に座れるベンチがありません。せめて屋根だけでも付けてくれれば・・・と思いました。

いいところは、立地、部屋からの眺めが良く、部屋が広めなこと。

悪いところは、館内や部屋はちょっと古めかしく（清潔ではあります）家電がポンコツで残念なモノばかり、リゾートフィーというホテル側に都合のいい課金をするところ、朝食レストランが美味しくないこと。

スタッフは、ベルの人たちはにこやかで気さくな様子で好印象。しかし、朝食レストランの従業員は、邪険な人が多くてイヤだった。一例をあげると、朝食時に前に並んで卵を注文しようとしていた日本人の高齢の男性が、勝手がわからない様子でまごまごしていたら、スタッフ（日系男性）に「何？具は？急いでよ！あんた馬鹿？」と英語でまくし立てられており、可哀想だった。他の日にエッグステーションに立つ男性スタッフも似たり寄ったり。

東南アジアのリゾートほどくだけて何でもありな感じではなく、欧州のリゾートほど堅苦しくなく、そういう意味では居心地がいい人もいるのかもしれないが、値段だけは超一流。だったら自分なら東南アジアのゆるいサービスで安価なのが良い。

ルフトハンザのフランクフルト行きの便に搭乗するため、利用しました。ANAの特典航空券が、関空経由でしかとれなかったので。

関空自体が、素っ気無い作りでLCCターミナルのような印象を受けますが、ここもそんな感じです。簡素な設備、飲食物…。

初めての利用だったので受付でシャワーはないかとたずねたら、小馬鹿にしたように「そんなものは無い」との返事。男女各一つずつしかないトイレ（個室のなかに洗面台がある）で長距離便に備えて化粧を落としていたら、外から「早くしろ」とガンガン扉をたたかれました。出てみると中年男性。女性用トイレなのに・・・と思いましたが、それを見ていて注意しない受付の人たちもどうかと思いました。

関空の保安検査場がとても混んでいたので、乗り継ぎ時間に2時間あったにもかかわらず、利用したのは15分程度と短いものでした。ただ、ラウンジといっても本当にただ着席して待てるぐらいのものなので、長時間の乗り継ぎでなくてよかったと思ったぐらいです。

2015年に利用したときは、ビジネスクラスといってもシートが古くてがたがたするし、窓側から通路に出るには人をまたがないといけませんでした。

ところが、2016年の12月に、成田アブダビ間の機材が Boeing 787-9 に！ビジネスクラスは1-2-1の配列で以前にくらべだいぶゆったりしました。ちょっと変わっているのが、後ろ向きのシートがあること。シート周りのモニタやパネル、収納ポケットやテーブルの配置はよく考えられていて、どのシートポジションでも使い勝手がよかったです。

食事は出来たての状態で希望通りの時間に提供され、とても美味しくいただきました。
また、ＣＡさんも明るく元気で気配りのできる方が多くて、サービス面もがぜん向上していると思いました。

アブダビ空港でのビジネスクラスのラウンジは、ファーストクラスのラウンジが新設されたため、以前のファーストクラス向けに区切られていたゾーンも使えて非常に広いです。

前は搭乗直前にファーストクラスへのアップグレード（オークション形式で、安価にアップグレードできる）のお誘いがあったのですが、今回はありませんでした。ファーストクラスが立派になり、そうそうアップグレードするものではなくなったのでしょうか？

ビジネスクラス利用のコストパフォーマンスという点では、これはもう文句なしです。

残念なのは、遅延が多い（自分の体験でも、周りの意見でも）こと、それから4月以降の成田発が17時台になってしまったこと、です。あまりの快適さにゴールデンウィークもエティハド航空を利用しようと思って検索をかけたら、仕事帰りでは利用できない時間帯になってしまっていてがっくり・・・。

ブリュッセル～ロンドンの往復で、家族4人でビジネスプレミアクラスを利用しました。

たった2回乗車しただけですが、時間帯や曜日によって、出入国や荷物検査にかかる時間や車内の混雑具合、客層が大きく違いました。遅延するかどうかも運しだい。そのため行きと帰りではだいぶ印象が変わるので、一概にユーロスターを利用してよかったかどうかを言えません。帰りはビジネスマンのお客で大混雑し、かつ遅延したので、到着駅のブリュッセル南駅でもみくちゃになりキツかったです。

