2009/12/11 - 2009/12/11
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SUR SHANGHAIさん
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この日は、いよいよスーダンと国境を接するエジプト最南端のアブ・シンベルの地へ飛んで、アブ・シンベル大神殿と小神殿を見学予定。
ナイル川をアスワン・ハイ・ダムで堰き止めた結果できたナセル湖や、そのナセル湖に水没するかもしれなかったアブ・シンベル大神殿、小神殿を救った話は、現代の歴史にも関わる話でおもしろいと思うSUR SHANGHAI。
そのナセル湖もアブ・シンベルの神殿も今日は二つとも見られるのかと思うと、感激も倍。
この地もやっとこの目で見られるんだな、と期待しつつお出かけしてみます。
表紙の画像は、アブ・シンベル大神殿入り口に4体あるラムセス2世像の一つ。
足元に立っているのは、王妃ネフェルトアリの像。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- エジプト航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
この日は、アスワンからエジプト最南端のアブ・シンベルを訪れる日。
バスを使った日帰りツアーもあるんですが、これだと車中の時間が長くなるし、とSUR SHANGHAIたちは飛行機での日帰りを選択。
チケットは事前にネットで手配しておきました。
アスワン市街地⇔アスワン空港の間は車で片道30分足らず。
公共の交通機関が無いので、個人で移動する方はタクシーを利用することになると思います。
運転手さんによって言い値はまちまち。言い値は交渉しましょう。
SUR SHANGHAIたちは行きも帰りも40エジプト・ポンドになりました。
(このお値段が高いかどうかは分かりません。あくまでもSUR SHANGHAIたちの経験です。)
市内から空港へ行く時には、ゲートで空港への入場料5エジプト・ポンドを徴収されるので、交渉する運賃がその料金込みかどうか確認するのがいいですよ。 -
アスワン空港の外観は古代神殿風。チェックインのカウンターあたりは殺風景ですが、ゲート周辺は結構明るく広い造りになっていました。
お土産屋さんが5,6軒は入っていて、ちょっとしたお土産品追加に間に合うくらいの品揃え。
カフェや軽食のお店もあって搭乗前のコーヒー・タイムもOK。
アスワン→アブ・シンベルへのエジプト航空の便は所要時間45分で、パックに入ったジュースしか出てきません。
ついでに言うと、アスワン→カイロへのエジプト航空の便は所要時間1時間ちょっと。こちらはある程度選択肢がありますがやはり飲み物しか出てこなかったので、必要な方はここでちょっとサンドイッチ程度をつまんで行けます。
スターアライアンスのメンバーになっているエジプト航空のラウンジは2階にあるようなんですが、この時だけだったのかどうか2階に上がっていく階段が封鎖されていました。(−−〆) -
どこでもエジプト文化を紹介する各国語の本が売られています。
イタリアのBONECHI(ボネーキ)出版社が出版している日本語版の『芸術と歴史の国 エジプト 五千年の文明史』は、カラーイラストや画像を豊富に使ってエジプトの歴史と芸術を紹介しています。
全体で190ページあるこの本は紙質も立派でずっしりした重量感。1ページの大きさはA4サイズよりちょっと小さめ。
そのほかに付録としてナイル川流域の名跡絵地図や王家の谷史跡地図などが折り込みになっているのも魅力。
読み物としても面白いので、ちょっと重いですがお土産としてお勧めです。
エジプト各地のお土産屋さんや書店で売られていました。
お店によってお値段はまちまち。55エジプト・ポンド〜70エジプト・ポンドの間で売られているのを目にしました。 -
アスワンからアブ・シンベル往きの飛行機は、エジプト航空のEMBRAER170で座席は2−2。飛行時間は片道約45分。
12月中旬と言う半端な時期のせいか、空席がたくさん。
アブ・シンベルの空港が近づくと、アブ・シンベル大神殿が見えるらしいので、AとKのどちらの窓から見えるのかとウロウロ。
結論から言うと、この時には進行方向に向かってAの席から見えましたよ。
一旦はK席に座って、外を観察。
アスワンをちょっと離れると、そこはもう不毛の荒地。
そんな中にも、どこからどこまでの道なのか、一直線に伸びる車道が出来ている!(@0@;)
これはすごい眺め。 -
アスワンからアブ・シンベルへはエジプト航空のEMBRAER170で片道45分。
従って、機内食はお飲み物だけ。
パックのマンゴー・ジュースだけで選択肢無し。
う〜ん、せめて味が選択できるようにして欲しい…。 -
イチオシ
アスワンからアブ・シンベルへの飛行機では、ナイル川がアスワン・ハイ・ダムによって堰き止められて出来たナセル湖の眺めも楽しみの一つ。
この時には太陽の光を反射するナセル湖が見事だったので、空いていたA席の一つへと移動。
ああ、これがナセル湖か!湖とは思えないそのスケール!
