八女・筑後旅行記(ブログ) 一覧に戻る
NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町で朝を迎えました。<br />それはそれは気持ちいい朝で、古民家での1泊は、至福の時でした。<br />ホテルの朝食はまずは八女のお抹茶から。<br />そして地のものが中心の素敵な朝食を戴きました。<br />暫く部屋でゆっくりしたあと、チェックアウト。<br />荷物をホテルに預かってもらって、シニア夫婦は再び八女の街をプラプラ。<br />最初に八女民俗資料館に伺いました。<br />目的は、八女福島八幡宮の燈籠人形芝居の舞台と人形を拝見すること。<br />フォートラでお友達のむっちゃんさんの旅行記を拝見してココに伺うことを決めていました。<br />実際にくぎ一本使わない、組み立て式の舞台と、操作が複雑そうなからくり人形、そして昨年のお芝居の映像を拝見することができました。<br />できれば生で拝見したくなったシニア夫婦でした。<br />そして、街中に残る八女福島城の堀跡を感じながら、八女福島城跡へ。<br />ほとんど何も残っていませんが、江戸時代に一国一城令で廃城になってしまった短命だったお城を感じることができました。<br />

8日間で福岡県を巡ってみました。28 レンタカーを借りて八女へ。八女の街を再びプラプラ 八女民俗資料館、旧木下家住宅「堺屋」、八女福島城跡。

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2025/06/13 - 2025/06/20

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nichi

nichiさん

この旅行記のスケジュール

2025/06/20

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NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町で朝を迎えました。
それはそれは気持ちいい朝で、古民家での1泊は、至福の時でした。
ホテルの朝食はまずは八女のお抹茶から。
そして地のものが中心の素敵な朝食を戴きました。
暫く部屋でゆっくりしたあと、チェックアウト。
荷物をホテルに預かってもらって、シニア夫婦は再び八女の街をプラプラ。
最初に八女民俗資料館に伺いました。
目的は、八女福島八幡宮の燈籠人形芝居の舞台と人形を拝見すること。
フォートラでお友達のむっちゃんさんの旅行記を拝見してココに伺うことを決めていました。
実際にくぎ一本使わない、組み立て式の舞台と、操作が複雑そうなからくり人形、そして昨年のお芝居の映像を拝見することができました。
できれば生で拝見したくなったシニア夫婦でした。
そして、街中に残る八女福島城の堀跡を感じながら、八女福島城跡へ。
ほとんど何も残っていませんが、江戸時代に一国一城令で廃城になってしまった短命だったお城を感じることができました。

  • 翌朝!<br />この日は8日間の福岡旅行の最終日です。<br /><br />昨晩、た~くさんお酒を戴いてしまったので、少しゆっくり目に起きて、部屋の檜風呂に入って、部屋で八女茶をゆっくり戴いてから、8時30分にホテルの朝食です。<br /><br />この日の宿泊客は私たちシニア夫婦を入れて3組だったようです。

    翌朝!
    この日は8日間の福岡旅行の最終日です。

    昨晩、た~くさんお酒を戴いてしまったので、少しゆっくり目に起きて、部屋の檜風呂に入って、部屋で八女茶をゆっくり戴いてから、8時30分にホテルの朝食です。

    この日の宿泊客は私たちシニア夫婦を入れて3組だったようです。

    NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町 宿・ホテル

  • 素敵なお部屋ですね。

    素敵なお部屋ですね。

    NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町 宿・ホテル

  • テーブルに案内されて席に座っていたら、2つのお盆が運ばれてきました。<br />八女抹茶です。<br /><br />スタッフの方の言う通りにやってみます。<br />茶杓でお抹茶を抹茶茶碗に入れて、

