2025/05/30 - 2025/05/31
163位(同エリア315件中)
おくさん
5/30(金) ネストルがトイレからずっと出てこないので一声掛けて7:50に出発。
薄暗くて急で長い石段から始まりました。でも上り切ってしまえば絶景が待ってます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2時間ほどは景色を眺めながら歩く。この景色の良さは前般のハイライトかな?
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あんまり景色が良いところなので遊歩道にもなってるようで所々に写真のような飲み水用の水道まで設置してあります。バックパックにオレンジ色の荷物が括りつけてありますが、合羽です。今年はこのスタイルが気に入って毎日こうしてました。これの利点はバックパックにスペースが確保できるのとオレンジは目立つ色なので少しは交通事故防止になるんじゃないかな?と言うこと。
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この道筋には素掘りのトンネルがあった筈だがさっぱり出てこないので、ひょっとして切り通しになってる箇所があったので、トンネルは止めて切り通しにしたのかなと思ってみたが違った。ちゃんとトンネルが登場しました。写真を撮ろうとモタモタしていると南米の数人がやって来てシャッターを押してくれました。うろ覚ですが、コスタリカだっただろうか?
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それからはひたすら消化するだけの歩きとなりました。Castro Urdialesってこんなに遠かったっけと思うのとデジャブの景色が続く。
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9年前に一緒に行動したオランダのマルテンが飲み物買いで寄ったガソリンスタンドがあったので、今回は自分が寄ってコーラを飲む。炭酸が喉にしみる。関係ない人が見たら何でこんなGSを撮ってるんだろうと思われる写真ですが、私にとっては思い出のGSなのです。
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やっとのことでCastro Urdialesの町が遠くに見えてきました。見えて来てからが遠く感じるのはお約束です。この距離だと1時間じゃつかないでしょう。ひたすら歩いて町を目指します。
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市内に入ると想像よりずっと大きな町でした。普通の田舎町の記憶しかなかった。街も良く整備されていてちょっとした観光地のようです。人もいっぱい歩いているので本当に観光地なのかも知れない。
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目的のアルベルゲへは午後1時過ぎに到着。既にコリアのグループが待ってました。彼らは今朝の出発が早かったので、もっと先に行くと思ってた。同じアジア人なので、発想が似ているのか石橋を叩いて渡る人達なんかな?
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前に泊まった時にも利用した近所のミニスーパーで500ml缶ビール1本だけ買ってきて外の芝生でごくごく。シャワーとは時間が逆になってしまったけど、これも良い時間です。
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次第にパラパラと巡礼が集まりだして待っているのはベッド数16を越えそうになった。チェックインは3時だけど1時間ほど早く始めてくれる。
後方に並んでいる宮嶋先輩を見つけた!今日辺りに追い付いてくるかなとの予想通りでした。 -
受付終了頃には既にフルで、昨日一緒に夕飯食べたアメリカ女子は泊まれなくて先に進んだので貴重な仲良しが行ってしまったので残念だった。ネストルなんか3時を過ぎてもやって来ないので油断し過ぎだろう。この町は大きいのでお金を余計に出せば泊まることは可能なので心配することはないでしょう。
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夕飯は狭い食堂でコリアのグループと一緒。私と先輩が食べるのが分かったら席を詰めてくれました。更に中国人さんもやって来たのでギューギュー詰めになりました。タブレットの翻訳が大活躍で楽しい時間を共有できました。いつもは無口の中国人さんも今日は皆と交流できてたので安心しました。私達はスーパーから買ってきた代わり映えしない物を食べてるが、中国の人ってやっぱり違うようですね、自前の小さな金属製鍋で何かの肉を煮て直接鍋から食べてました。
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17 Castro UrdialesからIslares アホらしい待ち時間
5/31(土) 満員のアルベルゲで粗末な朝飯。モロッコ男が茹で玉子をくれたので日本から持参のスティックコーヒーをあげる。日本のか?と聞くのでメイドインジャパンだと答えると嬉しそう。
昨日のバゲットと一緒にモソモソ食べるとコーヒーが飲み終わってしまったので、買っておいた1リットル白ワインをコップに注いでパンを食べると悪くはなかった。少しでも重くなるのは嫌だが、持っていると便利をする時があります。 -
宮嶋先輩はラレド行きなので早めに出発していったが自分は途中のイスラレスなのでゆっくりの7:50に出発する。表には韓国グループが出発準備を終えてるが、何故か歩くのが遅い私が抜かれることがなかった?別ルートでもあったのか?
