2009/12/09 - 2009/12/10
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SUR SHANGHAIさん
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ルクソールから車を雇ったSUR SHANGHAIとその旦那は、ナイル川沿いにアスワンへと南下。
運転手おにいちゃんが普通の国道でビュンビュン車を飛ばしたり、パトカー風のサイレンを鳴らしまわって悦に入っているのが、おもしろ怖い道中だった。(^^ゞ
それでもアスワンまでの途中では、エドフやコム・オンボの神殿遺跡も見学できたし、無事にアスワン到着。
ちょっと時間が余ったので、運転手おにいちゃんにはアスワン・ハイ・ダムへも行ってもらって、あとはアスワンでの宿エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)への船着場でお別れ。
もうこの日は気だるくなったので、ホテルのベランダから見えるアスワンとナイル川の風景に浸って過ごそうと思います。
表紙の画像は、エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)のダブル・ビュー・ルームから見たナイルの夕暮れ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ルクソールからナイルの流れに沿って南下。
途中にあるエドフのホルス神殿、コム・オンボのコム・オンボ神殿を見学しながら7時間ほどかかって着いたのは、今日の目的地のアスワン。
夕暮れまでにはまだ間があるようなので、エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)への船着場へ行く前に、アスワン・ハイ・ダムにも寄ってもらおうと思います。
運転手おにいちゃんは、イシス(フィラエ)神殿の方へ寄ったら?とアドバイスしてくれましたが、遺跡見学は今日はもうおしまいにします。
で、これは、アスワン・ハイ・ダムより下流側(北側)にあるアスワン・ダムの入り口。ここで一旦ナイル川西岸に渡ってから、アスワン・ハイ・ダムへ。 -
アスワン市内から南へ10kmあまり。1970年に完成したというアスワン・ハイダムは、東京ドームが164個も入る広大さなのだそう。
見学料金は20エジプト・ポンド。ダムのたもとにゲートとチケット売り場がありました。
幅が3600mもあるダムの上には車道も付いているので、そのままダム真ん中あたりの駐車場+展望台まで車で行けます。
展望台では上流側(ナセル湖側)も、下流側(アスワン市内側)も自由に見て歩けますが、テレビ・カメラ、ビデオ・カメラでの撮影は禁止されています。
普通のカメラはOKですが、ズーム使用禁止。
最初それに気付かなかったSUR SHANGHAIは、ズームを使い始めたところで監視の兵士に注意されました。
幸い、画像の提示や削除は求められませんでしたが、皆さんは気をつけましょう。 -
アスワン・ハイ・ダムの真ん中辺りにある駐車場兼展望台。
先に上流側(南のナセル湖側)方面を見るべく、車道を渡ってみたSUR SHANGHAIとその旦那。
上段の画像は、今来たナイル西岸方向やアスワンの空港方面へと続く道。
ダムは3600mもあって弓なりに湾曲しているので、道の先が見えません。
左に見える水面がナセル湖の一部。
中段の画像は、はるかナセル湖の南端方向を見た景色。
ナセル湖の長さは延々550km。その南端はスーダンにまで達しているので、もちろんここからは見えません。
ダム自体は巨大で驚きますが、眺めとしては平坦な感じで、周辺の景色もあまりフォトジェニックとは言えないのが残念。
アスワンに来たらこのダムも見てみたいと思っていたSUR SHANGHAIとしては、
「ああ、これがアスワン・ハイ・ダムによって堰き止められたナイルが作ったナセル湖か!」
