2025/10/30 - 2025/10/30
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尾道市は広島県の東南部に位置しており、近畿と九州、山陰と四国とをむすぶ「瀬戸内の十字路」として繁栄してきた都市です。現在でも交通の拠点としてその重要な役割を担っています。また、尾道市は尾道市街地や田園が広がる北部地域を「おのみちエリア」、しまなみ海道沿線の島々で構成された「しまなみエリア」と大きく2つに分類する事が出来ます。
海を望む階段や坂道、路地越しに見える尾道水道、点在する寺院など、歴史を凝縮した景観があるのも魅力です。近年では数々の映像作品の舞台となっており、映画のまちとしても知られています。明治31年(1898年)、広島県内では広島市に次いで2番目に市制を施行しました。
尾道の地名は諸説ありますが、一説には市街地が山の尾根沿いに続く細長い道に沿って形成されたことから名付けられたという説があります。
今回はなかた美術館・千光寺公園・おのみち映画資料館などを訪問し、尾道ラーメンやブロイラーなどのグルメを満喫出来ました!福山以来の広島を楽しむ事が出来ました!
最後になりますが、私の旅行記を見て尾道市に行きたいと思ったきっかけ及び尾道市に旅行に行くときの参考となれば幸いです。尾道市の旅行が皆様にとって忘れられない思い出になります事を心よりお祈り申し上げます。
参考資料
・尾道観光情報おのなび
・広島暮らし
・尾道市
・案内板
・おにわさん
・教育芸術社
・なかた美術館
・山口県立美術館
・株式会社中国放送
・尾道まちかど広報室
・本四高速
・日本遺産尾道市
・旅色
・株式会社丸山食品
・おみや
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尾道市に到着!福山以来の広島で、ようやく行く事が出来ました!
尾道駅 駅
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尾道駅前にあるベルポール完成記念モニュメント。
こちらのモニュメントは尾道駅前再開発事業と港湾関連事業による新しいまちの誕生を記念して整備したものであり、尾道ライオンズクラブ創立40周年記念事業尾道瑠璃ライオンズクラブ創立35周年記念事業の御厚志の趣旨を生かしています。『潮(うしお)くん』と『さくらちゃん』というこの兄妹の像は、原画の中から『秋のスケッチ風景』をもとに制作されました。
JR尾道駅前の信号を渡ってすぐの場所にあります。尾道市に旅行に来た時に記念撮影としていかがでしょうか。尾道駅 駅
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尾道市で最初に訪れたのはなかた美術館。
なかた美術館は京都の国宝寺院『知恩院』等の御用達庭師でもある小林造園が作庭した回遊式日本庭園があり、ポール・アイズピリ/ピエール・クリスタン/エコール・ド・パリを中心としたフランス近代絵画や梅原龍三郎、中川一政ら近代日本洋画を中心に所蔵・展示している尾道市の私設美術館であります。中田貞雄さんがコレクションした絵画/アート作品を展示するために隣接する本社と共に1997年(平成9年)に開館しました。
さまざまなワークショップやミュージアムコンサート、併設レストラン ロセアンでのお食事も楽しむ事も出来ます。営業時間は9:00~17:30(入館は)17:00まで、定休日
は月曜日(祝日の場合は開館して翌日休館)、夏期・年末年始、その他展示替え休館ありとなっています。館内を一部紹介します。
なかた美術館 美術館・博物館
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まずはチェンバロ。
チェンバロは16世紀に製造されがピアノの祖先に当たる楽器であり、「ハープシコード」,「クラブサン」とも呼よばれています。ピアノは羊の毛を固めて作ったハンマーが弦げんを打つことによって音を出すのに対して,チェンバロは,鳥の羽などを素材にしたプレクトラムと呼ばれるツメが弦をはじくことによって音が出ます。繊細で優美な音色をもっています。
ドイツ、イタリア、フランドルなどで製造され、欧州全土に普及していきます。17世紀から18世紀半ばのバロック期には、J.S.バッハらによってチェンバロの名曲が多数誕生しました。18世紀にピアノが誕生すると取って代わられ、音楽の表舞台から姿を消して行きました。なかた美術館 美術館・博物館