人造湖と言っても、長さは550kmという桁外れの大きさ。
アスワン・ハイ・ダムからだとただ扁平な水にしか見えなかったナセル湖が、上空からだと複雑な海岸線を持つ海のように見える。 -
イチオシ
アスワンからアブ・シンベルにかけての上空も砂塵を含んだ風が吹いていた。
そのお陰で、ぼおっと霞むナセル湖沿岸の景色。
ナセル湖を渡って交易でもしているらしく、沿岸のところどころに町と農地が見えた。
その町を出ると、あたりはもう砂色一色の世界。
ナセル湖の水を眺めながら、渇きに悩んでいるかのような土地。 -
これから見に行くアブ・シンベル大神殿と小神殿、それに昨日見に行ったアスワン近郊のイシス(フィラエ)神殿は、アスワン・ハイ・ダム建設によって出来たこのナセル湖に沈む運命だった神殿。
この二つはその後ユネスコによって移転されて救われたけれど、救われずに水没してしまった教会や神殿も18を数えるんだそう。
元々のナイル流域に住んでいたヌビアの人々数十万人も移転を余儀なくされたと言うのだから、その影響は多大。 -
ナイル川の氾濫を治め、灌漑用水を確保するために造られ始めたアスワン・ハイ・ダムは紆余曲折の後に1970年に完成。
その後、上流に出来た湖には、ダム建設を支持したナセル大統領の名を冠したらしい。
自然に抗する大きな事業には、その影の側面も出てくるものらしく、ナセル湖周辺では文化遺産の水没、住民の大規模移転のほか、その下流域のナイル川沿岸では環境の変化も深刻なんだそう。
ナイル川は、これからもエジプトに大きな影響を与える存在なんだろうな。 -
イチオシ
アブ・シンベル空港が近づくと、飛行機からも現代のアブ・シンベル大神殿と小神殿が見えますよ。
この時は進行方向に向かって左側のA席から見えました。
ただし、見えるのは一瞬なので要注意。
この画像は、クリックして元画像にすると大きく拡大されます。もう少しはっきり見てみたい方はどうぞ。
ちなみにこの日のアスワンへの帰りの便では、アブ・シンベル神殿に背を向ける形で飛び立ったので、A席からももう一つの窓側席のK席からも見られませんでした。 -
一瞬にして、人口の丘の陰に隠れてしまったアブ・シンベルの二つの神殿。この角度から見ると、二つともナセル湖に面した位置に移動されたのがよく分かる。
遺跡保護のためとは言え、神殿を納める為の人工の丘まで造ってしまったというのはすごい事業。
興味のある方は、あとでアブ・シンベル神殿のビジター・センターにある移転工事の様子の展示を見て行っては? -
アブ・シンベル空港に到着すると、正面の駐車場に飛行機の発着に合わせたアブ・シンベル神殿行きの無料シャトル・バスが数台待機しています。
白地に青とオレンジ色の模様が入っていて、EGYPT AIR TOURISM COMPANYのロゴ入り。
個人で飛行機でアブ・シンベルに到着したらぜひ利用しましょう。
タクシーは見かけませんでしたよ。
アブ・シンベル空港⇔アブ・シンベル神殿入り口の駐車場の所要時間は片道10数分。
バスはまた、飛行機の出発便に合わせて神殿入り口駐車場を出るので、次の集合時刻を告げられます。
飛行機の出発に合わせているので、遅れたら置いて行かれます。ご用心。 -
アブ・シンベル空港から無料シャトルバスで神殿入り口の駐車場へ来ると、チケット売り場、ビジターセンター、お土産屋、カフェ、トイレが入った建物があります。
神殿敷地内に入ると売店・トイレなどは見かけなかったので、用意万端にしていくのがお勧めです。紫外線対策、熱射病対策はお忘れなく。
画像は駐車場あたりの様子。左手に上記の設備が入った建物が並んでいます。奥に見えるのは、大神殿を収めた人工の丘。
大神殿、小神殿を合わせたチケットのお値段は80エジプト・ポンド。
アブ・シンベル神殿は、よく知られているように、アスワン・ハイダムの建設によって水没の危機にさらされた遺跡。
ユネスコによって分割された神殿は1964年〜1968年の間に元の場所から60m上の現在の場所に移されたのだそう。
ビジターセンターには、その移築の様子などの説明がありました。 -
アブ・シンベルへは、ナセル湖を渡るクルーズ船でも訪問できます。
持ち時間や予算、お好みも合わせて、このエジプト最南端のアブ・シンベル訪問の方法を検討してみては? -
