2024/09/01 - 2024/09/01
121位(同エリア124件中)
BTSさん
ご覧いただきありがとうございます。
ノロノロ台風10号(2024年9月)が接近する中を強行突破、5泊6日で富山県(1泊)と岐阜県(4泊)を取材します。富山では幻の魚をはじめ海鮮を、岐阜では飛騨牛や郷土料理などを食べ歩きます。もちろん、乗り鉄・秘境路線バス乗り継ぎ旅・温泉もあります。今取材ではアクティビティも楽しみます。
<行程>
■初 日 富山県 高岡市・射水(いみず市)
□2日目 岐阜県 飛騨市・高山市
□3日目 岐阜県 飛騨市
□4日目 岐阜県 下呂市・郡上市
□5日目 岐阜県 郡上市
□6日目 岐阜県 美濃市・岐阜市 愛知県 名古屋市
初日後半は、途中下車しながら万葉線(路面電車)を取材します。宴は万葉線沿いにある氷見回転寿司「粋鮨」で富山湾の幸をいただきます。
●表紙 越ノ潟駅とデ7071形(1967年製)
<関連旅行記>
■[富山・岐阜ぐるめ 初日:前編] 強行!ノロノロ台風が接近する中を北陸新幹線で行く富山県 高岡市・本格カレー「TAISHO CURRY」
https://4travel.jp/travelogue/12010891
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【前編・振り返り ①】
台風10号接近に伴い、東海道新幹線は東京 ~ 名古屋駅間で始発から運転見合わせ。今日はルートを変え(いつもは新綱島 → 新横浜 → 東京)新綱島駅から東急新横浜線・目黒線に乗り、目黒駅でJR山手線に乗換え東京駅へ向かいます。 -
【前編・振り返り ②】
えきねっと「トクだ値30」で購入。
正規運賃・料金より4300円ほど安くなりました。 -
【前編・振り返り ③】
7:52 東京駅を発車しました。
同時に居酒屋「はくたか」がオープン。 -
【前編・振り返り ④】
各県の田園風景です。
この風景に癒されます。 -
【前編・振り返り ⑤】
10:47 新高岡駅に着きました。(東京駅から2時間55分) -
【前編・振り返り ⑥】
大きな荷物はホテルに預け高岡駅へ向かいます。 -
【前編・振り返り ⑦】
初の高岡市(駅)。
JR東日本では全滅(※観光列車は除く)したキハ40系。JR西日本では今でも現役で頑張っています。整備などのコストは掛かりますが、できるだけ残してもらいたいですね。 -
【前編・振り返り ⑧】
ランチは高岡駅北口の地下街にある「TAISHO CURRY」でいただきます。 -
【前編・振り返り ⑨】
スパイシーな香りが漂います。
レトロ風なステンレス皿に黒っぽいカレーと真っ赤な福神漬けは映えますね~まるで「金沢カレー」です。(店主は金沢カレーが好きで出店)
じっくり煮込んであるので具材は殆ど溶けています。
最初に深み(コク)と酸味(フルーティーさ)を感じ、じわじわと辛さが追いかけてきます。 -
お腹が満たされたところで、午後の取材を始めます。
私は高岡駅北口にある万葉線「高岡駅停留場」に来ています。
今回は万葉線を取材しながら高岡市と射水(いみず)市を巡ります。路面電車の取材は今年(2024年)3回目となります。
■高岡駅停留場
・1948年(昭和23)富山地方鉄道により地鉄高岡停留場 ~ 伏木港駅間7.3 kmが開業。(後に米間口~伏木港駅間は廃止)
・1959年(昭和34)地鉄高岡駅を新高岡駅に改称。
・1963年(昭和38)新高岡駅を国鉄高岡駅前広場に移転、路線長を0.1 km短縮。
・1979年(昭和54)新高岡駅を高岡駅前停留場に改称。
・2001年(平成13)万葉線株式会社が設立。(翌年に営業開始)
・2014年(平成26)高岡駅前停留場を高岡駅停留場に改称。(高岡駅停留場の移転に伴い、0.1 km延長)
<関連旅行記>
・2024年4月 宇都宮ライトレール(栃木県)
■[栃木・埼玉ぐるめ 3日目:前編] 75年ぶりに新規開業の路面電車「宇都宮ライトレール」とオモウマい店の超人気店!味のイサム「ぶたから」
https://4travel.jp/travelogue/11993485
・2024年7月 豊橋鉄道 市内線(愛知県)
■【静岡ぐるめ 初日:前編】 日本一の急カーブを走る「豊橋鉄道・市内線(愛知県 豊橋市)」と珍味中の珍味!「うなぎ刺身(静岡県 浜松市)」
https://4travel.jp/travelogue/11996653高岡駅停留場 駅
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■高岡市ドラえもん(郵便)ポスト
藤子・F・不二雄氏は高岡市出身。(1996年・62歳死去)
2013年に生誕80周年を記念して待合室にポストを設置。投函するとドラえもん記念消印を押印してくれます。 -