1月6日、London St.Pancras 17:04 発、Brussels Midi 20:05 着

セントパンクラス駅のユーロスターの乗車口は、隣のキングスクロス駅との間に近く、駅舎の一番北あたりにあります。ビジネスプレミアはファストレーンがあり、優先的に出入国検査や荷物検査を通ることができます。このときは周囲がビジネスマンらしき人ばかりで荷物も少なく、スムーズでした。

セントパンクラス駅のラウンジは縦長で薄暗く、1階は満員で座るところもありません。2階にようやく4人で座れる場所を見つけましたが、狭いエレベータが1つしかなく、乗車するにはまた1階に戻ってこなくてはいけないので移動がけっこう面倒です（だから2階が比較的空いていた？）。ビールを中心にアルコール類があり、ナッツ類もありましたが、せわしない雰囲気です。ラウンジはブリュッセルのほうがだんぜん清潔感があり居心地がよかったです。電車が遅れるというアナウンスがありましたが乗車ホームのお知らせはないのでラウンジを出るに出られず、ようやく案内があったら皆が我先に移動しだしたので、大荷物を持った我々は時間に間に合うように乗車するだけですでにぐったり。

17:04発の予定でしたが、実際に走り出したのは15分遅れ。それが到着時には40分の遅れに拡大していました。途中1駅くらいしか停車しなかったのに遅れが拡大するのが不思議です。

車内は満席。すでに外は暗く、車内の明かりも乏しくて、どよーんとした薄暗い雰囲気。混んでいるからかサービスも悪く、食事のプレート（サラダやデザートが乗っている）が配られてから30分以上経過して、やっとメインの皿が配膳されてきました。子供には有無を言わさずお子様メニューが出されます。内容は行きのブリュッセル発のランチと同じようなものなのですが、なぜか帰りのロンドン発は美味しく感じませんでした。

ブリュッセルに近づいてあと15分ぐらいのところで、遅れを気にした乗客が次々デッキに立ち始めてしまい、荷物置き場からスーツケースを取り出すことができません。その人たちに謝りながらラックからスーツケースを取り出し、なんとか到着前に荷物を確保して待機していましたが、ドアが開くと乗客はなだれをうって降車し、走り出す人もいます。私たちは自力でスーツケースを降ろし、ずるずると引いて歩いていましたが、走る人たちに追い抜きざまにスーツケースを蹴飛ばされたり突き飛ばされたりしながらヨレヨレでホームを移動しました。皆、乗り換えなどで急いでいたのか、必死の形相で、とても殺伐とした様子です。やっとタクシー乗り場に着くとそこも長蛇の列。計画段階では、予定通りにいけば21時にはブリュッセル空港につけるかな、と考えていましたが、実際に到着したころには22時をまわっていました。ラウンジの人いわく、多少の遅れ（何分ぐらいまでか？は不明）はよくあること、だそうなので、ユーロスターの利用の直後の移動などは避けたほうがよいだろうと思いました。

夕方（とたぶん朝も）のビジネスユースの時間帯は、身軽で使い慣れた様子の、時間を気にするせわしない乗客がいっぱいで、ちょっとでもまごまごしていると邪険にされます。日本の通勤時間帯に近いような雰囲気です。かなうなら、昼間の利用のほうが混雑もないし、人も優しいように思います。

ブリュッセル～ロンドンの往復で、家族4人でビジネスプレミアクラスを利用しました。

たった2回乗車しただけですが、時間帯や曜日によって、出入国や荷物検査にかかる時間や車内の混雑具合、客層が大きく違いました。遅延するかどうかも運しだい。そのため行きと帰りではだいぶ印象が変わるので、一概にユーロスターを利用してよかったかどうかを言えないと思います。行きは空いていて快適でした。

1月3日、Brussels Midi 12:52 発、London St.Pancras 14:05 着

ブリュッセル南駅のどん詰まりにユーロスターの搭乗口がありました。一番近いタクシー降車場で降りましたが、それでも混雑する駅構内をそこそこ歩きます。ビジネスプレミアはファストレーンがあり、優先的に出入国検査や荷物検査を通ることができますが、そこでもそれなりに時間がかかりました。

