2012～13年 中欧三都市＋ベルリン＋イベリア半島(27 days) =Day 3= ～ブダペスト散策～

2012/12/26 - 2012/12/26

+++中欧編+++
・12月24日～25日：ロサンゼルス ⇒ アトランタ ⇒ ブダペスト(ハンガリー)
・12月25日～27日：ブダペスト(ハンガリー)
・12月27日：ブダペスト(ハンガリー) ⇒ ウィーン(オーストリア)
・12月27日～29日：ウィーン(オーストリア)
・12月29日：ウィーン(オーストリア) ⇒ プラハ(チェコ)
・12月29日～31日：プラハ(チェコ)
・12月31日：プラハ(チェコ) ⇒ ベルリン(ドイツ)
・12月31日～1月3日：ベルリン(ドイツ)

+++ポルトガル編+++
・1月3日：ベルリン ⇒ リスボン
・1月3日～6日：リスボン
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・1月5日：シントラ

+++スペイン編+++
・1月6日～7日：(夜行列車) リスボン ⇒ マドリード
・1月7日～10日：マドリード
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・1月8日：セゴビア
・1月9日：トレド

・1月10日：マドリード ⇒ セビリア
・1月11日：セビリア ⇒ コルドバ ⇒ ロンダ
・1月12日：ロンダ ⇒ グラナダ
・1月13日：グラナダ ⇒ マドリード
・1月14日：マドリード ⇒ ビルバオ
・1月14日～16日：ビルバオ
・1月16日：ビルバオ ⇒ サラゴサ ⇒ バルセロナ
・1月16日～19日：バルセロナ
・1月19日：バルセロナ ⇒ ニューヨーク ⇒ ロサンゼルス

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ブダペストのホテルはこちら。
アンダンテホステルという名の日本人宿。

アンダンテ ホステル & アパートメント ホテル

今までに泊っていった人たちが地球の歩き方を残して行ったり、昨晩借りた靴やジャケットも日本人宿ならではのサービスだった。

部屋はドミトリーではなく、シングルルームを借りたら最上階で、少し屋根の部分に雪が残っていた。

吹き抜け部分を上から見下ろすとこんな感じ。

昨晩はトラブルのおかげで気づかなかったが、昨日がクリスマス当日だったこともあり、街のいたるところでそれを感じることができる。

8時起きで中心街へ向かう。

昨日購入した24時間パスを利用し、まずは聖イシュトヴァーン大聖堂へ。

自転車専用の信号がある！

世界で3番目、ヨーロッパ最大の大きさを誇るユダヤ教の教会であるシナゴーグ。

シナゴーグ 寺院・教会

そして聖イシュトヴァーン大聖堂に到着。
かなり大きいが、2か月前にカナダで散々この手のものは見てきたので、どのくらい大きいのか、正直わからない。

聖イシュトヴァーン大聖堂 寺院・教会

カーブを描く欄干の上には聖人と思われる彫刻が立っている。

ドームのてっぺんには金色の十字架。

正面入り口から中へ入る。

ドームの内部はこんな感じでカラフルな装飾になっている。

そして大聖堂の内装はこんな感じ。

今までに見てきた大聖堂に比べてかなりカラフルな印象を持った。

ステンドグラスも綺麗。

大聖堂の前はクリスマスマーケット仕様になっている。

ツリーも立っていて、後で訪れることになるが、夜はとても綺麗なイルミネーションが灯る。

大聖堂の手前で記念に撮影。

撮影したら、こんな銅像に変化する・・・
というわけではもちろんない。

少し離れた位置から大聖堂を振り返る。

個人的に気に入った写真がこちら。
緑で作られたブダペストの文字。

次は国会議事堂へ行くもクリスマス翌日のためか、ツアーはやっていない・・・。そして工事中。

国会議事堂 (ブダペスト) 現代・近代建築

世界で最も美しい国会議事堂という別名を持つ建物だが、今まで10か国以上の国会議事堂を見てきた自分としては実際にその通りだと感じる。
複数の尖塔にワインレッドのような屋根の色と外壁の白色のコントラストがとても美しい。

