
2023/11/25 - 2023/11/26
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worldhusiastさん
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観光目的を前提に、渡航前にやることリストです。
(1) 島との往復航空券(船)の予約
普通に予約すればOK。
往復とも申請手続時に必要です。
(2) 宿の予約
ホテル予約サイトなどで普通に予約すればOK。
SERNATUR(チリ観光庁)指定の宿でないとこの後の手続きで問題が出ます(普通のホテルなら問題ないようです)。
(3) 申請手続
渡航日の3週間前からネットで申請手続きが必要です。
サイトで英語に切り替え、項目を埋めていくだけでとても簡単。
宿の申請部分はドロップダウンリストから選ぶ方式でした。
申請後に届くメールの印刷を持って行くか、スマホで提示できる形に準備しておきます。
お金はかかりませんでした。
(4) ラパ・ヌイ国立公園のチケット
空港やハンガロア市内でも買えますが、事前にネットでも買えます(CLP 72,000≒USD80)。ネットの場合、クレカかPaypal支払ですが手数料が上乗せされ、クレカの場合合計でCLP74,520でした。
https://www.rapanuinationalpark.com/en/products/international-visitor-ticket?ts=1699370280
(5) ツアーを予約
市内近辺など一部を除き、観光スポットではローカルガイド(または18歳以上の現地人)が必要ですが、現地ツアーを予約すれば解決。
今回はGray Lineで3件予約。
2日目午前 Orongo & Rano Kau Half Day Tour (USD109)
2日目午後 Ahu Akivi Archaeological Half Day Tour (USD109)
3日目 Full Day Anakena Island Tour (USD227)
その他、Te Ra'aiでナイトショーを予約しました(USD41.64)。
ガイドブックは地球の歩き方の「イースター島完全ガイド」がマニアックすぎて超絶詳しいのでおすすめです。
★
この旅行記は3日目・4日目を書いています。
1日目(2023/11/23)
SCL→IPC
ハンガ・ロア観光
2日目(2023/11/24)
午前 Orongo & Rano Kau Half Day Tour (USD109)
午後 Ahu Akivi Archaeological Half Day Tour (USD109)
3日目(2023/11/25)
Full Day Anakena Island Tour (USD227)
ナイトショー@Te Ra'ai(USD41.64)
4日目(2023/11/26)
IPC→SCL
★
島の名前は、現地では「ラパ・ヌイ」というのですが、日本で一般によばれる「イースター島」で書いています。スペイン語でもイースター島を意味する「イスラ・デ・パスクア」といいます。
-
9:38
この日は日帰りで島郊外の見どころを回るツアー。
9:00-9:30のピックアップのところ、8分遅れで登場。
このくらいは全然想定内。 -
早速郊外に向けて出発!
-
最初はアフ・ハンガ・テエ(アフ・バイフ)。
パスポートとQRコードチェックあり。アフ ハンガ テー 建造物
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これは鳥小屋。
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これはボートハウス。
タハイ儀式村にあるのと同様ですが、こちらはより修復されています。 -
少し離れたところには倒れたモアイとプカオが転がっています。
手前のサークルはパイナといい、宗教儀式が行われました。 -
すべて顔が見えないように倒されています。
飢饉のきっかけで部族対立が起こり、モアイ倒しが始まったといわれます。 -
10:41
少し車で移動し、アフ・アカハンガに到着。
ここもQRコードとパスポートチェックありでした。
3000人級の大きな村で、アフが3つありました。
写真はボートハウスの跡。アフ アカハンガ 建造物
-
しかしここもモアイが倒されていました。
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魚などを調理したキッチンの跡。
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洞窟の前にも→
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倒れたモアイがあります。
-
遠くにも倒れたモアイがありました。
-
次はラノ・ララクというモアイ工場。
切り出し途中のモアイがすでに見えています。 -
これだけ近づくとよりわかりますね。
制作途中のモアイがたくさん! -
12:00
遊歩道があり、歩いていくスタイルです。
倒れている巨大モアイがお出迎え。 -
少し進むと、モアイ・ピロ・ピロが登場。
見えている範囲で6m、埋まっている部分も合わせると12mもあるそうです。
横から見ると→ラノ ララク 建造物
-
意外と細い!
