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いよいよマッターホルンを満喫する日です!<br />幸いなことに雲ひとつない青空に恵まれました。<br /><br />後で聞いたことですが、今年は天候不順でマッターホルンを見られない日も多いとか。実際、前々日(7月31日)までは雲の多い天気だったらしいのですが、この日は本当にお天気に恵まれました。<br /><br /> 大好きなマッターホルンですが、「また見に行きたい」という気持ちと、「例え行けたとしても、あんな好条件で見ることは出来ないだろう」という気持ちがないまぜになっており、ちょっと複雑な現在の胸の内です。<br /><br />【旅の行程】<br /><br />□7月21日 成田空港→【飛行機】→モスクワ(ロシア)<br /><br />□7月22日 モスクワ(ロシア)→【飛行機】→チューリッヒ(スイス)→ルツェルン(スイス)<br /><br />□7月23日 ルツェルン(スイス)<br />     *リギ(スイス)へ日帰り<br /><br />□7月24日 ルツェルン(スイス)→【氷河急行】→シュクオール(スイス)<br /><br />□7月25日 シュクオール(スイス)→サン・モリッツ(スイス)<br /><br />□7月26日 サン・モリッツ(スイス)→【ベルニナ線】→ミラノ(イタリア)<br /><br />□7月27日 ミラノ(イタリア)→ジェノバ(イタリア)<br /><br />□7月28日 ジェノバ(イタリア)<br />     *チンクエテッレへ日帰り<br /><br />□7月29日 ジェノバ(イタリア)→トリノ(イタリア)<br /><br />□7月30日 トリノ(イタリア)→ミラノ(イタリア)<br /><br />□7月31日 ミラノ(イタリア)→ベリンツォーナ(スイス)<br /><br />□8月1日 ベリンツォーナ(スイス)→ツェルマット(スイス)<br /><br />■8月2日 ツェルマット(スイス)<br />

離職記念☆37泊38日貧乏旅行16:スイスの巻⑩ マッターホルンを満喫!

7いいね!

2011/08/02 - 2011/08/02

1030位(同エリア1980件中)

錫

錫さん

いよいよマッターホルンを満喫する日です!
幸いなことに雲ひとつない青空に恵まれました。

後で聞いたことですが、今年は天候不順でマッターホルンを見られない日も多いとか。実際、前々日(7月31日)までは雲の多い天気だったらしいのですが、この日は本当にお天気に恵まれました。

 大好きなマッターホルンですが、「また見に行きたい」という気持ちと、「例え行けたとしても、あんな好条件で見ることは出来ないだろう」という気持ちがないまぜになっており、ちょっと複雑な現在の胸の内です。

【旅の行程】

□7月21日 成田空港→【飛行機】→モスクワ(ロシア)

□7月22日 モスクワ(ロシア)→【飛行機】→チューリッヒ(スイス)→ルツェルン(スイス)

□7月23日 ルツェルン(スイス)
     *リギ(スイス)へ日帰り

□7月24日 ルツェルン(スイス)→【氷河急行】→シュクオール(スイス)

□7月25日 シュクオール(スイス)→サン・モリッツ(スイス)

□7月26日 サン・モリッツ(スイス)→【ベルニナ線】→ミラノ(イタリア)

□7月27日 ミラノ(イタリア)→ジェノバ(イタリア)

□7月28日 ジェノバ(イタリア)
     *チンクエテッレへ日帰り

□7月29日 ジェノバ(イタリア)→トリノ(イタリア)

□7月30日 トリノ(イタリア)→ミラノ(イタリア)

□7月31日 ミラノ(イタリア)→ベリンツォーナ(スイス)

□8月1日 ベリンツォーナ(スイス)→ツェルマット(スイス)

■8月2日 ツェルマット(スイス)

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道
旅行の手配内容
個別手配

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  •  さて、いよいよマッターホルンを満喫する日がやってきました。なんという青空でしょう!<br /><br /> この写真を撮ったのは、ユースホステルの食堂です。そう、このユースホステルからはマッターホルンの姿を見ることが出来るのです(この窓からだと手前の木がちょっと邪魔ですが)。だからでしょうか、宿泊料が高めなのは・・・(笑)

     さて、いよいよマッターホルンを満喫する日がやってきました。なんという青空でしょう!