国会議事堂の前にはお墓もあった。

ハンガリーの有名人だと思われる・・・。

場所によってはまだ雪がに残っている。
このあたりで靴のせいか、もう足が痛い・・・。

トラムの路線沿いを歩いて次の目的地へ向かう。

対岸の漁夫の砦を望む。

くさり橋とその向こうの王宮という名のブダペストの代名詞とも言える風景。

セーチェニー鎖橋 建造物

橋の向こうには丘の上へと続くフニキュラーの坂が見える。

そしてライオンが構えるくさり橋を歩いて渡る。

セーチェニー鎖橋 建造物

ライオンと王宮。

王宮の全景。

橋のゲート上部にもライオンのレリーフがある。

フニキュラーに乗り丘の頂上へ向かい、宮殿の周りを歩く。

ケーブルカー (王宮の丘) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

3つの小箱を引っ付けたような乗り物に乗り、丘の上へと向かう。

乗車券。

丘の上から見たペスト地区。
鎖橋の向こうには聖イシュトヴァーン大聖堂が見え、こう見るとかなりの大きさだということがわかる。

宮殿は美術館となっており、特に有名な作品もないようなので、ここはパス。

ブダ城 (ブダ王宮) 城・宮殿

鎖橋と国会議事堂。晴れていたらなぁ・・・。

カメラで寄ってみる。

晴れていたらなぁ・・・。

世界一美しいというのは角度を問わない。

王宮と鎖橋と国会議事堂を一枚のパノラマに詰め込んでみたら、意外と良い写真になった。

王宮の丘 旧市街・古い町並み

王宮ということで複数の噴水があったが、冬のため、水は流れていない。

こういった石畳の王宮広場はヨーロッパの威厳を感じさせてくれる場所だ。

ライオンと王宮。
権力の象徴の組み合わせ。

先ほどまでの黄色を中心とした外壁の色が少し色味を変えて、また街灯も加わり、華やいだ雰囲気になる。

そのまま丘を散策する。

王宮の丘の全景図。

すると宮殿のラビリンスと名のついた地下迷宮なるものがあり、迷わず入場。

王宮の丘の地下迷宮 自然･景勝地

内部は壁に書かれている地図のみを頼りに暗い中をあちこち迷いながら歩く。

途中、旧王家の人形などが置いてあったり・・・

ドラキュラ関連のものだったり、お墓だったり、様々なものが見物できる。

地下迷宮の全体図。

お墓の上のガーゴイルが不気味さを増す。

中にはスモークを炊いて、ブルーライトを当て、恐怖感を煽る演出もあり、日本のお化け屋敷に近いかもしれない。

ラビリンスの出口にあるレリーフ。

次はマーチャーシュ教会と漁夫の砦。

マーチャーシュ教会 寺院・教会

教会の前の三位一体の像。

教会は11時に行ったのだが、13時までは入れないと言われ断念。

教会の入口。

漁夫の砦は通常500Ftの料金がいるらしいのだが、冬季は無料ということで、存分にドナウ川沿いの景色を満喫。

漁夫の砦 建造物

大聖堂の名前にもなっている聖イシュトヴァーンの騎馬像が漁夫の砦の前にある。

聖イシュトヴァーンの騎馬像 モニュメント・記念碑

とんがり屋根が特徴的な砦。

丘を取り囲む城壁のような感じでとんがり屋根がいくつも続いている。

聖イシュトヴァーン騎馬像はマーチャーシュ教会を眺めるように建っている。
そして教会の屋根がとても綺麗。

とんがり屋根の中から他のとんがり屋根を眺める。

砦には大階段が設けられていて、フニキュラーを使わなくても徒歩で上ることもできる。

大階段から対岸のペスト地区を眺める。

砦にはまだ雪が残っていて、その上を歩いた足跡が無数に見られる。

国会議事堂、この角度が個人的にはもっとも好き。

砦のメインとも言うべき場所はレストランになっている。

確かにここから絶景を見ながら味わう料理は美味しいに違いない。

王宮の丘から徒歩で坂道を下る。
その途中に見つけたガウディっぽい建物。

細かい石を敷き詰めたような壁が特徴的。

ブダ地区から国会議事堂を眺める。

夜、ライトアップされた姿を妄想し、後でまた来ることを誓う！

地下鉄に乗り、ペスト地区へと戻り、向かったのが、西駅。

ブダペスト西駅 (ニュガティ パーイアウドゥヴァル) 駅

隣にショッピング･センターがあると聞いたので、必要なもの(靴とか)を買おうと思ったのだが、開いていない・・・。祝日だからなのか？

ウエストエンド シティ センター ショッピングセンター

今では2日どころか元旦からスーパーが開いているのが当たり前になった日本だが、20年くらい前の日本は正月の3日間はほぼすべてのお店が休みで、家でゆったりするのが普通だった。ハンガリーでクリスマスと翌日が休みというのは日本の20年前の正月のような感覚だろうか？

仕方なく隣のマックで昼食。

マクドナルド（ブダペスト西駅店） ファーストフード

このマック、世界で最も美しいマクドナルドと呼ばれているだけあって、外観だけでなく、内装も豪華。歴史ある建物を改装したものなんだろう。

日本やアメリカでは見たことのない生ハムとチキンのサンドイッチを食べる。メチャメチャ美味い！

そこから徒歩で次の目的へ向かう途中、サーカスを見つけた！
国立大サーカスなるものだが、その隣にあるテーマパークのようなものが気になって地図を確認したところ、動物園らしい。

