最北の離島へ行こう！初夏の利尻・礼文の旅・・３日目午後再び利尻島へ。翌日は観光バスで利尻めぐり。

2025/06/28 - 2025/07/02

今年もＡＮＡのタイムセールチケットで北海道へ。
今年こそ！最北の離島ということで・・利尻島・礼文島へ行ってまいりました。
新千歳空港乗継で利尻空港までひとっとび。（ふたっとび？）
利尻島から礼文島はフェリーで移動。
レンタルバイクやレンタカー・観光バスといろいろ駆使して花の浮島をあちこちめぐる３泊４日の旅。
・・・のはずが最終日利尻からの便が濃霧視界不良のために欠航となり急遽フェリーで稚内へ。稚内泊の翌日は都市間バスで札幌へ移動後帰宅。
思いがけず最北端の駅なども見られましたが最後ドタバタの４泊５日の旅となりました。

びびママは数十年前学生時代に「カニ族」スタイルで訪れユースホステルで過ごした思い出濃い礼文島。
またひとつ思い出をたどる旅です。
（ちなみにびびパパは初訪・・思い出はありません　笑）

６／２８　仙台空港９：３０発ー新千歳空港着１０：４５着　
　　　　　ＡＮＡ　４８０１便　エアドゥ運航便
　　　　　新千歳空港１２：３０ー利尻空港１３：２５
　　　　　ＡＮＡ　４９２９便
　　　　　
　　　　　ホテルからレンタカーで観光
　　　　　島居酒屋で夕食
　　　　　
　　　　　ホテル利尻　泊　　　　
　　　　　　
６／２９　鴛泊９：３０発ー香深１０：１５着　ハートランドフェリー
　　　　　レンタルバイクでゴロタ岬・金田ノ岬

　　　　　礼文観光ホテル　咲涼　泊

６／３０　宗谷バス定期観光礼文Ａコースで周遊　　　　　
　　　　　香深１５：３０発ー鴛泊１６：１５着　ハートランドフェリー
　　　　　夕日ヶ丘展望台

　　　　　北国グランドホテル　泊


７／１　　宗谷バス定期観光利尻Ａコースで周遊

　　　　　（予定）利尻空港１４：０５ー新千歳空港１４：５５
　　　　　ＡＮＡ４９３０便
　　　　　新千歳空港１６：４０発ー仙台空港着１７：５０着　　　　　　
　　　　　ピーチ航空　MM４１８便　帰宅

　　　　　（以下実際）鴛泊港１６：４０発ー稚内１８：２０着　ハートランドフェリー
　　　　　
　　　　　天北の湯ドーミーイン稚内　泊

７／２　　稚内６：３０発ー札幌駅前１２：３０着　都市間バス
　　　　　新千歳空港１６：４０発ー仙台空港着１７：５０着　　　　　　
　　　　　ピーチ航空　MM４１８便
　　　　　　
　　　　　　
航空券：ＡＮＡ　ＨＰから予約
　　　　仙台ー新千歳
　　　　新千歳ー利尻往復
　　　　１人３２，２００円
　　　　スカイコイン＋差額クレカでお支払い
　　　　（実際）
　　　　利尻ー新千歳間をキャンセルして
　　　　１人８６００円返金　
　　　　ピーチ航空　ＨＰから予約
　　　　新千歳ー仙台　１人　８，７５０円
　　　　（実際）
　　　　いったんキャンセル後再予約
　　　　１人２０，０２０円（内　キャンセルに伴い戻った５５００ポイント充当）

ホテル：６／２８ホテル利尻　
　　　　朝日館洋室ツイン２３平米（冷房なし）禁煙　朝食のみプラン
　　　　２人　３６，３００円
　　　　楽天トラベルから２月予約

　　　　６／２９礼文観光ホテル　咲涼（旧：三井観光ホテル）
　　　　【海側】洋室　ツイン　利尻富士ビュー
　　　　【2食付】大自然が育む、食と癒しのリトリート旅
　　　　２人　６１，０００円
　　　　楽天トラベルから２月予約

