一足早い秋・・富良野・美瑛・トマムの旅♪富良野をドライブ。

2020/09/11 - 2020/09/13

緊急事態宣言が解除された5月末頃
「飛行機に乗りたいな～いつになったら乗れるのかな
沖縄とか行きたいな・・」と妄想旅行を楽しんでいました。
そんな中テレビでやっていた
北海道のラベンダー畑の美しい映像に心惹かれる。
雪を乗せた山を背景に美しいお花畑が広がる・・
なんて素敵な風景！
封印していた（しようとしていた）旅心がざわざわ刺激されてしまう。

北海道は学生時代も含め４回訪れていますが
富良野近辺は憧れはありつつもまだ行ったことがない。
年々人気が高まり
国内はもとよりインバウンドの方で大人気のエリア。
それなら・・今年は行けるチャンスかも。
そんなこんなリサーチを続けていると
見つけたトマムの「雲海テラス」が素敵すぎる～。
行ってみたい・・行ってみようか。

それにしても・・新型コロナの感染拡大状況
・・７月はまだちょっと心配だけど
9月なら少し落ち着いているかも・・（勝手に思う）
ラベンダーの季節は終わっているけどお花畑はまだまだ美しい。
そして雲海は９月は発生の可能性が高い。
人出の多くなりそうな４連休は避け
その前の週末にちょっと慌ただしい旅になるけど１泊で行ってみよう。

というわけで・・
ＡＮＡマイルを使い「一緒にマイル割」で
週末１泊２日のチケットを予約しました。
早朝の雲海見学のために宿泊はトマム。
びびママ若いころ（バブル期）の憧れだったトマムには
現在「星野リゾート」と近年オープンした「クラブメッドトマム」
そして周辺に小さなプチホテルが何軒か。
いろいろ迷いつつ今回は「クラブメッドトマム」に決定。
ここまでは６月中旬までに手配完了。

その後・・
＊「クラブメッドトマム北海道」の宿泊が
　　ＧＯＴＯキャンペーンの対象になるということで
　　先の予約をいったんキャンセルしての再予約
　　（ｗｅｂ上ではキャンセル不可なので電話にて）
＊フライトに関しては何回か時間変更があったうえに
　８月末には往きのフライトがキャンセルに。
　前日最終便への振替手続き
＊よって急遽千歳空港ターミナル内
　「エアターミナルホテル」への宿泊手配

予約時は小康状態だった感染が夏になるにつれ再び広がり
状況によってはキャンセルも視野に入れつつ
９月を迎えました。
迷いはあるものの
新しい生活様式に基づいた旅行の形そして感染対策を取り
思いきって出かけてきました。
最終的には週末２泊３日の北海道の旅。
密になることもなく
どこでもしっかりと感染対策が取られていて
ほとんど不安なく帰宅出来ました。
マスクとアルコール消毒の欠かせない
そして居酒屋や繁華街を避ける
そんな新しい旅のスタイルがスタンダードになるのかな～。


９／１１　仙台空港19:15発ー新千歳空港着20:30着　
　　　　　ＡＮＡ４８１１（エアドゥ運航便）
　　　　　エアターミナルホテル　泊

９／１２　レンタカーで美瑛周辺
　　　　　クラブメッドトマム北海道　泊　　　　

９／１３　レンタカーで富良野周辺
　　　　　新千歳空港18:20発ー仙台空港19:40着
　　　　　ＡＮＡ１２３０

航空券：ＡＮＡいっしょにマイル割で手配
　　　　本人　　１００００マイル
　　　　同行者　２２４００円（片道１１２００円）

ホテル：９／１１エアターミナルホテル
　　　　スタンダードプラン≪朝食&温泉無料≫
　　　　【GoToトラベルキャンペーン対象】
　　　　客室：禁煙ツインルーム朝食付
　　　　大人＠ 10,700 円 x 2 名
　　　　合計 21,400 円 (サービス料込・消費税込)
　　　　＊ここからＧＯＴＯトラベルキャンペーン割引＊
　　　　８／２５　ホテルＨＰより予約


　　　　９／１２クラブメッドトマム北海道
　　　　スーペリアツインルーム
　　　　オールインクルーシブ
　　　　レイトサマーキャンペーン
　　　　大人＠18,000円×２名
　　　　合計　36,000円
　　　　＊ここからＧＯＴＯトラベルキャンペーン割引＊
　　　　６／１９　ホテルＨＰより予約
　　　　８／２２　予約振替（ＧＯＴＯトラベルキャンペーン適用）　

