2025年 東ヨーロッパ9か国周遊 (25 days) =DAY 11= ～前編：ブダペスト～

2025/04/27 - 2025/04/27

・4月17日～18日：名古屋 ⇒ ヘルシンキ ⇒ ドゥブロブニク(クロアチア：1か国目)
・4月18日～21日：ドゥブロブニク
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・4月19日：ドゥブロブニク ⇒ コトル(モンテネグロ：2か国目) ⇒ ドゥブロブニク
・4月20日：ドゥブロブニク ⇒ モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ：3か国目) ⇒ ドゥブロブニク

・4月21日：ドゥブロブニク ⇒ スプリット
・4月22日：スプリット ⇒ プリトヴィッツェ湖群国立公園
・4月23日：プリトヴィッツェ湖群国立公園 ⇒ ザグレブ
・4月23日～25日：ザグレブ
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・4月24日：ザグレブ ⇒ リュブリャナ(スロベニア：4か国目) ⇒ ザグレブ

・4月25日：ザグレブ ⇒ ブダペスト(ハンガリー：5か国目)
・4月25日～27日：ブダペスト
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・4月26日：ブダペスト ⇒ トカイ ⇒ ブダペスト

・4月27日：ブダペスト ⇒ ブラチスラバ(スロバキア：6か国目)
・4月28日：ブラチスラバ ⇒ ウィーン(オーストリア：7か国目)
・4月28日～5月2日：ウィーン
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・5月1日：ウィーン ⇒ ゼメリング鉄道 ⇒ グラーツ ⇒ ウィーン

・5月2日：ウィーン ⇒ チェスキー・クルムロフ(チェコ：8か国目)
・5月3日：チェスキー・クルムロフ ⇒ プラハ
・5月4日：プラハ ⇒ 寝台列車
・5月5日：寝台列車 ⇒ ワルシャワ(ポーランド：9か国目)
・5月5日～8日：ワルシャワ
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・5月5日：ワルシャワ ⇒ トルン ⇒ ワルシャワ
・5月7日：ワルシャワ ⇒ マルボルク ⇒ ワルシャワ

・5月8日：ワルシャワ ⇒ クラクフ
・5月8日～10日：クラクフ
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・5月9日：クラクフ ⇒ アウシュビッツ収容所 ⇒ クラクフ
・5月10日～11日：クラクフ ⇒ ヘルシンキ ⇒ 名古屋

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

7:30起床。荷物をパッキングして7:55チェックアウト。

さくらんぼ ホテル

13年前のブダペストと同じ2泊のホステル滞在、ありがとうございました。

ブダペスト西駅へと向かう途中にあった変わった外観の建物。恐怖の館という恐ろしい名前がついている。中は第2次世界大戦中の共産主義時代の博物館となっている。

恐怖の館 博物館・美術館・ギャラリー

恐怖の館は世界遺産のアンドラーシ通り沿いに建っている。

アンドラーシ通り 散歩・街歩き

8:20、ブダペスト西駅に到着。

ブダペスト西駅 (ニュガティ パーイアウドゥヴァル) 駅

まずはロッカー。
クレジットカードで支払いできるのだが、案内のディスプレイは多言語対応しているのに最後のカード支払い機が現地語しか対応していないという問題が発生(以前にもどこかで同じことが起きたな・・・リトアニアだったっけ？)！

楽天カードはダメで、もう1つのカードを試したらPINという文字が出てきたのでPINを入力したら行けた。てか、タッチ決済なのになぜPIN入力？

続いて券売機。国内線しか買えず、国際線は窓口対応。

しかしその窓口がロッカーとは複数のホームを挟んだ反対側にあり、大回りしなければならない。そんな国際線のチケット売場の場所を確認したところで・・・

・・・世界一美しいと言われる国会議事堂の見学前に、同じく世界一美しいと言われるマクドナルドで朝マック！と思っていたが、中に人はいるのに扉が開いていない・・・。仕方ないので、国会議事堂へ向かう。