    テーブルに案内されて席に座っていたら、2つのお盆が運ばれてきました。
    八女抹茶です。

    スタッフの方の言う通りにやってみます。
    茶杓でお抹茶を抹茶茶碗に入れて、

    NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町 宿・ホテル

  • お湯を注いで、茶筅でシャカシャカ。

    お湯を注いで、茶筅でシャカシャカ。

    NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町 宿・ホテル

  • 泡立ったらゆっくり茶筅を出して完成。<br />ゆっくりと静かに戴きます。

    泡立ったらゆっくり茶筅を出して完成。
    ゆっくりと静かに戴きます。

    NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町 宿・ホテル

  • そして朝食の献立です。<br /><br />地元食材を使ったわ朝食です。

    そして朝食の献立です。

    地元食材を使ったわ朝食です。

    NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町 宿・ホテル

  • ひゃ~~~<br />これで一人分。<br />豪華ですね~<br /><br />ヤマメの塩焼きが嬉しい!<br />筑前煮の事をこちらでは、ガメ煮というのですね。<br />糸島産のゴマサバもあります。

    ひゃ~~~
    これで一人分。
    豪華ですね~

    ヤマメの塩焼きが嬉しい!
    筑前煮の事をこちらでは、ガメ煮というのですね。
    糸島産のゴマサバもあります。

    NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町 宿・ホテル

  • これで相方と2人分です。<br />品数が多い!

    これで相方と2人分です。
    品数が多い!

    NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町 宿・ホテル

  • 戴ま~す!

    戴ま~す!

    NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町 宿・ホテル

  • 食後のお茶は、八女の和紅茶です。

    食後のお茶は、八女の和紅茶です。

    NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町 宿・ホテル

  • 朝食後、ホテルのお庭を散策。<br />こちら側ではまだ酒蔵があって、お酒つくってるみたい。。。。<br />元酒蔵のホテルですから・・・

    朝食後、ホテルのお庭を散策。
    こちら側ではまだ酒蔵があって、お酒つくってるみたい。。。。
    元酒蔵のホテルですから・・・

    NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町 宿・ホテル

  • 部屋に戻って、支度してチェックアウト。<br />車を駐車場に停めさせて頂いて、プラプラ散策に出ます。<br /><br />昨日、このテラスで飲まなかったな~

    部屋に戻って、支度してチェックアウト。
    車を駐車場に停めさせて頂いて、プラプラ散策に出ます。

    昨日、このテラスで飲まなかったな~

    NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町 宿・ホテル

  • この木は何でしょう?

    この木は何でしょう?

  • ホテルを裏側から外に出て道に沿って歩いて行くと、左側に稼働中のお酒の工場。

    ホテルを裏側から外に出て道に沿って歩いて行くと、左側に稼働中のお酒の工場。

  • 歩いてホテル近くの八女民俗資料館に向かいます。

    歩いてホテル近くの八女民俗資料館に向かいます。

  • 途中、右側に八女農業高校がありました。<br />今の農業高校って、<br />生産技術科<br />システム農業科<br />動物ペット科<br />食品開発科<br />があるのですね。<br />面白いな~

    途中、右側に八女農業高校がありました。
    今の農業高校って、
    生産技術科
    システム農業科
    動物ペット科
    食品開発科
    があるのですね。
    面白いな~

  • 6月20日に校内で販売会があるようです。<br />何の販売?<br />野菜?<br />それが判らない。。。。

    6月20日に校内で販売会があるようです。
    何の販売?
    野菜?
    それが判らない。。。。

  • ホテルから徒歩で約5分。<br />八女民俗資料館にやってきました。<br />この藤棚がある歩道ですが、旧国鉄矢部線の線路跡で、民俗資料館、筑後福島駅の跡地に建設されたのだそうです。<br />藤棚は矢部線の線路を曲げて溶接してつくった藤棚で、長さ500mもある藤棚なんです。<br /><br />国鉄矢部線は、昭和60年(1985年)に廃線になっています。

    ホテルから徒歩で約5分。
    八女民俗資料館にやってきました。
    この藤棚がある歩道ですが、旧国鉄矢部線の線路跡で、民俗資料館、筑後福島駅の跡地に建設されたのだそうです。
    藤棚は矢部線の線路を曲げて溶接してつくった藤棚で、長さ500mもある藤棚なんです。

    国鉄矢部線は、昭和60年(1985年)に廃線になっています。

  • 中に入ったら大きな石燈篭かな?