レンタカー：スカイレンタカー　　２日間　7,194円
　　　　
この旅行記では富良野近辺をドライブ。
新千歳空港から帰宅です。

備忘録としての旅行記です。
シツコクなるのをお許し下さい。

エリア 富良野(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

クラブメッドトマム北海道のある占冠村から
再び富良野方面へ。

最初に訪れたのは・・南富良野町幾寅にあるＪＲ北海道の小さな駅。

「幌舞駅」？

幾寅駅 駅

駅前広場には「だるま食堂」もあります。

映画「鉄道員（ぽっぽや）」の世界が広がってます～。

「鉄道員（ぽっぽや）」のロケ地です。

実際の駅は「幾寅駅」
ＪＲ北海道根室本線の駅です。

あまりに映画の世界に近くて・・
廃線したんだよね～なんて勘違いしてしまいましたが
まだまだれっきとした駅。廃線はしてませんよ。
ただし２０１６年の台風の被害で現在はここ幾寅駅を含む区間で
不通状態が続いています。

見学自由な無人駅の駅舎内は
１００％映画の世界・・。

高倉健さんが・・大竹しのぶさんが・・
広末涼子さんが・・という雰囲気がたっぷり。

ちょっぴり切ない気持ちになる・・。

映画の世界に入りこんでしまいます。
撮影セットだけでなく映画のシーンの写真や
衣装など小道具の展示もあります。
今年亡くなられた志村けんさんの出演シーンの写真もありました。

映画のロケのために改装された駅舎。
撮影が終了したあともそのままに保存され
さらに実際も使われているってすごい。

昭和の香りのする駅舎が本当に良い感じです。
昭和の駅のトイレもそのままあるんですよ。
水洗じゃないタイプね。
びびママが高校の通学に使っていた駅も
こんな感じだったような・・・。

幾寅駅から・・次は中富良野町「ファーム富田」へ来ました。
見どころたくさんの富良野地方。
限られた時間で行くのは？？・・と考えて
やっぱりここ！マストスポットです。

駐車場・入場料は無料です。
入口から・・素敵な雰囲気。

季節にはラベンダーで埋め尽くされる
「ファーム富田」
最寄り駅は「ラベンダー畑駅」！ロマンティック。

場内地図もラベンダーカラー。

ファーム富田 公園・植物園

ソーシャルディスタンスのコーンもラベンダー色！
このこだわりがラベンダーへの愛を感じます。

今の時期は秋のお花畑色。
その向こうのポプラ並木も素敵。

階段を上がって・・展望デッキがありました。
お花畑を見晴らせますよ。

遠くの山並み・・
昨日行った十勝岳のあたりでしょうか。

ガイドブックなどで見る写真みたい～。

お気付きとは思いますが（笑）
本日も曇天です。そして風が強めで寒いです。
それでもこんなに美しい。
晴れていたらどんなにか。

ポプラ並木が風に揺られ・・
ザワザワとなっています。

秋のラベンダー畑はこんな感じ。
来年も綺麗に咲いてね。

秋の倖の畑と十勝岳連邦。
オブジェがあって・・撮影スポットになっているのかな。

ラベンダーの季節に訪れたい。

秋のお花畑も美しい。

お気に入りの１枚。
彩りのお花畑と遠くの山々。
雄大な風景です。

こんなオブジェもお洒落。

そして・・さりげない白樺並木も
北海道らしさを感じます。憧れの風景。

スクーターもラベンダー色だよ。
このこだわりが素敵。
ラベンダーを本当に愛しているんだなあと感じます。

白樺の木々の間から・・。

ハウスの中に名残のラベンダー。
小さくても良い香り。
癒されます～。

「富田ファーム」
総面積２０haの中に１２のお花畑が点在。
そしてお花畑の間に「ポプリの舎」「蒸留の舎」「香水の舎」
「ドライフラワーの舎」「花人の舎」などがあります。
ゆっくり見たいけど・・

「花人の舎」のショップにはこだわりのラベンダーグッズがたくさん。
全てお洒落でどれも欲しくなります。
ラベンダーの香りの消毒スプレー（ご時勢ですね）と
石けんなど購入しました。
ショップの隣の「カフェルネ」でお昼頂きます～。