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次は展覧会。
展覧会は学芸員による通常の作品解説に加えて、豊かな鑑賞体験を提供することを目的にそれぞれの個人的な視点や想いも交えながら作品を深く語っています。美術館の歩みとともに歴史を重ね、数多くの逸話やエピソードをこめられています。なかた美術館 美術館・博物館
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最後は小林和作記念室。
小林和作記念室は没後50年を迎える広島県尾道市ゆかりの画家・小林和作 を紹介する記念室であり、なかた美術館が2024年4月に設置しました。こちらの記念室では素朴なタッチと豊かな色彩で自然の風景を描いた油彩画や実際に使った画材などが展示されています。
小林和作は山口県秋穂町(現・山口市)の大地主の家に誕生して、30歳を過ぎて洋画に転向しました。1934年に尾道市に活動の拠点を移しました。なかた美術館 美術館・博物館
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なかた美術館から尾道駅を経由して尾道本通り商店街に行きました。
尾道本通り商店街は尾道市の観光スポットが点在する海と山の間を平行に1.6km続いており、一番街・中商店街・本町センター街・中央街・尾道通りの5つの商店街で構成されています。古民家をゲストハウスに改装した「あなごのねどこ」や、尾道市重要文化財に指定されている尾道商業会議所記念館、1804年創業の油岩漆器店や1919年創業の山崎清春商店などレトロな雰囲気が漂うお店が軒を連ねています。
尾道駅から歩いて近い距離にあります。「土曜夜店」や「七夕飾り」など毎月多くのイベントで賑わいを見せています。尾道本通り商店街を一部紹介します!
尾道本通り商店街 市場・商店街
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まずは林芙美子像。
林芙美子像は尾道の待ち合わせスポットとしても人気となっており、JR尾道駅より徒歩2分の所に位置しています。芙美子の命日にはこの像の前であじさいの献花や詩の朗読が開催されます。
林芙美子は大正から昭和期にかけて活躍した山口県出身の小説家であり、放浪生活を経て作家となって戦争を挟んで旺盛な執筆活動を続けました。1930年『放浪記』が出版されベストセラーとなりました。常に女流作家の第一線で活躍しました。林芙美子像 名所・史跡
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次はパン屋航路。
パン屋航路はJR尾道駅から徒歩5分の所に位置しており、食べログの「パン百名店2020」に選出された人気のベーカリーです。地元の人々だけでは無く、観光客から絶大な支持を得ています。オープン前から行列ができることもよくあります。
生地の発酵と熟成にこだわったパン作りをしています。営業時間は7~18時(売切れ次第閉店)、定休日は月・火曜、日曜不定休となっています。パン屋航路 グルメ・レストラン
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パン屋航路に陳列されているパン。
パン屋航路のパンは約70種類とバラエティも豊富となっています。じっくりと長時間発酵させたパンは、噛みしめるほどに小麦のうま味が感じられる優しい味わいとなっています。チョコチャバッティーナや10種類ほどあるモチモチのベーグルは大人気であります。
パンのいい匂いが漂っています!パン屋航路 グルメ・レストラン
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今日は休館日だった尾道商業会議所記念館。
尾道商業会議所記念館は1923(大正12)年に建築された建物を改修復元したものであり、2006(平成18)年3月4日に開館しました。1階には企画展資料展示や観光案内コーナー、2階と3階は吹き抜けとなっている会議場で構成されています。議場は貸し会議場としてレンタルが可能です。当時は県庁所在地以外での設立は珍しかったと言われており、広島市をしのぐ県下最大の商都として威容を誇った時代を感じさせてくれます。