マクドナルド（ブダペスト西駅店） ファーストフード

ブダペスト西駅の外観。東駅に比べるとスッキリした印象。

9:08、国会議事堂へ到着。

国会議事堂 (ブダペスト) 現代・近代建築

10時開始のツアーを事前に日本でオンライン予約しており、時間まで議事堂の周囲を回る。

正面入口上部には聖イシュトヴァーンの王冠諸邦の紋章のレリーフが施されている。

入口手前には2頭のライオン像が凛々しい顔で鎮座している。

ドーム部分を含めた国会議事堂の屋根の色が何とも言えないオシャレさ。

ドームの高さは96mで聖イシュトヴァーン大聖堂と同じで、ブダペストで最も高い建物らしい。

ドナウ川沿いから見ると日が当たっていないのだが、それでも美しい。

世界一美しい国会議事堂と言われても納得できるし、実際今までに39の国会議事堂を訪れたが、この称号に違和感はない。

ドナウ川越しにブダ地区を撮影。

鎖橋とブダ王宮。

漁夫の砦とマーチャーシュ教会。

建物の周囲をぐるりと一周し、9:35インフォメーション・センターへ。

昨晩、事前に印刷していた入場券を用意しておいたが、窓口で確認するとやはりスマホのQRコードではダメで紙の印刷が必要とのこと。
(ちなみにオンライン予約は早めした方が良い、本当は昨日トカイに行く前に見学したかったのだが、2か月前に予約した時点で前日は既にSOLD OUTだったため、この日の予約になった)

　スマホ用にQRコードまで発行しておいて、別途紙が必要って・・・。

確かにネット予約した際にそのことは注意書きがあるのだが、中にはスマホでQRコード送られてきたら注意書き見ない人もいるだろうに・・・。しかも印刷用の窓口は長蛇の列で、それに気づいた時には既に入場時間に間に合わない可能性大というひどい仕打ち・・・。
しかも有料で結構な金額(日本円で5,000円以上)を取っているのだから、スマホのQRでOKにするか、逆にスマホのQRを発行しないか？この扱いは何とかしないといけないのではないだろうか？

時間までお土産屋を物色。日本語のパンフレットも売られている。

10時ちょうどにセキュリティチェックが始まる。

そこを抜けると音声ガイダンスの機械が渡される。壁に貼られた各国の国旗にタッチするとその国の言語に自動的に音声が変わるというシステム。
ガイドは同行するが、役割としてはこの音声ガイダンスのスイッチを入れるのと各場所からの次への移動を促すことのみで、ガイドが声を出して案内するわけではない。

まず最初の階段を昇る間に国会議事堂の内装に使われた金の重量は約40kgというガイダンスの音声が流れる。確かに天井の金ピカ具合が半端ない！

天井に描かれた絵画は・・・

・・・教会ではないので、宗教色はない。

ステンドグラスも教会ではないので、宗教色がない。

階段を昇りきり、細い通路を抜けると・・・

・・・メインの大階段の間。

もうどこかの国の王宮としか言えないような立派な大階段。赤絨毯がその豪華さを際立たせている。

国会議事堂見学ツアー エンターテイメント

1904年に完成した高さ96mの世界で三番目に大きなハンガリー国会議事堂。ちなみに96という数字は1896年の征服定住1000年目にちなんでいるとのこと。

大階段の隣にあるクーポラ(アメリカの国会議事堂ではロトンダと呼んでいたが・・・)は撮影禁止。そのクーポラの中心に歴代ハンガリー王が戴冠してきた王冠が2人の衛兵によって守られている。音声ガイダンスによると王冠の上の十字架が傾いているのは運搬時にきちんと仕舞わないまま蓋を閉めてしまったせいだと考えられているらしい。