    中に入ったら大きな石燈篭かな?

  • まずはこちらから拝見しましょう。<br />高さ10.5mの巨大な石燈篭です。

    まずはこちらから拝見しましょう。
    高さ10.5mの巨大な石燈篭です。

  • 下をくぐれます。

    下をくぐれます。

  • 八女匠の門<br />と命名されています。

    八女匠の門
    と命名されています。

  • なんで殿様カエル?

    なんで殿様カエル?

  • そもそも八女石燈篭は、江戸初期より九州を中心に全国に普及した石燈篭なんですね。<br />阿蘇火山帯の擬灰岩を素材として造られていました。<br />この大きな石灯籠は、平成2年に造られました。<br />

    そもそも八女石燈篭は、江戸初期より九州を中心に全国に普及した石燈篭なんですね。
    阿蘇火山帯の擬灰岩を素材として造られていました。
    この大きな石灯籠は、平成2年に造られました。

  • 改めて大きな石燈篭を眺めます。<br />阿蘇火山帯の擬灰岩なのね~<br />

    改めて大きな石燈篭を眺めます。
    阿蘇火山帯の擬灰岩なのね~

  • そしてココが伝統工芸館です。<br />八女市の伝統工芸品を展示・販売する施設です。

    そしてココが伝統工芸館です。
    八女市の伝統工芸品を展示・販売する施設です。

  • これ、布じゃありません。<br />八女の和紙。<br />八女市で生産されている手漉き和紙です。<br />鮮やか~~

    これ、布じゃありません。
    八女の和紙。
    八女市で生産されている手漉き和紙です。
    鮮やか~~

  • 八女福島の白壁の街のジオラマです。

    八女福島の白壁の街のジオラマです。

  • あくまでイメージでつくられたジオラマですので、リアルではないのですが、昨日歩いた街並みを思い出します。

    あくまでイメージでつくられたジオラマですので、リアルではないのですが、昨日歩いた街並みを思い出します。

  • 素敵ですね。

    素敵ですね。

  • これ、巨大な仏壇です。<br />高さ6.5mの大型金仏壇です。

    これ、巨大な仏壇です。
    高さ6.5mの大型金仏壇です。

  • 八女の街の中には多くの仏壇屋さんがありましたが、いくつもの工程の中で多くの様々な職人が携わる、ココの伝統工芸品です。

    八女の街の中には多くの仏壇屋さんがありましたが、いくつもの工程の中で多くの様々な職人が携わる、ココの伝統工芸品です。

  • そしてこちらが八女提灯です。

    そしてこちらが八女提灯です。

  • 江戸時代後期に八女福島でつくられ始めた提灯ですが、どんどん広まって九州全土に広がりました。

    江戸時代後期に八女福島でつくられ始めた提灯ですが、どんどん広まって九州全土に広がりました。

  • 現在の大半の提灯の構造である一本の骨を螺旋状に巻くことは、この八女提灯が起源なのだそうです。<br />

    現在の大半の提灯の構造である一本の骨を螺旋状に巻くことは、この八女提灯が起源なのだそうです。

  • 一つ一つ手作りの為、高価ですね~

    一つ一つ手作りの為、高価ですね~

  • 八女 福島八幡宮の燈籠人形(からくり人形芝居)の組み立て式の舞台ですね。<br />この舞台でからくり人形がお芝居をするのですね。<br /><br />ココを訪れた目的は、この舞台を見たかったからです。

    八女 福島八幡宮の燈籠人形(からくり人形芝居)の組み立て式の舞台ですね。
    この舞台でからくり人形がお芝居をするのですね。

    ココを訪れた目的は、この舞台を見たかったからです。

  • フォートラでお友達のむっちゃんさんの旅行記を拝見してこの存在を知りました。

    フォートラでお友達のむっちゃんさんの旅行記を拝見してこの存在を知りました。

  • 舞台を撮影。<br />生で観て見たいな~<br /><br />これは、<br />「吉野山狐忠信初音之鼓」<br />の一場面。<br />むっちゃんさんがリアルでご覧になったお芝居ですね。