1階部分は石工で名高い尾道らしくふんだんに石材が使用されています。商業会議所として建築された現存の鉄筋の建築物として日本最古となっています。営業時間は10:00~18:00(2F議場は21:00まで)※1月2日~3日は11:00~17:00開館、定休日は木曜日となっています。尾道商業会議所記念館 名所・史跡
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その後はおのみち海辺の美術館を訪問しました。
おのみち海辺の美術館は尾道市市制施行110周年及び尾道ライオンズクラブ結成50周年の記念事業として2009年3月に完成し、尾道の絵画コンクール「絵のまち尾道四季展」のグランプリ作品などを飾っている海辺の美術館です。
尾道駅より海岸通りを東へ徒歩5分のところに位置しています。無料で行けるのでいかがでしょうか。おのみち海辺の美術館 名所・史跡
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甘いものが食べたくなったので夕やけカフェドーナツを訪問しました。
夕やけカフェドーナツは尾道市にあるテイクアウトのドーナツ専門店であり、目の前には尾野水道の爽やかな景色が広がっています。童話の世界から飛び出したような可愛らしい外観であります。
営業時間は10:00~17:30、定休日は火曜日・水曜日となっています。夕やけカフェドーナツ グルメ・レストラン
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夕やけカフェドーナツで販売されているドーナツ。
こちらのドーナツは豆腐を使用した軽い食感であり、素材にこだわった無添加で自然派となっています。トッピングにも有機きなこや黒糖を使用しており、子供から大人まで安心して食べられる素材にこだわっています。果汁100%ジュースなどドリンクも販売しています。
メニューの中からレモンときな粉にしました。こだわりがあって、また食べたくなりました!夕やけカフェドーナツ グルメ・レストラン
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その後はおのみち映画資料館を訪問しました。
おのみち映画資料館は明治時代に倉庫として利用されていた藏を改装して作られ、古き良き時代の映画を振り返る資料館です。館内では映画のまち・尾道」で撮影された小津安二郎監督普及の名作「東京物語」や、広島県出身の新藤兼人監督の「裸の島」(三原市沖に浮かぶ宿禰島で撮影)などの資料、日活の古き良き時代の映画ポスターなどが展示されています。
営業時間は10:00~18:00(入館は17:30まで)、定休日は火曜日(祝日の場合は翌日)と12月28日~1月3日になっています。館内は写真撮影禁止のため写真で様子を伝える事が出来ませんが、見応えがある資料で大変興味深かったです!おのみち映画資料館 美術館・博物館
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おのみち映画資料館の後はおのみち歴史博物館を訪問しました。
おのみち歴史博物館は広島県の銀行発祥の地である銀行浜に残る大正時代に建築された旧銀行建物を利用し、尾道の歴史を語る文化財や考古資料を展示している博物館です。年2回、特別展が開催されています。開館時間は10時から18時まで(入館は17時30分まで)、休館日は火曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、展示替え等のため臨時休館有りとなっています。
JR尾道駅から東方面行きバスで長江口下車徒歩4分となっています。当時の面影が伝わります!おのみち歴史博物館 美術館・博物館
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目玉の千光寺山ロープウェイに行く前にええもんやを訪問しました。
ええもんやはロープウェイ山麓駅と観光バス駐車場まで信号ひとつの好立地にあり、おみやげとテイクアウトのはっさくソフトクリーム、はっさくジュースなどご当地ならではの商品をご用意しているお店です。尾道観光土産品協同組合が運営しています。尾道市は「はっさく発祥の地」ということもあり、はっさくジュース・はっさくソフトのテイクアウトが人気となっています。