チケットを買って、アブ・シンベル大神殿と小神殿の敷地に入って行くと、まず大神殿を収めた人工の丘の背中が見えます。
これは、アスワン・ハイ・ダム建設によってアブ・シンベル神殿が水没の危機にさらされた際、神殿の移築先として造られた丘。
ドーム状に形成したコンクリートの丘の上に土砂をかぶせてあるんだそうです。
現在見られるアブ・シンベル大神殿は、元の神殿を2千個以上のパーツに切り分けて運び上げ、この丘の中で組み立てられたんだそう。
その丘を逆時計回りに回り込む通路を進んで行くと、ナセル湖を望む大神殿正面に出るようになっていました。
ああ、ここにもついにやって来た! ドキドキの一瞬。 -
ナセル湖を右に見ながら、アブ・シンベル大神殿が納められた人工の丘をぐるりと半周。
すると、まずは壁面の碑らしき物が見えてきて、お次にこれまであちこちで見た覚えのあるアブ・シンベル大神殿の入り口が徐々に姿を現してきます。
SUR SHANGHAIたちが到着した朝10時前は、まだ訪れる人も少なくてラッキー。
この後お昼が近づくにつれて、どんどん各国の団体さんが入って来てました。 -
誰もが一度は画像で見たことがあるに違いないアブ・シンベル大神殿。
正面に据えられた4体の巨大なラムセス2世像は迫力あり。高さは20mあるそうです。
画像をクリックして元画像で見てみると、ラムセス像の上のほうに並んでいる日の出を喜ぶヒヒの像などまで見えるようになります。
内部には大列柱室、至聖所などが続いていますが撮影は禁止で、見学後に印象が薄れてしまうのが残念。
至聖所にはラー・ホルアクティ神、ラムセス2世、アムン・ラー神、プタハ神の像があって、1年に2度朝日がその像を照らす現象が有名ですが、この場所に移築になってからはその日にちも元々の日にちとはずれてしまったとかいう話。
見てみたい方は、正確な日にちを確かめていった方がいいかもです。 -
アブ・シンベル大神殿入り口左右に二体ずつ座っているラムセス2世像。
このラムセス2世と言う人物については、次のウィキペディアの方の説明を見てみるといいですよ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%BB%E3%82%B92%E4%B8%96
このラムセス2世は、自分の容姿によほど自信があったのかどうか、エジプト各地に自分の像を建てさせたのでも有名。
そのうちでもこのアブ・シンベル大神殿のものは最大なのでは?
これはそのうちの左側の二体。残念ながら一つは上半身が崩れ去っています。 -
アブ・シンベル大神殿正面に据えられたラムセス2世像のうちの一つ。
上半身が崩れて腰から下だけが残る足元に、古い時代の落書きが多数彫られているのでよく見てみるといいですよ。
1800年代の落書きなんかは、それ自体がもはや骨董の域に入っているかも。(^^ゞ
古今東西、人類は訪れた場所に自分の名前と訪れた日付を残すのが本能なのかと思ってしまう。 -
これは、アブ・シンベル大神殿に向かって右側のラムセス2世像。
こちらはどちらも完璧な姿かたち。
アブ・シンベル大神殿外側のラムセス2世像のうち、SUR SHANGHAIが個人的に一番好きなのは、この画像の手前の像。
現代の映画界なんかにも十分通用しそうなスーパー・スター、ラムセス2世だよね。
キャッ!!(*^0^*) -
イチオシ
SUR SHANGHAIが一番好きなそのラムセス2世像だけをアップで。
…というわけにも行かず、お足元のネフェルトアリ王妃もご一緒に撮ってみました。
いや〜、真っ青な空を背景にしたラムセス2世のお顔が凛々しい。
王妃様でなくても、惚れ惚れする女性は多いのでは? -
興味深いと思ったのは、アブ・シンベル大神殿入り口手前の壁に彫られた浮き彫りの人物像。
向かって左側の壁の人物像はヌビア系の顔立ち、右側の壁の人物像は西洋人風の顔立ちになっています。これはシリア人を表わしているのだそう。
どちらもそれぞれに精悍で美しい青年兵士。 -
イチオシ
アブ・シンベル大神殿を斜め下から見上げてみる。
この神殿は、新王国時代第19王朝のラムセス2世によって建立された後、長い年月砂に埋もれていたと言うのは知る人は少ないのでは?