…と思いたいんですが、ただひたすらにまっ平らで単調な眺めなので、どう努力しても感慨が湧いてこない…。
いや、感慨って、努力して湧いて来るものでもないですが…。(^^ゞ
あとで旦那にも聞いてみたところ、「う〜ん、オレも、ああこれがそうなんだ〜、と思っただけだった。」
(−−〆)チ〜ン。
下段の画像は、アスワン・ハイ・ダムの東岸側方向。
地図を見ると、こちら側からもアスワン市内に通じる道はあるようです。 -
SUR SHANGHAIたちがアスワン・ハイ・ダム展望台の下流側(北のアスワン市内側)に戻って来ると、それと入れ替わりに団体客が上流側(南のナセル湖側)へ。
その様子を見ていると、やっぱり「わ〜!!」と、はしゃぐ人がいないのが寂しい後姿ばかり。(^^ゞ
アスワン・ハイ・ダムは、誰にとっても観光地としては今ひとつのようです。
駐車場あたりに出ているダムの説明絵看板を見るほうが分かりやすくて勉強になったと思います。
アラビア語のほか、英語でも説明が出ていたので、足を止めていくといいですよ。 -
これがアスワン・ハイ・ダムから見た下流側(北のアスワン市内側)。
こちら側から見ると、ダムがアーチを描いているのがはっきり分かります。
上で言ったように、普通のカメラでの撮影はOKですが、ズームを使うのはご法度。よって、アップして見てみたい場所が撮れません。
上段の画像は西岸方向。
画像左手には西岸のほとりに立つユニークな形のハイ・ダム完成記念塔が見えているので、このすぐに行ってみようと思います。
中段の画像は、ナセル湖がまたナイル川になって流れ下って行くアスワン市内方向の眺め。ここもひたすらに平らな眺め。
もう一つのアスワン・ダムも、この方向6.4km先にあって元画像にはうっすらと写っているんですが、この縮小した画像では見えません。
下段の画像は東岸へと続くアスワン・ハイ・ダムで、水力発電施設も見えています。
アスワン・ハイ・ダムは1970年に完成したダム。
アスワン・ハイ・ダムの建設や歴史などについての説明は、下記のウィキペディアのページで見てみるといいですよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%A0
ナイルの治水や発電には役に立っているこのダムも、いい事ばかりではなく環境の変化も招いているというのは、現代の技術と自然界の対立のような気がするSUR SHANGHAI。
アスワン・ハイ・ダムと聞くと、その建設によって危うく水没しそうになったヌビア遺跡のアブ・シンベル大神殿を誰でもすぐに思い浮かべるのでは?
そのアブ・シンベル大神殿は、この後に続く旅行記でご紹介しようと思います。 -
アスワン・ハイ・ダムの西側のたもとにはモダンなデザインのハイ・ダム完成記念塔が立っています。1970年に出来たアスワン・ハイ・ダムの完成を記念するこの塔は、5枚の花弁が半開きになったような形。
車道を隔てた所に駐車場があって、そこから歩いて行けます。
入場料は、ダムのたもとのチケット売り場で買った20エジプト・ポンドのチケットに込みのようで追加料金は取られませんでした。 -
アスワン・ハイ・ダム完成記念塔を内側から見上げる。
上部のリング状になった場所はダムを望む展望台らしいのに、SUR SHANGHAIたちが行った時にはエレベーターは停止中。
特別な人が来た時だけに使っているのかも?
そばにある記念館らしき建物もやはり閉まっていたのが残念。
右の画像は記念塔の花弁状になった壁部分。
内側には古代エジプト紋様風に人々の生活の様子が描かれていました。
ちょっと共産圏のアート・ギャラリー調。 -
アスワン・ハイ・ダム完成記念塔の基部内側。
その一角には上の画像のようにダム完成記念の碑文らしき文が書いてありましたが、ロシア語とアラビア語らしい言葉なので内容までは未確認。
この画像は画像をクリックして元画像で見てみると大きく拡大されるので、ロシア語やアラビア語がお分かりの方は見てみては?