-
近くの展望台からは眺めが抜群。
これまで歩いてきた方向。右手前がモアイ・ピロ・ピロ。 -
正面には倒れているモアイがいくつか見えます。
-
先に進みます。
-
イチオシ
少し進むと有名な2体のモアイがあります。
特に名前はなさそうですが、パンフレットなどで見かけるモアイたちです。 -
ちょっと歩くと、胸にふくらみがあり、胴体がきれいに残っているモアイがでてきます。
-
丘を登っていくと、切り出し現場が2ヶ所登場します。
1つ目では、21.6mのモアイ・テトカンガ・ア・アラノがあるのですが、どれかというと・・・→ -
これです!
-
2つ目の石切り場にはいくつも切り出し途中のモアイがいました。
すぐ目の前の遊歩道を歩いているときには気付きませんでしたが、帰りに下の方から見たらたくさんモアイがいて驚きました。 -
遊歩道の一番奥にあるのはモアイ・トゥク・トゥリ。
髪がなく、髭があり、顔に2本のタトゥーがあり、「先生」または「老人」とされています。
正面からだとわかりにくいですが→ -
正座をしています!
足がお尻の下にあるのがみえますね。
正座かつ足がある唯一のモアイ。
なぜこのような風貌なのかは謎のままです。 -
このあたりから日本企業により復元されたアフ・トンガリキがよく見えます。
-
丘の下の遊歩道から戻りました。
石切り場2つがよく見えます。 -
13:00
ここでランチに。ラノ・ララクにある唯一のレストランJulio Calderon Chaveです。 -
メインは選ぶ方式で、肉もありましたが、魚をチョイス。
ツナはかたくなく、味も良かったです。
付け合わせの左上の三角はバナナケーキの「ポエ」。正直微妙な・・・。
ランチはツアー代込みでした。
トイレ休憩して、次へ! -
14:12
次はお待ちかねのアフ・トンガリキ。
テレビ番組「世界ふしぎ発見!」きっかけで1995年に日本の会社タダノの援助で復元された15体整列するモアイです。
アフは200m超でポリネシア最大! -
パネルでは日本語でも修復について説明がありました。
ちゃんとクレーンにTADANOという文字が確認できます。 -
出入口近くにあるモアイ・ホトゥ・イティは1982年に来日経験がおありです(エキスポランドのモアイ展)。
もとはラノ・ララクにあったもので、モアイの運搬実験のためここに運ばれたためアフがありません。 -
正面からみると圧巻!
全部に名前があるらしく、例えば唯一プカオをかぶっているのは「プナ・テ・アフ」という名前。
「イースター島完全ガイド」という本に全部載っています。マニアック・・・。アフ トンガリキ 建造物
-
アフの裏に回ってみました。
石が黄色くなっているのが見えますが、これは古いモアイを転用しているものだとか。
アフ自体は高貴な人の墓地と考えられています。 -
アフの裏にはモアイの残骸が残されています。
時代によって横長になっているそうです。 -
後ろから見るとセメントで補修されているのがわかります。
世界・ふしぎ発見!では膨張率の違いから亀裂に繋がるとセメント修復を問題視していました。 -
近くの山を見ると一部が黄色みがかっていますが、これがモアイのオリジナルカラーなんだとか。
-
遠くには倒れているモアイがありました。
これが16体目として起こされなかったのはなぜなのでしょうね。 -
14:58
北海岸エリアにあるテ・ピト・クラ。
受付では猫が休憩中!
