8日間で福岡県を巡ってみました。29　見渡す限り茶畑の八女中央大茶園展望所～筑後川昇開橋～福岡空港

2025/06/13 - 2025/06/20

すっかり八女の街を楽しんだ私たちシニア夫婦は、宿泊したNIPPONIA HOTEL八女福島商家町のスタッフに教えていただいた、八女中央大茶園展望所に行ってみました。
バ～～んと眼下に広がる茶園を拝見することが、そして九州最大の平野である筑紫平野を感じることができました。

そして、最後に筑後川昇開橋を観に行きました。
今は廃線になってしまった、旧国鉄佐賀線の橋です。
船舶を通すために橋の一部が可動式となっている可動橋というと跳ね橋しか見たことが無かったので、この昇開橋を見れて良かったです。

そして福岡空港へ行ってレンタカーを返却しました。

8日間楽しんだ福岡を離れます。
夫婦それぞれ出張では数回訪れたことがある福岡。
特に相方は一時かなりの頻度で通ってました。
でも、２人ともほとんど観光したことがありませんでした。
今回はたった8日間でしたが、ベイスターズvsホークスの野球観戦を皮切りに、くるっと福岡県を回って色々なものを見て食べて、楽しむことができました。

エリア 福岡

1泊お世話になったNIPPONIA HOTEL八女福島商家町からレンタカーで約20分。
八女茶の茶畑が見えてきました。

おお～～
あの一番高い所まで行くのですね。

八女中央大茶園展望所の駐車場に車を停めました。

ここからの眺めは～？

お～～

これはすごいな～
東京ドーム約15個分の広さの茶園です。

眼下はずっと茶畑、その奥に田園風景が広がっています。

茶の葉に太陽の光が当たりすぎないように、黒いシートが掛かっている所があります。

ゆるやかな傾斜に茶園が広がっています。
まるで見渡す限り緑のじゅうたんが敷かれたようですね～

これが美味しい八女茶になるのですね～

案内板を見て、何が見えているか確認しましょう。

奥に見える街並みは、八女市街ですね。
この奥に見える雲の下の山は？

多良岳？

グーグルマップで検索して、写メで撮ってみました。
私たちシニア夫婦がいるのがブルーのマルです。
多良岳は、佐賀県と長崎県の県境にある山で、有明海越しに見えていることが判りました。

改めて多良岳を眺めてみます。
おっ、手前に見えるのが有明海なのね～

少し右に目を向けてみました。
この山は？

天山？

再びグーグルマップで検索。
天山は佐賀県の唐津にある山でした。

九州最大の平野である筑紫平野で栽培される八女茶。

栽培は八女市内が中心ですが、周辺の筑後市、八女郡広川町、うきは市、朝倉市でも栽培されています。

この土地の土壌と気候が素敵な八女茶の栽培に適しているのだそうです。

展望所に神社がありました。
五社神？

ググってみたら、大玉命、武雷命、斉王命、天児屋根命、姫大神、の神様を祀ってます。
雨乞いの神様として地元の存在意義が大きかったようです。

展望所にあった、カフェ、Green Monster

少し暑いので、八女茶のソフトクリームを戴くことにしました。

茶畑を見ながらのアイス！！！

素敵ですね～
八女中央大茶園展望所をあとにしました。

八女中央大茶園展望所から車で約1時間。
大川市にやってきました。
大川市というと、NHK紅白歌合戦で大川栄策さんが箪笥を担いでいたシーンを思い出します。
それで桐箪笥で有名な地であることを知ったぐらいの知識でした。

今回この地を訪れたのは、筑後川に架かる昇開橋を拝見するためです。
数年前に、BSのTV番組でこの橋の存在を知り、行きたかったのです。
ココはその橋が見れる筑後川昇開橋展望公園です。