    舞台を撮影。
    生で観て見たいな~

    これは、
    「吉野山狐忠信初音之鼓」
    の一場面。
    むっちゃんさんがリアルでご覧になったお芝居ですね。

  • 公演で登場するからくり人形です。

    公演で登場するからくり人形です。

  • 9本の棒を動かすことで人形を操作するのですね。

    9本の棒を動かすことで人形を操作するのですね。

  • 操作するのは大変そう~~<br />八女地方独自のからくり人形です。

    操作するのは大変そう~~
    八女地方独自のからくり人形です。

  • 毎年秋、秋分の日の前後の3日間、昨日訪れた福島八幡宮で開催される燈籠人形芝居の舞台です。<br />釘やかすがいを使わない組み立て式なんですね。<br /><br />昨年の人形芝居の様子が映像で流れていました。<br />暫くシニア夫婦は座って鑑賞。<br />昨日福島八幡宮を訪れた際、旧八女福島城の跡であった土手に観客の皆さんがお座りになって、その前に舞台が組み立てられているのですね。<br /><br />フォートラでお友達のむっちゃんさんの旅行記です。<br />福島八幡宮で燈籠人形芝居をご覧になった際の旅行記です。<br />https://4travel.jp/travelogue/11930759<br />「吉野山狐忠信初音之鼓」だと思います。<br />源平合戦のあとの義経と静御前のお話ですね。<br />最後にキツネが空を飛んでました。<br />猿之助のスーパー歌舞伎みたい・・・<br /><br />むっちゃんさんがご紹介していらっしゃる、このYouTubeもわかりやすかったです。<br />https://youtu.be/lltF-yNlGG4?si=z8r124eIyFvTUKHI

    毎年秋、秋分の日の前後の3日間、昨日訪れた福島八幡宮で開催される燈籠人形芝居の舞台です。
    釘やかすがいを使わない組み立て式なんですね。

    昨年の人形芝居の様子が映像で流れていました。
    暫くシニア夫婦は座って鑑賞。
    昨日福島八幡宮を訪れた際、旧八女福島城の跡であった土手に観客の皆さんがお座りになって、その前に舞台が組み立てられているのですね。

    フォートラでお友達のむっちゃんさんの旅行記です。
    福島八幡宮で燈籠人形芝居をご覧になった際の旅行記です。
    https://4travel.jp/travelogue/11930759
    「吉野山狐忠信初音之鼓」だと思います。
    源平合戦のあとの義経と静御前のお話ですね。
    最後にキツネが空を飛んでました。
    猿之助のスーパー歌舞伎みたい・・・

    むっちゃんさんがご紹介していらっしゃる、このYouTubeもわかりやすかったです。
    https://youtu.be/lltF-yNlGG4?si=z8r124eIyFvTUKHI

  • 江戸中期に、放生会に人形が奉納されるようになり、からくり仕掛けの人形に進化していった八女福島の燈篭人形です。<br />水野忠邦による天保の改革の影響を受け、久留米藩も倹約規制を発令し、人形奉納は途絶えてしまいました。<br />しかし、明治4年に復活!<br />昭和52年には国の重要無形民俗文化財に指定されています。<br /><br />

    江戸中期に、放生会に人形が奉納されるようになり、からくり仕掛けの人形に進化していった八女福島の燈篭人形です。
    水野忠邦による天保の改革の影響を受け、久留米藩も倹約規制を発令し、人形奉納は途絶えてしまいました。
    しかし、明治4年に復活!
    昭和52年には国の重要無形民俗文化財に指定されています。