尾道ラーメンや佃煮などの海産物、鯨羊羹、日本一の生産量を誇るいちじくやレモンを使ったお菓子など趣向を凝らした尾道銘菓などが豊富に並んでいます。販売している商品を一部紹介します。ええもんや (ロープウェイ前) お土産屋・直売所・特産品
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まずはブロイラー。
ブロイラーは株式会社オオニシが生産を行っており、ガーリック風味で一度はまればやめられないヒット商品であります。昭和50年代から駄菓子屋の店頭に並んでおり、以来絶大なる数のファンを生み出している伝説のおやつにもなっています。主に尾道、三原、呉、福山などの一般酒販店兼駄菓子屋さんから好評となっており、駄菓子屋さんの卸業者にも扱われるようになりました。
真空パックで低温殺菌してあるので、4ヶ月と日保ちもします。湯せんで商品を温めるとより一層美味しく頂けます。子供のおやつやお酒のおつまみにケンミンショーで紹介されていたので買ってみました!ええもんや (ロープウェイ前) お土産屋・直売所・特産品
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次は陽果の広島恋文。
陽果の広島恋文は瀬戸田産レモンを入れ軽く焼き上げたクレープ生地でホワイトチョコを巻いたクレープショコラロールであり、広島県の金萬堂本舗さんのお菓子です。口の中で砕かれた時にふわっとレモンの清々しい香りが口に広がります!ええもんや (ロープウェイ前) お土産屋・直売所・特産品
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イートインスペースで購入したものを頂きました!
ええもんや (ロープウェイ前) お土産屋・直売所・特産品
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その後はロープウェイ山麓駅を訪問しました。
ロープウェイ山麓駅は市内で迷った時などもお気軽に利用が出来て、ロープウェイを使って千光寺公園に行く際に便利な駅です。尾道市内の観光案内の役割を担っています。営業時間は8:30~17:30、定休日は12月29日~31日となっています。JR尾道駅より徒歩15分の所に位置しています。ロープウェイ山麓駅観光案内所 名所・史跡
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ロープウェイ山麓駅の隣にある艮神社 一の鳥居。
艮神社は本殿の回りには樹齢900年といわれる県の天然記念物の大きな楠が茂っており、映画「時をかける少女」のロケ地としても知られる尾道では一番古い神社であります。「建治元年(1275)乙亥二月貢之郡尾道畧図」という鎌倉時代の古い地図によると尾道の海岸線は今よりずっと奥に入りこんでいたのがわかりました。
平安時代初期の西暦806年創建されました。境内では映画「時をかける少女」だけではなく、「ふたり」のロケが行われたのをはじめアニメ「かみちゅ!」など名作の舞台としても利用されていました。 -
いよいよ千光寺山ロープウェイに乗車!
千光寺山ロープウェイは標高144.2mの千光寺山山頂と山麓(長江口)を結んでいるロープウェイであり、所要は約3分となっています。春にはサクラ、初夏にはツツジなど四季折々の花を見る事が出来ます。昭和32年に開業しました。
最初は観光客の利便性の点から尾道駅裏からの軌道敷設が計画されていましたが、観光客の人流を望んだおのみち本通り商店街などの要望もあり、現在のルートになりました。千光寺山自体が日本百景に選ばれており、日本でも著名な絶景スポットとなっています。業務時間は9時00分~17時15分(時季により延長運転します)、休日は無休(荒天時臨時運休あり)となっています。千光寺山ロープウェイ 乗り物
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千光寺山ロープウェイから見た尾道市の市街地。
尾道市は眼下に広がる尾道水道の景観が「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」というタイトルで日本遺産第一号の一つとして認定されています。めちゃくちゃ絶景でした!千光寺山ロープウェイ 乗り物
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千光寺山ロープウェイ山頂駅に到着!