その出入り口が発見されたのは、なんと1817年になってからだったのだそう。
その後、アスワン・ハイ・ダムの建設に伴って、水没を避けるために現在の場所に移築されたのは誰もが知る事実。
古代と現代を繋ぐ壮大な物語だ…。 -
アブ・シンベル大神殿からさらに少し先にあるアブ・シンベル小神殿は、ラムセス2世の王妃ネフェルトアリとウシの女神のハトホル神に捧げられた神殿。
正面にはラムセス2世の4体の像とネフェルトアリの2体の像、それに子供たちの像が彫られています。
この画像も、クリックして元画像にすると、大きく表示されます。
内部には列柱室や浮き彫りなどがありましたが、ここも撮影は禁止になっているのが惜しい。 -
アブ・シンベル小神殿の入り口左側の壁。
ラムセス2世もその王妃ネフェルタリも、自分たちの姿が彫られた神殿が砂に埋もれたり、その後は水没しそうになったなんて想像もできなかっただろうな。 -
アブ・シンベル小神殿の入り口右側の壁。
これまで、砂に埋没した時期や、水没の危機を免れてきたアブ・シンベルの大神殿と小神殿。
これからも永遠に伝えられて行って欲しいと願う。 -
アブ・シンベル大神殿や小神殿の敷地まわりは一面に乾いた土色の殺風景な景色。
これは敷地内から見えるナセル湖。
アブ・シンベルの神殿も、放っておいたらこの水の中に沈んでいたんだな。
でも、思っていたほどの景色ではなかったので、眺め的にはちょっとがっかり。
ナセル湖は、上空から見たほうが迫力あり。 -
アブ・シンベル小神殿(右)とアブ・シンベル大神殿(左)を一緒に撮ってみた。
この敷地内にはこのほかに見るべきものは無し。
神殿に関する展示、お土産屋さん、日陰で飲み物を頼んで休めるお店などここには無いので、駐車場近くのビジター・センターの方へと戻ることに。 -
お名残にアブ・シンベル大神殿の前で数枚パチリ。
神殿内は撮影禁止だし、敷地周辺には何も無いから、ここに来る人たちはみんな同じような写真を撮って帰るんだろうな。(^^ゞ -
アブ・シンベル大神殿の真正面に陣取って写真撮影に余念の無かったおじさん。
朝着いた時にはジャケットの欲しい気候だったこのあたりも、お昼時には汗が出るくらいの陽気。スーダンがすぐお隣と言うエジプト最南端の地と言うのが実感できる光の強さ。
それでこのおじさんは上半身裸になったんでしょうが、背中まで毛むくじゃらと言うお体が人目を引いてました。(~_~;)
暑くても、一枚はシャツでも羽織って紫外線対策をしないとお肌の大敵じゃないかとも思うんだけど、余計なお世話? -
アブ・シンベル大神殿ともついに出会えたこの日。
その一瞬の縁も過ぎ去って、SUR SHANGHAIとその旦那は駐車場近くのビジター・センターあたりへ戻ります。
ラムセス2世様、あなた様のお顔を拝めてSUR SHANGHAIは幸せ者でございます。
その端正な横顔も、徐々に岩の陰に隠れていく別れ…。
(ToT)/~~~ -
アブ・シンベル大神殿が丘の陰に隠れた。
ずいぶん長い間、アブ・シンベル大神殿のラムセス2世像は見てみたいと思っていたのに、会えた時間はずいぶん短かった。
未練気に振り向くと、これからアブ・シンベル空港に着陸する飛行機が上空を通りかかった。
この飛行機でも、A席に座った人はアブ・シンベル神殿が見えるのに気付いて歓声を挙げているかも。 -
アスワン・ハイ・ダム建設によって、一度は水没の危機に瀕したアブ・シンベルの大小の神殿。
敷地の出入り口近くのビジター・センターには、ユネスコによって分割された神殿が1964年〜1968年の間に元の場所から60m上の現在の場所に移された様子が展示してありました。
写真に英語の説明が付いただけの簡単な展示でしたが、移転のための作業が分かって感動。
この展示は、これからもっと充実させるといいんじゃないかな。 -
アブ・シンベルの神殿移築に関する展示の一つ。
移築に先立って、二千個にも及ぶパーツに切り出されたアブ・シンベルの神殿。
その切り出しのための道具は、なんとノコギリでの手作業。
砂岩でできている神殿だから出来た業?
