★エジプト記(3) −イスラム地区 ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンのあたり:SUR SHANGHAIさんの旅行ブログ

★エジプト記(3) −イスラム地区 ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンのあたり:SUR SHANGHAIさんの旅行ブログ

★エジプト記(3) −イスラム地区 ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンのあたり

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★エジプト記(3) −イスラム地区 ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンのあたり

旦那より一足先に到着したカイロでの二日目。
昨日足馴らしのつもりで1人行ってみたオールド・カイロあたりでは普通に気軽に歩けたので、今日からは気を大きくして、イスラム地区にターゲットを変えて歩いてみます。

イスラム地区は広いので、見たい場所をいくつかに絞ってから行くのがお勧め。
今日のSUR SHANGHAIは、イスラム地区南端近くにあるガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンと言うモスクからテクテクと北上して、ハーン・ハリーリあたりまで行ってみようと思います。
一度に全部はご紹介しきれないので、この編では出だしのガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンのあたりをアップします。

表紙の画像は、ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンの回廊から見た泉亭とミナレット。

エリア: アフリカ >>エジプト >>カイロ
テーマ: 遺跡・史跡・歴史
時期: 2009年12月01日〜12月01日
投稿日: 2010年04月22日
写真: 全50枚
満足度: このエリアの満足度:4.5点 4.5
観光: エリアにおける観光の総合的な評価:5.0点 5.0
ホテル: エリアにおけるホテルの総合的な評価:4.0点 4.0
グルメ・レストラン: 評価なし
ショッピング: 評価なし
交通: エリアにおける交通の総合的な評価:4.5点 4.5
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  • カイロ 写真

    昨日はオールド・カイロ周辺からナイル川東岸に沿って歩いてみたSUR SHANGHAI。
    今日からはさらに気を大きくして、イスラム地区をテクテクと歩いてみようと思ってます。

    今日はその手始めで、イスラム地区の南を出発点にして、イスラム地区の北を目指します。

    宿になったラムセス・ヒルトンから、イスラム地区南部にあるガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンやガーマ・スルタン・ハサンあたりまでタクシーだと10数分。料金は、ホテル周辺で客待ちしていた古いタクシーの運転手さんと事前に交渉して10エジプト・ポンドでした。
    新しい車種のタクシーだと言い値もお高くなるので、要交渉。


  • カイロ 写真

    THE PALM PRESS社が出している説明入り絵地図は、カイロの主な観光地を4つに分けて編集したシリーズ物。
    前編でもご紹介しましたが、ここにも出しておこうと思います。

    この画像で広げて置いてあるのは、そのうちの1冊目。イスラム地区の地図で、北はフトゥーフ門やガーマ・ハリーファ・イル・ハーキムから、南はハーン・ハリーリやガーマ・アズハルあたりまで。
    裏側はハーン・ハリーリの拡大地図。

    2冊目もイスラム地区の物で、1冊目の続き。
    北はハーン・ハリーリやガーマ・アズハルあたりから、南はガーマ・スルタン・ハサンあたりまで。

    3冊目もイスラム地区の物で、表がシタデルの内部。裏はガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンのあたり。これは描く範囲が狭いので、絵が大きくて見応えあり。
    今日は、2冊目と3冊目の地図を使って歩いてみます。

    4冊目の表側はオールド・カイロの地図で、裏側はイスラム地区の≪死者の町(北の墓地)≫周辺図。

    どの地図にも共通しているのは、主な見所はその建物やドーム、塔の形まで実際に沿って描き込まれている点。
    街歩きの時にも参照が容易で便利。重要な建物には番号が振られ、英語でも説明が付いています。
    広げた大きさは約66cm×48cm。
    実用にもできて、これからカイロに行く人にもいいお土産。

    オールド・カイロのお土産屋さんで見つけて、お値段交渉後、最初の言い値の1冊30エジプト・ポンドが、1冊10エジプト・ポンドになりました。


  • カイロ 写真

    イスラム地区の南寄りにあるガーマ(モスク)の一つのガーマ・アフマド・イブン・トゥールーン。最寄の有名ガーマはシタデル麓のガーマ・スルタン・ハサンで、800m位離れています。

