はちのすけさんのクチコミ(78ページ)全3,564件

　全国各地にこうした施設は多数あるのかもしれない。ただ、観光客としてこの施設を見た場合、ここのラインナップはすごいなと思う。まず、魚が珍しい。そして安い。具体的には挙げられないものの、一匹、あるいは半身の魚がダイナミックに並んでいるが、恐ろしいほど安い。川内町のかまぼこラインナップもゴージャスだ。知り合いは佐世保市からここまで魚を買いに来る。それほど近隣でも充実しているということだ。大型連休に行ったが、ものすごい人出だった。

　上りは四国、山陰、山陽の高速道路が合流した後の最初のサービスエリアだけに、三地方の特産品・土産品がずらりとそろっているのが特徴だ。地元倉敷のジーンズコーナーのほか、スナックコーナーにはデミクラス丼、えびめしなど地元のＢ級グルメも。さらに地元ホテルによるベーカリーコーナーは充実しており、魅力的だ。下りは岡山の集大成的な品ぞろえ。高速道路のＳＡには珍しく、果物がずらりと並んでいる。スマートＩＣがあり、総社市など吉備路には近道。

　濃い空間だ。昔はこんな○×市場という店舗の集合体があちこちにあったものだとしみじみ感じた。ここは高架下の空間を利用した「市場」で、真ん中の通路沿いに店が張り付いているタイプだ。総菜と野菜を買いに行ったが、観光客でも楽しめる内容だ。25店ほどあり、営業時間はまちまちなので事前の確認を。

　JR大分駅前から北に向かって伸びるアーケード商店街だ。商店街を突き抜けると、大分市の繁華街である都町に通じるだけに、夜も人通りが多い。今までの経験だと、商店街から横に入った通りに飲食店が軒を連ねるケースが多いが、ここはアーケード沿いに飲食店が開店している。思うに中心商店街は衰退による空き店舗が問題化しているが、ここは繁華街につながっているだけに、繁華街が広がるように空き店舗に飲食店が開店しているのではないだろうか。雨天時もJR駅まで雨にぬれずに往復できるだけに、繁華街としては利便性が高い。

　JR大分駅から延びる中央通り沿いにある地元系の百貨店だ。アーケード商店街に近く、一体となって買い物客を集めている感じだ。本店と通りを挟んで隣に建っているトキハ会館のショップを合わせて「本店」だろう。観光客にとっては地下1階、２階の食品や土産物、レストランが一番関係あるはずだ。地下の食品関係は品ぞろえも充実。レストランはトキハ会館に専門店がある。

　駅構内の商業施設はデパートを連想するが、ここは日常的なスーパーを核店舗にしているのが特徴だ。豊後にわさき市場はＪＲ大分駅の高架下に展開する複合商業施設で、核店舗はコープおおいた。そのほか、土産物、菓子、駅弁、総菜、とり天などの専門店が軒を連ねる。各地によくある駅の商業施設だが、高付加価値ではなく使いやすさに振っているのが特徴だ。

　JR大分駅の駅ビル施設の総称だ。駅全体に展開する各種ショップとホテル、駐車場などで構成される。ファッション、雑貨、フード、お土産と観光だけでなく、住民向けの商業集積を展開しており、ここだけで一つの中心市街地を形成しているほどの規模だ。

　一帯を代表する高原野菜の産地にふさわしく、広大な農産物の直売所を備える道の駅だ。冬は雪が深いため、春から秋の間しか訪問したことがないが、夏のトウモロコシ、大根、トマト、キャベツ、枝豆などは大量に陳列され、壮観だ。とくにトウモロコシは出色。はずれが少なく、いつも大量に買って帰る。物販スペースも充実しており、蒜山のチーズなど乳製品、豆腐など農産加工品がずらりと並ぶ。内部で売っているソフトクリームもいい。以前は駐車場が狭かったが、久しぶりに言ったら拡大されていた。

　山陰・山陽の結節点にあるサービスエリアだ。下りは山陰旅行に向かう人たちを迎えるだけあって、意気込みがサービスに現れている。スイーツ系を中心に品ぞろえを充実させるとともに、置いてある商品の希少性を強力にＰＲしている。忘れてはならないのは国立公園・大山。このＳＡあたりから、その伯耆富士ぶりを存分に見せてくれる。また、室内には金運のご利益で人気の金持神社の分社も。一方、上りは岡山県だが事実上山陰地方最後のサービスエリアだ。晴れた日は眺めがいい場所で、蒜山三座（上蒜山、中蒜山、下蒜山）や手前に広がる蒜山高原のほか、大山が遠望できる。ショップでは乳製品など蒜山の特産品や山陰名物がずらり。

