ひよこ日和さんのクチコミ(3ページ)全1,514件

散策の途中、立ち寄りました。
お土産や軽食を買える店、上高地の美味しい水を汲める蛇口があります。バスに乗らない時にも、それなりに利用価値がありそうです。

平日の昼頃でしたが、新島々行きバスの乗り場には長い列ができていました。
このバスは予約制で、座席指定はできません。乗りたい席があるなら、早めに並ぶ方が確実のよう。わたしは、右側の車窓から大正池を見たかったのですが、左側の席しかありませんでした。

快適に泊まれました。
今年90周年とのことですが、古びた感じは全くありません。丁寧に手入れされているようで、清潔感があります。
ベッドマットレス、タオルやリネン類が上質で快適でした。水回りも綺麗にメンテナンスされています。蛇口からは六百山のおいしい湧水がたっぷり。同じ水で入浴も出来ました。

建物が古いせいか、ほかの部屋や廊下の音は割に聞こえます。(熊ベルを鳴らして廊下を歩く方には困りました。)ただ、夜にはしんと静かになるので、眠れないことはありません。
たとえそうした不足があったとしても、魅力的なホテルです。特別な体験が出来た気がします。

宿泊代が高いとの指摘が多いようですが、それはこのホテルに限った話ではないのでは…。上高地の物価は全て高いですが、輸送費を考えれば無理もありません。

河童橋から２０分くらい。何かを眺めている方がいる…と思ったら、ウェストンさんのレリーフでした。小さくてさりげない石碑です。

ウェストン氏は日本にレジャーとしての登山をもたらしたパイオニア。上高地の魅力を発信した方でもあるそうです。
レリーフは1937年に掲げられたとのこと。その5年後に戦争敵国の人物として外され、戦後再び掲げ直されたと読みました。現在の物は1965年に作られたそうです。

石碑は目立たず、上高地の眺めを損ないません。慎み深くていいなぁと思います。ウェストン氏は微笑んでいるように見えます。

梓川はほんとうに綺麗な青です。特に、晴れた日に明神橋から見下ろすと、宝石のようでした。

どうして青いのだろう….？調べると色々な言葉が出てきました。
例えば、槍や穂高といった山から、土を巻き込まずにゆっくり流れてくるから。川底に白い花崗岩が敷かれているから。そして、水が綺麗に澄んでいるから。

旅から戻り、家の近くの川と海を見下ろしました。青くはありません。でも魚や水鳥はいます。本当はもっと澄んだ水に住みたいのかな、と思いました。

浅いけれど、澄んだ池です。尊さを感じ、敬虔な気持ちになりました。穂高神社に参拝した後だったからでしょうか。パワースポットと言われるのが理解できます。

訪れたのはお昼頃で、人がたくさん来ていました。外国人観光客は記念撮影に大はしゃぎ…。鼻白みました。

初めてのハイキングが上高地でした。歩くのは好きなので、大変楽しかったです。
でも、案外しんどかった…というのも本音です。都会の道とハイキングコースは、かなり違うと思いました。

秋の平日のせいか、シニア層のハイカー？が多かったです。歩きにくそうな靴の方もいます。
河童橋から岳沢湿原に向かう右岸コースで、疲れて歩けなくなった方を何人か見ました。先に行くにも帰るにも、歩くしかない場所です。周囲の方が困っていました。
上高地で楽しいハイキング！と謳うのは、壮健な方や慣れた方ではないでしょうか。特にシニア世代は、ご自分の体力を正しく評価しないとならないと思います。登山のような危険こそありませんが、山の中です。

それでも、上高地は歩いてこそ、だと思います。一歩毎に違う景色が見えてきました。もっと若い時に上高地のハイキングの楽しさを知っていたら、と感じました。

御神体は山です。池の中ほどまで木道が敷かれていて、そこで手を合わせます。木道は細く、一度にひと組づつしか歩けません。池の上に立ち、神なる山にひとり向かい合って、参拝します。特別な体験に思えました。
ただ、後ろに長い列ができているので、ゆっくり祈るわけには行きません。私が訪れた時は、修学旅行の高校生で大混雑でした。

天ぷら付きのざる蕎麦をお昼に。天ぷらは、サクッとして良いです。お蕎麦はかなりボリュームがあり、さらに大盛りも注文できます。喉越しが良いお蕎麦でした。
蕎麦湯は、こちらからお願いしないともらえませんでしたし、薄いです。

お昼は3時までやっています。2時には閉店する店が多いので、助かりました。
パルコの1階という立地も、わかりやすくて良いです。

初めて泊まった山小屋です。
個室があり、水洗トイレや石鹸が使える大浴場があって、しかも食事が美味しい。
山好きの友に写真を見せたら、ちょっと驚いていました。多分、山小屋らしくない山小屋なのでしょう。

ラウンジには、松本民芸家具がゆったりおかれています。薪ストーブの前のロッキングチェアが素敵でした。　

河童橋から２時間歩かないといけませんが、またニリンソウの季節に訪ねたいと、夢みています。

ディナーと朝食の利用です。

ディナーは、要予約。宿泊者限定です。早い回(17時半)の方は、早めに電話した方が確実な気がします。
ドレスコードは設けていないそうです。実態としては、全体の2、3割の方がドレスアップしているよう。カジュアルな方もかなり多いです。
年齢層は高め。周りのお客さんは、全てシニアでした。これは、季節によるかもしれません。