    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンは879年に建てられたのだそう。
    無骨な外壁だけ見ると、まるで古代の要塞のような趣。
    この入り口は、すぐそばを通っているサルビーヤ通り(シャイフ通り)からちょっと脇道に入った場所。一般車両通行禁止のゲートがあるのですぐ分かります。

    見学無料。ここは靴の上から履くカバーを貸し出していたので、0.5エジプト・ポンド(50ピアストル)をバクシーシとして支払いました。


  • カイロ 写真

    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンは、観光客はあまり来ないようで、日の光が静かに差し込む大きな回廊は瞑想的空間。

    まるで外界とは隔絶されたかのように、空気の質まで澄んだ感じ。


  • カイロ 写真

    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンの回廊を一人巡ってみたSUR SHANGHAI。
    これは、南側の回廊から北側の回廊方向を見た様子。

    屋根があるわけでもないのに、外界の車の音も遠のいていく静かなたたずまい。

    中庭の中央にあるのは、これまた小さいモスクの形をした泉亭。
    その後ろに見えているのはミナレット。
    この時には分かりませんでしたが、このミナレットは外壁の上に立てられていて、上れるようになっていました。

    泉亭もミナレットも、今見られる姿は879年当時のものではなくて、後世に再建されたもののようです。


  • カイロ 写真

    モスクの中庭にある泉亭は、元々は祈りの前に水で身を清める場所だったのだそう。

    でも、ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンの泉亭には水は無し。

    回廊の外側にでも水道が取り付けられている場所があるのかも。


  • カイロ 写真

    規則的に並ぶ列柱を持つガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンの回廊の一辺。
    雲ひとつ無い薄青い空にそびえるミナレット。

    ジョルジオ・キリコの絵に出てくるような不思議に静まり返った風景が、カイロのイスラム地区にもあった。


  • カイロ 写真イチオシ★

    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンの回廊。

    規則的に並ぶアーチと、床に落ちる窓の形の影。

    シンと静まった瞑想的空間。

    終わりの無い長い廊下を歩いているような錯覚。


  • カイロ 写真

    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンの回廊の床に落ちる窓の形の影。

    SUR SHANGHAIもその中に立ってみる。

    この床の上にも太陽の光は届いて影を作り出すんだな、と不思議な気持ちになる。

    宗教は持たないSUR SHANGHAIも、こういう気持ちが宗教の原点になっているのかもと思ってみる。


  • カイロ 写真

    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンのミフラーブとミンバル。

    ミフラーブは簡単に言うと、モスクのキブラ壁に作られた窪み状の設備。
    キブラ壁はメッカのマスジド・ハラームの方向を示している壁。礼拝時にはこの壁に向って祈りを捧げます。

    その右側に見えているのがミンバルと呼ばれる説教壇なんだそう。


    SUR SHANGHAIはこれまでカアバとマスジド・ハラームの関係がよく分からなかったんですが、カアバを取り巻いているモスクがマスジド・ハラームなのだとやっと分かりました。(~_~;)
    興味のある方は、カアバに関するウィキペディアのページを見てみるといいですよ。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%A2%E3%83%90


  • カイロ 写真イチオシ★

    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンの回廊から、中庭の泉亭と、その向こうにあるミナレットを見る。

    回廊の中の薄闇と外の明るい日の光が対照的な眺め。

    ミナレットの外側には螺旋階段も見えるし、上にも行けそう。
    だけどどこからあのミナレットへ行けるのかな?

    ミナレットへはどうやって行くのか、うろうろ探していたら、一旦回廊の外に出て、回廊と外壁の間の庭を回り込んで行けばいいとガードマンさんが教えてくれました。
    感謝! m(__)m


  • カイロ 写真

    ガードマンさんが教えてくれたとおり、一旦回廊の外に出て、外壁との間をミナレット方向へ回り込んで行ったSUR SHANGHAI。


    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンの外壁に、回廊の影が落ちる朝の眺め。

    その外壁の外側にはまた別のミナレットもある風景。
    いかにもイスラム地区という雰囲気が濃厚。


  • カイロ 写真

    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンの外壁の向こう側にあるドーム。

    不思議な形のドームだ〜。これもモスク?
    スターウォーズや、その他の宇宙SF映画を連想させるその建築物。


  • カイロ 写真

    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーン回廊外側の外壁にあるミナレット。
    外側に螺旋階段が付いているスタイルって、珍しいような気がする。

