2011/05/02 - 2011/05/02
376位(同エリア3772件中)
キートンさん
内容盛りだくさんの今回の南欧の旅。
その復路のヘルシンキでの乗継時間は約17時間。
この乗継に空港を出ても追加料金は不要なので、ヘルシンキを観光することにしました。
初夏を思わせる陽気の南欧地中海から北欧バルト海沿岸のヘルシンキへの移動は、半端ない気候差。
5枚くらい重ね着して北欧の街にくりだしました。
前編は、朝一番でヘルシンキの街を少し散策して、スオメンリンナ島に渡り、世界文化遺産に登録されているスオメンリンナ要塞を見学します。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 船
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ヘルシンキに到着したのは夜中の0:25。
ヘルシンキに宿はとってなく、最初から空港内で夜を明かすつもりでいた。
ターミナル1階のこのオブジェの向こうにあるソファに横になり仮眠をとった。
私が横になった時には、2人くらい同じ様に寝ていた人がいた。
目が覚めると、リュックが切り裂かれて貴重品が無くなっていて、途方にくれていたところで、本当に目が覚めた。
念のため貴重品を確認してみたが、大丈夫だったので一安心。
大丈夫だろうと思っていても、心のどこかで不安があるからそんな夢を見たのだろう。
5時前頃に目が覚めたが、すでに空港内は人は行ききしていた。 -
始発の5:45発のフィンエアー・バスに乗る。
ターミナルを出るとすぐバス停だが、恐ろしく寒い。
昨日まで海水浴を楽しむ人がいた南欧から移動してきた身には応える。 -
バスは30分ほどでヘルシンキ中央駅に到着。
早朝ということもあり、バスに表示された気温は5℃前後を示していた。
昨日まではTシャツ1枚で過せたが、今は5枚くらい重ね着しないと寒い。 -
中央駅で観光のための資料集めをしようと思ってうろうろしてみたが、7時にもなっていないこともあり収穫なし。
持参していたヘルシンキの地図のコピーを頼りに歩くことにした。
駅から徒歩10分そこそこで「ヘルシンキ大聖堂」に到着。 -
建物だけを見ていると、どちらから見ても同じ様に見えるが、広い階段と広場があるのでこちらが正面でしょう。
-
地図によると、ここは「元老院広場」といい、この像は「アレキサンドル2世」らしい。
-
ヘルシンキ大聖堂からほどなくして、エテラ港に出ました。
まだ7時前なので人通りはあまりない。 -
イチオシ
エテラ港から近い「ウスペンスキー寺院」に来てみました。
-
朝日をあびるウスペンスキー寺院。
近くで清掃車が忙しく清掃しているところだった。 -
8時前くらいのフェリーでスオメンリンナ島に渡った。
観光客はまだ少なく、通勤客がほとんどのよう。 -
小さめの駆逐艦みたいな船が停まっています。
-
スオメンリンナ島の案内図。
ブルーのラインがお勧めコースかな?
概ねそのコースをたどってみよう。 -
このピンクの建物をくぐって行きます。
-
結構大型の鳥がうろうろしてます。
-
イチオシ
スオメンリンナ教会。
今まで見てきた教会と比べるとかなりシンプルな造り。 -
ビジターセンター前の道標。
ビジターセンターはまだオープンしてません。 -
頑強そうな防護壁。
石の色がやや赤っぽい。 -
右手方向に入口らしき門が見えたので入ってみます。
-
門の左にさりげなく掲げられてるように世界文化遺産に登録されています。
-
ただの城壁かと思っていたら、中に部屋がありました。
-
城壁の中はたくさんの部屋に分かれています。
-
所により石ではなく、レンガで仕切られた部屋もあります。
-
城壁の内側に回り込むとこういうことになっています。
-
なんだかよくわからないモニュメント。
このあたりがアーレンスバード博物館になっていることを帰国してから知った。 -
スオメンリンナ島には普通に民家があります。
青空も広がってきて、少し暖かくなってきた。 -
スオメンリンナの要塞は、1748年にロシア帝国に対する守りを目的として要塞の建造された。
フィンランド戦争中の1808年5月3日に要塞はロシア軍に占領され、1809年のロシア軍によるフィンランド占領の足がかりとなった。この時には実害がほとんどなかったが、1855年のクリミア戦争のときには、イギリス海軍とフランス海軍による艦隊の艦砲射撃で損害を被った。
以上、ウィキペディアより。 -
海岸のこういう岩肌を見ると、北欧に来た実感がします。
(という前に、この寒さで十分実感してましたが)
ノルウェー(特にロフォーテンあたり)でもこんな感じの岩が多かった気がする。 -
ボコボコと盛り上がった小山の下には倉庫に使われていたような部屋があります。
窪みの日が当らないところにはまだ雪が残ってます。 -
大砲は台車ごと向きを変えれるようになっているようだ。
-
決死の覚悟で大砲をのぞいてみた。
なるほど、中はねじれの法則になっているようだ。
球種はカーブ、スライダーそれともフォーク?