千光寺山ロープウェイ 乗り物
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最初は千光寺公園を訪問しました。
千光寺公園は尾道のシンボルになっており、春は「さくらの名所100選」に選定された桜が公園を彩るほか、四季折々の表情を楽しめる公園です。創設当時の名は共楽園であり、四国・阿波国生まれの三木半左衛門(尾道市名誉市民)により1894年(明治27年)から「共楽園(天寧寺三重塔付近)」の開発が開始されました。
2022年には新たに頂上展望台がリニューアル及び旧尾道城跡が視点場(展望台)としてオープンし、尾道の絶景が楽しめるビュースポットとして注目を集めています。また恋人の聖地に認定されているほか、頂上の展望台から見る夜景は夜景100選にも選定されています。尾道市の魅力がぎゅっと凝縮されています。千光寺公園 公園・植物園
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次はPEAK(千光寺頂上展望台 ) 。
PEAK(千光寺頂上展望台 ) は全長約63mという長い橋のような造りの斬新なデザインが特徴であり、2022年3月に一般公開された展望台であります。名前の「PEAK」は「頂上」を意味しており、「尾道市の景観に調和したシンボル空間の形成」をテーマに設計されています。
京都市京セラ美術館やルイ・ヴィトンの店舗など国内外で数多くの建築物を手がける青木淳さんと品川雅俊さんの建築設計事務所「AS」が設計しましたロープウェイの山頂駅と接続したエレベータも設置されているため、ベビーカーや車いすの人も安心して利用する事が出来ます。尾道市の景色を一望出来て最高でした!PEAK(千光寺頂上展望台 ) 名所・史跡
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少し歩き疲れたので、千光寺公園頂上売店を訪問しました。
千光寺公園頂上売店は尾道観光協会直営の売店であり、尾道のお土産をはじめ、「尾道ハンドクリーム」など”尾道さくらの香り”シリーズ商品、「さくらの和小物」などを販売されています。オリジナル「はっさくソフト」も人気となっています。
営業時間は8時30分~17時30分(1月1~3日は9時30分~16時30分)、定休日は無休(荒天時は休業、ただし荒天時でも土・日曜は営業。12月29日~31日休業)となっています。千光寺公園頂上売店 グルメ・レストラン
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メニューの中からレモンソフトクリームにしました。
レモンソフトクリームはレモンの酸っぱさとソフトクリームの甘さが見事にマッチしています。旅の身体にめちゃくちゃ癒されます!
尾道市は特に瀬戸田町生口島(いくちじま)は日本一の国産レモンの生産地として知られており、「瀬戸田レモン」としてのブランドを確立しました。全国各地のスーパーやレストラン、料理人から愛用されています。島内ではレモンの生産だけでなく、レモンを使ったジュースや菓子などの加工業も盛んとなっています。千光寺公園頂上売店 グルメ・レストラン
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その後は文学のこみちを訪問しました。
文学のこみちは千光寺山頂から千光寺へと続く山道には句碑の掘られた自然石が25も点在しており、尾道市ゆかりの志賀直哉や林芙美子をはじめとする文人らが残した文学作品の一節や詩句やを刻んだ石碑群であります。それぞれの作品から彼らが愛した尾道の情景やその心などが伝わってきます。
ロープウェイの山頂駅が起点となっています。文学のこみちの人を紹介します。文学のこみち 自然・景勝地
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まずは徳富蘇峰。
徳富蘇峰は熊本県出身の明治・大正・昭和を代表するジャーナリストであり、雑誌『国民之友』や『国民新聞』を創刊しました。生涯で350冊以上の著作を残しており、特に『近世日本国民史』は全100巻に及ぶ大著となっています。昭和4(1929)年国民新聞社を退き大阪毎日新聞の社賓となりました。
蘇峰の名を周知たのが明治19年(1886)に記した「将来之日本」であります。ジェームズ・ミルやハーバート・スペンサーといったイギリス資本主義のもとに誕生した自由主義者、そして横井小楠の思想を基に24歳の多感な見識を述べたこの本は当時の青年の心を捉え大ベストセラーとなりました。文学のこみち 自然・景勝地
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次は正岡子規。
正岡子規は愛媛県松山市花園町に誕生し、主に新聞『日本』紙上で俳句、短歌の革新運動を推し進め写生論を提唱した俳人・歌人・評論家であります。最初は政治家志望であっりましたが、やがて文学者志望に転身しました。俳句や随筆などの創作や短歌の研究を続けるとともに後継者の育成にも努めました。