    このミナレットの高さは40mという話であんまり高くは無いんですが、すぐにそばには大きい建物がないので、カイロ市街地が見渡せますよ。


    SUR SHANGHAIはさっそく上って行ってみます。

    こういうのって好きなのよね。(^^♪


  • カイロ 写真

    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーン回廊外側の外壁にあるミナレットのてっぺんに出た。

    ミナレットの下の方は外側に付いていた螺旋階段も、てっぺん部分に近づくと、内部に設置されてありました。
    最後は這い上がるようにして出たてっぺん部分の床はこんな板が渡してあるだけ。
    ぐらぐらしていて、危ない危ない…。(@_@;)
    お足元にはご用心。

    壁をくりぬいたような窓が四方に付いていて、カイロ市街地の眺めは抜群。

    さて、窓からカイロ市街地を見渡すと…、


  • カイロ 写真

    …これは、ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンのミナレットから見て東方向のカイロ市街地。
    このあたりは同じくイスラム地区が広がる一帯。

    ひゃ〜、いい景色! (^◇^)

    画像右手奥に見えているのは、ムカッタムの丘の上のシタデルとガーマ・ムハンマド・アリ。
    そこへは日を改めて行ってみようと思っているSUR SHANGHAI。


    左手にはガーマ・スルタン・ハサンやガーマ・リファーイーの姿が並んで見えてます。大きめドームの方がガーマ・スルタン・ハサン。
    ここへは、このガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンの後で行ってみます。


  • カイロ 写真

    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンのミナレットから見て北西方向のカイロ市街地。

    イスラム地区のはるか向こうに、市の中心部(新市街地)の高いビルもいくつか見えてます。

    青い*印を付けたのが、ナイル東岸に立つラムセス・ヒルトン。
    赤い*印を付けたのが、ナイル川の川中島の一つゲズィーラ島に立つカイロ・タワー。

    画像をクリックして元画像で見てみると大きく拡大されるので、必要な方はご覧ください。

    空気が埃っぽい割りに結構遠くまで見えたこの日。


  • カイロ 写真

    ミナレットから南東方向を見下ろすと、ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンの回廊と大きな中庭が印象的。
    ミナレットのオリジナルはこの敷地を貫く中心線上に建てられたんだそうですが、後世建てられた現在のミナレットはその軸から外れているようで、ミナレットの上から見る敷地は斜めに見えす。

    この中庭が礼拝の人たちで埋まったら壮観だろうなあ!

    この回廊と中庭は、別の日に行ったシタデルからもよく見えました。そのシタデルがあるムカッタムの丘が、画像左奥にちょっとだけ写っています。


  • カイロ 写真

    さっきガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンの外壁向こうに不思議な形のドームが見えた建物も、ミナレットの上からだとその全体像がはっきり分かる。

    あとで詳しい地図を見てみたら、これはモスクではなくマドラサ。
    マドラサは、アラビア語で学校を意味する神学院。
    寄進された財産で運営されている高等教育機関で、中には礼拝場のほか、寄宿舎や教室もあって、モスクと併設されていることが多いんだそう。
    とすると、ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーン外壁外側にぴたりとくっつく形で作られたこのマドラサは、ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンの神学院?


  • カイロ 写真

    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンのミナレットから下りて行く途中で見下ろした外壁すぐ外側の街並み。

    レンガ造りのアパート風建物に混じって小さなモスクのミナレットや、遠くには高層ビルも見える不思議な景色。

    不思議と言えば、屋上に粗大ゴミが放置されている様子もそうだし、パラポラ・アンテナが林立している様子もちょっと異様。


  • カイロ 写真イチオシ★

    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンの外壁向こうにあるマドラサ(神学院)のドームも、ミナレットから下りる途中からは手に取るように見える。

    あの中には神学生たちがひしめいているんだろうか、と想像してみても想像しきれないその未知の世界。


  • カイロ 写真

    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンのミナレットから360度の景観を楽しんだ後は、同じ敷地内にあるアンダースン博物館に寄っていってみては?
    元はオスマン朝時代の2軒の邸宅だったという博物館で、イギリス人収集家のアンダースンという人物が1930年代に博物館として改装したことからこの名が付いているのだそう。