ブリュッセル南駅のラウンジは明るく綺麗で、スタッフも親切でした。ここでの Wifi 速度はかなり快適。クッキーやチョコレート、ナッツ類が美味しいし、アルコール類もふんだんにありました。持ち帰り自由の雑誌や新聞（といっても中身はほとんど広告）もあります。アナウンスでホームに移動する時刻が告げられますが、急に12:40までに乗車を済ませるように言われたので、あたふたと乗車。1時間以上前には駅に着いていましたが、結局ラウンジに居られたのは15分もありませんでした。

1/3(火)12:52発の車内は1/4程度の埋まり具合でした。内装は簡素でくたびれており、普通の特急列車という感じです。このときは、見たところ、観光客ばかりでした。席の幅はそんなに広くないですが、大きめのテーブルをはさんで向かい合わせなので足元のスペースはあります。4人掛けのテーブルの片方に欧州式、もう片方にイギリス式のコンセントプラグが2つずつありました。このときのスタッフはとても親切で、隣の2人掛けの席もロンドンまで空いているからご自由にどうぞ、と教えてくれ、6人分の席を悠々4人で使えて快適でした。ワインリストも立派。ランチは飛行機のエコノミークラスほどの内容でしたが、気圧の関係なのか、電車で食べるほうが美味しく感じました。

車窓の風景はほとんどが田園地帯で目安になるものがなく、GoogleMap を見ながらでないと今どこにいるかは分かりません。通過する駅も、他の列車と併走することもなかったので、ユーロスターの線路は独自に引かれたものなのかなあと思いながら車窓を眺めていました。2時間で着いてしまうので、体感としてはあっという間です。

ロンドンのセントパンクラス駅に着くと、あとは出るだけ。

そのほかの感想としましてはこんなところです。

・スーツケースなど大きな荷物が多いと移動や検査で時間がかかるし、乗り降りには段差があり、係員はいないので自力でなんとかしなくてはならないので、時間と気持ちに余裕が必要です。車内の荷物置き場は狭くて早いもの勝ちです（もし空いていなければ置ける場所がある車両を探しに行かなくてはなりません）。荷物を抱えての移動の場合は、どのクラスだろうと、早め早めに行動する必要がありそうです。

・ユーロスターの公式ページから予約しました。席の値段も日にちと時刻で細かく違います。3世代で乗車するのでシニアや子供料金を適用したかったのですが、ビジネスプレミアはその設定が無いようで、一律大人の料金でしか予約できませんでした。為替レートの違いも馬鹿にならないので、有利なタイミングで購入するには、前々から値段をチェックしておくのがよいかもしれません。いっとき1円127ポンドまで下がったのでそのタイミングで予約・購入しましたが、片道大人1人が184ポンドでした。日本円にして2万4000円弱。

・飛行機と比較するとたしかに大幅に時間の節約にはなりますが、それ以外の要素（快適さなど）にそこまで付加価値があるかというと、ちょっと悩ましいところです。車窓の風景も特に見ごたえがあるわけでもなく・・・。

・家族に前もって「”あの”ユーロスターに乗る」と言ってしまうと、あれこれ過度な期待を抱かれてしまい、あとでブーブー文句を垂れられてしまうので、「特急列車」ぐらいで伝えておけばよかったと思いました。

長時間のフライトのあとだったし天候が良くなかった（みぞれが降って寒かった）ところへ、まずフロントの男性が不愛想で、ベルボーイが怠惰だったために第一印象から最悪に。

そしてチェックインしようとすると、午後4時でもまだ部屋ができていないのでまた来いと追い払われ、1時間後に戻ってきてようやく通された部屋をみてまたがっくり：大人2人で1部屋、大人1人＋子供1人で1部屋と明記し「なるべく近い部屋を希望」で予約していたら、実際に通されたのは、大人1人ぶんのアメニティのある部屋（キングサイズベッド）、大人2人＋子供向けベッド追加の部屋だった。。前の客のゴミもまだ捨てていなかったし、浴槽やトイレには髪の毛が落ちている。たしかに隣同士の部屋ではあったが、ぜったい優先順序を間違えている・・・。

疲れており、翌日早朝に出発してしまうので部屋に対する文句は言わなかったが、それ以外でもいろいろな段取りの悪さにムカムカした。

1年ぶりの宿泊です。前は比較的遅くまで開いているレストラン（焼肉トラジ）があったので、仕事帰りに気分転換で一泊したものですが、改装の結果トラジはなくなってしまい、ジムも通常の客室をつぶしてマシンが数台置いてあるだけの非常に簡素なものになってしまいました。その代わり、披露宴開場が新設されたと聞きました。ちょっとがっかり。