アスワン・ハイダムの建設にはドイツも協力したはずと思ってドイツ語の碑文も探してみても、気付かなかったのかどうか見つけられませんでした。
これは、SUR SHANGHAIの思い違いかも。
間違っていたら、お許しを。m(__)m -
アスワン・ハイ・ダムの見学を終えて、アスワン市内への道。
またアスワン・ダム上の道を渡って市内へ戻ります。
アスワン・ダムの両側には、ご覧のように警備の兵隊さんがいます。
ダムの途中にも車から降りられる場所がないようなので、ここは素通り。 -
さて、長い前置きの後で運転手おにいちゃんに送ってもらったのは、エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)への専用船着場。
ナイル東岸にあるこの船着場は、コルニーシュ通りのアスワン文化センターの近く。
運転手おにいちゃん、今日はルクソールからアスワンへの途中、あちこち寄ってくれてありがとう。
時々、スピードの出しすぎが怖かったけどね。
(^_-)-☆ (@^^)/~~~
この画像奥に見えているのが、ナイル川の川中島の一つエレファンティネ島にあるエレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)。よく目立つ高いタワーが目印です。 -
エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)への専用船着場から見たナイル川西岸方向とフルーカ(小型のヨット)。
アスワンはヌビア地方への入り口だというのを物語るように、フルーカを操っているおにいちゃんの顔立ちも肌の色も、今朝までいたルクソールの人々とは明らかに違う。
肌の色が濃いし、髪の毛も縮れている。
ヌビアの人との初対面。
で、そのおにいちゃんの衣の裾の持ち上げ具合がちょいと気になるんだけど…。(~_~;) -
ナイル東岸の専用の船着場からエレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)までは、こんなボートで数分。
ボートはゆっくり走るので、船酔いの心配も要りません。
15分おきに24時間運行されていて、朝早くや夜遅くの行き来もノー・プロブレム。
スタッフが荷物の上げ下ろしを手伝ってくれるほか、ホテル側の船着場に着いた後はホテル内部まで運んでくれました。
お疲れ様、のチップ用小銭を用意しておくといいですよ。 -
エレファンティネ島にあるホテル側の船着場近くから見上げたエレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)。
アスワン市内とは違って緑が多い閑静な雰囲気。
この画像で見えているタワーの13階はナイル川両岸を見渡すパノラマ・バーになっていて、夜も昼もその眺めが抜群。
この旅行記のおしまいの方でその眺めをご紹介するほか、この日以外に撮ったホテルの画像も、この旅行記の中にまとめようと思います。
エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)のサイトはこちら:http://www.moevenpick-hotels.com/en/pub/your_hotels/worldmap/aswan/overview.cfm 英語版 -
エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)のロビー周辺。
落ち着いた色合いと雰囲気で、到着後ホッと一息付ける空間。
スタッフもフレンドリーで、これもホッと一安心。
お土産屋さんも10軒くらい入っています。アスワン市内へ出る前に、どんな物がいくらで売られているのかチェックしていくといいですよ。 -
エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)の客室棟廊下。
廊下のカーペットやドアにはヌビア調のデザインが取り入れられていて、落ち着いた温かみのある雰囲気。 -
エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)では、角部屋のダブル・ビュー・ルーム(朝食付き)に泊まってみたSUR SHANGHAIとその旦那。
ヌビア風の装飾がある壁やドアがきれいな明るい部屋で、うんと広くはありませんでしたがとても居心地のよい部屋。 -
エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)では、部屋や浴室のアメニティも過不足無く揃っていて、今回のエジプトの旅では一番のお気に入りホテルになりました。
SUR SHANGHAIたちが泊まった限りのホテルでは、コーヒー・紅茶のセットがきちんと揃っていたのは、ここだけだったと思います。 -
エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)のダブル・ビュー・ルームは、2方向にあるベランダからのナイル川西岸の眺めが最高。
朝・昼・夕とそれぞれ違った趣の景色が楽しめます。
上段の画像はナイル下流方向を見た様子。
画像奥右手は、ナイル西岸の岩窟墳墓群がある半砂漠化した岩山。
画像左手の植物園があるキッチナー島との対比が奇妙な眺め。
下段の画像は、ナイル上流方向を見た様子。
西岸手前に長く横たわる緑の島はキッチナー島。
アスワン・ダムやアスワン・ハイ・ダムも、画像左手奥方向にありますが、川が緩やかに湾曲していることと島がたくさんあるお陰で、ホテルからはダムの姿は見えません。
こんな眺めを見下ろしながら一休みできるなんて、夢みたい。
この日はこの後、真っ赤に燃える夕焼けが目の前に広がってラッキー。(^^♪ -
エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)のダブル・ビュー・ルームからのナイル川西岸方向の眺め。
緑の岸辺は、植物園があるキッチナー島。
あ! アスワンの紹介にこれと同じような写真が使われているのを見たことがあるけど、きっとこのホテルから撮ったんだな。大発見!
岩が顔を覗かせる合間を縫って、フルーカがスイッと通り過ぎる。
アスワンでも、ナイル川沿いを歩いていると、フルーカの客引きさんに声をかけられます。1時間いくらのお値段交渉をしっかりしてから乗ってみては?