    これはアンダースン博物館への入り口。
    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーン回廊への入り口を正面にすると左手にあります。
    表から見た感じはパッとしませんが、中に入ってからの展示が見ごたえありの博物館です。
    チケットは35エジプト・ポンドで、内部の撮影OK。小一時間あれば一通り見終わる規模。


  • カイロ 写真イチオシ★

    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンと同じ敷地内にあるアンダースン博物館は、元は邸宅だったと言うその建物内部の造りや装飾のほか、展示されている数々の品が見応えあり。

    中には一つ一つに名前がつけられた小部屋が続いています。
    2軒の邸宅は上階で結ばれているので、その通路をお見逃し無く。


  • カイロ 写真

    アンダースン博物館では、時々頭を上げて天井方向も見るのをお忘れなく。

    緻密な文様で埋め尽くされた天井自体が、アラビア絨毯のようにも見えます。


  • カイロ 写真

    元々は邸宅だったと言うアンダースン博物館。
    上階へと誘う階段にも、昔ここに住んでいた人の姿がフッと浮かんで来そうな気がする。


  • カイロ 写真

    アンダースン博物館内には、昔はハーレムだったと言う広い部屋もあった。

    何も知らずに見たら、とてもおしゃれな部屋。
    現代にも十分通用しそうなデザインの部屋とシックな家具類。

    この部屋で華やかな女性たちのドロドロとした世界が展開されていた時もあったんじゃないかと想像すると、ちょっと息苦しくなったSUR SHANGHAI。


  • カイロ 写真

    アンダースン博物館は、元々の邸宅の様子もよく残されていて見応えたっぷり。

    四角く囲まれた中庭は明り取りの役目もあったんじゃないかな。
    その中庭に面して造られたテラス風のスペース。

    ここはどういう目的のスペースだったんだろう。
    等身大の人形も置いて、当時の暮らしぶりも示してくれたらうれしいな。


  • カイロ 写真

    アンダースン博物館の四角く囲まれた中庭。
    これは地階部分。
    向こうに見えているのは、博物館のスタッフ。


    ん? 真ん中部分は敷かれた石がやけに新しく見える。リノベーションしたのかな。




  • カイロ 写真

    まだ見残した部分があるような気がして、上階に戻って行ったアンダースン博物館内。

    階段の片隅に描かれていた男女像。

    何となく、♪つぅきの〜 さばぁくを〜 はぁる〜ばると〜♪ の歌の中に出てくるお姫様と王子様の結末を連想したSUR SHANGHAI。

    二人は歌詞の通りに銀の鞍と金の鞍を着けたラクダに乗ってここに辿り着いたんじゃないだろうか、なんちゃって。

    ついでに言うと、この童謡の元になった加藤まさをの詩も、佐々木すぐるによって曲を付けられた歌の題名も、どちらも『月の沙漠』で、『月の砂漠』と書くと間違いだそうです。


  • カイロ 写真

    アンダースン博物館の屋上はテラスになっていて、透かし彫りのように細かい細工を施したパネルで壁が作られていた。

    その模様どおりの影が落ちる屋上の床。

    小窓もたくさん取り付けられたこのパネルから、あのハーレムの部屋の女性たちが外界を見下ろしていたんだろうか。
    もしそうなら、インドのジャイプールにある風の宮殿の無数の小窓と同じだな、と悲しく思う。


    空を横切る轟音を聞いて目を空に向けると、離陸したばかりの旅客機が見えた。
    ここにいたハーレムの女性が見たら、一緒に飛び立って行きたいと願っただろうか。


  • カイロ 写真

    次々に現れるアンダースン博物館内の小部屋。

    その中には、どこまでが元々の邸宅の装飾物で、どこまでがアンダースン氏の収集物なのか分からない品々も。

    国籍不明のカラフルな模様で覆われたパネルや、一目で中国のものと分かる絵柄のタイル、それにミイラを納める木棺まで。
    この木棺には、中身も入っているんだろうかと思うとゾクッ。(@_@;)


  • カイロ 写真

    アンダースン博物館でびっくりしたのはダマスカス・ルームと名の付いた小さい寝室向かいにあったこの水道。

    ちゃんと蛇口が付いている台に、鎖で繋いであるカップが備え付けられているところを見ると、飲用の水道だったみたいだけど…。
    今は水が出なかったこの蛇口。
    いつ取り付けられたものだったんだろう。