ルームダイニングの品数も少なく、趣向、味ともにいまひとつ。

クラブラウンジも、どの時間帯でもお子様可でわいわいにぎやかな雰囲気で、置いてある品も、おつまみというよりはボリュームのある食事のようなものになっていました。味のほうも、残念ですが、ファミレスみたいなレベルです。そのくせ、ホテル代は高くなっています。

5年くらい前までは海外のビジネスマンの比率も高く、もうちょっと大人の個人客が多いという印象があったのですが、今では披露宴に参加する集団の姿が大多数のように見えてしまいます。外の喫煙スペースのマナーなども悪くなっているように見えます。国内の景気が良くなってきているのか、上客は東京駅周辺のよりハイソなホテルに流れてしまったか・・・。なんだか、昭和の大型ホテルのたたずまいに逆行しているような気さえします。

スタッフのかたは丁寧で愛想もよかっただけに、残念です。

22:20 発のカタール航空のビジネスクラス利用で、こちらのラウンジを案内されました。仕事を終えてから、チェックイン。荷物検査やらなにやらをすませ、19:30ごろにラウンジの入り口に着きました。まだ3時間近くあるから、ラウンジでシャワーを浴びてメークを落として余裕の搭乗を･･･と思ったら、ぜんぜん目論見どおりには行きませんでした。

初めてのサクララウンジ利用だったので、シャワーの利用の仕方を入り口でたずねると、一階分降りたところにもう一つ受付があり、そこで聞いてくれとのこと。降りていくと、誰もいません。シャワーの入り口（ガラスドアの向こう）も無人。ちょっと待っても誰も来ないので、もう一度階上にあがり、ダイニングで15分ほど軽食をつまんで戻ってくると、今度は人がいましたが、「順番待ちです。空き次第、アナウンスします」とのこと。しょうがないので待ちましたが、21:00を過ぎても連絡はありません。シャワールームの入り口で聞くと「もう空かないかもしれません。シャワーは21:30までなので、もう可能性はないかも」と言われました。

メークだけは落としたい、というと、トイレしかないとすげない返事。タオルを持参していなかったのでタオルだけでも貸してください、と言うと、しぶしぶシャワー用のバスタオルを貸してくれました。

夜はシャワーが満室で使えないのは慢性的なのでしょうか。それもかなりがっかりですが、もう使えないだろうというのがわかった時点で、待っている人に対して連絡ぐらいくれてもいいのに、と思います。そして、閉まるのが早すぎ！！シャワーにせよマッサージにせよ、（そしてラウンジ自体が）早々に閉まり、まだ時間がある客でもそれに応じて行動しろ、というのでしょうか。本館のラウンジが夜にとても混むのはサテライトのほうが閉まってしまうから、というのもあると思いますので、利用者の立場をもうちょっと考えてくれなければ困ります。

East Coast 路線をエジンバラ（ウェイバリー駅）～ロンドン（キングスクロス駅）まで利用しました。

8/31の切符を5月なかばに購入しましたが、割引があってファーストクラスで1人64.5ポンド。安く買えたと喜んだものの、その後BrexitでEU離脱派の勝利を受けてポンドが急落し、結果的にはほとんどお得ではなくなってしまいました。

車体そのものは「あれ、思ったよりも（けっこう）古め？」という第一印象。清掃もこまめにされておらず、通路にはスナック菓子のカスが踏み砕かれていてあまりきれいではありませんでした。驚いたのは、かなりの区間、非常に揺れることです。どのくらいかというと、プラスチックコップの底から2センチくらいしかない液体が飛び散るほど・・・。突き上げるように揺れるので、これは車体というより線路の問題でしょうか。

ドリンクサービスは頻繁に来てくれて、アルコールやソフトドリンク等が自由にいただけます。立派なメニューが配られ、ランチとしてサンドイッチ類もいただけます。が、このサンドイッチがイギリス滞在中一番おいしくない食べ物で、作ってからしばらく冷蔵庫に放置したような代物でした。乗務員もかなりつっけんどん。