その後は国会議員のラウンジ。ヨーロッパ最大級の手織りの絨毯が敷かれている。

柱には議員が国民の代表者ということを表す一般国民の生活の一部を切り取った像が複数設置されている。

最後に会議場。こちらも金ピカなのだが・・・

・・・議員の机や座席は木製で天井や柱の金装飾とのバランスが絶妙。

中央の議長席の背後には・・・

・・・中央に議事堂の正面入口上部にあったレリーフと同じ聖イシュトヴァーンの王冠諸邦の紋章が描かれ、その両側に3つずつ計6つの紋章が描かれている。

会議場の外の廊下の窓際には・・・

・・・昔利用されていた議員の葉巻置き場がある。
ここでガイドとはお別れ、ここまできっかり45分でした。音声ガイダンスにしていて、時間管理をきっちりしていればそうなるっちゃ、そうなるか？

その後に展示コーナーがあり、ここは自由に回れる。

部屋の中央に設置された大きな議事堂の模型。

反対側に回ると断面状になっていて・・・

・・・ドーム部分をよく見ると、ドームの屋根に沿って上に通じる階段があり・・・

・・・最上部には螺旋階段が設置されているのがわかる。

その螺旋階段から身を乗り出してドーム天井の電球を交換している写真が展示コーナーにあった。

出口に通じる通路には歴史を感じさせる彫像が並んでいる。

11:00に外へ出て、11:30の電車には間に合うかどうか微妙なので、急がず13:30の電車にすることにし、ゆったり散歩。

ハンガリーの国旗は上から赤・白・緑で、同じ三色を使うイタリア国旗は右から順に赤・白・緑、もう1つブルガリアは上から順に白・緑・赤。

国会議事堂の正面入口南側にある1956年10月25日のソ連に対する蜂起のモニュメントとその地下にある展示室を見学。

残念ながら内部は撮影禁止。

反対側の地下にある展示も見る。

こちらは内部撮影OK。

国会議事堂内で撮影禁止だったクーポラに展示されていた歴代ハンガリー王が戴冠してきた王冠の写真。上の十字架が傾いているのが良くわかる。

そしてその撮影禁止だったクーポラの全体写真も展示されている。

ドームの真下に王冠がケースに入れられ、衛兵2人が立っている、まさにこの写真と同じ状況だったクーポラ。

11:40に国会を後にして、川沿いを北に向かって歩く。

橋のところで右折し、駅へと向かう。ちょうど二台の路面電車が並んでいたので撮影。

途中どう見ても刑事コロンボのピーター・フォークにしか見えない像がある。

ピーター・フォークはアメリカ生まれのはずだが・・・調べてみると母親がポーランド＝チェコ＝ハンガリー系ユダヤ人らしいので、もしかしたらその縁か？

・・・調べてみると母親がポーランド＝チェコ＝ハンガリー系ユダヤ人らしいので、もしかしたらその縁か？はたまたピーター・フォーク似のハンガリー人か？

食堂もあった。

途中SPARがあったので水を購入し、12:18西駅到着。
まずはブラチスラバ行きのチケットを購入。昨日サイトで見た時は6,000ftだったのが8,000ftになっていた。ネット価格だったのか？それとも当日で値上がりしたのか？

ブダペスト西駅 (ニュガティ パーイアウドゥヴァル) 駅

朝は開いていなかったマックがOPENしていたので、ブランチ。
13年前は地下にカウンターがあったのだが、地上に移動しており、世界一美しい感じは弱まっていた。
https://4travel.jp/travelogue/11579146#:~:text=%E3%81%93%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%80%81-,%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%A7%E6%9C%80%E3%82%82%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%84%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89,-%E3%81%A8%E5%91%BC%E3%81%B0

マクドナルド（ブダペスト西駅店） ファーストフード

ブダペストのビックマックセットは2230フォリント≒935円と1000円を切っており、ザグレブの1360円よりは大幅に安いが、それでもまだ日本の800円前後よりも高い。悲しくなってくる・・・。

ポークバーガーなるものがあったので、それを注文。

ポテトの代わりにナゲット、ドリンクはアイス・ラテにした。13:03退店。

ロッカーから荷物を取り出し、11番ホームから乗車。

後編へ続く・・・
⇒https://4travel.jp/travelogue/11997081/