  • これは、「八女八景水車」という、八女の石灯籠です。<br />入口にあった大きな石燈篭と同じで、阿蘇火山帯の擬灰岩が素材です。

    これは、「八女八景水車」という、八女の石灯籠です。
    入口にあった大きな石燈篭と同じで、阿蘇火山帯の擬灰岩が素材です。

  • 八女地方の美しい景色を、石組の山水で表現しているのですね。

    八女地方の美しい景色を、石組の山水で表現しているのですね。

  • 八女民俗資料館に隣接する、伝統工芸館や観光物産展を拝見しました。

    八女民俗資料館に隣接する、伝統工芸館や観光物産展を拝見しました。

  • 八女民俗資料館から北に数分歩くと、水路が現れました。

    八女民俗資料館から北に数分歩くと、水路が現れました。

  • この水路、お城の外堀跡なんですね。<br />これは嬉しい。。。

    この水路、お城の外堀跡なんですね。
    これは嬉しい。。。

  • 八女福島城の地図です。<br />貞享5年(1688年)の城下町がきちんと整備した頃です。<br />内堀から外堀まで3重に堀がめぐらされている城ですね。<br />今いるのは、この一番南(下)の部分の堀です。

    八女福島城の地図です。
    貞享5年(1688年)の城下町がきちんと整備した頃です。
    内堀から外堀まで3重に堀がめぐらされている城ですね。
    今いるのは、この一番南(下)の部分の堀です。

  • 今はほとんどが埋め立てられて狭い水路ですが、外堀だったころはどれぐらいの幅があったのでしょうね?

    今はほとんどが埋め立てられて狭い水路ですが、外堀だったころはどれぐらいの幅があったのでしょうね?

  • 外堀跡を東に向かいます。

    外堀跡を東に向かいます。

  • 水路が90度左に曲がっています。<br />これも江戸時代の掘割と同じですね。<br />なんか嬉しい。

    水路が90度左に曲がっています。
    これも江戸時代の掘割と同じですね。
    なんか嬉しい。

  • こうやって外堀跡である水路沿いを歩くと、

    こうやって外堀跡である水路沿いを歩くと、

  • 大きな池に出ました。<br />これは、八女福島城の外堀の跡です。<br />今は文化池と言うそうです。<br />ココに唯一残っています。

    大きな池に出ました。
    これは、八女福島城の外堀の跡です。
    今は文化池と言うそうです。
    ココに唯一残っています。

  • 蓮の花で有名なようですが、もう少しのようですね。

    蓮の花で有名なようですが、もう少しのようですね。

  • 咲き始めの蓮の花を撮影。

    咲き始めの蓮の花を撮影。

  • 先ほど見た堀跡の水路もこの堀ぐらいの幅があったのでしょうか・・・

    先ほど見た堀跡の水路もこの堀ぐらいの幅があったのでしょうか・・・

  • 八女福島城が、大きな大きなお城であったことが想像できます。<br /><br />一国一城令で廃城になった後は、江戸時代から昭和初期まで、農業用水を確保するための池として使われていたようです。