     この写真を撮ったのは、ユースホステルの食堂です。そう、このユースホステルからはマッターホルンの姿を見ることが出来るのです(この窓からだと手前の木がちょっと邪魔ですが)。だからでしょうか、宿泊料が高めなのは・・・(笑)

  •  朝食をしっかりと摂りいざ出発!・・・とその前に水を汲んでいかなくては。<br /> スイスは水道水が飲めるのですが、折角なので(?)水汲み場で汲んでいくことに。マーモットの形をした水汲み場、かわいいです。

     朝食をしっかりと摂りいざ出発!・・・とその前に水を汲んでいかなくては。
     スイスは水道水が飲めるのですが、折角なので(?)水汲み場で汲んでいくことに。マーモットの形をした水汲み場、かわいいです。

  •  向かうはゴルナーグラート。ゴルナーグラートはスイス一の展望台と言われているところです。<br /> マッターホルンのみならず、モンテ・ローザやブライト・ホルンなどの山々や、数多の氷河を「これでもかっ!」というくらい見ることが出来る、景勝地中の景勝地なのです。<br /><br /> ゴルナーグラートまでは登山列車で行きます。ツェルマット〜ゴルナーグラート間で片道39スイスフラン、往復78スイスフラン(往復割引なしですかいっ!)、スイスパス所持者は半額になります(スイスパス持ってても半額にしかならない…泣)。<br /> 私たちはゴルナーグラートからは歩いて帰ってくる予定なので、片道切符をお買い上げ(二人で39スイスフラン=3900円程度)。昨日会った岐阜のおっちゃんおばちゃんたちは、ツアーで来たような感じだった(スイスパスを持っていない)ので、普通に78スイスフラン払ったんでしょうねぇ。<br /><br /> しかし、本当に黒髪率が高いです。

     向かうはゴルナーグラート。ゴルナーグラートはスイス一の展望台と言われているところです。
     マッターホルンのみならず、モンテ・ローザやブライト・ホルンなどの山々や、数多の氷河を「これでもかっ!」というくらい見ることが出来る、景勝地中の景勝地なのです。

     ゴルナーグラートまでは登山列車で行きます。ツェルマット〜ゴルナーグラート間で片道39スイスフラン、往復78スイスフラン(往復割引なしですかいっ!)、スイスパス所持者は半額になります(スイスパス持ってても半額にしかならない…泣)。
     私たちはゴルナーグラートからは歩いて帰ってくる予定なので、片道切符をお買い上げ(二人で39スイスフラン=3900円程度)。昨日会った岐阜のおっちゃんおばちゃんたちは、ツアーで来たような感じだった(スイスパスを持っていない)ので、普通に78スイスフラン払ったんでしょうねぇ。

     しかし、本当に黒髪率が高いです。

  •  乗りますよ〜

     乗りますよ〜

  •  ツェルマットの駅を出発してすぐ、右手にツェルマットの町とマッター・フィスパ川、そしてマッターホルンが見えてきました。<br /><br /> 晴れていれば進行方向に向かって右側の席がお勧めです、と、日本人ツアーの添乗員さんが言っていました(笑)

     ツェルマットの駅を出発してすぐ、右手にツェルマットの町とマッター・フィスパ川、そしてマッターホルンが見えてきました。

     晴れていれば進行方向に向かって右側の席がお勧めです、と、日本人ツアーの添乗員さんが言っていました(笑)

  •  列車内の様子。9時前の列車だからでしょうかそんなに多くありません。 <br /> でもそういえば、ガイドブックによるとスイス鉄道は「乗客を立たせない」ことを旨としているそうです。確かにスイス鉄道に乗って、座れなかったことはないです。すごいホスピタリティ。

     列車内の様子。9時前の列車だからでしょうかそんなに多くありません。 
     でもそういえば、ガイドブックによるとスイス鉄道は「乗客を立たせない」ことを旨としているそうです。確かにスイス鉄道に乗って、座れなかったことはないです。すごいホスピタリティ。