もし、大理石とかの神殿だったら、どうだったんだろ。 -
アブ・シンベルの神殿移築に関する展示の一つ。
切り出した二千個にも及ぶパーツは一旦保管されてから、人工のドームが出来た後で再構築されたんだそう。
アブ・シンベル大神殿のラムセス2世のお顔も、お面のように縦にスライスされて、取ったり運んだり付けたりしていたのが分かる画像。
石像とは言え、痛々しい。
…あれ? 縦にスライスされた顔部分って、最後にはどうやって取り付けたんだろ。(・・?
再構築されたとは書いてあったけど、接着方法って書いてあったかな。
無かったような気がする…。
そのうちにお顔だけが滑り落ちて崩壊、…なんてことは無いですよね。(^^ゞ -
アブ・シンベルの神殿移築に関する展示の一つ。
これはアブ・シンベル神殿再構築の仕上げで、切り出して接着させた痕を手作業で目立たなくさせているところ。
この最後の仕上げだけでも、何人の人たちがどのくらいの時間をかけたんだろうかと思う。
このほかにも、元々の神殿の様子、移転先に造られた人工のドームなどの写真展示もありました。この時の展示は、規模も説明も簡単だったのが惜しい。
そのうちにそれらの内容も充実させてくれれば、見る人をもっと感動させる展示になるはず。 -
アスワン⇔アブ・シンベルの往復は、日帰りでエジプト航空のチケットを予約していたSUR SHANGHAIとその旦那。
神殿見学が終わって、できれば予約した便とは違う早めの便で帰ろうと思い、無料シャトルバスで直接アブ・シンベル空港へ行ってみました。
飛行機の発着に合わせて空港⇔神殿入り口を運行しているバス内のお客さんが少なかったので空席はあるはずと思っていたところ、案の定すぐ次の便はガラガラ。
空港ではまっすぐエジプト航空のカウンターに行って、そのまま搭乗手続き完了。空港滞在数分で搭乗できました。
注: 上記はあくまでもSUR SHANGHAIたちの経験です。その日の状況によって、いつもうまくいくとは限らないと思います。
アブ・シンベル神殿周辺の見学は長めに時間を取ろうと思って、元々の帰りの便は午後を予約したのですが、見学時間は1時間半で十分という感じでした。
町の中は特に見所は無いようなので、アスワンからの日帰りなら最初から少し時間を詰めて帰りの飛行機を予約するのがいいかもです。 -
さて、早めにアスワンに帰る便に搭乗できて一安心。
帰りの便もエジプト航空のEMBRAER170で片道45分。座席は2−2。
また窓からアブ・シンベル神殿辺りが見られるかなと見てみたら、アブ・シンベル神殿に背を向ける形で飛び立ったので、A席からももう一つの窓側席のK席からも見られませんでした。
機内食は、帰りもお飲み物だけ。
今度はパックのオレンジ・ジュースだけで選択肢無し。 -
アブ・シンベルからアスワンへひとっ飛び。
砂塵で煙ったナセル湖を今度は下流へと北上して行くと、アスワンの手前でアスワン・ハイ・ダムがうっすらと見えてきた。
画像中央あたりに見える白い塔らしき建物が、ハイ・ダム完成記念塔。
さあ、アスワンの空港ももうすぐ。 -
アスワンの空港に到着。
小粒の空港でも、国際線が発着する国際空港で、その壁面には古代エジプトの女王か女神様らしきお顔が描いてありました。
なぜか、そのお顔が左右にぶれた感じで描いてあって目がチカチカ。
SUR SHANGHAIのカメラのせいではありません。(^^ゞ -
アスワンの空港から市街地へはタクシーで。
この旅行記の出だしでも言ったように、アスワン市街地⇔アスワン空港の間は車で片道30分足らず。
公共の交通機関が無いので、個人で移動する方はタクシーを利用することになると思います。
運転手さんによって言い値はまちまち。言い値は交渉しましょう。
SUR SHANGHAIたちは行きも帰りも40エジプト・ポンドになりました。
アスワン市街地への道筋では、アスワン・ダムの上の車道を通過。
その途中からは、前日行ってみたアギルキア島(フィラエ島)のイシス(フィラエ)神殿や、船着場もチラリと見えたっけ。
これで、アスワン⇔アブ・シンベルの日帰り旅を終えて、このあとのSUR SHANGHAIたちはエレファンティネ島の村を歩いてみようと思います。
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