    元々は邸宅だったこの場所を博物館としてオープンさせたのは1930年代だったというから、その時にはもう取り付けられていたに違いない。




  • カイロ 写真

    アンダースン博物館内には、上階から地階が見下ろせる吹き抜けもあった。

    押し上げてあった窓の覆いから下を見ると、イスラム模様のタイルを敷き詰めた部屋。
    青と白の幾何学模様のイスラム模様が涼しげで美しい。

    これは礼拝堂、なのかな。 間違っていたらお許しを。

    博物館のスタッフもその部屋の窓辺で一休みの風情。


  • カイロ 写真

    上の画像の部屋を見下ろす細い通路。

    人一人しか通れない細い通路に椅子が並べてある不思議なスペース。


  • カイロ 写真

    アンダースン博物館の外に出て、裏手の庭からその建物を見上げる。
    外から見ると冴えない箱型の邸宅を改装した博物館。
    この中に、きらびやかな装飾と展示品があったなんて、見学した後も信じられない気持ち。

    元は2軒の邸宅だったというこの博物館。
    この画像のように、上階の短い通路で結ばれているのでお見逃し無く。


  • カイロ 写真

    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンや同じ敷地内にあるアンダースン博物館を見学し終えたSUR SHANGHAI。

    さあ、お次はガーマ・スルタン・ハサンやガーマ・リファーイーに行ってみよう、と出てきたら、タクシーの客引きのおにいさんと出会った。
    この白い車は、カイロのタクシーの内では一番新しい車種のよう。
    その分、最初の言い値は高めですが、中も新しいので快適です。

    さっきガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンのミナレットからも確かめたら、ガーマ・スルタン・ハサンやガーマ・リファーイーへは徒歩でも楽に歩いていける距離なので、おにいちゃんの誘いは断ったSUR SHANGHAI。


  • カイロ 写真

    あ、ターメイヤ屋さん、発見。
    こういう物は一人の時に食べておかないと、旦那と落ち合ってからは試す機会が無くなるので今のうちにトライ。

    ターメイヤというのは、すりつぶしたソラマメをニンニクや塩で味付けしてコロッケ状にまとめ、ゴマをまぶしてから油で揚げたエジプトのスナック。
    左の画像のような小さい食堂の店先で売られています。
    ターメイヤは手のひらにちょこんと乗る大きさで、割ってみると、豆の原形がかすかに残る緑色。
    そのまま食べてもいいし、平たい丸型のアエーシ(パン)にはさんでもよしのスナック。
    熱々のものに当たると香ばしくておいしい一品。結構お腹にたまります。
    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーン近くのこのお店では、ターメイヤ4つとアエーシ2枚で5エジプト・ポンド。ちょっと頼みすぎて食べ切れなかった…。(~_~;)

    高級ホテルの朝食ブッフェでも、小ぶりな形に仕上げたターメイヤが出ていたので、「町の食堂だとお腹を壊しそうでちょっと…。」と思う方もお試ししてみては? 
    タヒーナ(ゴマのペースト)やホンモス(ヒヨコマメのペースト)も出ていたら、お好きなパンと合わせて一緒にどうぞ。


  • カイロ 写真

    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンからガーマ・スルタン・ハサンやガーマ・リファーイーまでは、サルビーヤ通り(シャイフ通り)を東に進んで800m位。

    その道筋で見かけたネット・コーナー。
    今はどこに行ってもネット・コーナーがあって、連絡を取るのがとても便利になったと思う。
    SUR SHANGHAIがバック・パッカーっぽいスタイルで旅をしてた頃は、旅先への連絡方法といえば行く先々での郵便本局留めの手紙だけだった。
    あの頃は国際電話って高かったし…。
    連絡が行き違ったが故の悲喜劇もあったけど、それが当たり前で仕方なかったんだよね。

    旅先での連絡スタイルもずいぶん変わったなあ。
    ノスタルジ〜。


  • カイロ 写真

    ガーマ・スルタン・ハサンやガーマ・リファーイーへ向うサルビーヤ通り(シャイフ通り)の脇でシーシャ(水タバコ)を嗜んでいた男性3人。

    水タバコは簡単に言うと、点火したタバコの煙をフィルター代わりの水を通して吸います。
    この画像のおじさんたちは、底がガラス瓶になった大きいパイプを使ってますが、スタイルはこのほかにも色々。
    喫茶店などでは客に貸し出している所もあるので、気になる方はトライしてみては?