　　　　６／３０北国グランドホテル
　　　　本館洋室ツイン（禁煙）Wi-Fiなし　バス・トイレ付
　　　　夕朝食付きスタンダードプラン
　　　　２人　４３，７００円　
　　　　ホテルＨＰより６月予約

　　　　７／１天北の湯ドーミーイン稚内
　　　　会員様だけにお贈りする特別料金プラン（素泊まり）禁煙ツイン
　　　　２人　３３，０６０円
　　　　一休.comより当日予約

利尻ー礼文（フェリー）：ハートランドフェリー
　　　　　　　　　　　　往復　３，６００円／１人
利尻ー稚内（フェリー）：ハートランドフェリー
　　　　　　　　　　　　３，９５０円／１人
レンタカー：利尻　りしりハイヤー　７，０００円
レンタルバイク：礼文　CATROCK　７，０００円
観光バス：礼文：宗谷バス礼文Ａコース　３，６００円／１人　
　　　　　利尻：宗谷バス利尻Ａコース　３，３００円／１人
都市間バス：稚内ー札幌　６，７００円／１人


この旅行記は３日目後半。
礼文島から利尻島へフェリーで戻ります。
送迎バスで鴛泊地区のホテルにチェックイン。
夕方は近くの夕日ヶ丘展望台へ。
翌日は定期観光バスで利尻島内を観光。
ガイドさんの説明で島をほぼ一周。
（姫沼・オタトマリ沼・仙法志御崎公園など）
その後利尻空港で途中下車して新千歳までの飛行機の搭乗を待ちました。

鴛泊に近づくにつれ風は強いものの霧が少しずつ晴れてきました。
翌日は島の東側では利尻富士がよく見えました。
姫沼での逆さ富士も美しい。
南から北は利尻富士の姿が見えず時間とともに霧が深くなってきます。
新千歳空港からの便が利尻空港上空まで来て着陸を断念。
まさかの帰り便欠航となってしまいました・・・悲

備忘録としての旅行記です。
シツコクなるのをお許し下さい。

エリア 利尻島(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 船 レンタカー ANAグループ 徒歩 バイク Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

礼文島香深１５：３０発のフェリー。
約４５分で利尻島鴛泊港へ。

利尻島へ近づくにつれ風は強いものの霧がいくぶんはれてきました。
港の手前ペシ岬が見えています。

ペシ岬 ビーチ

フェリーターミナルからホテルの送迎バスをお願いしていました。
今日のホテルは鴛泊地区の「北国グランドホテル」
港からは少し距離があります。ホテルＨＰによると車で５分・徒歩１５分。

北国グランドホテル 宿・ホテル

本館洋室ツイン。
結構広めでゆったり。扇風機があるということは・・冷房はありません。
陽ざしがあってこの日もちょっと暑い。
窓を開けて涼みます。強風なのですごい勢いで風が入ってくる。