  •  雲ひとつない青空、映えるマッターホルン、通ってきた線路、登山道が、目の前に広がります。

     雲ひとつない青空、映えるマッターホルン、通ってきた線路、登山道が、目の前に広がります。

  •  ゴルナーグラートの駅に到着。石造りの雰囲気のある駅舎です。

     ゴルナーグラートの駅に到着。石造りの雰囲気のある駅舎です。

  •  駅舎は石造りですが改札はハイテクノロジー(笑)<br /> 因みにホームに入るときと、ホームを出るときにチケットをかざすのは、日本の列車と珍しく一緒です。

     駅舎は石造りですが改札はハイテクノロジー(笑)
     因みにホームに入るときと、ホームを出るときにチケットをかざすのは、日本の列車と珍しく一緒です。

  •  駅前の広場にはセント・バーナード犬がお出迎え。観光客と一緒に写真を撮ってくれます。この日は駅前と展望台の近くの2箇所で待機していました。<br /><br /> よ、ヨーゼフぅ〜

     駅前の広場にはセント・バーナード犬がお出迎え。観光客と一緒に写真を撮ってくれます。この日は駅前と展望台の近くの2箇所で待機していました。

     よ、ヨーゼフぅ〜

  •  そして!マッターホルンです。テンションが上がります。どのくらい上がるかと言えば・・・

     そして!マッターホルンです。テンションが上がります。どのくらい上がるかと言えば・・・

  •  カメラの連写モードで納得がいくまで、こんな写真を撮り続けるくらいテンションが上がります。

     カメラの連写モードで納得がいくまで、こんな写真を撮り続けるくらいテンションが上がります。

  •  取り敢えず、360度のパノラマが見渡せる高台の展望台まで行きます。

     取り敢えず、360度のパノラマが見渡せる高台の展望台まで行きます。

  •  展望台から望むマッターホルン。

     展望台から望むマッターホルン。

  •  写真の左方向にある山がリスカム(Liskamm)、その右手に仲良くふたつ並んでいるのがカストール(Castor)とポリュックス(Pollux)です。地上のふたご座ですね。<br /><br /> リスカムの左にあるのがグレンツ氷河(Grenzgletscher)、カストールとポリュックスの手前にあるのがツヴィリングス氷河(Zwillingsgletscher)です。ツヴィリングZwillinとはドイツ語で「双子」のこと。<br /><br /> ここはほぼ360度のパノラマを見渡すことが出来ます。360度、というのが嬉しくて、その場でクルクル回る人(←私)もいるとか、いないとか・・・

     写真の左方向にある山がリスカム(Liskamm)、その右手に仲良くふたつ並んでいるのがカストール(Castor)とポリュックス(Pollux)です。地上のふたご座ですね。

     リスカムの左にあるのがグレンツ氷河(Grenzgletscher)、カストールとポリュックスの手前にあるのがツヴィリングス氷河(Zwillingsgletscher)です。ツヴィリングZwillinとはドイツ語で「双子」のこと。

     ここはほぼ360度のパノラマを見渡すことが出来ます。360度、というのが嬉しくて、その場でクルクル回る人(←私)もいるとか、いないとか・・・

  •  ついつい、こういうの、やってみたくなりますよね(笑)

     ついつい、こういうの、やってみたくなりますよね(笑)

  •  山々や氷河を見ていると、その大きさに関する感覚が麻痺してきます(と、日本人ツアーの添乗員さんが言っていました)。<br /><br /> 実際、大きすぎてわけがわからなくなります。

     山々や氷河を見ていると、その大きさに関する感覚が麻痺してきます(と、日本人ツアーの添乗員さんが言っていました)。

     実際、大きすぎてわけがわからなくなります。

  •  写真の中央、ちょっと下に湖が見えます。わかりますか?

     写真の中央、ちょっと下に湖が見えます。わかりますか?

  •  その湖を拡大して写真を撮ります。すると手前に道らしきものがあり、そこに人が歩いているのです(お分かりになりますか?)。<br /><br /> この写真を見て、一枚上↑の写真を見てみると・・・どれだけ人って小さいの???というより、どれだけ山って大きいの???と思っちゃいます。<br /><br /> 正直、最初見たとき人と認識できませんでした。「なんかゴマ粒のカケラのようなものが動いている・・・ありゃなんじゃ?」でしたから。人に思えなかったんですよ。完全に視覚が麻痺しています。 