ランチを早く済ますことができたので、計画より30分繰り上げての取材です。ホームには「アイトラム(MLRV1000形)」が停車しています。※アイトラムは愛称
■アイトラム(MLRV1000形)
2003~2009年に6編成(12両)を製造。 -
車内で一日フリーきっぷを購入。
・お得なきっぷ[万葉線(株)HP]
https://www.manyosen.co.jp/timetable/profit/ -
ドア付近を除きクロスシート(ボックス席)となっています。
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■散策ダイヤ(箱ダイヤ)
日中でも15分間隔で運行しているので作成は簡単でした。 -
12:00 高岡駅停留場を発車しました。
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■万葉線
・1930年(昭和5) 一部区間で開業。
・1951年(昭和26)全線開通。
・2002年(平成14)万葉線として営業開始。
あいの風とやま鉄道・JR氷見線・JR城端線の高岡駅(停留場)を起点とし越ノ潟駅を結ぶ路線です。[12.9km 25駅/停留場]※広小路 ~ 米島口停留場間(2.7km)は複線区間。
万葉線は2路線の総称で、高岡駅停留場 ~ 六渡寺(ろくどうじ)駅間は「高岡軌道線(軌道法:旧・加越能鉄道)」、六渡寺 ~ 越ノ潟駅間は「新湊港線(鉄道事業法:旧・富山地方鉄道 射水線)」から構成されています。
かつての富山地方鉄道・射水線は、新湊駅(現・六渡寺駅)から越の潟・堀岡駅を通り富山市内(新富山駅)までの路線がありました。(加越能鉄道との直通運転を行っていました)
1966年(昭和41)富山新港建設に伴い富山地方鉄道・射水線「越ノ潟 ~ 堀岡駅間(分断後は新港東口駅を新設)」を廃止。分断となった新湊(現・六渡寺) ~ 越ノ潟駅間を加越能鉄道へ譲渡し現在の万葉線となっています。
※射水線(新港東口駅 ~ 新富山駅)は1980年(昭和55年)に廃止。
※富山新港建設に伴い廃止となった「越ノ潟 ~ 堀岡駅間」は、現在でも渡船(富山県営)を運航しています。(後で取材します)
■万葉線株式会社(第三セクター)
線名を企業名にするのは珍しいでしょうか。
・2001年(平成13)設立。
【主要株主】
・高岡市(30.06%)
・射水市(30.06%)
・富山県(30.06%) -
♪次は片原町です。(降ります)
上り列車(高岡駅行)が行き違いのため停車しています。 -
■片原町停留場(高岡駅から4分)
・1948年(昭和23)開業。
国道156号線上にあり、安全地帯(乗降場:プラットホーム)がありません。しかも横断歩道が無いので道路の横断は命がけです。(初めての経験)
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■ペイント式停留場による事故
万葉線ではペイント式停留場が3停留場(片原町・新吉久・吉久)あり、過去に数件の交通事故(死亡事故もあり)が発生しています。このような停留場での乗降は細心の注意が必要です。片原町停留場 駅
-
イチオシ
安全な歩道から見送ります。
当停留場で降りたのは、安全地帯の無い乗り場と古い町並みを取材するためです。早速、古い町並みが残る「山町筋 重要伝統的建造物群保存地区」へ向かいます。 -
片原町停留場から歩くこと300m。
「山町筋 重要伝統的建造物群保存地区」に着きました。
■山町筋 重要伝統的建造物群保存地区
1900年(明治33)高岡大火からの復興に当たって建てられた防火構造の土蔵造りが建ち並ぶ町並み。「山町筋」とは、高岡御車山を所有する10か町のうち、旧北陸道に面した町筋の呼称。
・山町筋 重要伝統的建造物群保存地区[高岡観光ナビ]
https://www.takaoka.or.jp/viewpoint/detail_3214.html -
イチオシ
立派な赤レンガ洋風建築は海外気分になります。
■旧・高岡共立銀行本店
1914年(大正3)に建てられました。
後に北陸銀行高岡支店 → 富山銀行本店となり、2019年(令和元年)富山銀行本店が移転、建物を高岡市へ譲渡。取材2ヶ月後にはレストランやホテルに改修する工事が始まったとのこと。赤レンガの銀行 (富山銀行本店) 名所・史跡
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■山町筋「土蔵造りの町並み」①
【筏井家住宅】
代々、糸などの卸商を営んでいました。
大火の3年後(1903年:明治36年)に再建。在来の町家に見られる伝統的技法を踏襲しながらも、塗壁による防火構造、洋風の構造・意匠を導入した貴重な建造物になっています。山町筋 自然・景勝地
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■山町筋「土蔵造りの町並み」②