    八女福島城が、大きな大きなお城であったことが想像できます。

    一国一城令で廃城になった後は、江戸時代から昭和初期まで、農業用水を確保するための池として使われていたようです。

  • 鴨が気持ちよさそうに泳いでますね。

    鴨が気持ちよさそうに泳いでますね。

  • 文化池から徒歩5分。<br />

    文化池から徒歩5分。

  • 堺屋(木下家住宅)跡にやってきました。

    堺屋(木下家住宅)跡にやってきました。

  • 堺屋(木下家)は、江戸から明治にかけて、代々酒造業と林業で財を成した、八女の経済界の重鎮でした。<br />今は八女市が管理してます。

    堺屋(木下家)は、江戸から明治にかけて、代々酒造業と林業で財を成した、八女の経済界の重鎮でした。
    今は八女市が管理してます。

  • お邪魔します。<br />入場は無料です。

    お邪魔します。
    入場は無料です。

  • この建物は、明治39年に建てられた木下家の邸宅跡です。<br />ここは枯山水のお庭ですね。<br />広いな~

    この建物は、明治39年に建てられた木下家の邸宅跡です。
    ここは枯山水のお庭ですね。
    広いな~

  • 玄関から入ると、ド~ンと和室がつながっています。

    玄関から入ると、ド~ンと和室がつながっています。

  • ココから上がってきました。

    ココから上がってきました。

  • ココには、乃木将軍も宿泊されたそうです。

    ココには、乃木将軍も宿泊されたそうです。

  • 素敵な奥座敷です。

    素敵な奥座敷です。

  • 立派な折り上げ天井ですね。

    立派な折り上げ天井ですね。

  • 書院造の床の的違い棚。<br />落ち着くな~

    書院造の床の的違い棚。
    落ち着くな~

  • 床の間の上も。<br />贅沢な造りです。

    床の間の上も。
    贅沢な造りです。

  • 書院造の出窓の上には富士山。

    書院造の出窓の上には富士山。

  • 入ってきた方向を振り返ります。

    入ってきた方向を振り返ります。

  • 座敷の外には2方向に枯山水の庭が見えます。

    座敷の外には2方向に枯山水の庭が見えます。

  • 欄間だったこんなに凝ってます。

    欄間だったこんなに凝ってます。

  • 座敷に正座してみると、こんな風に見えます。<br />素敵ですね。

    座敷に正座してみると、こんな風に見えます。
    素敵ですね。

  • ココは縁側。<br />左奥の石は水琴窟です。

    ココは縁側。
    左奥の石は水琴窟です。

  • 静かにして耳を澄ますと、水が落ちる音が聞こえてきます。

    静かにして耳を澄ますと、水が落ちる音が聞こえてきます。

  • こちらはトイレ<br />もちろん使用禁止です。

    こちらはトイレ
    もちろん使用禁止です。

  • 廊下と外の間の窓上のガラスです。

    廊下と外の間の窓上のガラスです。

  • ガラスの中に模様が彫られています。<br />

    ガラスの中に模様が彫られています。

  • 今、これを作れる職人さんはいないそうです。

    今、これを作れる職人さんはいないそうです。

  • それにしても立派な座敷ですね~

    それにしても立派な座敷ですね~

  • ココには何が描かれていたのだろう?

    ココには何が描かれていたのだろう?

  • ココで相方が気づきました。<br /><br />これ、<br /><br />一富士、

    ココで相方が気づきました。

    これ、

    一富士、

  • 二鷹、

    二鷹、

  • 三なすび<br /><br />ですね。<br />書院造の違い棚に、茄子の飾りがあって、ハッと思ったようです。

    三なすび

    ですね。
    書院造の違い棚に、茄子の飾りがあって、ハッと思ったようです。

  • この空間を見るだけでも設計者の細かい拘りを感じます。<br />面白いですね~

    この空間を見るだけでも設計者の細かい拘りを感じます。
    面白いですね~

  • 庭の燈篭も明治のままなんですね。

    庭の燈篭も明治のままなんですね。

  • 外廊下を歩いていたら、

    外廊下を歩いていたら、

  • スタッフの方がいらして、この雨戸について教えてくださいました。

    スタッフの方がいらして、この雨戸について教えてくださいました。

  • これ、コーナーでクルっと曲がるのです。

    これ、コーナーでクルっと曲がるのです。

  • 外側に金属の棒が出ていて、雨戸が外に落ちないようになっています。

    外側に金属の棒が出ていて、雨戸が外に落ちないようになっています。

  • スタッフの方が実践してくださいました。<br />ココまで雨戸を持ってきて、

    スタッフの方が実践してくださいました。
    ココまで雨戸を持ってきて、

  • このコーナーでクルっと回転させます。

    このコーナーでクルっと回転させます。

  • 知恵ですね~

    知恵ですね~

  • スタッフの方に、お座敷の、<br />一富士、二鷹、三なすび<br />のお話をしたら、<br />「そうなんです!よく気づかれましたね~。」<br />「外にもあるんですよ~」<br />と外に連れてってくれました。<br /><br />えっ?<br />何処?

    スタッフの方に、お座敷の、
    一富士、二鷹、三なすび
    のお話をしたら、
    「そうなんです!よく気づかれましたね~。」
    「外にもあるんですよ~」
    と外に連れてってくれました。

    えっ?
    何処?