     その湖を拡大して写真を撮ります。すると手前に道らしきものがあり、そこに人が歩いているのです(お分かりになりますか?)。

     この写真を見て、一枚上↑の写真を見てみると・・・どれだけ人って小さいの???というより、どれだけ山って大きいの???と思っちゃいます。

     正直、最初見たとき人と認識できませんでした。「なんかゴマ粒のカケラのようなものが動いている・・・ありゃなんじゃ?」でしたから。人に思えなかったんですよ。完全に視覚が麻痺しています。 

  •  展望台を堪能したので、ここからはマッターホルンを見ながら山を下っていきます。<br /> ゴルナーグラートは標高3089メートル、ツェルマットは標高1620メートル。1400メートルほど下る計算ですね。ガイドブックによると、距離は11.5キロメートルだそうです。<br /><br /> でも技術力の要るルートではありませんし、ずっと下りだし、歩きやすいルートです。登ってくる人は、ずーっと上り坂が続くわけですから大変です。しかもマッターホルンに背を向けて登ることになるし…。<br /> ということで、下りルートをおすすめします。<br /> 自転車で下る人も。写真は中国から来たカップルさんたち。ときにコケながらも山道を気持ち良さそうに疾走していました。

     展望台を堪能したので、ここからはマッターホルンを見ながら山を下っていきます。
     ゴルナーグラートは標高3089メートル、ツェルマットは標高1620メートル。1400メートルほど下る計算ですね。ガイドブックによると、距離は11.5キロメートルだそうです。

     でも技術力の要るルートではありませんし、ずっと下りだし、歩きやすいルートです。登ってくる人は、ずーっと上り坂が続くわけですから大変です。しかもマッターホルンに背を向けて登ることになるし…。
     ということで、下りルートをおすすめします。
     自転車で下る人も。写真は中国から来たカップルさんたち。ときにコケながらも山道を気持ち良さそうに疾走していました。

  •  岩肌の隙間から顔を出す高山植物たち。春リンドウ(左・Fluehlings-Enzian)とアルペン・マルゲリッテ(左・Alpen-Margerite)かな?名前が違っていたらスミマセン。<br /> 春リンドウの濃い青色にすっかり魅了された私。この後、花の写真が増えました(笑)

     岩肌の隙間から顔を出す高山植物たち。春リンドウ(左・Fluehlings-Enzian)とアルペン・マルゲリッテ(左・Alpen-Margerite)かな?名前が違っていたらスミマセン。
     春リンドウの濃い青色にすっかり魅了された私。この後、花の写真が増えました(笑)

  •  振り返るとさっきまで居たゴルナーグラートの駅と展望台が見えます。足元には残雪も。

     振り返るとさっきまで居たゴルナーグラートの駅と展望台が見えます。足元には残雪も。

  •  さて、進みましょう。<br /><br /> 目の前に聳えるマッターホルンを眺めながら、一歩ずつ歩を進めます。しかしなんという存在感、なんという美しさ。ずーっと見ながら歩いていたのに、見飽きることがないのです。いま写真を見返していても全く飽きない。<br /><br /> まずは下に見えている湖・リッフェルゼー(Riffelsee)を目指します。おっ、赤い登山列車がやってきました。<br />

     さて、進みましょう。

     目の前に聳えるマッターホルンを眺めながら、一歩ずつ歩を進めます。しかしなんという存在感、なんという美しさ。ずーっと見ながら歩いていたのに、見飽きることがないのです。いま写真を見返していても全く飽きない。

     まずは下に見えている湖・リッフェルゼー(Riffelsee)を目指します。おっ、赤い登山列車がやってきました。

  •  湖へ向かう道。ごつごつした岩が転がっていますが、別段歩きづらいということはありません。沢山の人が歩いています。お天気になって本当に良かったですね。

     湖へ向かう道。ごつごつした岩が転がっていますが、別段歩きづらいということはありません。沢山の人が歩いています。お天気になって本当に良かったですね。

  •  タンポポ。蝶が蜜を吸っています。長く辛い冬を越え、花も虫も短い夏を謳歌しています。こんな高地で健気に、でも強く咲く花の生命力に脱帽です。

     タンポポ。蝶が蜜を吸っています。長く辛い冬を越え、花も虫も短い夏を謳歌しています。こんな高地で健気に、でも強く咲く花の生命力に脱帽です。

  •  花だけではなくきのこも夏を謳歌。きのこ好きとしては外せない一枚です(笑)きのこの奥の黄色い花はゴルト・フィンガークラウト(Gold-Fingerkraut)かな?