明治22年(1889)喀血をし、子規の号を用いました。門弟として、内藤鳴雪、高浜虚子らが挙げられます。写生文を創始して、夏目漱石らの小説に影響を与えました。文学のこみち 自然・景勝地
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最後は前田曙山。
前田曙山は東京馬喰町で誕生した小説家または演芸家であり、「千紫万紅」に処女作『江戸桜』(明治24年)に発表して硯友社作家として出発しました。『蝗うり』(「文芸倶楽部」明治28年)は深刻小説の先端を行き、題材の新しさと写実的手法で注目を集めました。
小説の映画化は60作以上にのぼり、大正の最末期の3年間には爆発的に競作が行われました。『情熱の火』は3社が同時競作しました。文学のこみち 自然・景勝地
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ロープウェイ降りた後は尾道猫の細道を散策しました。
尾道猫の細道は招き猫美術館から天寧寺三重塔にかけて続く約200mの細い路地であり、周辺には空き家を再生した隠れ家的なお店や美術館もたくさん点在しているスポットです。猫の細道という愛称は作家の園山春二先生が生み出した「福石猫」を1998年よりこの路地に置きはじめた事から呼ばれるようになりました。
猫のパワースポットと呼ばれており、猫好きの人がたくさん訪れるスポットとなっています。特に全国から収集した大小3,000点もの招き猫を飾る「招き猫美術館in尾道」は、猫好き行って欲しいスポットです。尾道 猫の細道 名所・史跡
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猫の細道に描かれている猫のイラスト。歩いているだけで楽しいです!
尾道 猫の細道 名所・史跡
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昼飯を食べるために尾道市街地に戻りました。
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昼飯は尾道ラーメン壱番館本店にしました。
尾道ラーメン壱番館本店は 海の見えるチョット洒落たラーメン店であり、コシのある平打ち熟成生麺と豚や鶏などをベースに小魚を隠し味としたスープの「尾道ラーメン」を味わえます。店内はカウンター席やテーブル席が完備されています。
ランチタイムになるとに行列ができることも多く、ラーメン好きが足を運んでいます。自分が来た時はすでに行列が出来ていました。壱番館 グルメ・レストラン
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店内は壱番館の紹介ページがずらり。
壱番館 グルメ・レストラン
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遂に尾道ラーメン!
尾道ラーメンは広島県の尾道市を発祥であり、肉の背脂を浮かせた醤油ベースの透き通ったスープと平打ち麺がスタンダードな尾道ラーメンの特徴のラーメンです。起源は1947年に台湾出身の朱阿俊氏が創業した「朱華園」が発祥とされています。
メニューからチャーシューラーメンにしました。旨味を吸い込んだ柔らかくて肉厚なチャーシューが特徴で、数枚入っています。めちゃくちゃ美味しかったです!壱番館 グルメ・レストラン
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その後はヤマネコを訪問しました。
ヤマネコは尾道の海沿いにあるカフェであり、店内の壁には、月替わりでアーティストによる作品が描かれています。可愛らしい猫マーク入りのラテや手作りのデザートをお供に、落ち着いて休憩できる癒しの空間の役割を担っています。ランチ・ディナーともに地元の食材を使用しています。
2022年8月をもってランチ営業を終了し、同年10月にチーズケーキ専門店としてリニューアルオープンしました。JR尾道駅からは徒歩10分ほどです。 -
店内に入ると、ショーケースに美味しそうなチーズケーキが並んでいます。
ヤマネコのチーズケーキは。広島県東広島市にある上ノ原牧場「カドーレ」さんのフロマージュとコクのあるクリームチーズをブレンドし、広島県世羅郡産の米粉を使用したグルテンフリーのチーズケーキとなっています。濃厚なのにあっさりしていて、チーズ本来のおいしさが味わえるのがポイントです。
「やまねこ」でつくるチーズケーキは、”濃厚でやさしく”をコンセプトにしています。3広島特産のレモンだけではなく、クラフトチョコレート、有機栽培のお茶など尾道の食材を使用したいろいろなフレーバーのチーズケーキが種類豊富に並んでいます。 -
たくさんのヤマネコを題材にした作品。宮澤賢治の作品もありました。
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メニューの中から抹茶チーズケーキとレモンチーズケーキにしました。
めちゃくちゃ美味しくて、尾道市に来る機会があったらまたたべてみたいです! -
尾道駅の尾道本通り商店街。
たくさんの本があって、圧倒されました!