Wifiの接続状況はとても良かったです。ただ、揺れで気持ち悪くなりそうなので、そうそうにタブレットをしまいました。車窓からは進行方向左手に海が見えたり、牧場が広がっていたりといたってのどかで、大都市は数回ほどしか通りませんでした。

ウェイバリー駅でスーツケースなど大きな荷物は預けろ、と言われ、ひとまとめにして別の車両に詰め込まれましたが、乗車してみてすでに満席に近かったので、たしかに各車両の荷物置き場には載せられない状態でした。ただ、腹立たしいことに、キングスクロス駅で降車後、最末尾の荷物貨車に取りに行っても、だれも車両から荷を降ろしてくれません。同じように荷物を待っているお客さんの十数人としばらく待ちましたが、駅員は「僕の仕事じゃないから」と言ってどこかに消えてしまい、そのまま10分以上もただ待つだけ…。そのあと、しびれを切らした男性そのほか数名が自分たちで荷物を降ろしはじめ、めいめい勝手に持っていく、という形になってしまいました。

鉄道発祥の地だから…となんとはなしに抱いていた英国の長距離列車へのあこがれは、なくなってしまいました。

ターミナル 4 へ行くのに使いましたが、うたい文句のようにスピーディというわけにはいかなかったので非常に不満足です。

Terminal 4 駅までは Terminals 2 & 3 の駅でシャトル列車に乗り換える必要がありましたが、 想像としては向かいのホームにその列車が待機しており待ち時間なしで乗れるものかと思っていたら、同じホームで10分待ちました。そこから5分ほどの乗車時間でしたが、最初に乗った First Class の車両付近（末尾）から乗り換えた場合には Terminal 4 駅のエレベータまで最も遠くなってしまい、エレベータもなかなか来なくて出発階に上がるまでが相当かかりました。

パディントン駅を 13:10 に出て、カタール航空のチェックイン窓口に着いたのが 14:00 ちょうど。パディントン駅までもグリーンパーク付近の宿からタクシーで30分以上かかりました（Brexit 関連ののデモで道が閉鎖され、大通りは通れませんでした）ので、計 1 時間半あまりといったところです。これだったら、時間的にすべてタクシーでいったほうが早かったかもしれません。

First Class の座席はガラガラで清潔、快適でしたが、ほかの車両もきれいそうでした。ところが、シャトル便のほうは暗く汚い車両で、排泄物のにおいがしました。

ということで、ターミナル 4 への往復では、ヒースローエキスプレスの利用はおすすめしません。

シドニー経由で帰国するさいに利用しました。

レンタカーを返却する必要がありましたが、空港に向かう道の最後の交差点にガソリンスタンドがあり、分かりやすかったです。また、空港駐車場も、案内にしたがって入場するとレンタカー会社のネームプレートがあるスペースに停車し、空港建物内の事務所に鍵を返しておしまいでした。車のチェックなども何も無く、あっけないほど簡単でした（傷などがある場合は後日、連絡が来るのでしょうか？）。事務所からチェックインカウンターまではほんの30メートルほどです。

春節のため、空港内は非常に混んでいました。そのため審査前、審査後に座る場所はちょっと足りなかったかも。クイーンズタウンにもあるチョコレート、アイスクリームのお店「パタゴニア」があり、コーヒーなども飲めます。

チェックインカウンターの真ん中がカンタスで、エミレーツで購入しましたがカンタスの運行だったためこちらでチェックイン。実は乗り継ぎ後のシドニー～東京を ANA で購入しており、カンタスと ANA は提携もないし別々に購入したチケットなので、バゲージスルーができるかどうか微妙なところでした。が、スーツケースには大量のマヌカハニーが入っており、シドニーで入国するとなると破棄しなくてはいけません。あらかじめエミレーツとANAで聞いたときには大丈夫とのことだったので、チェックインのさいあらためてお願いしました。最初は、カンタスの職員さんは「できません」とのことだったのですが、蜂蜜が～と訴えると、やってみます、とのことで、10分程度機械と格闘した結果、羽田までスルーで預けられることになりました。

出国審査場のあとに小さな免税店があり、ニュージーランドやその他の国のワインやウイスキーなどが買えました。15ドル～100ドルくらいまで、ワインにかんしては種類が豊富でしたので、最後のお土産にいいかもしれません。

