chieko2014さんのクチコミ(4ページ)全627件

アクロティリの遺跡を見た後、西の方角にあるレッドビーチにむかいました。ここで、昼食に用意したおにぎりを食べるのが目的でした。（実はギリシャには、電気がまや海苔等をもってきていたのです。ギリシャで買ったお米でも十分においしく炊けました。）
途中、教会のある駐車場を過ぎ、登り切ったところがレッドビーチを見下ろせる高台になっています。この日は晴れてはいたのですが、ちょうど高台についたころから曇りがちになり、風も若干強くなり、青い海の空に挟まれた赤い海岸というスティエーションは見事にくずれました。どんよりとした海、鉛色の空そして決して赤とはいえない海岸線となってしまいました。ここからレッドビーチへと下れるみたいですが、気力を使い果たし、帰路に着きました。

滞在したホテル（ヘルメスホテル）の最寄駅はシンタグマとモナスティラキの駅が同じ位の距離にあります。どうせ利用するなら、モナスティラキの駅までの道は、お土産などの商店や飲食店が並ぶ通りで、この駅から出かけることがどうしても多くなりがちでした。
また、駅前の広場であるモナスティラキ広場はたいへんにぎやかで、いろいろな露店もあり、楽しい場所です。
駅は半地下で明るいホームなので、機械的な地下鉄の駅のイメージはありません。利用しないまでも、構内をちょっと見に行ってみても楽しいですよ。切符がなくても電車に乗らなかったら検札はないし、構内はフリーですから。

ピレウス港はエギナ、サントリーニそしてクレタに行くときに利用しました。
さても、まずはゲートの確認が必要ですが、よく見るとチケットにゲート番号が記載されています。チケットを買う前では、あらかじめガイドブックで、およそ見当をつけて行けば、たどり着けると思います。エギナに行くときは、物売りのお兄さんが丁寧に教えてくれました。（物売りの方は、商売は商売と割り切っていて、買わないとわかっても、親切に教えてくれます。あまりにも親切なので、思わずサングラスを買いたいというと、必要でないなら、買う必要はないよと、反対にたしなめられました。）
さて、次はスーツケースを転がしながら行く労働が待っています。クレタに行く船のゲートは、港の反対側にあり、ピレウス港の広い港内をぐるっと回って行かなければなりません。乗船まで、ゲートの前で待っていたら、やたらとバスがやってきます。後で調べたら、港内を無料のバスが循回していることでした。残念ながら、それを発見したのが、最後のピレウス港を利用した後のことでした。

アテネから日帰りでエギナにでかけまました。おいしいシーフードを求めたのですが、やはり日本食にはかないません。調理法がきわめて単純で、魚介類もあまり豊富ではありませんでした。
ところで、町の散策をしてもかなり時間に余裕があったので、（とはいっても、お昼をかなり過ぎていたので、アフェア神殿の往復はちょっときついかと、）町の西側にあるコロナ遺跡を訪ねました。
２時すぎなのですが、遺跡には私たち以外の者がなく、着いたとき、なぜか受付の人は閉館の準備をしていました。（たしか３時までだと思うのですが、）受付の方に遺跡を指さし示したところ、申し訳ないという顔で入場させていただきました。
この古代の遺跡が、私たちだけで貸切とは、なんとたった数ユーロで、あたかも高級レストランを貸し切った以上の恍惚状態（発想が低俗ですね）でした。
さて、この不思議とは、帰りの博物館のトイレで発見しました。主人は身長が１８０?ありますが、それでも背伸びしないと、用が足せない男子トイレ、そして、異様に蛇口が高い手洗いに、思わずわらってしまいました。
コロナ遺跡の思い出は、終盤で大きく変わってしまいました。

アクロポリス博物館を訪れるとき、多くの方がこの駅を利用しますが、アクロポリスに入場するとき、サウススロープの入場口はこの駅から数分のところにあります。
私は、この二つのスポットへは、ホテルからそこまで、行く途中の通りがまたよかったので、この駅で降りて行くことはありませんでした。
ただ、ここからコロナキ地区へ行くときは、途中が普通の？大通りで、排気ガスを吸うだけのように思えたので、地下鉄を利用しました。

アグリッパというと、デッサンでよく描いた人物がイメージされ、どうしても失礼ですが、あの風貌から音楽堂が想像できません。遺構は壁らしきものが残っているだけで、
どうしてもむかいにある博物館の建物に気をとられてしまい、通り過ごしてしまいそうな場所にあります。

アクロポリスを見た後、ちょうど入口（南側）を発見してしまったため、当初は、後日に見学する予定であったのを、そのまま入場してしまいました。ちょっと石ころ（失礼千万、日本じゃありえなく古い遺跡、超国宝級）に飽きたところで、強行軍と暑さで感銘も薄く見学してしまいました。
それでも、テセウス神殿の壮大さは記憶に焼き付いています。アゴラ博物館は復元された建物なのが、かえってイマイチと感じるのはうがった見方なのでしょうか。荒野に毅然と残る柱に魅力を感じます。