【山町茶屋】
かつては呉服屋でした。
現在はリノベーションしてカフェになっています。喫茶(甘味)はもちろんですが、氷見うどんなども提供します。
・山町茶屋[食べログ]
https://tabelog.com/toyama/A1604/A160401/16004650/ -
イチオシ
■山町筋「土蔵造りの町並み」③
【菅野家住宅】
北海道との通商で財を築いた菅野家が1902年(明治35)に建築。門柱と土蔵の壁面(レンガ張り)は歴史を感じます。 -
■山町筋「土蔵造りの町並み」④
【山町ヴァレー】
元文具商「旧谷道家」をリノベーション、2017年(平成29)に複合商業施設として生まれ変わりました。
大正から昭和初期に建てられたのではないでしょうか~(長年の駅舎取材を参考)土蔵造りが建ち並ぶの山町筋では洋風建築の建物は目立ちます。 -
■山町筋「土蔵造りの町並み」⑤
【萩野佛(仏)壇店】
※詳細不明
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「山町筋 重要伝統的建造物群保存地区」を約300mほど歩きましたが、明治・大正・昭和(初期)の3時代を同時に感じることができた素晴らしい町並みでした。(万葉線に感謝)引続き万葉線の取材をします。 -
■坂下町停留場(一駅歩きました)
・1948年(昭和23)開業。
一つ手前の片原町停留場と違い安全地帯が設けられています。当初の計画では当停留場から「ドラえもんトラム(MLRV1000形)」に乗る予定でしたが、30分先行しているためレトロな車両に乗ることになります。(きっと、どこかでドラえもんトラムに乗ることができることでしょう) -
7073(デ7070形)は1967年(昭和42)に製造。
このレトロ感と吊り掛けモーター音が何とも言えません。 -
■旭ヶ丘停留場(坂下町停留場から11分)
・1948年(昭和23)開業。
青空と車体の水色が合いますね~(吸い込まれそう!) -
■旭ヶ丘 ~ 荻布(おぎの)停留場間
とある場所へ向かう途中、MLRV1000形(2003 ~ 2009年製造)を一枚。 -
旭ヶ丘停留場から歩くこと約300m、二つ目の取材地に着きました。この場所は2004年(平成16)まで貨物線と平面交差していました。※次のコマを参照
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※参考画像[Google]
万葉線(旭ヶ丘 ~ 荻布停留場間)は、能町駅(JR氷見線)からの日本ゼオン・日本曹達専用線と平面交差していました。Googleで廃線跡を確認することができます。 -
平面交差の取材を終え荻布停留場に着きました。(平面交差跡から200m)
■荻布(おぎの)停留場
・1948年(昭和23)開業。荻布停留場 駅
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車内は閑散としています。
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米島口停留場に着きました。(荻布停留場から2分)
■米島口停留場
・1948年(昭和23)開業。
・1951年(昭和26)米島口 ~ 新湊(現・六渡寺)駅間が開業。(全線開業)米島口停留場 駅
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万葉線(株)本社。
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米島口停留場構内には車庫があります。
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当停留場から終点側は単線区間となります。
【漂う鉄の匂い】
ん~ん、この景色(配線)を眺めていると何か違和感があります。調べたところ、この道路上(500m先は国道415号線)には、かつて伏木線(加越能鉄道)が走っていました。※次のコマを参照 -
■伏木線
高岡軌道線・米島口停留場を起点に伏木港停留場を結ぶ路線。[2.9km 7停留場]ほぼ国鉄(JR)氷見線と並行しまていました。
・1948年(昭和23)富山地方鉄道により地鉄高岡 ~ 米島口 ~ 伏木港間開業。※後に加越能鉄道へ譲渡。
・1971年(昭和46年)米島口 ~ 伏木港停留場間(2.9km)を廃止。 -
先ほどお世話になったアイトラム[MLRV1000形]を一枚。(青空に映える塗色です)
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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ドラえもんトラム!
