離職記念☆37泊38日貧乏旅行12：イタリアの巻④トリノ 再びニーチェの足跡を訪ねて

2011/07/29 - 2011/07/29

ジェノバを後にし、トリノへやって来ました。

トリノといえば冬季オリンピックのイメージしかなかった私。
チョコレートとジェラートと町歩きの楽しい町でした。

また、トリノは哲学者ニーチェが住み、そして発狂した町でもあります。そんな彼の足跡を辿る1日となりました。

エリア トリノ(イタリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

ジェノバに到着しました。

駅について最初に目に付いたのが高級そうなチョコレート屋さん！
甘味好きの夫と、チョコレート好きの私の目はもう釘付け。

美味しそうなチョコレートが並んでいます。

待て待て、チョコレートより先にツーリストインフォメーションに行かなくては（笑）

駅構内で、なんと懐かしい「スパンク」を発見！
しかもすごい量です。

キティちゃんは色んな町で見かけましたが、スパンクを見たのはトリノだけ。
トリノでなぜこんなにもスパンクが推されているかは、皆目検討つきません。

だ、だからツーリストインフォメーションに行かなくては！！！（笑）

トリノ駅、立派な建物です。

駅構内にはスーパーがあり、朝早くから開いています。
キオスクや自動販売機では500mlで1.2ユーロもしたミネラル･ウォーターが、スーパーでは1.5リットルで0.15ユーロ！当時のレートでも20円弱！
価格って何が基準になってるんでしょう？？？

ホテルにチェックインし、取り敢えずは昼ごはんです。

ホテル近くのセルフレストランです。
セルフレストランですが、品揃えもいいし、お肉は選ぶと目の前で焼いてくれるし、美味しかったです。

パスタは作り置きだったので、いまいちでしたが…

レストランの中はこんな感じ。
テラス席、2階席もあり、かなり広いです。

お腹を満たしたら、町歩き開始です。

カルロ･アルベルト広場に着きました。
国立図書館などに面している広場です。

イタリアは愛らしい看板が多いです。

「ハートぶち抜き、一方通行」ということでしょうか（笑）

カルロ・アルベルト広場に面した建物、ここにニーチェが暮らしていたそうです。

1階はカフェになっています。

建物にはニーチェのレリーフが。
ニーチェは1889年1月3日、このカルロ･アルベルト広場で発狂したということです。

カルロ・アルベルト広場を後にし、ポルティコと呼ばれるアーケード街へ。

ブランドショップや貴金属店など色んなお店が並んでいますが、私たちの目を引いたのはジェラート！早速購入しました。

すんごい量です。どうやら、ひとつでふたつの味を楽しめるらしいのですが、それを知らなかった私たちは、一種類のみにしました。
左が夫のチョコレート、右は私のラズベリーです。

チョコレートの濃厚さといったら、もう・・・
「暫くチョコレートはようござんす」と言いたくなるくらいの濃厚さでした。

ちなみにジェラート屋の前に、常連らしきでっかい男性がずーーーっと店員さんと話していました。ジェラートが目当てなのか店員さんが目当てなのかわかんないくらい、くいついておりました。

王宮にやってきました。

帰国して知りましたが世界遺産でした（汗）
王宮内部ツアーあり、王立武器館あり、庭園ありでじっくり見ていたら時間がかかりそうです。

王宮前は広場になっており、噴水で遊ぶ子供たちが沢山。
憩いの場にもなっている模様。

なお王宮の近くにはドゥオーモがあり、ここには聖骸布（キリスト処刑後その体を包んだとされる布）があるところ。
なぜ訪れなかったのか、もう忘れてしまいました。教会に食傷気味だったのかしら？（そもそも信者じゃないですし…）

トリノを流れるポー川にやってきました。

うぅん、お世辞にもきれいとは言いがたい…。
水の色が緑がかっております。

ポー通りを抜けて橋を渡り、グラン・マードレ・ディ・ディオ教会までやってきました。

新婚さんでしょうか、黒いリムジンから出てきたカップルが記念撮影。
いいですねぇ。
でもカップルはふつうの格好してました。そんなもんなんですかね？

夕ごはんもセルフ･レストランへ。

昼のお肉は豚肉を、夜は牛肉を頼んだはずなのですが、あれれ？同じ肉？？？
昼のおばちゃんが間違えたのか、頼み損なったのか・・・
まぁ美味しかったから良しとしますか。

この日は珍しくユースホステルではなく、駅近くのホテルを利用。
三ツ星ホテルですが、ここもミラノと同じくイタリア統一150周年記念ということで、格安で泊まることができました。

チェックイン時の受付のお姉ちゃんは愛想なしでしたが、夕食後対応してくれた受付のおばあちゃんは、笑顔がとてもキュートで素敵でした。

翌朝。
トリノともお別れです。

でも出発の前に忘れてはいけないことが。

そう、チョコレート屋さん！！！
チョコレート屋ですが、ジェラートもたくさんあります。
どれにするか迷ってしまいます。

チョコレートドリンクも美味しそうでした。

で、チョコレートのジェラートです。
昨日、街中で食べたジェラートよりはあっさりしていました。

出発間際だったので列車に持ち込み、車窓風景を眺めながらいただきました。

これからミラノへ戻ります。