こちらのカンタスのカウンターの方も、荷物検査や出国審査場、免税店のスタッフも、なぜか優しい人ばかりで、ニュージーランドの最後の瞬間まで楽しい気分で過ごすことができました。

空港がコンパクトなのも分かりやすく、出国審査で混雑のため手間取ってもそこを抜ければすぐ登場口、なので安心でした。

非常に厳しいとされるニュージーランドの入国審査、税関、検疫。薬とアウトドア用品（トレッキングシューズ）を持参していたので、「申告あり」で入国しました。

預け荷物受け取り後、「申告あり」の列に並ぶと、入国カードをチェックされていくつか質問をされました。

・「薬などを持っている」にチェック -> 何の薬か訊かれ、口頭で答えただけでOKでした。
・「毛や皮、その製品などを持っている」にチェック -> 持参しているのが革の鞄だったため、これです、と見せたらOKでした。
・「アウトドア用品を持っている」にチェック ->　別のブースに行くよう指示されました。

衝立のむこうにアウトドア用品を持っている人が集められ、申告するものをここで出してください、と言われました。数人のグループごとに荷物台があり、そこにスーツケースを広げて靴を見せました。
靴は、底、紐の間、履き口などをちゃんと見て触って確認されます。私は徹底的に洗って、底の細かい砂利なども取り除いておいたので、そこですぐ返却されましたが、隣のテーブルの人はさらに別ブースへ連れて行かれていました。

その後、X線検査機に荷物を通し、終了となります。

周知しているとおり、念入りにチェックするんだなーという感想を持ちました。と同時に、日本ももうちょっと入国時にチェックしたほうがいいんじゃないのか、とも思いました。

ANA のビジネスクラス利用でしたのでExpress Path利用券というものをもらいましたが、これは税関などでの申告がない場合にしか使えません。私は申告あり（＝薬、アウトドア用品などを持ち込む）でしたので、一般のPathを通りました。

・入国審査
国籍がオーストラリアかそれ以外かで別れて並びます。
ちょっと驚いたのは、並んでいる間に窓口とは別の係員が入国カードを見せてください、と来ることです。カードをひととおり目視し、チェックが付いている番号（「禁止または規制されているもの、医薬品〜」を指差しながら、Medicine ? と訊かれました。そうです、と答えると、赤のサインペンででかでかと Medicine と書かれました。もちろん、申告なしの人は入国カードの目視で終わっていました。
審査窓口にパスポートと入国カードを出すと、今その薬を持っているかどうかを訊かれ、手荷物で持っていた薬を見せると、わりと丁寧に一つ一つチェックされました。医師に処方された花粉症の薬とめまいの薬は市販薬のようなパッケージに入っていなかったので、一応口頭で説明し、ふんふん、という感じで入国スタンプを押してくれました。
薬などのチェックは入国審査のあとだと思い込んでいたのでちょっとあわててしまいましたが、ほとんど時間のロスもなくすぐ終わってよかったです。

・検疫・税関
預け荷物を受け取ったあと、トレッキングシューズをスーツケースにいれていたので「申告あり」のゲートに行きました。このときも入国カードのどの欄にチェックが付いているかで並ぶ列が違い、係員に指示されます。
私は 4、5人と一緒に一列に立たされ、荷物をすべて地面に下ろすように言われました。犬が登場し、人と荷物を嗅いでまわり、それで問題なかったのでOKでした。

審査・検疫が厳しいというので非常に時間がかかりそうだと思っていたのですが、工夫されていたのでスムーズに入国できたので感心しました。

2015年に運行を開始したばかりの羽田～シドニー便のビジネスクラスを利用しました。

機材の違いなどは分からないのですが、新しかったです。行きはほぼ満員、帰りは半分ぐらいの埋まり具合でした。

シートの良い点：
・そこそこ広い

シートの悪い点：
・2人掛け対応（席同士の間の仕切りが下がるタイプ）のシートがビジネスクラスでは1、2箇所しかありません。他人同士なら下げないで使えばいいだけなので、ぜんぶ下がるタイプにしてくれればいいのに、と思いました。
・小物を入れるポケットがないので、メガネなどをどこに置いたらいいか困りました。たぶん小物を入れるスペースが無かったためにテーブルに置いていたのだと思うのですが、着陸時に、後方の席からパスポートやらポーチやらが飛んできました。
・上の荷物収容スペースが深く、座席横の足場に足をかけても身長163センチの私では荷物に届きませんでした。かといって、自分より背の低い乗務員に取ってもらうこともできず、テーブルに足をかけて取り出しました。開口部分がもうちょっと下がるようになっていればいいのですが。
・マッサージ機能がない