窓際にデスク。
テレビは小さめ。

暖房設備は大事です。

チェアセット。

お茶セットもここにあります。

ベッドサイドにコンセントあり。

どこか古さを感じますが広いし掃除はちゃんとされているし特に問題ない感じです。

アメニティや浴衣などはお部屋にセットされていました。

お部屋でWi-Fiは使えないとＨＰには書かれていますが普通につながりました。

ユニットバスはコンパクト。

ここも温泉大浴場があるので浴槽は使用せず。
初日は強風で露天風呂は使えませんでしたが利尻富士温泉の大浴場は気持ち良かったです。

外は風が強いものの陽ざしが出てきました。
夕食の時間まで近くの「夕日ヶ丘展望台」へ。
ホテルから徒歩１０分弱くらいかな。

ペシ岬と同じ溶岩ドーム。
海に突き出る岬となっています。
あの上まで登ってみます。

振り返ると霧の中から利尻富士が見えてきました。

写真ではわかりませんが・・・風がすさまじい。
手すりがなかったら飛ばされちゃう。

おとといの風が「そよ風」っていうのを実感。

標高約５０mの最上部に到着。

３６０度のパノラマ。
礼文島に沈む夕陽がとても美しく望めるポイントです。
今日はこんな感じ・・夕陽は霧のかなたに・・。

夕日ヶ丘展望台 名所・史跡

ペシ岬と利尻富士。

ホテルへ戻る途中・・ホームセンターでお買いもの。
ホームセンターだけど食料品も充実していました。
翌日空港で待つ間に頂くちょっとした軽食などを購入。
（利尻空港には飲食する場所があまりありません）

ホテルと利尻富士。
なかなか良い風景ですね。

温泉に入って夕食の時間です。
最上階のレストランへ。

本日のお品書。

北国グランドホテル 宿・ホテル

窓からは利尻富士が見えます。

前菜とお造り。

美しい～。

先付のいくらと食前酒ならぬ食前酢
カニ味噌甲羅焼

宗谷産の水雲（もずく）は太く食べ応えあります。

冷え冷え生ビールが美味しい！

鮭のちゃんちゃん焼はボリュームたっぷり。

昆布焼酎の炭酸割りをおかわり。
昆布焼酎・・美味しかった。

ウニは釜めしで。
（びびパパこれは食べれるって・・）

びびママはウニ釜めしにいくら（びびパパの分も）とカニ味噌をトッピング。

網走産のシジミは大きい。

デザートはモンブランならぬこんぶらん。

道産の食材にこだわるお料理の数々でした。
びびパパの苦手食材も少なくボリュームもちょうど。
ごちそうさまでした～。

少し夕映えの利尻富士。
明日晴れますように。

おやすみなさい～。

そして・・おはようございます！
利尻島の朝です。

今日は風も穏やかになってレストランの窓からは利尻富士がくっきり。
早朝温泉に行く途中ロビー周辺で登山に出発する方々を見かけました。
宿泊プランに「登山応援プラン」もあったんだよね。
登山日和になりますように！

朝食は７時から。
ビュッフェ形式です。

びびパパセレクト。

びびママセレクト。

少し欲張りすぎました・・。

フルーツ・ヨーグルト・コーヒーもあり満足です。

ごちそうさまでした～。

チェックイン時に予約していた送迎バスで鴛泊フェリーターミナルまで。

鴛泊港 乗り物

今日はここから定期観光バスで利尻島を巡ります。
お天気が回復して良かった。

宗谷バス定期観光　利尻Aコース
姫沼ー（車窓）ラナルドマクドナルド上陸記念碑ーオタトマリ沼ー仙法志御崎公園ー（車窓）北のいつくしま弁天宮・寝熊の岩・人面岩ー利尻空港で途中下車

利尻島観光コース (宗谷バス) 乗り物

鴛泊フェリーターミナルから時計回りで向かいます。
まずは姫沼へ。
島を一周する道路から少し登って駐車場へ。
バスから下りて少し歩きます。

利尻富士がくっきりと見えています。

湖面も穏やかで逆さ富士も見えました。

姫沼 自然・景勝地

自由時間で沼を一周します。
木道が整備されていて歩きやすいです。

樹々の間から湖面が美しい。

お花もきれい。
お花は歩かないとなかなか見られません。

利尻山。

素敵です。

大正時代に３つの湧水池の流出口をせき止めて誕生した人造沼。
ヒメマスの放流をおこなっていたことが名前の由来だそうです。

利尻島は湧水も有名。
その湧水は昆布やウニなど豊かな漁業資源も支えています。

駐車場から姫沼へはこの橋を渡ります。

姫沼からオタトマリ沼へ。
途中「ラナルドマクドナルド上陸地点」
車窓からガイドさんの説明を聞きます。

鎖国の日本に神秘的な魅力を感じて捕鯨船に乗りその後小舟でここ利尻島へ念願の上陸を果たしたアメリカ人のラナルドマクドナルドさん。１８００年代初めの頃です。
残念ながらすぐに捕らえられ長崎で投獄されました。
そこで英語を教えることを始めその教え子がペリー来航の際に通訳として活躍したそう。
そんな歴史があったんですね。