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海岸沿いのカミーノには牛と羊の放牧場があって、牛が道を塞いでいます。牛も羊も大人しい動物なのでよっぽどのことでもない限り暴れたりはしないので刺激しないように隣を歩かせて貰います。でもいつもヒツジは良いけど牛の目の前を通る時は緊張する。なにせ、あの巨体で角がありますからね。
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9年前はここに来るまでに自然のアスレチックがあったが、それは余りに危険なのでカミーノが変更になったと思われます。不気味な廃トンネルを通ったり、落ちたら死んでしまうような所をビクビクしながら歩いたり両手を使って急坂を上ったりしたけど、あれはあれで北の道の名物と思っていたがルート変更になって良かったのか惜しかったのか。写真がその危険ルートの一部です。
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遠くに突き出た半島が見えて来たので、あれが本日のゴールIsraresだろう。景色の良い道がずっと続くが大量の動物の糞がなければ安心して歩けるのでもっと楽しいだろな。
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イスラレスのホステル9:50到着。たった2時間しか歩いてないのでさすがに早すぎて今回は疲れなしだった。あと10kmは行けそうだが次にアルベルゲがあるのはラレドまで15km歩かないとならない。今日は調子良く歩けたので行けた可能性があるが、予約したのが足かせになって自由に歩けないデメリットがある。
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昔に泊まったときよりぐっと奇麗にリニューアルされていた。民間が公営アルベルゲを買い取って奇麗にして値段もそれなりに生まれ変わったようだ。まだ中には入れないが外観を見ただけで奇麗になったのが分かる。この前にミニ公園があって遊具があるので座って待つことができたので良かった。手持ちの食料とワインをぐびぐび。
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Islaresはネストルが予約してくれた筈だが、奴さんは私には翻訳で伝えてくれることがないので一抹の不安がある。このまま1時まで3時間も待った挙げ句に予約してないなんてことにはならないだろな?管理人かネストルが来るまで不安だ。
昨日、ネストルが予約している様子を見ていたが、ここに直接電話をするのじゃなくて誰か中間に入れて予約しているようだった。何でそんな回りくどい事をするのか謎だが、電話をし終わると自信たっぷりに予約が取れたと言うので安心してたんだがな。ネストルには誰か巡礼をサポートしてくれる人がいるんかな? -
明日はLaredoの公営アルベルゲの一択なので一生懸命歩くだけだ。二日後は名物アルベルゲのグエメスまで約25kmあるので、またネストルは中間で泊まる提案をしてきそうな気がするが自分はグエメスまで歩こうと思うので、そこでネストルとは1日あいだが空くかもね。
意外に早く管理人のセニョーラが車でやって来たので早速どうなってるのか聞いてみると予約はされてないらしい。でも泊まるのはOKで宿賃は25ユーロ必要とのこと。昔はここに5ユーロで泊まれたけど私営になったから高いのは仕方ない。バックパックは外の倉庫に置かせてくれたが本当のチェックインは1時だそうなので、やっぱりあと1時間半は外で待たないとならない。周りには何もない一軒家なのでバックパックを倉庫にしまうメリットがないが親切にそう言ってくれるので素直に従う。 -
待っている間にティエンダに買い物にでも行こうかと思うがこの小さな村には無さそう。12時近くになってスタンプだけ貰いに寄ったおばちゃん巡礼二人がやって来た。これからラレドまで行くと言うので、こんな所で何時間も待っている自分がアホらしくなってきた。明後日の行程でネストルがグエメスまでの中間地点を提案してきても振り切ってグエメスまで行こう。
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オープン30分前になるとパラパラと泊まる予定の巡礼が集まりだしてきた。みんな若そうで最年長でも60そこそこだろう。この人たちは雰囲気から同じグループらしいのが分かった。最初から待っていたのを主張してバックパックを最前列に置き直しておく。
やっとこさ受付開始、管理者のおばさまは私が長い間待っていたのを知っているので一番に受付してくれる。一見愛想が無さそうだがスマホでいちいち日本語に翻訳して説明してくれるので困ることはなかった。ベッドは以前とは段違いで、一部屋に二段ベッドが二台だけでカーテンまで付いている。マットも安っぽいビニール製じゃなかった。こりゃリニューアルに相当金掛けたね。恐怖の三段ベッドは勿論なくなっていた。 -
何か聞きたいことはあるかと言ってくれるので、入り口の解錠コードとティエンダを教えてもらえたので買い物に出かける。途中に9年前に定食を食べた田舎レストランがあったので覗いてみる。中にいた女店員さんに定食は?と聞くと壁に貼り出された張り紙を指差すので見たら定食20ユーロなので黙って出てくる。
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管理人さんに教わったガソリンスタンドは歩いて10分ほどだった。GSの中の小さな販売コーナーでチンして食べる肉団子とバゲットに缶ビールを買ってアルベルゲの食堂で食べる。合計6.5ユーロと格安。
夕方5時になってもネストルはやって来ないのでIsraresじゃなくて別のホステルを予約したのか?それとも出発前にトイレから中々出てこなかったので何かあったのかも。軽い不調なら良いけど、どちらにしてもネストルとの縁は切れたのだろう。
2025サンチャゴ巡礼09 18 Islaresからラレド 楽しいオランダチームへ続く
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