  • 良~く見ると~~<br /><br />アッ!<br />本当だ~<br /><br />真ん中に白い富士山。<br />左に鷹、そして右になすび。<br />面白いな~<br /><br />初夢をこうやって意匠にするのがステイタスだったのか伺いましたが、スタッフにもそれは判らないとのことでした。

    良~く見ると~~

    アッ!
    本当だ~

    真ん中に白い富士山。
    左に鷹、そして右になすび。
    面白いな~

    初夢をこうやって意匠にするのがステイタスだったのか伺いましたが、スタッフにもそれは判らないとのことでした。

  • 堺屋(木下家住宅)から徒歩5~6分。<br />八女公園にやってきました。

    堺屋(木下家住宅)から徒歩5~6分。
    八女公園にやってきました。

  • 八女公園は、八女福島城の本丸があった所です。

    八女公園は、八女福島城の本丸があった所です。

  • ここにお城の建物があったことは確かのようです。

    ここにお城の建物があったことは確かのようです。

  • グルっと回ってみます。<br />奥に見える建物は八女市役所で、お城の二の丸があった所です。

    グルっと回ってみます。
    奥に見える建物は八女市役所で、お城の二の丸があった所です。

  • 家康の家来であった田中吉政は、慶長5年(1600年)の関が原の戦いで東軍に味方して功を上げ、柳河城を本拠とした筑後約32万5千石の藩主に抜擢され、八女福島の城を支城として修復しました。

    家康の家来であった田中吉政は、慶長5年(1600年)の関が原の戦いで東軍に味方して功を上げ、柳河城を本拠とした筑後約32万5千石の藩主に抜擢され、八女福島の城を支城として修復しました。

  • その際、八女福島に城下町を整備しました。<br />江戸時代の初期に福島城は、一国一城令で廃城となってますので、短命だったお城です

    その際、八女福島に城下町を整備しました。
    江戸時代の初期に福島城は、一国一城令で廃城となってますので、短命だったお城です

  • このアーチ状のものは、石橋です。<br />明治26年(1839年)に八女市内に架けられた石橋で、ココに移築されました。<br />

    このアーチ状のものは、石橋です。
    明治26年(1839年)に八女市内に架けられた石橋で、ココに移築されました。

  • 八女の石燈篭と同じ、阿蘇火山帯の擬灰岩を素材としています。<br />小さな橋ですが、頑強な造りで、架設当時の状態が良く残っています。<br />当時の石工たちのレベルの高さを後世に伝えるものなんだとか・・・・

    八女の石燈篭と同じ、阿蘇火山帯の擬灰岩を素材としています。
    小さな橋ですが、頑強な造りで、架設当時の状態が良く残っています。
    当時の石工たちのレベルの高さを後世に伝えるものなんだとか・・・・

  • 八女公園から徒歩で約10分。<br />NIPPONIA HOTEL八女福島商家町に戻ってきました。

    八女公園から徒歩で約10分。
    NIPPONIA HOTEL八女福島商家町に戻ってきました。

    NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町 宿・ホテル

  • 預かってもらっていた荷物を受け取って、レンタカーで出発です。<br /><br />つづく

    預かってもらっていた荷物を受け取って、レンタカーで出発です。

    つづく

    NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町 宿・ホテル

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この旅行記へのコメント (5)

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  • むっちゃんさん 2025/09/20 09:53:29
    八女のまつり(^^)
    nichiさん

    おはようございます

    なんてタイムリーな旅行記なのでしょう!
    八女のまつり 2025.9.20.(土)21(日)
    今日からですね
    八女福島の燈篭人形公演もありますね 
    口開け公演 9月20日(土)20:00
    本公演 9月21日(日)~23日(火)
    https://www.city.yame.fukuoka.jp/material/files/group/34/250910yamefes_pamphlet.pdf

    八女に沢山古い水路があるのは知っていましたが それが八女福島城のお堀だったとは知りませんでした

    私の旅行記も紹介していただきありがとうございます(o^^o)

    むっちゃん

    nichi

    nichiさん からの返信 2025/09/20 17:27:57
    Re: 八女のまつり(^^)
    えっ?
    八女祭り、まさに今日と明日なんですか?
    これはビックリでございました!