尾道駅 駅
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尾道駅からの尾道市街地。一望出来て最高でした!
尾道駅 駅
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バスを使ってほっぽの湯に行きました。
ほっぽの湯は心も温まるお風呂が自慢であり、尾道市の丘の上に立つ木造建築の温泉であります。広々として開放感あふれる露天風呂をはじめ、つぼ風呂、各種サウナなど多彩なお風呂で疲れを癒す事が出来ます。営業時間は10:00~22:00(最終受付21:30)、年中無休となっています。
お食事処、もみ処も併設されています。番台にて受付すると、車中泊をすることもできます。ぽっぽの湯 温泉
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ほっぽの湯の店内。めちゃくちゃ気持ち良くて、旅の疲れが癒されました。
ぽっぽの湯 温泉
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その後はバスを使って、新尾道駅を訪問しました。
新尾道駅はJR西日本の山陽新幹線の駅であり、尾道市の玄関口の一つとして機能しています。市の中心部から離れており、観光名所へはバスやタクシーでの移動が必要となります。新尾道駅 駅
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新尾道駅の瀬戸内しまなみ海道橋ふれあいコーナー。興味があったのでよって見ました。
新尾道駅 駅
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瀬戸内しまなみ海道橋の模型。
しまなみ海道は西瀬戸自動車道・生口島道路・大島道路から構成されており、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmの自動車専用道路であります。原動機付き自転車道及び自転車・歩行者専用の道路が整備されているので眼下に多島美を眺めながらサイクリングも楽しむ事が出来ます。
地形や地質などの自然条件や、船舶航行などの社会的条件を考慮して規模や形式の異なるバラエティに富んだ橋が設置されています。いつか渡ってみたいです。新尾道駅 駅
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ええもんやを訪問しました。お勧めお土産を紹介します。
新尾道駅 駅
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まずは瀬戸内レモンうどん。
瀬戸内レモンうどんは瀬戸内産レモン果汁100%」を麺に練りこんでおり、夏はさっぱりザルうどんに、冬場は「温かなレモンうどん」にして美味しく食べられます。
ネーミングで美味しそうです!新尾道駅 駅
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次はもみじまんじゅう。
もみじまんじゅうは宮島が発祥の地であり、明治時代から令和の現代まで愛され続けている広島のお菓子です。カステラ生地の中にあんこが入ったものが一般的ですが、現在ではチョコやクリームなど数100種類を超えるもみじ饅頭が存在しています。発案した人物は明治後期の和菓子職人 高津 常助とされており、紅葉谷にある旅館 岩惣 の女将から「大切なお客様への手土産に、紅葉谷の名にふさわしい菓子が作れないか」と依頼から誕生しました。
調理法ももみじ饅頭を揚げる、冷やす、くるむなどさまざまなアレンジがなされており、中身と調理法で無限の組み合わせが生まれます。カステラの作り方やあんこの炊き方などもお店によって異なっています。広島に来た際に買ってみるのはいかがでしょうか。新尾道駅 駅
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バスが来るまで新尾道駅で休憩。
ええやで購入した若鶏の手羽先とレモンスイーツを食べました。新尾道駅 駅
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新尾道駅のオブジェ大地の鼓動。
新尾道駅 駅
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尾道駅に戻った後は尾道ええもんやを訪問しました。
尾道ええもんやは尾道市内の食品・工芸品業者70社が加盟する尾道観光土産品協同組合が運営しており、尾道ラーメンをはじめ、尾道銘菓や地元の新鮮な海産物、尾道を代表する特産品などを販売している土産店であります。観光客はもとより地元の人にも愛されています。
尾道市に旅行に来た際によってみるのはいかがでしょうか。お勧めお土産を紹介します!尾道ええもんや (尾道観光土産品協同組合) お土産屋・直売所・特産品