    水タバコというと、中近東というイメージがありますが、中国の雲南省には太い竹筒を使った水パイプがあります。
    その水煙筒(水パイプ)の使い方を教えてもらって下記の旅行記に掲載してありますので、興味のある方はご覧ください。
    ★雲南省ドライブ旅(3) −元陽新街鎮にて
    http://4travel.jp/traveler/casa/album/10248737/


  • カイロ 写真

    ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンからガーマ・スルタン・ハサンやガーマ・リファーイーまでのサルビーヤ通り(シャイフ通り)沿いには、なにやら由緒ありげな建物も。

    この建物は修復途中? 

    カイロのイスラム地区は1979年に世界遺産に登録されたイスラム都市カイロの中心部だから、出来るだけその面影を残しておいて欲しいなあ。


  • カイロ 写真

    イスラム都市カイロの別名は≪千のミナレットを持つ都≫と言うだけあって、ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンからガーマ・スルタン・ハサンやガーマ・リファーイーまで800mほどのサルビーヤ通り(シャイフ通り)にも、小規模のモスクやマドラサがいくつか並んでいた。

    これはそのうちの一つ。

    同じ地区の狭い範囲に複数のモスクがある時は、どのモスクに礼拝に行くのかなんて決まってるのかな。


  • カイロ 写真

    やはり、サルビーヤ通り(シャイフ通り)で見つけた出窓や外壁の装飾が美しい建物。
    外に、これはサビール・クッターブだという説明があったので、元々は見学予定していた場所ではないんですが、中を見せてもらおうと思います。

    サビール・クッターブと言うのは、共同井戸(サビール)と子どもの初等教育の場(クッターブ)が一緒になった建物。
    イスラム社会古来の独自の公共施設ということで、イスラム地区には今もたくさん残っているようです。

    このサビール・クッターブは、アレキサンドリアの要塞をはじめととした数多い建築物を残したカーイトゥベーイという人物と関係あるのかどうか、カーイトゥベーイと名が付けられていました。

    中に入って行ってみると、そこのスタッフは「ここにはほとんど観光客は来ない。」と言っていましたが、チケットは一応置いてあって25エジプト・ポンド。
    英語が出来るスタッフがガイド役も引き受けてくれました。


  • カイロ 写真

    カーイトゥベーイのサビール・クッターブで、最初に案内されたのは、一階にある水汲み場。

    1階部分の床や壁は全面的に石造り。柵の付いた大きい窓も取ってあるので、中は明るくなっています。

    今は水汲み場としては使われていないので水は無かったんですが、スタッフによると画像の壁面の穴から水を湧き出させていたんだそう。

    え? 本当? その水はどこから来るの?  

    …と聞いてみたら、地下には井戸もあるという事で、そこへも連れて行って見せてくれました。


    その地下井戸へはどうやって行くんだろうと思ったら…、


  • カイロ 写真イチオシ★

    …一階片隅のドアを開けてくれた。

    最初に目に入ったのはその先にあるオフィス。

    え? ここ? (◎o◎)!


    よく見ると、その手前には地下へと下りて行く螺旋階段が。これがこのカーイトゥーベイのサビール・クッターブ地下井戸への入り口、と案内されたSUR SHANGHAI。

    おお! これがそうなんだ。
    思ってもいなかったその構造にびっくり。
    寄ってみることにしてよかったなあ。

    オフィスでお仕事中の皆さん、ちょっとだけお邪魔しま〜す。


  • カイロ 写真

    スタッフに先導されて、カーイトゥーベイのサビール・クッターブ地下井戸へと階段を下りて行ったSUR SHANGHAI。ちょっとドキドキ。

    深さ自体はそれほどでもなくて、すぐに水の上に出ます。
    ライトが点いていてもその表面が緑色なのではじめは水なのか何なのかよく分からないんですが、スタッフが小石を投げてくれたので、水音と波紋で納得。

    これはナイル川の水を引いて来ているのではなく、地下水との事でした。


  • カイロ 写真

    カーイトゥベーイのサビール・クッターブ内部を案内してくれた女性スタッフ。

    上の階には、昔は子どもたちの初等教育の場で今は図書館になっている部屋があるというので、さらに案内してもらいます。

    このサビール・クッターブは、螺旋状にしつらえた階段を上っていくように出来ていました。


  • カイロ 写真

    カーイトゥベーイのサビール・クッターブ内にあった図書室。

    ここはすっかり現代風に作り変えてあるなあ。
    昔はどんな部屋だったんだろ。

    教室風に机や椅子が並んでいたのかも?