今日はルクソールから到着したばかりだから、ホテルでゆっくりしよう。
フルーカにはあとで乗ってみようねと言っていたら、その機会を逃してしまった…。
今もちょっと心残り。 -
イチオシ
ルクソールからあちこち回って到着したアスワンの気だるい夕暮れ。
エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)の部屋のソファでちょっとうとうとしている間に、外は金色に染まっていた。
ナイル西岸のそのまた西を目指して駆けて行った太陽神ラー。
ねぐらに帰る鳥の群れが小さく見える空。
その手前のナイル川を、船着場に戻るらしいフルーカの影も静か。
ああ、いい景色だね。 -
見上げると、昼には青かった空が金色に変わっていくアスワン上空。
あ、ソファで寝過ごさなくてよかった! (^^♪
旦那は?と見れば、ベランダの椅子でうたた寝状態。
きれいな夕焼けが見られそうだよ!と揺すっても、
「ん〜?」
はいはい、もう少し寝てなさい。夕焼けが一番きれいな時に起こすから。 -
夕焼け空ってあちこちで見てきたけど、この日のアスワンの夕焼け空はここ数年では最高だったんじゃないかな。
これが一番きれいな状態かな、と思って見ていると、どんどん空が真っ赤に染まっていくのでびっくり。
これはまだそのホンの始まり。
この旅行記にはあまり出しませんが、エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)から撮ったこの日の夕焼け空は数知れず。
あとで削除するのが大変でした。(^^ゞ -
横位置で見たナイル西岸と上流方向。
西を目指して落ちていった太陽が空と雲を照らす。
きれいなパノラマだね〜。
部屋のベランダからだと、まるで独り占めしているかのような景色で、贅沢な気分。
画像左手前は、エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)があるエレファンティネ島。
ホテル敷地の植え込みが黒いシルエット。 -
イチオシ
これが今日の最後の夕映えかな?
昼と夜の境目の景色。
空の色と雲の色が、とても表現できない…。 -
この日のアスワンには夕焼け空が特別映える気象条件がそろっていたらしくて、空全体が黄金色からさらに赤く燃え上がって行きました。
言葉も無く見つめるだけの夕暮れ。
着いたその日にこんなナイルの夕景色が見られるなんてうれしいね。(*^_^*) -
イチオシ
これが、この日のナイルの夕焼け写真では一番色が濃かった頃。
どこまで色が濃くなるかと思いましたが、この後は徐々に闇に沈んでいきました。
一大スペクタクルを大画面で見たように圧倒的なアスワンのナイルの夕暮れ。
いつもこんなに見事な夕焼けが見られるのかと思ったら、あとの2泊は色も淡い夕暮れ風景でした。 -
エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)の朝・夕食ブッフェは種類がとても豊富。3泊しましたが、朝のブッフェでも全種類はとても試せないほど。
夕食ブッフェは150エジプト・ポンド。お腹を空かせてどうぞ。
そんなに食べられないと言う方にはアラカルト・メニューもありましたが、個人的にはブッフェの方のお味がお勧めです。
洋食メニューのほか、エジプトの食事メニューも豊富なので、ローカルの食堂の食事はお腹を壊しそうでちょっと…という方もあれこれお試ししてみては?何かよく分からないものはスタッフに聞くと親切に教えてくれます。
ここでは生野菜のサラダも安心して食べられました。
画像のサッカーラと言う名のビールは、旦那が頼んだもの。
SUR SHANGHAIはお酒は飲めない体質なので味わいは分かりませんが、旦那は「う〜ん、まずまず…。」だそうです。 -
エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)のタワー13階は、ナイル川両岸を見渡すパノラマ・バーになっていて、夜も昼もその眺めが抜群。
このホテルに泊まったらぜひ行って見るといいですよ。
これは、夜に見たパノラマ・バーとナイル東岸のアスワン市内方向の夜景。
ここでの夜の食事はコースのみになるようですが、食事はしなかったのでお値段は未確認。 -
一夜明けて、エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)のベランダから見たアスワンの朝。
あの夕焼けの真っ赤に染まった空もよかったけど、この静かなグラデーションとナツメヤシのシルエットもきれい。
早起きしてみてよかったと思う眺め。 -
エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)のベランダから見たナイル下流方向の眺め。