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まずはねこカップ。
ねこカップは様々なねこと出会えるまちのかわいいねこの形をしたクッキーであり、自然にかわいい猫のような笑顔になれるやさしい味となっています。猫好きな方はいかがでしょうか。尾道ええもんや (尾道観光土産品協同組合) お土産屋・直売所・特産品
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次ははっさく小餅。
はっさく小餅ははっさくのさわやかな香りとあじわいを楽しめて、尾道産のはっさくを加えたあんを柔らかいお餅で包んだ一口サイズのお餅であります。広島県尾道市の金萬堂本舗が製造・販売を行っています。広島県内を中心としたJR各駅の一部土産物売場等で販売されています。尾道ええもんや (尾道観光土産品協同組合) お土産屋・直売所・特産品
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隣にあるしまなみ海道レンタルサイクル。たくさんの自転車がまらn
しまなみ海道 レンタルサイクル 乗り物
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尾道旅行の最後はトマトで夜飯にしました。
トマトは尾道駅そばのお好み焼き屋さんです。 店の名前の由来となっている「トマト」入りのお好み焼きも食べられます。 尾道駅近くにあるのでお好み焼きを食べたい方はいかがでしょうか。トマト グルメ・レストラン
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メニューから尾道焼にしました。
尾道焼は広島市内のものとは一風異なり、尾道産のいかフライとゆで麺を基本に、砂肝などの海産物がトッピングされるます。柔らかな麺の食感と、新鮮な尾道の海の味がミックスマッチします!
尾道市の旅行最高でした!次は三原、安芸高田、廿日市に行きたいです!トマト グルメ・レストラン
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鳥取市
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旅行体験記2022~瀬戸内~岡山三番目の都市。オリーブ畑で心地良い絶景旅とウオーキング!
2022/05/25~
牛窓
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旅行体験記2022~境港~鳥取県2番目の都市。ゲゲゲの鬼太郎と妖界の仲間たちがお出迎え
2022/05/30~
境港
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旅行体験記2022~玉野~岡山4番目の都市。テーマパーク、水族館、温泉魅力盛りだくさん!
2022/08/31~
玉野
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旅行体験記2022~大田~島根三番目の都市。石見銀山でウォーキング旅!
2022/10/12~
大田・石見銀山
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旅行体験記2022~総社~岡山5番目の都市。グルメと観光スポット再発見!
2023/02/15~
総社・吉備路
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旅行体験記2023~下関~記念すべき100回目!卒業旅行の記念すべき思い出の場所!
2023/07/05~
下関
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旅行体験記2023~倉敷~夏休みスペシャル!2年ぶりの訪問。倉敷の魅力再発見!
2023/08/30~
倉敷
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旅行体験記2024 ~福山~約3年ぶりの広島で3番目の都市、2024年遠出旅行納めで最高の思い出!
2024/12/17~
福山
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旅行体験記2025~尾道~福山以来の広島、ラーメン・ロープウェイ・レモンスイーツで秋の広島大満喫!
2025/10/30~
尾道
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旅行体験記2025~津山~岡山県6番目の都市、2年ぶりの岡山でホルモンうどんなどで魅力再発見!
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津山
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