アクロポリスを見る前に訪れたかったのですが、朝、アクロポリスを見る方が混雑を避けられると思い、後になってしまいました。また、博物館は夜まで開館しているのでその方が何かと都合がよかったのです。アクロポリス、アグラを立て続けに見た後はさすがに疲れてしまい。いったんホテルでシェスタしたあとに出かけました。入口はアレオバギトゥ通りに面していて、表玄関前は透明な床で、その下に発掘された遺跡をみることができます。館内には、彫刻が多く展示されていて、残念ながら撮影はできません。さすがに長い時間、見学しているとあきますので、途中で休憩を取った方が賢明と思います。ここにはカフェがあり、室外なの外気に触れられ、すっきりとします。なお、このカフェ、食事時にはおいしいギリシャ料理も食べられるみたいです。今回は夕食は別の場所を考えていたので実現しませんでした。

原形をよくとどめている神殿なのに、なぜか、パルテノンやゼウス神殿のよう存在感に今一つ欠けるように思えてなりません。ちょっと中心部から離れた位置にあるためなのか、あるいはゼウスやアテナの神よりちょっと大切にされなかったせいなのかと、かってな解釈で納得してしまいました。

ギリシャの遺跡めぐりでは、決して無理をすることなく、日差しを避け、休憩することが重要です。木陰や付属の博物館などで、喉を潤したりして一息いれれば、あらたな気持ちで遺跡めぐりを再開できます。私が訪ねた時期は、春先でそれほど暑さはこたえませんでしたが、夏に行かれる方は注意が必要です。目先の時間を気にして、次の日一日ダウンしては。
ここアゴラでは、復元されたこの博物館でゆっくりと展示物をみながら休憩することができます。復元された古代遺跡の中は、いかにも風通しのよい通路があり、ベンチも多く設置されています。

ゴシック地区の中心にあり、自治政府の庁舎とバルセロナ市庁舎が並んで建っています。
狭い路地が続くなかで、珍しく広い空間にです。
とはいえ、ここはバルセロナの政治の中枢、これほどの大きな都市の官庁街が、この古い町並みの中にこじんまりとあるとは、少し意外です。

カンフールやLidlなど、私たちがよく利用したお店より、お値段は少々高めですが、品数は十分にそろっています。
ここ、カタルーニャ広場のエル コルテ イングレスは、その立地と時間。
ホテル近くのスーパーは地元のお店、夜は早めの店じまいです。
観光で遅くなった帰りには、ここで買い物、そのまま地下鉄に乗れます。

ゴシック地区からの帰り道、偶然にたどり着いた広場。広場を飾る木々はやしの木？でしょうか、ちょっと雰囲気が南国風です。
もちろん、ガウディの街灯を見ようと訪ねたものでもなく、その情報さえ持ち合わせてむいません。
帰国後に、クチコミで知り、写真を見直して初めて判った次第です。

ランブラス通りからちょっとわき道に入ったところにあります。今まで見てきたガウディの作品とは、少し趣が違う建物。屋上にみえる塔を見つけ、ここだと判るまで、ここがその建物とは気づきませんでした。
後々、クチコミの写真などで拝見した建物内の様子、ガウディのアイデアがいかに凝縮されているか、つくづく入場しなかったことを後悔しています。

バルセロナの街を散策して多くの建築、ガウディの作品も多くみることができます。
お金をかけなくて、外観だけでも十分に楽しめますが、ことガウディに関しては内部の素晴らしさを、クチコミなどの情報で知りました。
後悔するも後のまつり、残念で仕方ありません。変な倹約せず、もっと時間を有効に使えれば可能だった筈です。ワイン１本注文せず、こちらに回すべきでしたね。

海まで出て、何気なく前にある橋を渡ってしまいました。ランブラス通りからコロンブスの像、そしてこの橋へと、人の流れが続いていみたいです。橋からは確かに角度の違う港を眺めることができますが、何も目的なく渡ったので、ただ、そのまま折り返しということになりました。

マジカ噴水ショーを見ようと、夜遅くなってこの広場に着きました。ショーはすでに終わった後、空港に戻るまで、ここで最後の時間を使うことになりました。
さすが、繁華街の広場、まだカフェなどは営業しています。バルセロナでの最後の食事をここでしました。
この広場、ショッピングビルとなった闘牛場や、カタールニャ美術館など、見所が満載で、もっとゆっくりしたかったと後悔しています。
なお、ホテルからここは歩いてもいける距離。灯台元暗しですね。

サグラダファミリア教会の周りを一周した後、後ろ髪を引かれる思いで、なるべくフェードアウトするお別れとして、この通りに出ました。
通り自体も素敵ですが、振り向けば教会が正面に見える眺めは、今バルセロナにいることを実感させてくれます。徐々に小さくなる教会を眺めながら、次の目的地に行くことにしました。

カテドラルの後に訪れた、というよりたどり着いた広場です。
建物に囲まれた何もない空間という感じです。ただ、アクセントとなりそうなものは、扇形状に広がった階段。クチコミで紹介されていますが、皆さん、今ひとつ、しっくりしていない感じがします。私だけでなくてよかった。
これから、カテドラルを訪れる方、多分ここにたどり着きますが、それなりの気持ちで観光してください。

気まぐれにフニクラに乗って着いたのが、この高台のモンジュイック地区。
お城や競技場などあることは知っていましたが、そこまで行こうとという気にもなれず。公園の中を下っていくことにしました。
バルセロナの市街を見渡しながらの降り道、それだけでも十分に楽しめます。
それに公園は整備されていて、いたるところに噴水や花壇、なおさら思い出深いものになりました。