これに乗りたかったんですよ~
※運用が決まっています。ホームページをご覧ください。
・ドラえもんトラム
https://www.manyosen.co.jp/ -
■ドラえもんとらむ
高岡市出身のまんが家 藤子・F・不二雄氏の代表的キャラクター「ドラえもん」の生誕100年前を記念して2012年(平成24)から運行開始しました。
■ユニークな車内アナウンス
この車両とは限りませんが、車内アナウンスは射水市(高岡市に隣接)出身「立川志の輔氏(龍角散のCM出演)」で、落語のような軽妙な語り口で、それぞれの停留場にまつわる小咄や思い出を話してくれます。(時々笑えます) -
イチオシ
■新吉久停留場
道路を挟んだTEKリサイクルセンター高岡の敷地内(TEKリトルパーク)には車両が動態保存されています。調べてみると、デ5022号車(デ5000形)で、高岡(加越能鉄道)~富山間(富山地方鉄道)を直通運転するために1950年(昭和25)に製造された車両です。(鉄道と路面電車を融合した車両)※TEKリトルパークは一般の方も入れます。
・TEKリトルパーク[(株)高岡市衛生公社HP]
https://takaoka-eisei.info/littlepark/新吉久停留場 駅
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六渡寺駅に着きました。(米島口停留場から14分)
六渡寺停留場 駅
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新旧の車両が行き違います。
-
■六渡寺(ろくどうじ)駅
・1933年(昭和8) 越中鉄道(現・富山地方鉄道)射水線・新伏木口駅として開業。
・1934年(昭和9) 新伏木港駅に改称。
・1939年(昭和14)新湊駅に改称。
・1951年(昭和26)高岡軌道線(富山地方鉄道)が当駅から米島口停留場まで開通。
・1959年(昭和34)高岡軌道線(富山地方鉄道)が加越能鉄道に譲渡。
・1966年(昭和41)富山新港築港工事に伴い、富山地方鉄道・射水線は分断、新湊(現・六渡寺)~越ノ潟感は加越能鉄道・新湊港線となる。
・1985年(昭和60)六渡寺駅に改称。
・2007年(平成19)駅舎を建替え。 -
■0キロポスト(距離標)
上り線側に建植してあります。
かつては富山地方鉄道・射水線(地方鉄道法)と加越能鉄道(軌道法)の境界を示していました。現在の万葉線では新湊港線(鉄道事業法)と高岡軌道線(軌道法)の境界となっています。
※地方鉄道法
1986年(昭和61)日本国有鉄道(国鉄)の分割民営化に伴い、日本国有鉄道法・地方鉄道法・索道規則を「鉄道事業法」へ一元化しています。 -
駅構内を一枚。
ホーム先端(越ノ潟駅寄り)には国鉄(JR)新湊線・新湊貨物駅跡が残っています。かつて高岡駅寄りには連絡線があり、国鉄(JR)と加越能鉄道で相互に貨車の受け渡し、受け入れをいしていました。
当時、国鉄(JR)新湊線は旅客営業もしていましたが、1951年(昭和26)に高岡軌道線(米島口停留場~新湊駅)が開通すると貨物専用駅となりました。
■国鉄(JR)新湊線
・1918年(大正7) 中越鉄道により開業。(3.6km)
・1920年(大正9) 国有化され新湊軽便線となる。
・1922年(大正11)新湊線に改称。
・2002年(平成14)新湊駅移転により全線で1.7km短縮。同駅を高岡貨物駅に改称。
・2018年(平成30)定期貨物列車の発着がなくなる。
・2024年(令和6) 能登半島地震被災自治体向けの救援物資(救助用寄贈品)輸送貨物列車の第1便を運行。 -
■六渡寺 ~ 庄川口駅間
一駅(700m)歩きながら庄川橋梁を取材します。
残念ながら今日の立山連峰はご機嫌ナナメのようです。(残念)
■庄川橋梁(橋長不明)
・1933年(昭和8) 竣工。
・1976年(昭和51)台風17号の影響で橋桁が流失。 -
イチオシ
■六渡寺 ~ 庄川口駅間
新庄川橋(国道450号線)から撮影。
河口側の広がる富山湾の眺めは最高です。(画像下) -
六渡寺駅から歩くこと10分、庄川口駅に着きました。
上り列車(高岡駅行)が発車します。庄川口停留場 駅
-
イチオシ
庄川橋梁を渡る7074号車を一枚。
レトロな車両と橋梁はナイスマッチング! -
下り列車(越ノ潟行)が到着します。
■庄川口駅
・1932年(昭和7) 開業。
・1933年(昭和8) 廃駅。
・1952年(昭和27)庄川口駅復活。
・2004年(平成16)駅舎を建替え。 -
終点・越ノ潟駅に着きました。(庄川口駅から12分)
当駅で富山県営渡船(通称:越ノ潟フェリー)に乗換えて対岸の堀岡地区へ向かいます。越ノ潟停留場 駅
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渡船の出航時間は万葉線と接続するようになっています。(日中は30分、朝夕は15分間隔で運航)運賃は「無料」で、自転車と原付バイクは乗船可。
■富山県営渡船
富山新港造成工事に伴い分断した富山地方鉄道射水線や富山県道1号魚津氷見線の代替交通手段として、1967年(昭和42)より運航を開始。
かつては24時間運航でしたが、利用客減少(※)に伴い、2004年(平成16)から深夜早朝の運航を廃止(現在はバスを運行)。現在は一日69便(34.5往復)を運航しています。
※利用状況[年間]
ピーク時(1968年)は80万人弱、現在は5万人弱。
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■富山県営渡船の存続危機?