島を時計回りに南へ進むにつれ・・・利尻富士が見えなくなってきました。
あらら・・。
オタトマリ沼ではまったく見えませんでした。残念。

まずはソフトクリームで小休止。
抹茶とストロベリー？いえいえ・・熊笹とはまなすのソフトクリームです。
珍しいね～。
売店にはホタテ焼などの海鮮もあって美味しそう。

オタトマリ沼 自然・景勝地

オタトマリ沼も自由時間で一周することが出来ました。

周囲は火口の底が泥炭地になったところで湿地帯のようになっています。
姫沼とは雰囲気が違います。

お花も咲いてます。
水鳥たちも賑やかでした。

次は島のほぼ南端の仙法志御崎公園。

霧で視界が悪くなってきました。
カモメさんがお出迎え。

仙法志御崎公園 動物園・水族館

晴れていたら利尻富士がこんな風に見えます。

そういえば・・
北海道のお菓子といえばの「白い恋人」
そのパッケージは雪の利尻山なんですって！
今まで知らなかったんです。
オタトマリ沼の近くに「白い恋人の丘」と言われる沼浦展望台があります。
そこから見えるイメージだそう。
ここ仙法志御崎公園からもそれに近い形かも。

ここ仙法志御崎公園には何軒かの昆布の直売所があります。

この辺りは溶岩流が海に流れ出たゴツゴツとした海岸線が広がっています。

そして利尻島でも盛んに行われていたニシン漁の漁業遺産がこの周辺にありました。

地形をうまく利用した「ま（さんずいに間という漢字）」
大量のニシンを加工までのあいだ生簀のように泳がせていたそうです。
この周辺は地形をいかしてたくさんの「ま」があったそう。
昭和の半ばごろまで盛んに行われていたニシン漁。
３～４日豊漁が続くと１年間家族が食べていけたとブラタモリでもやっていました。
そのころの利尻島はかなり活気があったそうですよ。

そんな時代に思いをはせます。
霧がそんな雰囲気。

浜辺にも可愛いお花が。

ガイドさんおすすめのお店で昆布のお土産を購入しました。

とても高価な印象のある利尻昆布ですがお手頃に購入出来ました。
一口で利尻昆布といってもいろいろあることを教えて頂きました。
出汁をとったり焼き昆布にしたり・・楽しみ。

お店の奥では「とろろ昆布」製造中。

畑宮食品 専門店

車窓から「北のいつくしま弁天宮」「寝熊の岩」「人面岩」を見ながら沓形地区。
お花をモチーフにした街燈がありました。

そして利尻空港で途中下車しました。
２階のテーブルのあるスペースで昨日購入したパンなどで簡単なお昼を食べ
この時やっていたキャンペーン「利尻クエスト」の応募をしたりして
フライトを待ちます。

朝鴛泊地区から見えていた利尻富士は島の南側から姿を見せなくなり・・・
この時間は空港からもまったく見えません。
ガイドさんは「ポン山が見えれば着陸できますよ」と言っていましたが・・
ポン山の姿も危うい感じ。
風がないのもかえって霧が立ちこめる原因になっているのかな。

利尻空港 空港

新千歳からの便は「利尻空港視界不良で戻る可能性あり」の条件付きでこちらへ向かっています。
搭乗手続きも予定通り進みドキドキして到着をまっておりましたが・・・
２回のトライの後・・・新千歳空港へ戻ってしまいました～泣

というわけで帰り便欠航です。
どうしましょ。