     花だけではなくきのこも夏を謳歌。きのこ好きとしては外せない一枚です(笑)きのこの奥の黄色い花はゴルト・フィンガークラウト(Gold-Fingerkraut)かな?

  •  リッフェルゼーに近づいてきました。美しい逆さマッターホルンが見えています。あ!マッターホルンの左側に雲が出てきました。急がなくては!

     リッフェルゼーに近づいてきました。美しい逆さマッターホルンが見えています。あ!マッターホルンの左側に雲が出てきました。急がなくては!

  •  雲に隠れる前にリッフェルゼーに到着しました。「美しすぎる」という形容詞はきっとこういうときに使うのが正しい、心底思いました。<br /><br /> でも実は湖面がちょっと波打っています。湖左手で犬が泳いでいるんです。確かに暑いかもしれないけど…

     雲に隠れる前にリッフェルゼーに到着しました。「美しすぎる」という形容詞はきっとこういうときに使うのが正しい、心底思いました。

     でも実は湖面がちょっと波打っています。湖左手で犬が泳いでいるんです。確かに暑いかもしれないけど…

  •  湖に咲くほわほわした花。めだかのような小魚もいます。

     湖に咲くほわほわした花。めだかのような小魚もいます。

  •  リンドウっぽい花。リンドウよりずっと小さいですが。

     リンドウっぽい花。リンドウよりずっと小さいですが。

  •  ハイキングコースの道はこんな感じです(かなり広い道)。向こうに見えるのは、標高2582メートルにあるリッフェルベルク(Riffelberg)の駅とホテル・リッフェルベルク。

     ハイキングコースの道はこんな感じです(かなり広い道)。向こうに見えるのは、標高2582メートルにあるリッフェルベルク(Riffelberg)の駅とホテル・リッフェルベルク。

  •  12時半を過ぎ、お腹が空いてきました。<br /> リッフェルベルクの駅舎付近で食べようかなぁと思ったのですが、折角なのでマッターホルンの見えるところに腰を下ろして食べることにしました。<br />

     12時半を過ぎ、お腹が空いてきました。
     リッフェルベルクの駅舎付近で食べようかなぁと思ったのですが、折角なのでマッターホルンの見えるところに腰を下ろして食べることにしました。

  •  この日の昼食はスーパーで買ってきたパンと馬肉の干し肉です。でもなんといっても目の前に広がる風景が最高のご馳走です。

     この日の昼食はスーパーで買ってきたパンと馬肉の干し肉です。でもなんといっても目の前に広がる風景が最高のご馳走です。

  •  パンと馬肉を頬張っているとどこからともなく「カランカラン」という鐘の音が。よぉく目を凝らしてみると、放牧中のヤギの姿が!しかも「アルプスの少女ハイジ」のエンディングで出てくる、黒と白の二色のヤギ!あの二色のヤギって本当にいたんだぁ。感無量。<br /><br /> ちなみに昼食のため座っていたのは30分程度。その短い間に、夫はひどい日焼けに見舞われてしまいました。顔や手には日焼け止めを塗っていたのですが、膝下ズボンと靴下の間のわずか10センチ足らずの箇所、日焼け止めを塗り忘れていた箇所がばっちり焼けていました(まだ跡が残っています)。高地の紫外線量は本当に半端なく強いです。<br /> ちなみに旅の途中、温泉に入っていたときに、皮がべろべろに剥けました。ひぃぃ〜。

     パンと馬肉を頬張っているとどこからともなく「カランカラン」という鐘の音が。よぉく目を凝らしてみると、放牧中のヤギの姿が!しかも「アルプスの少女ハイジ」のエンディングで出てくる、黒と白の二色のヤギ!あの二色のヤギって本当にいたんだぁ。感無量。

     ちなみに昼食のため座っていたのは30分程度。その短い間に、夫はひどい日焼けに見舞われてしまいました。顔や手には日焼け止めを塗っていたのですが、膝下ズボンと靴下の間のわずか10センチ足らずの箇所、日焼け止めを塗り忘れていた箇所がばっちり焼けていました(まだ跡が残っています)。高地の紫外線量は本当に半端なく強いです。
     ちなみに旅の途中、温泉に入っていたときに、皮がべろべろに剥けました。ひぃぃ〜。