  • カイロ 写真

    カーイトゥベーイのサビール・クッターブ内部を案内してくれた女性スタッフが最後に連れて行ってくれたのは屋上。

    カーイトゥベーイのサビール・クッターブは確か4階が屋上で背は高くないんですが、それでも周辺の様子がよく見えました。

    下に見えている道はサルビーヤ通り(シャイフ通り)で、イスラム地区の街並みの向こうに見えているモスクは、これから行ってみようと思っているガーマ・スルタン・ハサンやガーマ・リファーイー。
    手前の大きめドームがガーマ・スルタン・ハサン。

    ちょっと視線の向きを変えると…、


  • カイロ 写真

    …ムカッタムの丘の上のシタデルとガーマ・ムハンマド・アリも、もうすぐ近く。
    シャープペンシル風の細くて高いいミナレットが印象的な建築物。

    印象的といえば、手前の建物の上にあるパラポラ・アンテナも不思議な雰囲気を添えてます。


  • カイロ 写真

    カーイトゥベーイのサビール・クッターブ内部を案内してくれた女性スタッフに別れを告げて出て来た町角。
    突然やって来た見学者にも親切に案内してくれたスタッフで感激。

    サビール・クッターブはたまたま見つけて入ってみただけだったのに、思いがけない収穫でよかったよかった。
    これも町歩きの醍醐味の一つなのよね。(^^♪


    さ、この後の後半戦ではハーン・ハリーリまで歩いて行こうと思っているSUR SHANGHAI。
    そこでは何が見られるだろう。


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懐かしのエジプト返事を書く

by shoyanさん | 2010年05月04日 01:13

SUR SHANGHAIさんのエジプト記、大作になりそうですね。
コプト地区、特にギョルギスに続く地下道を覚えてますよ。
僕のお気に入りは、このイブン・トゥールーンです。
いらないものを削ぎ落としたストイックな感じが好きで、
とはいえ、内部のイワーンがまた素敵で、
屋上も人気がなく、塔の影で昼寝をしていた覚えがあります。

懐かしいなぁ。僕も写真漁りたくなってきました。
フィルムなので、スキャンするのが面倒で。。。

RE: 懐かしのエジプト返事を書く
by SUR SHANGHAIさん | 2010年05月04日 10:08

お久しぶりで〜す。ご訪問、ありがとうございました。(*^。^*)

エジプト訪問は初めてだったので、ナイル川沿いだけの王道コースになりましたが、写真は多いので長編になるかもです。
デジカメになってからは撮る対象も枚数も無制限になってしまって、そのあとの取捨選択、etc.が大変。
アップにかける時間より、こっちの方に時間が取られてるかも。(^^ゞ

イブン・トゥールーンは、あのシンプルな構造と広さを持った静謐な空間が魅力ですよね。カイロの雑踏のざわめきとは別世界でした。
shoyanさんのエジプトも拝見したいですが、いかがでしょう。

昔の紙焼き写真はネガが無いと一枚ずつスキャンするのが大変。
ネガが完全ならデータ化したりディスクにも焼けるんでしょうけどね。
私の場合はこれまでの引越し騒ぎでネガも写真もバラバラなので、時々ガラクタ箱の中から発掘して分類・スキャンしてます。
ある程度枚数もまとまったらまずアップ。あとから出て来た資料や写真は付け足して完成に近づけてます。(^^ゞ
手間がかかりますが、自分の旅歴の編纂だと思えばこれも楽し。



> SUR SHANGHAIさんのエジプト記、大作になりそうですね。
> コプト地区、特にギョルギスに続く地下道を覚えてますよ。
> 僕のお気に入りは、このイブン・トゥールーンです。
> いらないものを削ぎ落としたストイックな感じが好きで、
> とはいえ、内部のイワーンがまた素敵で、
> 屋上も人気がなく、塔の影で昼寝をしていた覚えがあります。
>
> 懐かしいなぁ。僕も写真漁りたくなってきました。
> フィルムなので、スキャンするのが面倒で。。。

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