国立大サーカス 劇場・ホール・ショー

次に向かったのが、セーチェニ温泉。

セーチェニ温泉 温泉

ここに着いた頃には小雨がパラつき始めていた。実はハンガリーは温泉大国で、このセーチェニ温泉は中でもトップレベルの知名度を誇る温泉ということで、行ってきた。

といっても水着はロストバゲージのため、温泉には入らず、写真のみ。

水着はレンタルも出来るらしいが、雨も降っているし、水着をレンタルってのも何か・・・。

天然のスケートリンク。

農業博物館 博物館・美術館・ギャラリー

その向こうにはお城のような建物も見える。
何とも贅沢なスケートだ。

ハンガリー建国1000年を記念して1896年に作られた英雄広場。

英雄広場 広場・公園

カーブを描く柱には歴代の英雄が並んでいる。

中央部分の台座にはハンガリー人の祖先とされる7つの部族長の騎馬像がある。

記念碑の頂上には大天使ガブリエルの像がある。

すぐ横にはギリシア神殿風のブダペスト国立西洋美術館がある。

西洋美術館 博物館・美術館・ギャラリー

いったんホテルに戻って確認したが、やはり荷物は届いていない・・・。仕方ないので、オペラ座観光に向かった。

ハンガリー国立歌劇場 (オペラ座) 劇場・ホール・ショー

ここでトラブル発生。この旅用に買ってきたカメラのバックアップ用電池を落としてしまった。しかもそこでカメラのバッテリーが切れる・・・。この旅、どうなってんだ！？

入場券と別料金の写真撮影用のリストバンド。

オペラ座のツアーは英語・フランス語・スペイン語・ドイツ語など各国語が同じ時間にそれぞれ違う場所からスタートし、ローテーションで回る形。

荷物を預けるクローク。

入った直後、緞帳が下がり始めたので、急遽撮影した一枚。

人生初のオペラ座入場。
想像以上に綺麗な内装で、これがきっかけとなり、各国のオペラ座を回ることになるとはこの時は思いもしなかった。

もともとウィーンのオペラ座が既に存在していたため、当時の王様に建設そのものを反対させられたらしい。

だが、担当者がイギリスのエリザベス女王と仲が良かったため、裏から手を回して建設を認めさせたらしい。

ただし条件が１つあって、ウィーンのそれよりも小さくすること。そのため、このオペラ座はかなり小さいらしい。

といってもウィーンのオペラ座はまだ見たことないので、明後日楽しみだ。

言語ごとの集合場所、中には日本語もあった。

正面入り口を入ったすぐのところにはクリスマスツリーもあった。

でもってバッテリーを充電するため、再びホテルへ戻る。1時間ほど時間をつぶし、夜景を撮りに街へ出た。

国会議事堂 (ブダペスト) 現代・近代建築

この時期のブダペストは4時半には日が落ちていて、5時に国会議事堂の対岸に着いたときには綺麗なライトアップが施されていた。
昼間に妄想していた以上の美しさに寒空の下、長時間撮影した。

セーチェニー鎖橋 建造物

地下鉄とトラムを乗り継いで、くさり橋へ。

ここでも綺麗な夜景を撮影した。

王宮は黄色くライトアップされて、文字通り輝きを放っていた。

その後ハードロックカフェへ向かう。

ハードロックカフェ (ブダペスト店) アメリカ料理

ここハンガリーは25日のクリスマス当日だけでなく、翌日の26日も祝日扱いで閉まっているかもしれないと思っていたが、開いていた。

オープン1周年記念のバッジがあり、迷わず購入。

他にも2つ、計3つのピンを入手。その周辺が素敵な雰囲気だったので、その周辺を散策し、ホテルに戻る。

こちらも昼間にツリーとイルミネーションの電球を見つけ、夜に来ようと思っていた聖イシュトヴァーン大聖堂。

聖イシュトヴァーン大聖堂 寺院・教会

クリスマスマーケットは開催していなかったが、ヨーロッパのクリスマスを楽しんだ。

地下鉄に乗りホテルの最寄りの1つ手前のオペラ駅で下車。

途中、雰囲気の良いレストランがあったので、そこで夕食。

メンザ カフェ

メニューを見ていると貴腐ワイン発見！しかも三大貴腐ワインの1つトカイ産だ。そういえばトカイはハンガリーだったと思い出す。

1杯2390Ft(1000円くらい)をオーダー。
やはり美味い！1年ぶりの貴腐ワイン、満喫させていただきました。

他にパスタとデザートも頼んだ。

ポルシチ茸のパスタはワイン一杯と同じ2390Ft。

デザートはアップルパイで890Ft。

店内の雰囲気はこんな感じ。

ホテルに戻るがやはりバッグは届いていない。仕方がないので、明日の出発を遅らせて、買い物をしてからウィーンに行くことを決めた。ネットでいくつか動画を見て、25時就寝。