2025年11月16日(日)・23日(日)に渡船(定員80人)の運航を終日運休し、ジャンボタクシー(定員10人)による代行輸送の社会実験を行いました。背景には船の老朽化や職員不足(職員の高齢化)があり、運航体制の見直しに参考にしたいとのこと。近い将来、廃止になる可能性があるかもしれません。越ノ潟発着場 乗り物
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レトロ感が漂い、落ち着きのある待合室は良い感じです。
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これから乗船するのは1988年(昭和63)に運用開始した「海竜」です。
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イチオシ
14:07 越の潟発着場を出航。
青空に新湊大橋が映えますね~新旧の時代を感じさせるギャップが何とも言えません。 -
約5分間の船旅です。
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富山新港には発電所(画像下)や大規模工場があり大型船が係留しています。
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記念に船内で一枚。
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間もなく堀岡発着場に接岸します。
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下船が終わると乗船が始まります。
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■堀岡発着場前のバス停
2004年(平成16)に24時間運航を止めた富山県営渡船。代わりに20時から翌6時までは代行車両(深夜帯は申込制)で運行しているではありませんか~他県では見られない取り組みですね。堀岡発着場 乗り物
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出航を見送ります。
当初は30分後の船で戻ろうとしましたが、せっかくなので新湊大橋(あいの風プロムナード)を歩きたいと思います。高所恐怖症の私、命がけで取材します。(笑) -
堀岡発着場周辺を少し散策します。
ありました~旧富山地方鉄道・射水線の廃線跡。
現在はサイクリングコースになっています。 -
●参考画像[Google]
次のコマで触れますが、富山新港建設に伴い、堀岡駅が廃止(射水線分断)となった代わりに新港東口駅を新設。 -
■富山地方鉄道・射水線
新富山駅(現・トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前[五福末広町]停留場:富山軌道線本線)を起点に加越能鉄道・新湊駅(分断後は新港東口駅)を結ぶ路線。[19.9km 24駅]
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・1924年(大正13)越中電気軌道により一部区間で開業。
・1927年(昭和2) 越中鉄道に社名を変更。
・1928年(昭和3) 軌道(法)から地方鉄道(法)に変更。
・1933年(昭和8) 全線開通。
・1943年(昭和18)富山地方鉄道が越中鉄道を合併吸収。
・1959年(昭和34)地鉄高岡 ~ 新湊間、米島口 - 伏木港間を加越能鉄道に譲渡し、西町(富山地方鉄道 富山軌道線本線) ~ 新富山 ~ 地鉄高岡間において直通運転を開始。
・1961年(昭和36)富山軌道線本線・西町(富山市内)乗入れを中止。
・1966年(昭和41)富山新港建設のため堀岡駅 ~ 越ノ潟駅間を廃止、越ノ潟駅 ~ 新湊駅間は加越能鉄道へ譲渡され新湊港線(現・万葉線)となる。堀岡駅 ~ 越ノ潟駅間で代行連絡バス運行開始。後に廃止となった堀岡駅の代わりに新港東口駅を新設。
・1967年(昭和42)富山県営渡船の運航を開始。
・1971年(昭和46)射水線の廃止許可を申請。
・1977年(昭和52)富山軌道線本線への乗入れを再開。
・1979年(昭和54)富山地方鉄道が富山市と新湊市(現・射水市)に廃止の申し入れを行う。
・1980年(昭和55)廃止。射水線代替バスの運行を開始。後に射水線廃線跡の一部をバス専用道路に転用。