  •  リッフェルベルクに到着しました。ここから登山列車に乗って下山するという手もありますが、このまま歩きます。折角のお天気なんですもの。

     リッフェルベルクに到着しました。ここから登山列車に乗って下山するという手もありますが、このまま歩きます。折角のお天気なんですもの。

  •  リッフェルベルク駅の近くで、さっき遠くに見えていたヤギさんたちと遭遇。

     リッフェルベルク駅の近くで、さっき遠くに見えていたヤギさんたちと遭遇。

  •  岩場の隙間に咲く花。

     岩場の隙間に咲く花。

  •  紫色の花。

     紫色の花。

  •  そして赤紫色の花。スミマセン、花の名前が全然わかりませんっ。大抵見とれているだけですので・・・

     そして赤紫色の花。スミマセン、花の名前が全然わかりませんっ。大抵見とれているだけですので・・・

  •  コレは既出の春リンドウかな?

     コレは既出の春リンドウかな?

  •  雪解け水は下へ下へ。森林限界ももうすぐ。

     雪解け水は下へ下へ。森林限界ももうすぐ。

  •  ツェルマット近郊まで下りてきました。<br /><br /> 今回のこの行程で一番良かったのは、ゴルナーグラートからふたつ目の駅であるリッフェルベルクの間でした。高山植物か咲き誇る姿は、本当に絵か写真の中に迷い込んだような美しさでした。<br /><br /> そこよりすこし下のほうは、既に高山植物の季節が終わっている(終わりかけている)ような感じでした。標高が下がるとマッターホルンもあんまり見えなくなっちゃいますしね。訪れる時期によって印象は随分変わると思います。<br /> 今回で言えば歩くのは全行程でなく、最初の二駅分だけでもよかったかな?<br /><br /> 体の具合や調子にもよると思いますが、夏にゴルナーグラートまで行くのであれば、可能であれば一駅でも歩いてみることをお勧めします。駅からちょっと離れるだけで、本当に美しい景色に出会えます。<br /><br />

     ツェルマット近郊まで下りてきました。

     今回のこの行程で一番良かったのは、ゴルナーグラートからふたつ目の駅であるリッフェルベルクの間でした。高山植物か咲き誇る姿は、本当に絵か写真の中に迷い込んだような美しさでした。

     そこよりすこし下のほうは、既に高山植物の季節が終わっている(終わりかけている)ような感じでした。標高が下がるとマッターホルンもあんまり見えなくなっちゃいますしね。訪れる時期によって印象は随分変わると思います。
     今回で言えば歩くのは全行程でなく、最初の二駅分だけでもよかったかな?

     体の具合や調子にもよると思いますが、夏にゴルナーグラートまで行くのであれば、可能であれば一駅でも歩いてみることをお勧めします。駅からちょっと離れるだけで、本当に美しい景色に出会えます。

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  • とらいもんさん 2011/10/14 08:35:47
    ゴルナーからの降り
    おじゃまします。
    同じコースを二回、途中から別コースで一回経験したので、懐かしく拝見しました。
    有難うございました。ちなみに、二回ツエルマットからゴルナーまで上がりました。

    以上です。失礼いたしました。

    錫

    錫さん からの返信 2011/10/14 13:37:25
    RE: ゴルナーからの降り
    とらいもんさま

    こんにちは。
    今回は私の旅行記をご覧下さり、ありがとうございます。

    > 同じコースを二回、途中から別コースで一回経験したので、懐かしく拝見しました。

    あのコースは本当に美しく、歩く「甲斐」のあるルートですね。

    > ちなみに、二回ツエルマットからゴルナーまで上がりました。

    なんと、あのコースの上りも経験されたんですね。
    登ってくる方とも多くすれ違いましたが、みなさん結構へばっていた(くたびれた)様子でした。距離が長いからでしょうか。
    山歩きでは上りのほうがどちらかと言えば好きなので(このコースは下りでも歩きやすいから平気なのですが)、機会があれば上りにもチャレンジしたいところです。
    そもそも、機会に恵まれるかどうかわからないのですが…。

    まだまだ旅日記は続く予定です。宜しかったらまたご覧下さいね。

錫さんのトラベラーページ

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