大川市でランチにしようと思って、お寿司屋さんの目途を付けていたのですが、13時30分でネタ切れ、閉店になって食べられませんでした。

よってランチ抜きでココまでやってきました。

ココは、筑後若津駅跡地です。
旧国鉄佐賀線の駅だった所です。
昭和62年(1987年）に佐賀線は廃線となり、この駅も廃駅となりました。

佐賀線は、長崎本線の佐賀駅から、大川や柳河を通って、鹿児島本線の瀬高駅までつながっていた列車です。

で、ココを訪れた目的は、筑後川に架かる昇開橋を拝見することです。

掲示されていた筑後川昇開橋の写真です。
旧国鉄佐賀線の橋で、船が通過する際には橋の真ん中が昇降するのですね。

重要文化財および機械遺産に指定されています。

元々は佐賀線の線路だった所を歩いて行きます。

右下に見えるのは、大川テラッツァ。
コーヒーやソフトクリームはありましたが、食事はありませんでした。
お腹空いた・・・・
今は13時40分・・・・

筑後川昇開橋が近づいてきました。

ちょっと横から撮影。

寄付のお願いです。
維持管理が大変なのですね。
少額ですが私どもも寄付させていただきました。

筑後川昇開橋の昇降部分にやってきました。

この約２４メートルの可動橋が、上に23m上がって、筑後川を行き来する船を通すのですね。
以前、ココに線路があったわけです。

昭和10年(1935年)に竣工した、橋桁の一部が垂直方向に上下する昇開橋です。

大きな大きな筑後川です。
こっちは川上ですね。

正面は大きな中州ですね。

左側はもう佐賀県です。

こっちが川下です。
有明海はもうすぐです。

この辺りは、干満の差が激しく水面が一定でないため、橋建設のための掘削作業は困難を極めたようです。

この橋を進んで行くとそこは佐賀県です。

来た方向を振り返ります。
こっちは福岡県です。

高さ23mの高さまで、橋が上がって船を通すのですね。
歩道として残してくれたことに感謝。

筑後川昇開橋公園に戻って、斜めから撮影。

橋の一部が可動式となっている可動橋というと跳ね橋しか見たことが無かったので、この昇開橋を見れて良かったです。

この部分が昇降します。

日本の宝なんですね。

もう少し川上に歩いて角度を変えて筑後川昇開橋を眺めて見たかったのですが、「お腹が空いた～」
と相方が言うので、車に戻ることにしました。

駐車場の手前にこんな碑がありました。

えつ伝承碑？

相方がググってみました。
以前、筑後川を渡るには渡船があったようです。
これは渡船場跡に建てられた碑です。

昔、ある僧侶が筑後川を渡る際に、船頭に払うお金がなかったため、近くに生えていた葦の葉を川に浮かべたところ、それがエツというイワシ科の魚に変わったという伝説があるようで、それに因んだ碑です。

筑後川昇開橋展望公園をあとにしました。

筑後川昇開橋展望公園から九州自動車道を通って約一時間。
福岡空港のトヨタレンタカーに到着しました。
2日間お世話になった車を返却。

目の前は福岡空港です。

スカイマークで搭乗手続きを無事に完了！

さあ遅い遅いランチです！

ラーメン滑走路？
昔はこんなの無かったな～

ここでラーメンを戴きましょう。

店内、結構混んでます。
ほとんどがスーツ姿の男女。
出張の方々ですね。
私たちもそうでしたから・・・

ビールで乾杯！

腹ペコのお腹に染み渡ります。

相方は、
あっさり味玉塩ラーメン。

私は、
濃厚味玉ラーメン。

美味しかった～

お腹を満たした私たちシニア夫婦は、ラウンジへ。

福岡空港のラウンジには、

缶ビールがあるのです！！

嬉しい～～

この飛行機で帰ります！

東京行き　SKY122便　18時40分発です。

飛行機は駐機場を離れましたが、福岡空港名物の混雑でなかなか滑走路に行けません。

さすが日本一の過密空港。
滑走路1本で国内線も国際線もまかなってますからね～

次々と、様々な飛行機が下りてきます。

これは大韓航空ですね。

この飛行機はプロペラ機ですね。

駐機場を離れて10分ぐらい経って、やっと離陸体制に入りました。

離陸！

ムム？
滑走路増えた？

ググってみたら、今年の3月に滑走路が1本増えたのですね。
知らなかったな～
でも、2本の滑走路の距離が近いため、同時進入・出発はできないそうです。

福岡空港が街のど真ん中にあることが判ります。

多くの池が見えます。
溜池のあとでしょう。

このあたりは春日市ですね。

さようなら～
福岡県・・・

有明海、そしてそこにつながる筑後川。
今回訪れた、柳川市、大川市がみえているのでしょうね～
有明海の奥には佐賀県や長崎県の山が見えています。

するとすぐに雲で地面が隠れちゃいました。

本読んでたら、着陸態勢に入る機内放送がありました。
窓の外を見たら、眼下にディズニーランド。

スカイツリーも見えます。

帰ってきちゃいました。

福岡県を巡った旅行はこれでおしまいです。
楽しかった～～

おしまい

この旅行記へのコメント （2）

• マリオットさん 2025/09/21 10:34:43

  ゆったり福岡

  こんにちは、マリオットです。
  
  九州は何度か行った事がありますが、福岡だけを８日かけて回ったことはありません。これだけゆっくりできると、色々な所へ行けますね。どの旅行記にも古くて立派な建物が出てくるので、歴史と伝統のある街が多いのでしょう。知らない所ばかりです。なかでも、八女の街は雰囲気が気に入りました。
  
  短期間でもよいので、和風な宿に泊まって街を散歩したくなりました。

  nichiさん からの返信 2025/09/21 21:05:31

  RE: ゆったり福岡

  マリオットさん　こんばんは。
  いいね＆コメントありがとうございます。
  
  > 九州は何度か行った事がありますが、福岡だけを８日かけて回ったことはありません。
  →夫婦共に現役時代はそれぞれ出張でしか訪れたことが無かった福岡です。
  よって夫婦共に観光したことがありませんでした。
  相方が定年で完全リタイヤ。私は定年後の延長期間も終わり、嘱託の非常勤顧問という、らく～な立場になれたので実現できた旅行です。
  
  ＞これだけゆっくりできると、色々な所へ行けますね。どの旅行記にも古くて立派な建物が＞出てくるので、歴史と伝統のある街が多いのでしょう。知らない所ばかりです。なかで
  ＞も、八女の街は雰囲気が気に入りました。
  →福岡市内から博多、大宰府、小倉、門司、柳川、八女、どの街も素敵でしたよ～。
  
  > 短期間でもよいので、和風な宿に泊まって街を散歩したくなりました。
  →マリオットさんも是非いらしてみてください。