・2012年(平成24)バス専用道路を廃止。 -
■ご当地マンホール[富山県 射水市]
旧・新湊市の市章「ケイトウ」がデザインされたもの。 -
堀岡発着場から新湊大橋(あいの風プロムナード東側エレベーター)に向かって歩いています。
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堀岡発着場から歩くこと300m、新湊大橋(あいの風プロムナード東側エレベーター)に着きました。大型のエレベーターは自転車もOKです。
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富山新港を一枚。
遠くの山並(画像右側)は両白山地(939 ~ 2702m)でしょうか~ -
■あいの風プロムナード
窓ガラスの設置アリ!(眺め最高)、揺れナシ!、床面から直下(海面)の眺めナシ!、まるで高層ビル(海面からの高さは47m)の中を歩いている感覚です。高所恐怖症の私ですが、安心して歩くことができます。地元民のウォーキングコースになっています。
※防犯上の関係で通行時間は6:00 ~ 21:00(冬季は20:00)です。
※自転車は降りての通行。 -
上層の車道部分は2012年(平成24)、下層の自転車歩行者道(あいの風プロムナード)は2013年(平成25年)に開通。(長さ480m)
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富山湾に一礼!
この後、富山湾の幸を堪能させていただきます。 -
海王パークを一枚。
パーク内には、航海練習船・大型練習帆船「(初代)海王丸」が係留されています。
■(初代)海王丸
・1930年(昭和5) 竣工。
※「海の貴婦人」と呼ばれる
・1943年(昭和18)石炭の輸送任務に従事。
※帆装の取り外し、船体をグレーに変更
※戦後は海外在留邦人の復員船として引揚者を輸送
・1955年(昭和30)従来の海王丸へ戻る。
※帆装の再取り付け、船体を白く塗り直し
・1956年(昭和31)遠洋航海を復活。
・1974年(昭和49)老朽化により遠洋航海の規模縮小。
・1989年(平成元年)退役。
※海洋練習船の役割を「海王丸 II世」へ引き継ぐ。
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引退後の引取先として、日本各地の自治体が名乗りを上げ、最終的に富山県と大阪市が残った。両者の協議により、5年交替で伏木富山港 新湊地区(富山新港)と大阪港に係留することとなりました。 -
イチオシ
10分弱の空中散歩を楽しみました。(めでたしめでたし…)
■新湊大橋
富山新港に架かる日本海側最大の2層構造の斜張橋。
主橋梁部の長さは600m、東西のアプローチ道路は、東側が1650m、西側は1350m。塔高127m、橋げた47m。
・2002年(平成14)着工。
・2012年(平成24)自動車専用道開通。
・2013年(平成25)自転車歩行者道(あいの風プロムナード)開通。
※あいの風…日本海沿岸で、沖から吹く夏のそよ風。 -
全て取材を終え駅へ戻って来ました~この後は自分へのご褒美タイムです。(笑)
越ノ潟停留場 駅
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このレトロな塗色は良い感じですね~終着駅にピッタリです。
■私の勘違い
当時(加越能鉄道または富山地方鉄道)の塗色を復活したのかと思いきや、実は…車体広告のスポンサー(運輸会社)のトラック塗色でした。(笑)
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14:52 越ノ潟駅を発車しました。
当初の計画より1時間30分ほど先行しています。 -
14:55 東中湊駅に着きました。(越ノ潟駅から3分)
駅舎側には高い壁が続いています。
調べてみると、富山新港に面した日本高周波鋼業・富山製造所(特殊鋼の製造)の敷地となっており、東京ドーム6個半と巨大な工場となっています。
■東中湊駅
・1930年(昭和5) 新湊東口駅として開業。
・1932年(昭和7) 越ノ潟方に移転し、東新湊駅に改称。
・1939年(昭和14)東新湊高周波前駅に改称。
・1942年(昭和17)高周波前駅に改称。
・1945年(昭和20)東新湊駅に改称。東新湊停留場 駅
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恒例儀式!
