離職記念☆37泊38日貧乏旅行24：オーストリアの巻① インスブルックでキンキラキン☆

2011/08/11 - 2011/08/11

　6カ国目となるオーストリアに入りました。

　先ずは西に位置するインスブルックを訪れます。私たちが渡欧する直前にＮＨＫの番組「世界ふれあい町歩き」で紹介されていたところだったので。「あ、これテレビで見た」などと言いながらの町歩きとなりました。


【ここまでの旅の行程】

□7月21日　成田空港→【飛行機】→モスクワ（ロシア）
□7月22日　モスクワ（ロシア）→【飛行機】→チューリッヒ（スイス）→ルツェルン（スイス）
□7月23日　ルツェルン（スイス）
　　　　　＊リギ（スイス）へ日帰り
□7月24日　ルツェルン（スイス）→【氷河急行】→シュクオール（スイス）
□7月25日　シュクオール（スイス）→サン･モリッツ（スイス）
□7月26日　サン･モリッツ（スイス）→【ベルニナ線】→ミラノ（イタリア）
□7月27日　ミラノ（イタリア）→ジェノバ（イタリア）
□7月28日　ジェノバ（イタリア）
　　　　　＊チンクエテッレへ日帰り
□7月29日　ジェノバ（イタリア）→トリノ（イタリア）
□7月30日　トリノ（イタリア）→ミラノ（イタリア）
□7月31日　ミラノ（イタリア）→ベリンツォーナ（スイス）
□8月1日　ベリンツォーナ（スイス）→ツェルマット（スイス）
□8月2日　ツェルマット（スイス）
□8月3日　ツェルマット（スイス）→モントルー（スイス）
□8月4日　モントルー（スイス）
　　　　　＊エヴィアン（フランス）へ日帰り
□8月5日　モントルー（スイス）→グリンデルヴァルト（スイス）
□8月6日　グリンデルヴァルト（スイス）
□8月7日　グリンデルヴァルト（スイス）→ダッハゼン（スイス）
□8月8日　ダッハゼン（スイス）→クロイツリンゲン（スイス）
□8月9日　クロイツリンゲン（スイス）
　　　　　＊コンスタンツ（ドイツ）へ日帰り
□8月10日　クロイツリンゲン（スイス）→リヒタースヴィル（スイス）
■8月11日　リヒタースヴィル（スイス）→インスブルック（オーストリア）

エリア インスブルック(オーストリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

　オーストリアに突入しました。ところがっ！！！いきなりバスへの乗り換えを指示されました。は？どういうこと？

　よくわからないのですが、一部区間が不通状態なのかバスに乗り換えて先の駅まで行くらしいです。
　バスは立派ですが・・・オーストリアに入った途端これですかい。大丈夫？？？

　インスブルックは右方向・・・ってことじゃなくて、鉄道で行く予定だったのですが・・・。まぁ国際運転免許証を持っていないので、こういうことでもなければ高速道路を通ることはないから、まぁいっか。と思い直すことにしましょう。

　ランデックという駅に到着しました。どうやらここからは列車に乗れる模様。

　11:23のレイルジェット（オーストリアの国際特急列車）に乗っているはずなのですが、30分遅れです。うーん、いったいなにが起こった？？？

　オーストリアに限らず、国際特急列車にはこのような予定表がボックスごとに置いてあります。乗り換え列車の情報などが記載されているので便利。

　予定より30分ほど遅れてインスブルックに到着しました。

　駅から旧市街まではちょっと距離があります。でも町並みを見ながら歩いていくのが楽しいです。おっ、馬車だ。

　駅前からまっすぐ西方面に歩いていくと凱旋門が見えてきます。これはマリア・テレジアが建てたものだとか。

　インスブルックで訪れてみたかったのが、凱旋門近くにあるテレジエンブロイというビア・レストラン。自家製ビールを頂くことが出来ます。
　無濾過っぽい、ちょっと濁った感じのビールが美味です。おいし〜♪

　ランチを注文しましたが、思ったほど量も多くなく丁度良いサイズでした（夫はちょっと物足りない風でした）。
　お客さんが多く、なかなか注文を受けに来てもらえませんでしたが、とても愛想のいい給仕さんだったので気にならず（笑）

　ビール好きには嬉しい店でしたが、ビール好きじゃない人でも料理を美味しくいただける店だと思います。

　テレジエンブロイを出て、更にまっすぐ進むとアンナ記念柱が見えてきます。奥に見えるのはノルトケッテの山々。

　1700年代初めスペイン継承戦争の際、チロルに進撃してきたバイエルン軍を撃退した記念として建てられた碑だそうです。

　赤い路面電車がキュートです。

　インスブルックにも数人いました、動かない人（ストリートパフォーマ−）。

　旧市街に近づいてきました。

　写真右がヘルプリングハウスと呼ばれる建物です。ロココ様式の飾り漆喰が見事です。
　エイカーと言われる出窓の建物も素敵です。

　そしてヘルプリングハウスの向かいにあるのが、インスブルックのシンボル黄金の小屋根です。これはマクシミリアン一世が建てたものだそう。

　バルコニーにはレリーフがあります。マクシミリアン一世と最初の妻マリア･フォン･ブルグンド、そして二番目の妻マリア・ビアンカ･スフォルツァの姿が描かれています。

　屋根は2657枚の金の瓦で覆われているそう。

　ここではいまも結婚式などに利用されているそうです。ちょうどこの日もそうだったらしく、花嫁さんらしき人が街を歩いていました。

　ヘルプリングハウス近くのカフェで絵になるおじさま方を発見！

　ストリートミュージシャンに遭遇することは珍しくありませんが、バイオリンとクラリネットの三重奏は初めてみました。
　大好きな「チゴイネルワイゼン」を演奏していたので、ついつい聴き入ってしまいました。

　ちなみにチゴイネルワイゼンZigeunerweisenとはドイツ語で「ジプシーのメロディ（旋律）」という意味だそうです。知らなかった・・・。

　州立劇場です。

　インスブルックには王宮や宮廷教会、チロル民族博物館など見所が多いのですが、あまり行っておりません。またひたすら町歩きをした、ということでしょう（笑）

　歩きつかれた体には甘いものが嬉しい。そんなわけでザッハーへ行き、ザッハトルテとカプチーノで休憩です。
　今回ウィーンには訪れないので、ザッハトルテはそれ以外の町で堪能します。

　ちなみにこれらを注文したのは夫です。
　私はカフェザッハーでアルコールというのもなんなので、普通にコーヒーを頂きました。

　オーストリア最初の宿もユースホステルです。

　4人部屋ですが結局夫と2人利用でした。シャワーとトイレが部屋についているので、ちょっと得した気分です。

　ユースはイン川に面しています。白濁した川の水、これもきっと雪解け水ですね。

　宿が夕食なしだったので、ユース近くのレーヴェンスハウス（Loewenshaus・獅子の家）というレストランで済ませることにしました。

　本当は外のテラス席が良かったのですが、テラス席は喫煙席なので嫌煙家の私たちは室内席を選択。心地よい風を感じながらビール飲みたかったなぁ。

　量が思ったほど多くないなぁと感じるのは、私たちがヨーロッパの量に慣れたせいなのでしょうか？

　数日後「いや、そんなことはない。やっぱりヨーロッパの量は多い」ということを思い知ることになるのです（笑）