    むっちゃんさん
    こんにちは。

    またまたコメントありがとうございます。
    >八女に沢山古い水路があるのは知っていましたが それが八女福島城のお>堀だったとは知りませんでした
    廃城令の為、短期間しか存在しなかった八女福島城ですが、3重の堀が張り巡らされて折るなど、強固なお城だったようですね。
    今でも、お城の様々な遺構が発見されていて、公開はされていませんが、お城の鯱も発見され八女市の教育委員会に保存されているようです。
    八女市が観光開発の一環で「八女ふるさと塾アーカイブの会」など、お城の遺構探しに力を入れているようです。
    NIPPONIAで八女市内のお城史跡巡りの地図も戴きました。
    歴史好きにはたまりませ~ん!

    nichi

    nichiさん からの返信 2025/09/20 17:28:44
    Re: 八女のまつり(^^)
    >私の旅行記も紹介していただきありがとうございます(o^^o)
    →勝手にご紹介してすみません・・・
  • 働きマンさん 2025/09/20 08:04:30
    NIPPONIA HOTEL 八女素敵♪
    nichiさん♪

    おはようございます。
    朝晩が冷える過ごしやすい季節になってきましたね!?
    とはいえ、こちらの旅行記は6月の頃のようなので、九州はまだ過ごしやすい頃だったのかなー♪

    ところで、NIPPONIA HOTEL 八女!素敵ですね!
    NIPPONIA HOTEL佐原の前を通ったことがあり、興味が出てきてHPを見たことがありますが、日本全国どこも素敵!ただ・・・宿泊費が結構高くて(笑)
    お泊まりになられているnichiさんが羨ましいです♪

    それに八女の街も素敵ですねー!
    大学の時の後輩が八女出身で年に一度の年賀状の時に「八女」というん文字を見ますが、こんなに素敵なところとは知りませんでした。

    行ってみたいなー!

    働きマン

    nichi

    nichiさん からの返信 2025/09/20 17:19:24
    Re: NIPPONIA HOTEL 八女素敵♪
    働きマンさん
    こんにちは。
    コメントありがとうございます。
    今日の横浜はめっちゃ涼しいです。
    今朝、久々に夫婦でみなとみらいを8㎞ランニングしてきました。
    気持ちよかったですよ~

    >NIPPONIA HOTEL 八女!素敵ですね!
    →でしょう? 
    NIPPONIAは、愛媛県の大洲、兵庫県の播磨福崎にも伺ったことがあります。古き良き古民家を再生させて、宿泊施設として蘇らすこの試みは素晴らしいと思います。
    八女福島のNIPPONIAも素敵でした。
    千葉の佐原にもあるのですね?
    知りませんでした。

    >日本全国どこも素敵!ただ・・・宿泊費が結構高くて(笑)
    →そうなんですよね~~ 決してお安くはないですよね~
    でも今まで伺った3つのNIPPONIAは素晴らしく、料金分の価値はあると思いました。
    特に大洲のNIPPONIAは、お城と城下町の多くの部分をNIPPONIAが再生管理しており、その存在意義を感じました。
    NIPPONIAの全てがすばらしいかどうかは判りませんので、十分お調べになったうえで、働きマンさんもぜひ一度いらしてみてください。

    八女に大学時代の後輩がいらっしゃるのですね。
    ココで生まれ育った方はおおらかな方なのかな~?
    素晴らしい水の街でしたよ~~
    働きマンさんもぜひご家族でいらっしゃって、働きマンさんならではの旅行記をアップしてくださいませ。。。

    ※世界陸上、生で中島佑気ジョセフ選手ご覧になったのですね~
    うらやましい~~
    今日はずっと家でテレビで見てますよ~~
    競歩の山西さん、残念でしたね~~
    でも女子の藤井さん、頑張った!
    村竹ラシッド選手、惜しかった~~~

nichiさんのトラベラーページ

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