「見送りの儀」
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踏切を挟んで、手前側は日本高周波鋼業・富山製造所のゲートがあり(もちろん一般人は立入禁止)、踏切を渡ると(奥側)住宅街となっています。 -
駅から歩くこと220m、「越の湯」に着きました。
銭湯で一日の疲れを癒します。
・越の湯[富山県公衆浴場業生活衛生同業組合]
http://toyama1010.com/gosei-koshinoyu.html -
●参考画像[越の湯HP]※掲載許可済
オープン(13:30~)して1時間半ほどが過ぎています。
近所に住むご年配の方が数名いる程度です。
プチ庭園を眺めながらの入浴はメチャ癒されます。(湯舟は少し熱め) -
いつも通り、銭湯で癒された後は、お待ちかねの宴です。
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15:55 上り列車(高岡駅行)に乗りお店へ向かいます。東新湊停留場 駅
-
■東新湊 ~ 中新湊駅間
放生津内川(ほうじょうづうちかわ:富山新港から富山湾へ注ぐ川)を渡ります。雲が無ければ立山連峰を眺められるのですが…どうも立山連峰には嫌われているようです。(笑) -
中新湊駅では下り列車と行き違います。
中新湊停留場 駅
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■庄川口 ~ 六渡寺(ろくどうじ)駅間
先ほど庄川に架かる新庄川橋(国道415号線)を歩きながら万葉線・庄川橋梁や富山湾を撮影しました。 -
■能町口 ~ 米島口停留場間
JR氷見線をオーバークロスします。
計画段階ではJR氷見線も取材候補でしたが、万葉線の取材量が多かったためボツとなりました。 -
16:26 志貴野中学校前停留場に着きました。(東新湊駅から31分)
■志貴野中学校前停留場
・1948年(昭和23)開業。志貴野中学校前停留場 駅
-
恒例儀式!
「見送りの儀」
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交通量が多いので慎重に横断歩道を渡ります。 -
志貴野中学校前停留場から高岡駅方面へ歩くこと250m、「氷見回転寿司 粋鮨 高岡店」に着きました。
・氷見回転寿司 粋鮨 高岡店
<ホームページ>
https://iki-zushi.jp/takaoka/
<食べログ>
https://tabelog.com/toyama/A1604/A160401/16003926/氷見回転寿司 粋鮨 高岡店 グルメ・レストラン
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●参考画像[氷見回転寿司 粋鮨 HP]※掲載許可済
店内は、44席(カウンター20席、テーブル24席)となっています。 -
店内は空いています。
まずはビールで喉を潤します。
風呂上がりなので吸い込みが良いこと… -
メニューを見ていると「幻魚(げんげ)の唐揚げ」が目に留まりました。食べたことが無いので、これは注文するしかないでしょう。
-
イチオシ
レモンを搾っていただきます。
食べた瞬間にフワフワ感が広がります。
臭みなく淡白な味です。
■幻魚(げんげ)
水深200メートル以上に生息する深海魚。
漁村では昔から味噌汁の具や吸い物の種として使われていました。近年になって、流通が速くなり、割烹や料亭で天婦羅や唐揚げとして提供されはじめたことで、これまであまり口にすることがなかったゲンゲの味わいが知れわたるようになりました。この深海魚はコラーゲンが豊富でサプリメントにも使われているとのことです。 -
■立山
富山湾の幸には富山の銘酒「立山」が合うんです。
辛口ですが、クセが無くスイスイと飲めてしまいます。(飲み過ぎに注意) -
■お造り盛り合わせ(5種盛)
見た目で鮮度の良さが伝わってきます。 -
身はプリプリ、甘みが口の中で広がりますね~(ウマすぎ)日本酒「立山」が進みます。
-
■ハイボール
揚げ物との相性抜群。 -
■白えび唐揚げ・ゲソ唐揚げ
富山へ来たら「白えび」は外せません。3年前に富山へお邪魔したときは毎日白えびをいただいていました。
ゲソは柔らかく、噛めば噛むほど美味さが広がります。(欲を言えばマヨが欲しかったです) -
■レモンサワー
口の中をサッパリさせてから握り寿司を注文します。 -
イチオシ
■特選氷見牛炙り
店名の冠にもなっている「氷見」、ここは「氷見牛」を押さえておかなければなりません。(富山県最大の肉牛の産地)
ウメぇ~
シャリが小さめなので肉の旨味を存分に楽しめます。(ワサビとの相性は抜群)いつまでも口の中に入れておきたいですね。 -
■貝三種
(左から)ホタテ・赤貝・バイ貝。
ホタテのプリプリ感と甘味が最高。
赤貝とバイ貝のコリコリ感が貝好きには堪らないですね~後に潮の香りが口の中で広がります。 -
色々と注文しましたが、どれもネタは厚切りで、大満足でした。(ハズレがありません)