回転を与えるわけだからナックルではなかろう。
(なんの話や!) -
大砲の部屋がいっぱい。
なので、日本の城で言う「狭間」と呼ばれる小窓があります。 -
つまるところ、こういうことですね。
-
突然、巨大戦艦現る!?
客船か・・・
びっくりしたなぁ、もう! -
高台から見ると、とりあえず今のところ平和らしい。
-
大砲。
たいほう。
タイホウ。
大鵬ではありません。 -
「キングス・ゲート・キー」(King's Gate Guay)
埠頭として使われたのかな?
今は一部のフェリーがここに寄港するらしい。 -
ご安心を。
巨大戦艦は通りません。
たぶん通らないと思う・・・
通らないんじゃないかな・・・
ま、ちょっと覚悟しといた方がいいかも・・・
(「さだ」か?)
※適当にスルーしてください。 -
頑強そうな「キングス・ゲート」(King's Gate)
-
かつての要塞は、今では広大な公園となっています。
-
見学するというより、のんびり散歩する感じのところですね、ここは。
-
大砲。
たいほう。
タイホウ。
TAIHOU。
大砲がいっぱい。
太陽もいっぱい。
(それはひとつやろ!)
※どんどんスルーしてください。 -
潜水艦「ヴェシッコ号」。
第二次世界大戦中に実際に使われていた潜水艦。
実はスオメンリンナ島ではこの中を見学するのを一番楽しみにしていたが、見学できるのは5月12日〜8月31日の間のみでした。
残念・・・
ちなみに入場料4ユーロ。 -
陸側からは逆光になるので、海側に回り込むとなかなか至近距離で迫力がある。
というより、これ以上後ろには引きようがない。 -
船首のノコギリの刃で凍結した海面をかち割って進んだのかな?
船首にたくさん空いている穴はどういう意味があるのだろう?
水の抵抗が増えそうな気がするが・・・ -
2時間以上歩き回り、ビジターセンターもオープンしたので、ビジターセンター内にある「スオメンリンナ博物館」に入場してみました。
入場料は5ユーロだったかな? -
大きな盾。
博物館ではシアターが上映されており、ヘッドホンを借りれば日本語でも聴けたのですが、帰りのフェリーの時間まであまり時間がなかったので見ませんでした。
この博物館に入場するなら時間に余裕をもって、ぜひシアターも見た方がよさそうです。 -
やはり海外のこういう博物館は解説が理解できないと印象が薄くなる。
せめて簡単な日本語パンフレットくらい用意しておいてほしい。 -
フェリーは思っていたより10〜20分遅い11時頃発の便に乗ってエテラ港に戻ります。
-
右手にバイキングラインの客船やヘルシンキ大聖堂を見ながら進みます。
「ちょこっと寄り道ヘルシンキ2011 (5/2) 後編」 に続く。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 潮来メジロさん 2011/09/18 23:24:33
- カオジロガンですね。ヾ(^o^)
- キートンさん、こんばんは! ヾ(^o^)
毎度、訪問ありがとうございました。
> 結構大型の鳥がうろうろしてます。
この鳥さんは、和名カオジロガン(英名:Barnacle Goose)というガンの仲間です。
日本では見られないガンで、私もまだ見た事がありません。
ではまた・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- キートンさん からの返信 2011/09/19 09:40:28
- RE: カオジロガンですね。ヾ(^o^)
- こんにちは、潮来メジロさん。
カオジロガンですか。確かに顔が白いですね。
日本では見られない鳥なら、結構貴重なシーンだったんですね。
写真では2羽しか写ってませんが、20羽近くがうろうろしてました。
では、また。
キートン
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