　天満屋本店を含む岡山市都心のアーケード商店街だ。アーケードは結構長く、時間消費できる場所だ。商店街は今のまちを知る観光地だと思うが、ここもまさにそう。駅前の巨大イオンに客足を奪われているものの、がんばっている様子がうかがえる。後楽園・岡山城とあわせての散策を勧める。

　ＪＲ岡山駅前の地下街の一角。岡山一番街の北側にあり、駅前のアーケード商店街などと接続している。ペスカはイタリア語で「桃」の意味。駅との接続部に「真実の口」などローマを連想させるオブジェがある。ショップはあまり多くない。

　中国縦貫道のパーキングエリア。ＰＡであるにもかかわらず上下線ともに売店とスナックコーナーがある。売店は岡山県北部の特産品、土産物のほか、鳥取県の特産品も。スナックコーナーは丼物や定食、ラーメンのメニューがある。PAとしては機能が充実している方だ。

　自動車で乗り付けてもよいが、時間があれば歩いて行ってみたい立地だ。美しく屹立する五重塔で知られる備中国分寺や国分尼寺跡、石室内が見られるこうもり塚古墳などの遺跡に囲まれており、緑豊かな道で結ばれている。古代に重要な建物が立地した場所はそれなりに理由があるものだが、この地はそうした風土を感じることができる。もともとは県立施設で、市に譲渡されたのちに地元密着型企画を実施している。常設展は2017年に逝去したかな書家で文化勲章受章者・高木聖鶴氏の作品展示室や吉備路風土記の丘のガイダンスコーナーなどがある。

　岡山県内を代表する名門ゴルフコースだ。プロゴルファーの石川遼がアマチュア時代にマンシングウェアオープン KSBカップで初勝利を挙げたコースとしても有名で、彼はこれ以降スターダムに駆け上がった。天気が良い日は瀬戸内の多島美が楽しめる。

　鍾乳洞で知られる井倉洞周辺の峡谷だ。彫刻刀で真っ直ぐに削り取られたような石灰岩の絶壁は約240メートルの高さがあるという。流れ落ちる滝をアクセントに絶壁に木々が植わっている景色は渓谷美という言葉がぴったりだ。グリーンシーズンは石灰岩に緑が鮮やかだが、もみじの季節も見応えがあるという。

　正伝院と永源院という二つの建仁寺の塔頭が廃仏毀釈の嵐の中で合併し、今日に伝わる。織田信長の弟で茶人として知られた織田有楽斎ゆかりの寺でもあり、門前にも寺名と並んで碑が立つ。有楽斎は豊臣家と徳川家の間で外交に奔走したが、大坂夏の陣の直前に隠棲。最晩年はこの寺で過ごしたという。普段は非公開だが、特別公開がある。

　三条京阪の三条通りをはさんですぐ向かい側にある街中のお寺さんだ。「だん王」と大書された石碑がとても目立つ。京阪電鉄が地中化される前、三条京阪は京都市を代表する一大バスターミナルであり、ここでよくバスに乗った。高山彦九郎が遥拝する像と「だん王」の石碑は記憶に残っていた。今回、たまたまこの近くで食事する機会があり、初めて寄った。すでに人気はなかったが、境内をしばし散策した。楼門がいい。立派な雰囲気がある門だ。保育園を併設しているのを初めて知った。本堂は入れなかったが、あとからHPを見ると、いろいろと足を運ぶチャンスがありそうだ。少し下調べしてからもう一度、参拝したい。

　この鳥居は…伊勢神宮の宇治橋鳥居と同じスタイルではないか。伊勢神宮の遷宮があった後の２０１６年に撤去した神殿の材を用いて造った新しい境内摂社だという。ちゃんと内宮外宮があり、京都から伊勢神宮を遥拝することができる。

　1917（大正6）年に京都の三条大橋と東京の上野不忍池の間で最初の駅伝が実施された。それから100年を記念して2017年に発着点に同じ碑が立てられた。デザインがスマートで、色使いも豊かな碑だ。この駅伝、23区間約508キロを走り抜けるもので、アンカーの一人は日本最初の五輪選手で大河ドラマ『いだてん』の主人公にもなった金栗四三だった。

　京都の五条通は国道９号と国道1号が堀川五条で合流し、東へ向かって国道1号が走る大動脈だ。五条大橋は牛若丸と弁慶が初めて出会った場所として有名であり、橋のたもとには戦う様子のモニュメントがある。牛若丸はこんな所でいったい何をしていたのだろうか。橋の東側には平氏が本拠地を構えた六波羅地域があるだけに、平氏の様子を探っていたのだろうか。一方、弁慶は千本の刀を奪う誓いを立ててこの地にいたのだから、狙いは平氏の武士の刀だったのだろう。