カフェ ルネ グルメ・レストラン

カウンターで注文するセルフ方式。

「北海道産季節のサクサクコロッケカレー」７３０円。

「北海道産季節の野菜カレー」６００円
お野菜は大きなブロッコリー。
素揚げしてあって独特の食感が美味しい。
ご飯も美味しくお値段もお手頃。

花人の畑の前のメロンショップでカットメロン（２５０円）を購入。
デザートに頂きました。
甘くってみずみずしくって本当に美味しい！

こうやってラベンダー畑を見ながらのランチ。
花咲く季節なら最高でしょうね。

農作物としてのラベンダーが
世の中の流れで必要とされなくなり・・
それでもラベンダーを愛する気持ちが作り上げた現在の形。
こんな素晴らしいお花畑が見られることに感謝です。

富良野界隈は見どころがたくさんありすぎて
どうにも時間が足りません。
残された時間で・・少しばかり「北の国から」の雰囲気を味わいたい。
というわけで・・麓郷地区へ。

富良野市街地から随分離れた山ふところにあります。
丘に広がる広大な畑。点在する家々と森。
最近野菜作りに目覚めたびび家・・何が栽培されているか興味津々。
年齢と共に・・興味と共に
見るところが変わるね～と楽しくなりました。
９月初旬のこの頃は
玉ねぎの収穫の真っ最中。
大型機械で収穫して大きなコンテナに保管しているよう。
北海道・・でっかいどう～（笑）
畑にあるカブの葉っぱみたいなものは・・ビーツ？
なんなら畑の人に聞きたいくらいだった。

「麓郷地区」には
「北の国から」初期のロケ地「麓郷の森」など
ロケ地やセットなどが点在しています。
そんな麓郷地区の奥にある「五郎の石の家」
五郎が開拓する畑から大量に出る石で作った一番最初の家。
富良野岳の過去の活動で噴出した石だそう。

五郎の石の家 名所・史跡

「北の国から」マップ
ドラマに出てくる場所やロケ地が描いてあります。
麓郷編。

「富良野編」
どこも行ってみたいね。

「北の国から」放映の歴史もかいてありました。

コメントを見ると放送を思い出します。
ちょっと切なくなります。
すごく熱心に観ていたわけでもなく大ファンというわけでも
ないけれど・・
時代を追ってだんだん成長する姿に心惹かれたな～。
地方から上京するシーンやローカル列車での通学シーンなど
胸の奥がキュッとなった。

ここから先に石の家がありますが・・
残念ですが今回はここまで。
（まさかの入場せず・・）

そして「麓郷展望台」へ登ります。
富良野ジャムの農園内の展望台です。
急な山道は一方通行となっていて安心。
登る途中に「五郎が熊に遭遇した場所」という
ドラマゆかりの地もありました。熊・・いるよね。

展望台周辺にもお花畑が・・。。
この日はとても風が強かったのですが
そんな中お花のお手入れをされる方がいらっしゃいました。
地道なお手入れが美しいお花畑を支えているんですね。

麓郷展望台 名所・史跡

この周辺は東大演習林だそうですよ。

富良野の風景が広がります。

「北の国から」のロケセットは見る時間がなかったけど
ドラマの舞台・・富良野の大地は感じることが出来ました。
東北にも似た風景はあるけれど・・
空・・畑・・一つ一つのスケールが大きい！

展望台から下って・・最後に立ち寄った
「ジャムおばさんのジャム工房」
富良野ジャムの直営ショップです。
ジャムおばさん？
もともと農場だったころ規格外で捨てられてしまう人参が
もったいない・・ということでジャムを作り始めたのが
富良野ジャム始まり。
当時の社長の奥様がジャムおばさんとして作ったジャムが
評判を呼び１９８８年に富良野ジャム圓として新装オープン。
その直営ショップが「ジャムおばさんのジャム工房」

その後やなせたかしさんとの交流が始まり
このジャム工房の隣にはアンパンマンショップもあります。
森の中のアンパンマンショップはやなせたかしさんのお気に入りだったとか。

ショップ内様々なジャムがありとても楽しい。
数は少ないけれど富良野ワインも置いてあって
お土産に購入しました。

富良野ジャム園 専門店

富良野を後に新千歳空港まで戻ります。
レンタカーを返却して空港内へ。
まずはチェックインして荷物を預けましょう。
２０１７年にリニューアルされた新しいプレミアムチェックインカウンター。

新千歳空港 空港

ホテルのエントランスのような入口。
中でチェックインしてそのままセキュリティチェック。
その先はラウンジという動線になっています。

でも・・びび家は荷物を預けて身軽になって
空港内をぶらぶら。千歳空港はいろいろ楽しいものがたくさん。

まずは・・ラーメン大好きびび家は
「北海道ラーメン道場」へ。
大人気店「えびそば一幻」はコロナ禍でも大行列。
ということで・・
こちら「雪あかり」さんへ。

雪あかり 新千歳空港店 グルメ・レストラン

こだわりの西山製麺の特注麺。
こちらはねぎ味噌ラーメン。

そしてほぐし味噌ラーメン。
ほぐしたチャーシューが食べやすくて美味～。
これぞ札幌味噌ラーメン！って感じ。

でも・・
この「雪あかり」さんって大阪の会社なんですって。
北海道の会社じゃないからこそ
逆に「札幌味噌ラーメン」の一般的なイメージに
近いものが提供されているのかも。
そういう意味で旅行者向き？