メニューは、３種。真ん中の神河内コースにしました。内容は1日おきに変わります。ホームページでメニューを確認してから、予約しました。
料理、サービスともにトラディショナルな印象です。衒いがなく食べやすい料理に、きちんとしながらもフレンドリーなサービスです。楽しく食事できました。

朝食は、予約不要です。9時頃に訪れたら、静かに楽しめました。
アメリカンブレックファーストだと、かなりボリュームがあります。パンの代わりに、パンケーキやフレンチトーストも頼めます。パンケーキにつく栃の蜂蜜が好きでした。
クロワッサンやブリオッシュ、蜂蜜は、スーベニアショップで購入できます。

新宿から松本まで往復の利用です。
途中、かなり揺れました。洗面所に行くのに、よたよたしてしまうほど。

トイレのあたりのスペースには、席の無い方がたくさん立っていました。行きも帰りも満席だったそうです。紅葉シーズンや週末には、早めに予約した方がいいと思いました。

最も上高地らしい風景を眺められる場所。
最も混む場所でもあります。朝7時ごろや、日帰りのお客さんが去った夕方5時半頃なら、空いているようです。
　
橋の側に建つ五千尺ホテルの「上高地ライブカメラ」に映る場所でもあります。同ホテルのウェブサイトからよく見ました。紅葉の進み具合、人々の服装をチェックするのに便利です。
時々、カメラに手を振る人もいます。

河童橋から梓川左岸側を五分くらい遡ると、清水橋でした。小さな橋のすぐ下を、清流が流れています。六百山から湧いた水が集まる清水川だそう。こんなに澄んだ川を見たことがありません。川の中で水草がなびくのが涼しげでした。

清水川は、梓川に合流します。

明神池から行ったので、楽に歩けました。河童橋方面からだと、登り坂が少しあります。それでも歩く甲斐がある景色です。澄んだ水が輝いて、なんだかご褒美のような眺めでした。

周囲を良く見ると、下草や笹が低く切りそろえてあるのがわかります。ここは、最近(2023年9月)観光客がクマに襲われ、ケガをした辺りだそう。見通しを良くして、人と熊が出くわさないように配慮してあるようです。

10月の寒い朝の8時くらい。
静かな水面に青空と焼岳が映り、息を止めたくなる景色でした。
三脚を立てて撮影に余念のない方が何人か居て、ちょっと風景が見にくかったです。でも撮りたい気持ちはよくわかります。

付近に公衆トイレがあります。１００円程度のお金を箱に入れて利用します。入れない人が多いのが何とも残念でした。小銭が無いとか、色々事情があるとは思いますが。

特急あずさの出発ホームで見つけた駅弁屋さん。
店頭には商品が並んでいません。写真から選び、店員さんにお弁当の名を告げて、出してもらいます。

ホームには、特急あずさに乗る外国人観光客も多いです。そんな方たちが、駅弁を買うわたしたちを羨ましげに見ていました。日本語がわからない方には、ここでの購入は難しいのでしょう。助けて、と言わんばかりの目で見られて困りました。外国の方に優しいシステムを導入して欲しい気がします。

ベンチで一休みさせていただきました。食事や宿泊はしなかったので、申し訳なかったのかもしれません。

明神館前のスペースは、椅子とテーブル、奥には公衆トイレもあって、休憩に助かります。たくさんの方が荷物を下ろして談笑していました。
隣に座った登山者が話しかけてきましたが、山男のジョークには慣れないので反応に困りました。

横尾徳沢方面へ向かう人、明神橋を渡る人、バスターミナルへ戻る人。いろんな人が立ち止まる場所に見えました。まるで、上高地の交差点です。

河童橋から徒歩２時間。少し標高が上がるので、紅葉がより進んでいました。視界がひらけていて、山がよく見えます。晴れた朝ならモルゲンロートも見られそう。

わたしが泊まった徳沢ロッヂは、素敵で食事がおいしいです。徳沢園にも、いいカフェやショップがあるそうです。
登山の拠点としてだけでなく、景色やお店を目当てに来ても楽しい徳沢です。

徳沢ロッヂに泊まった翌朝、このキャンプ場まで散歩しました。色とりどりのテントを見たかったのですが、遅かったようです。キャンパーの皆さんは撤収した後でした。
でも、NorthFace のレンタルテントは見られました。中で人が立てるくらいの高さがあり、居住性に優れているよう。スタイリッシュなテントです。

賑やかな河童橋から遠くないのに、静かで落ち着く場所です。川のそばにはテントがたくさん貼られていて、キャンパーが寛いでいました。

その一隅に、がっしりした倉庫があります。

三年前、テントの一つを熊が襲う事件があったそうです。中にあった食べ物が食い尽くされていたと、被害者の方の手記で読みました。
人の食べ物の味を覚えた熊は、大変危険とのこと。その後、駆除されたそうです。
以来、夜間は食品をテントに置かず、倉庫に保管するルールが定められたと、手記にありました。あの頑丈そうな倉庫がそれなのでしょう。

そんな事件を知ると緊張します。寛ぐキャンパー達には申し訳ないけれど、熊鈴を鳴らしながら歩きました。