QR提示して入ります。 -
石が転がっているだけに見えますが・・・→
-
モアイ・パロといわれるアフに立った最大のモアイが倒れています。
1830年代に立っていたことが確認されており、その後倒れてしまったようです。
プカオを入れると高さ12mもあったようです。テ ピト クラ 建造物
-
左奥に進むとテ・ピト・オ・テ・ヘヌア=地球のへそがあります。
石に磁気が帯びているといわれ、当時のパワースポットだったようです。 -
次へ向かいます。
牛!! -
15:34
最後はアナケナ・ビーチ。
レストランがあったり海水浴のできるビーチもできますが、モアイも2ヶ所あります。 -
これが唯一海水浴ができるアナケナ・ビーチ。
アナケナ ビーチ ビーチ
-
砂浜から上がったところにあるのはアフ・アトゥレ・フキ。
ずいぶん横長です。アフ アトゥレ フキ 建造物
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近くには村の跡がありますが、ほとんどわからない状態です。
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さらにもう一つあるのがアフ・ナウ・ナウ。
4体もプカオを乗せていて、彫刻部分もかなりよく残っています。
でも完全なる逆光!アフ・ナウ・ナウ 建造物
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ビーチとアフ・アトゥレ・フキ、アフ・ナウ・ナウ全景。
-
後ろのふんどし、刺青(ペイント)もかなりよく残っています。
砂の中にあったため風化が遅れたようです。 -
アフにはトカゲ人間のレリーフや→
-
古いモアイが転用されています。
-
18:15
これでイースター島のモアイ巡りはおしまい!
ナイトショーまで時間がありますが、あまりお腹が空いていなかったのでエンパナーダをいただくことに。 -
でかっ!iPhoneより大きいです。
あまりお腹が空いていないからエンパナーダにしたのに。。 -
中を割ってみると、クリームシチューのような少し甘いソースが入っていました。パイはサクサク!
とてもおいしかったのですが、1つでだいぶおなかに来ます。
ごちそうさま!
エンパナーダ@La tia Berta
CLP 5,000(たぶん現金のみ) -
予約していたナイトショーの時間。
20:40すぎにピックアップが来て、何人か拾ってTe Ra'aiへ。 -
食事つきプランもありますが、今回はなし。
お腹空いていないところに巨大エンパナーダだったので、なしにしておいてよかったです・・・。 -
飲み物は有料ですがいただきました。
レモネードおいしい!
オランダ人夫婦とオーストラリア男性と同じテーブルで、少し話しながら開演を待ちました。 -
テンポの良い軽快な歌からショーがスタート。
島の歴史を説明(スペイン語・英語)や歌でたどるような感じです。
メインはダンス!テンポ速すぎ!
BPM190超のスーパースピードです。ラパヌイダンスショー 劇場・ホール・ショー
-
モアイの目を入れて力を注入のシーン。
-
カイカイも披露していました。
完全に日本のあやとりと同じで、意外な共通点があり驚きです。
あやとりを作った後はハイパースピードのビートに乗せてダンス! -
男たちのダンスは迫力満点!
ドゥンドゥクドゥンドゥクドゥンドゥクドゥンドゥク・・・!
↑10倍速で読んでください -
タヒチアン・ダンスと思われます。
これは少しテンポが落ちてBPM160くらい。 -
男たちも混じってダンス!
この後観客も混じってダンス!
南国ってゆったりしたテンポだと勝手に思っていましたが、こんなに速いとは!
最後は「マウルル」(ありがとう)で締めくくり! -
大満足で終了。
みごたえ十分でした。 -
2023/11/26
この日は朝から雨!
日曜日の教会ミサを見学し、ランチを食べて、宿の車で空港へ戻ってきました。マタベリ国際空港 (IPC) 空港
-
待合室はいっぱい!
屋外のテラスは人がいないのですが、それもそのはず超寒い・・・。
ホットコーヒーで温まります。
5,000ペソと高額で、おいしくもありませんが、温まれば何でもいいです。 -
空港内にもモアイがいました。
ついにモアイ見納めです。 -
鳥人間のレリーフがついた石碑もありました。
-
LATAM航空でサンティアゴに戻りました。
安心のザ・観光地から治安の微妙な現実へ・・・。
LA842
15:11(時刻表15:00) IPC→21:08(時刻表21:35) SCL
B787-8 Dreamliner
イースター島旅行おしまいです!
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