ラーメンを頂いた後は・・
空港内を散策そしてお買い物。
空港内にポケモンストアもあった。

美瑛選果のコーンパンは売り切れていましたが・・
隠密旅行なので（笑）自宅用に目についたものをちょこちょこお土産に。
そんな中「カズチー」が美味しかったです。

そろそろ搭乗時間。
ホテルエントランスのようなプレミアムチェックインから
専用セキュリティチェックを抜けてそのままラウンジへ。
動線がシンプルで楽ですね。
「ＡＮＡスウィートラウンジ」も併設されています。

ラウンジへ入ると・・山がある～！

山はさておき（笑）ビール！
サッポロクラシックありました。
ご当地ビールがあるとなんか嬉しい。

新千歳空港ANAラウンジ 空港ラウンジ

滑走路を見渡せる開放的な広いラウンジでした。

搭乗口へのアクセスもすぐ。
小さな飛行機で仙台へ帰ります。
札幌ー仙台便もほぼ満席。座席数も少ないですからね。
予定通りのフライトで仙台到着。

最大の目的「雲海テラス」は
雲海どころかテラスへも登れませんでしたが・・
９月の北海道・・訪れたかった富良野地方。
楽しい週末旅でした。

この旅行記へのコメント （2）

• kouさん 2020/10/19 18:09:43

  ぽっぽや

  びびママさん、再び・・
  
  鉄道員。懐かしいな～
  まだ現役なんですね。驚きました。
  高倉健さん、志村けんさん・・ずっとテレビで楽しませてくれた方がいなくなると悲しいですね。
  風情ある駅はびびママさんの高校時代の駅に似ているんですね。
  切符を切るって行為を今の子供たちは知らずに育つんでしょうね。
  ポケットに入れた切符を失くして大慌てした大昔を思い出しました。
  
  曇天でも美しいお花畑。ポプラ並木と相まってとても素敵な写真ばかり。
  新しいカメラ。旅行をしている間に腕が上がりましたね！
  
  本当に北海道は広い！できればもっと日数がほしいところですね。
  
  最後に食べた味噌ラーメンが大阪で笑っちゃいましたー。
  
  数日前から季節の変わり目か、急に寒くなったからか体調がすぐれずグダグダしてます。今年は特に発熱したくないしね・・
  そちらも寒いでしょう。
  お互いに風邪、インフルエンザ、そしてコロナに負けず元気に冬を乗り切りましょう
  
  PS・・北の国から。わたし、なんと観たことがないんです。珍しいでしょ。
  さだまさしさんの主題歌？は有名なので知っていますが・・そしてなぜか、登場する役者さんも知ってます。なのになぜ・・(笑)
  
  kou

  びびママさん からの返信 2020/10/20 22:53:52

  Re: ぽっぽや

  kouさん。いつもありがとうございます。
  ぽっぽや・・実はあまりちゃんと見たことがなくって
  今回旅行前にAmazonプライムで見てみました。
  駅が本当に映画の世界で・・曇天で寒いのもあって
  廃線してるのかな～なんて錯覚してしまいました。
  映画でも「トマム」の地名も何回も出てくるんですよね・・。
  時代を感じて懐かしい気持ちになりましたよ。
  
  「北の国から」再放送も何回もしていましたよね～。
  私もリアルタイムというより再放送などで見ていました。
  東北育ちのせいか地方の郷愁のようなものが切なく感じました。
  富良野地方に行かれるときは・・ぜひ。
  でも富良野は二宮くんのドラマも有名ですよね。
  このロケ地巡りも楽しいかも～。
  
  美味しく頂いた味噌ラーメンが大阪の会社・・にはちょっと苦笑でした。
  でも接客も良かったし客引きの女性も楽しくて・・ついつい（笑）
  
  最近寒暖差が激しくて・・朝起きると喉とか違和感あったりして・・
  今年は絶対発熱とか厄介ですよね・・。
  ヨーグルト食べて免疫つけなくちゃ・・と思うこの頃です。
  いつか海外へ行ける日までがんばりましょうね～。
  
  びびママ