乗務員：
東京発の便はビジネスクラスもほぼ満員でしたが、忙しいのか殺気だっていて怖い雰囲気。
深夜便は軽食を各自好きなタイミングで頼むことになっており、夕食は出ないのですが、そうした説明は皆無でした（帰りのシドニー発では説明がありました）。頼んだ軽食も出てこず、催促したら「あれ？来てませんか」と言われました。
離着陸時の座席のリクライニング位置、シートベルト、窓の確認もせず、シートベルトをしていない人がかなりいたので、大丈夫かなあと心配になりました。
到着が30分ほど遅れても何の説明もなし。最前方の出口が開く、と言われて待っていると、やっぱり違う出口でした、と言われ、並びなおしました。タラップを取り付けるのに手間取ってそこからまた10分ほど待たされました。乗務員同士であたふたしているのが感じられましたが、ただ待たせるだけでなく、客にもちゃんと説明してくれればよいものを･･･。
帰りのシドニー発の便は空いており、遅れることもなく、いたって丁寧な応対で安心しました。

コストパフォーマンスなどから見て、ビジネスクラス利用は満足度が低いです。ラウンジもしょぼいし･･･。

金曜日、22時すぎのシドニー行きに乗る前に利用しました。

20時30分ごろ入室すると、ほかに深夜便が多いためがかなり混みあっていました。

・フード、ドリンク
飲めないのでアルコール類の充実度合いは不明ですが、ソフトドリンクは冷蔵庫にピッチャーで2種類くらい、あとは機械で自分で注ぐタイプで、瓶や缶はなかったです。
暖かい食べ物はカレーとスープくらいで、ラウンジで食事しようという人はほとんどカレーを食べているようでした。ヌードルコーナーは、注文して20分経っても出てこないので催促したら、忘れられていました。作るのは1、2分くらいでできるようなので、しばらく出て来なかったら忘れられてると思ったほうがいいかも、です。小ぶりのどんぶりで量は半人前ぐらいです。味は普通でした。
欧州、中東で利用した他航空会社のビジネスクラスで入室可のラウンジに比べ、種類、味ともにお粗末な印象です。

・シャワー
利用しようと受付に行くと、ブザーを渡され、利用できるまで小一時間待ちました。飛行機で寝る前にシャワーを浴びたい、と考えるのは皆おなじのようです。
が、受付の女性の態度がひどかったです・・・。ブザーが振動したので受付に行くと、「搭乗券と引き換えです」。先になぜそれを説明してくれなかったのか、と言うと「言いました。」の一点張り。そもそも、ブザーを渡すさいにこちらをろくに見もせず、他の外国人客に満面の笑みで応対しながら片手でよこしたくせに・・・。搭乗券はラウンジ内で食事を続けている家族に預けたままだったので、取りに戻りました。改めて搭乗券を持って戻ると「利用時間は15分です」と言われ、かなり焦ってシャワーを浴びました。化粧を落としてシャワーを浴びたらもう制限時間です。アメニティー（シャンプーやメイク落とし、化粧水など）やドライヤーはありましたが、15分だと髪の毛を洗ったりするのは難しいのでは？

・雰囲気、椅子など
カウンター席が多く、くつろげるような場所があまり無いです。通路が狭く、混雑しているので、歩くときも座っているときも落ち着かなかったです。仮眠できるようなスペースも無く、フットレスト付きの椅子も無いので、長時間の利用はしたくないなあと思いました。

予約時、誕生日＆結婚記念日であることを伝えたところ、有料で準備できる花束やワインなどのサービスの案内が届きました。キャンティ・クラシコをお願いしましたが、部屋には届いていませんでした。その代わり？ロゼ・シャンパン1本と”豊穣の角”の形をしたウェルカムフルーツがあり、これは無料でした。それから、LLサイズの白いTシャツがベッドに置かれており、こちらもプレゼントだとのこと。結局ワインは要らないやということになり、それはそれでよかったのですが、注文がなかったことになっていたのは単なる伝達ミスだったのか…？観光に忙しくて確認していないので実際のところ分かりません。