まだ朝早いから、アスワンの街の灯りも残る。
洞窟墳墓群がある岩山もライトアップされたまま、まだ暁の薄闇の中。
ナイル川も夜には流れを止めて寝ていたんじゃないかと思わせるくらいに静かな水面。 -
アスワンの朝日が昇ってきた。
ナイル西岸の岩窟墳墓群がある岩山が、静かな朝日を浴びる。
もう街の灯もライトアップも消えて、街が動き出した音が風に乗って聞こえて来る朝。 -
ナイル上流側も朝の水面は静かで、まるで流れを止めたかのよう。
落ち着いた雰囲気の朝の眺め。 -
エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)からナイル上流側の西岸を見ると、乾いた岩山の上に見えるのがアガ・ハーン廟。
これは、アガ・ハーンというイスマイル派のイマームのための廟なんだそう。
右手の岩山の陰には聖シメオン修道院もあって、岩窟墳墓群とも併せてアスワンのナイル西岸の見所になっています。
SUR SHANGHAIたちは岩窟墳墓群にしか行けませんでしたが、お時間がある方はラクダを雇って訪れてみるのもいいと思います。 -
エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)には朝食付きで泊まったので朝食ブッフェの単独のお値段は定かではありませんが、種類豊富で大満足。
ブッフェのレストラン・スペースはプールを望むテラスに直結していて、テーブルも置いてありました。
12月上旬から中旬の朝夕は涼しすぎたので屋内席で食事をしましたが、気候のいい時期には外のテーブルで朝の食事をするのも気持ちよさそうです。 -
SUR SHANGHAIたちがエレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)に泊まったのは12月上旬から中旬の時期。
泳ぐにはもう涼しすぎたので利用している人たちは見かけませんでしたが、中庭には大きいプールあり。
気候のいい時期には、この広いプールサイドでのんびりするのもいいと思います。
中庭のはずれからはエレファンティネ島の村へ抜けられるので、時間があれば散策してみるのも○。 -
プールサイドの空っぽの椅子が朝の影を落とす。
アスワンの夏は過ぎ去ってしまったんだね。 -
エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)の広い庭から見たナイル東岸のアスワン市街。
もうクルーズ船が通っていたこの朝。 -
これも同じくエレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)の庭から見たキッチナー島の尻尾とナイル西岸。
このあたりのナイル川の幅は1kmも無いのに、東岸の賑やかなアスワン市街地と西岸の不毛に見える乾いた風景がとても対照的。 -
エレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)のタワー13階は、上の方でも言ったようにナイル川両岸を見渡すパノラマ・バーになっていて、夜も昼もその眺めが抜群。
このホテルに泊まったら、見に行くといいですよ。
これは、朝に見たホテル中庭とエレファンティネ島の南方向(ナイル川上流方向)の景色。
この画像でも、ナイル東岸(左手)と西岸(右手)の違いがくっきりした眺め。
ナイル川はこの画像だと左手に緩く湾曲して陸の影になっているので、この高さからもアスワン・ダムやアスワン・ハイ・ダムは見えず。
中庭向こうに見えているエレファンティネ島の村へはホテルからも行けるので、別の旅行記でご紹介しようと思います。 -
同じくエレファンティネ・アイランド・リゾート(モーヴェンピック・アスワン)のタワー13階のパノラマ・バーから見たエレファンティネ島とナイル東岸のアスワン市街地。
画像右奥に見えている四角い建物は、09年の12月初めには全面的に工事中だったニュー・カタラクト・ホテル・アスワン。
その左横にうっすら見えているのが、アガサ・クリスティも泊まった事で有名なオールド・カタラクト・ホテルなんですが、ここもこの時には全面的に補修工事中らしくて休業中でした。
左手に見えている大きい建物は、コプト教の聖ミカエル大聖堂。
ここへは行ってみたので、別の旅行記でご紹介しようと思います。 -
同じくパノラマ・バーから見たエレファンティネ島とナイル西岸。
西岸は、東岸と違って大きい建物が無いのが一目瞭然。
画像右手の岩山中腹に見えているのは、上の方でも言ったアガ・ハーン廟。
さ、一夜明けたアスワン。
今日のSUR SHANGHAIとその旦那は、タクシーも雇ってアスワン近郊や市内の見所を回ってみようと思います。
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