-
富山の回転寿司は、2021年以来の2回目ですが、ハイレベルですね~また食べに来たくなります。次は本場の氷見で「寒ブリ」を食べたいですね。
ご馳走さまでした! -
ただ今の時刻は18:40。(2時間の宴でした)
万葉線に乗り高岡駅へ向かいます。 -
間もなく19時になりますが駅前は閑散としています。
高岡駅 駅
-
JR城端線で新高岡駅へ向かおうとしましたが45分ほど待つようになるので運行本数が多いバスで向かいます。
-
8分ほどで新高岡駅に着きました。
北陸新幹線高架下にある「セブンイレブン おみやげ処・高岡店」で買い物をします。
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コンビニとお土産屋がマッチングしたセブンイレブンは珍しいでしょうか。高岡駅と違い、新高岡駅周辺には飲食店が数軒あるくらいで、このコンビニは旅行者にとって大変ありがたいです。
・セブンイレブン おみやげ処・高岡店[食べログ]
https://tabelog.com/toyama/A1604/A160401/16008878/新高岡駅 駅
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部屋飲みの缶チューハイや肴、お土産、夜食を購入しました。
駅弁も置いてありました~嬉しいですね。 -
今宵の宿は、北陸新幹線・新高岡駅前にある「東横INN新高岡駅前新幹線南口」です。
・東横INN新高岡駅前新幹線南口
https://www.toyoko-inn.com/search/detail/00264/東横イン新高岡駅新幹線南口 宿・ホテル
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部屋で2次会です。
ノロノロ台風10号(2024年)の情報収集しながら明日の行程を「最終決定」します。念のため明日から2泊する旅館には高岡市に居ることと、最悪、台風で鉄道やバスが運休となったっ場合、一泊キャンセルする旨を伝えました。 -
■とろろ昆布
3ヶ月ほど前(2024年6月上旬)から販売を始めた「とろろ昆布おむすび」はセブンイレブン北陸限定(福井・石川・富山県)です。
昆布のしっかりた食感と香り、中には練り梅が入っていて、サッパリ感の印象が強く、飽きの来ないおむすびです。言うまでもありませんが、セブンイレブンのおむすびなので不味い訳がありません。(おススメです) -
ただ今の時刻は21時前です。
明日に備えて早めに就寝します。 -
明日は富山駅からJR高山本線に乗り、岐阜県 飛騨市へ移動します。
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私事で恐縮ですが…
来週は南東北へ取材のため、この旅行記をもちまして本年の公開は終了させていただきます。
年明けは、元旦に「新年のご挨拶」を、旅行記「富山・岐阜ぐるめ 2日目:前編」は1月上旬の公開を予定しています。
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【ご挨拶】
今年も大勢のトラベラーさまから「いいね」・「コメント」をいただきお礼を申し上げます。トラベラーの皆さまにおかれましては、来年も良い年になりますよう願っています。
ご覧いただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (1)
-
- 毛利慎太朗さん 2025/12/09 13:18:16
- 来年もよろろすお願いするます(ちょっとくだけて)
- BTSさん、いつも楽しい旅行記を有難うございます。
路面電車、古き良き街並み、船、銭湯、グルメと富山を満喫されて、画面越しにそれが伝わってきて、非常に羨ましいです(#^^#)
まずは万葉線、新しくて居住性の良いトラムと、古いつりかけ電車が共存してるのがエモーショナル!ですね。
旧型車がいいのは言うまでもないですが、モノクロにすると、一気に「昭和」って感じがしていい!
ツートン「v字」塗り分けもシンプルイズザベスト、東京都の「銀杏マーク」を少し思い出してしまいましたかね~
路線自体、鉄道と軌道が入り乱れカオスな感じもまたヲタゴコロくすぐられます。
それに加え、専用線の廃線跡と交差してた…となると萌え度が増し、熊本のとのっちさんあたりが食いついてきそうなものです。
建物で気になったのはずばり「旧高岡共立銀行」ですね。
辰野金吾さんが監修し、清水組の田辺さんという方が建てた建物らしく、赤レンガに角石という形状は東京駅を彷彿とさせますね~
グルメ要素も安定の采配で…刺し盛りもアジ、ブリ、イカ、地魚の白身を立山の辛口で流すとは、く~、風呂上りに至福のひと時であったに違いありません。
赤貝の握りをチョイスするとはわかってらっしゃる、新鮮な赤貝は昆布に似た磯の香りがするんですよね~いや~食べたくなってきた。
毛利慎太朗
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