スタッフに英語はもれなく通じます。女性のほうがハキハキしていて感じがいい人が多かったように思います。男性は横柄な人もおり、応対の印象は本当に人によります。

立地はもうしぶんなしです。荷物があるときはサンタ・マリア・ノヴェッラ駅～ホテル間はタクシーを利用しましたが、身軽ならどこも徒歩圏内です。

ホテルのWebページに詳細な部屋の説明があるので、『眺めのいい部屋』の414号室を予約しました。ただし、実際に映画の主人公が変えてもらった、川向こうに大聖堂や宮殿が見える部屋ではありません（たぶんアルノ川の対岸からの眺めがそれにあたるはず）。でも、ポンテべッキオの朝の静かな姿、昼間の喧騒、夜のライトアップに輝く姿を存分に楽しめます。ポンテベッキオやウフィツィ美術館からもこの部屋のバルコニーが見えるので、あー、あそこに泊まってるんだ～、と確認するたびに嬉しくなりました。

街の雰囲気に浸りたい方にはぜひお勧めしたいと思います。

ミラノ空港からの帰国便が早朝だったため、素泊まりで一泊のみの利用です。

チェックイン・チェックアウト、チケットのプリントアウトなどはとてもスムーズで、さすが安心のクラウンプラザといった感じです。スタッフがてきぱきしていて、無駄がありません。この辺は前日まで宿泊していたフィレンツェのホテルと比較して、なじみがあるというか、しっくりくるというか、勝手が分かっていて何事もやりやすかったです（非日常な気分には浸れませんが）。

地下鉄の駅の上なので交通至便。地下鉄入り口階段を降りてすぐのキオスクで、市内交通（地下鉄、バス、トラムなど）の一日乗車券が買えて非常に便利です。が、夜になると近辺の人通りがなく、若干不穏な雰囲気が…。ミラノでEXPOが開催されているせいか、中央駅やドゥオーモの付近などは多数の警官が配置され、あまり危険な感じがしなかったのですが、夜の人気のない通りでは後をつけてくる挙動不審な男がいたりして、治安の悪さを感じました。地図上では近くても、夜にふらふら歩くのは避けたほうが賢明です。

マルペンサ空港までは車で30分でした。ただしこれはエティハドのショーファーサービス利用で、朝6:45出発で道がすいており、運転手がかなり飛ばしていたのでこんなに速かったのかもしれません（一瞬でも早く仕事を終わらせて帰りたい様子だった）。

部屋、ロビーなどは若干狭めですが、これもおなじみのシティホテルという感じで不都合は無し。照明がとても暗いのと、貴重品ボックスの位置がひざ下にあり開け閉めが大変だったのを除けば、不満はありません。IHG会員のためかインターネットの有線・無線接続は無料で、速度は快適でした。

ミラノのホテルの相場がわかりませんが、セミスイート事前払いで4万円ちょっと、というのは少し高いように思いましたが、時間の制限などであり迅速・安心なサービスが欲しい場合にはよい選択だと思います。

成田～アブダビ経由～ミラノの往復で、エティハド航空でチケットを買ったところ、アブダビ～ミラノ間の片道はアリタリア航空の運航でした。

評判はあまり良くなかった（知り合いのイタリア人も、お金があれば日系に乗ると言っていたくらい）のですが、乗ってみたら食事はおいしいし、機内は明るくて広々としているし、かなり好印象でした。ファーストクラスの座席は無かったので、ビジネスが事実上はファースト扱いのような感じで、ひとりひとりチーフアテンダントの男性が握手して回っていました。ちなみにこの男性、物腰は非常にエレガンス、きれいに手入れされていて驚くほどやわらかい手の持ち主で、身に着けているものすべてが高そうでした…。相当お給料がよさそうだなと思ってしまいました。

この便ではビジネスマン風の乗客と観光客が半分ずつくらいで、座席は半分くらい埋まっていましたがとても静かでした。座席は革張りで、眠るときにはパッドを敷いてもらいます。クリーム色、白系の色使いで明るい印象、アメニティのフェラガモのポーチもクリーム色でした。

食事はいろいろ選択肢がありますが、なんとなくイタリアンのものを選択。若干塩味が強いかもしれませんがバジルなどもみずみずしく、機内食としてはとてもおいしく感じました。