ボリビア旅行(6) 11月のウユニ塩湖 鏡張り見られるのか！？

2023/11/15 - 2023/11/18

富士山と同じくらいの標高3,650mにあるウユニ塩湖。
乾季でも雨季でもない11月に満を持して一人で突撃してきました。

1日目　夜バスでウユニ着。ツアー予約、専用車で塩湖ホテルへ（塩湖ホテル泊）
2日目　1日ツアー（塩湖ホテル泊）
3日目　日中フリー、夕日＆星空ツアー（ウユニ泊）
4日目　早朝バスでチリへ

問題点は、専用車移動が必要で余計なお金がかかったこと、3日目はレイトチェックアウトができないので1泊分部屋をおさえていないといけないことでした。塩湖ホテルに泊まる場合の理想的な行程は下で記載します。


【行程】
天気がどうなるかわからないので、少し余裕を持って日程を組むのがよいと思います。

今回お世話になったホダカの標準ツアーに参加する前提だと、ウユニの町に泊まるなら2、3泊で、1日ツアーと朝日や夕日ツアーの参加がよいでしょう。
塩湖近くの宿に泊まりたい場合は↓こんな感じがよさそうです。
1日目　ウユニでツアー予約、行ければ夕日ツアー（ウユニ泊）
2日目　ウユニ出発で1日ツアー、帰りに塩湖ホテルで下車（塩湖ホテル泊）
※ツアーの最初に列車の墓に寄るのが普通なので最初ウユニ泊が効率が良い。
3日目　塩湖ホテル出発で朝日or夕日ツアー、帰りはウユニ（ウユニ泊）
4日目　次の町に移動
※3日目に塩湖ホテル→ウユニを専用車移動してそのまま次の町に移動することも可。ただ料金が朝日or夕日ツアーより高いのでもったいないかも。


【服装】
風は一日中強く、日中は日が出れば暖かいのですが、夜はとんでもなく冷えます。
耳が隠れる帽子、温かいダウンやジャンパー類（重ね着推奨）、タイツ、手袋、厚手の靴下（長靴の中なので特に冷えます。重ね履き推奨）、首元が開いてしまう場合はネックウォーマー、念のためホカロンもあるとよいでしょう。鼻が冷えるのでマスクも何気に便利、ローション入りティッシュ持参もおすすめ。


【高山病対策】
しておいた方が絶対楽です。
日数があれば徐々に高度を上げていく行程にすればOK。
時間がない場合は高地に入る1-2日前からダイアモックス服用。
今回は到着前に高地順応していました。

他にも、乾燥と寒さで風邪がうつるリスクがあります。
想像通りここで風邪をもらっちゃいました。
トローチや風邪薬はウユニの町で入手可ですが持参した方が絶対ベター。

★

【ボリビア】
１．サンタ・クルス (400m)★サマイパタの砦
この日からダイアモックス服用
https://4travel.jp/travelogue/11873751
　↓飛行機
２－３．ラパス (3600m)
https://4travel.jp/travelogue/11873752
★ティワナク遺跡
https://4travel.jp/travelogue/11873753
　↓飛行機
４．★スクレ (2900m)
この日でダイアモックス終了
https://4travel.jp/travelogue/11873754
　↓バス
５．★ポトシ (4100m)
https://4travel.jp/travelogue/11873755
　↓バス
６－７．ウユニ (3700m)
　↓バス
【チリ】
９－１１．サン・ペドロ・デ・アタカマ (2400m)
　↓飛行機（カラマから）
１２．サンティアゴから日帰り★バルパライソ (20m)
　↓飛行機
１３ー１６．★イースター島
　↓飛行機
１７－１８．サンティアゴ (570m)

エリア ウユニ(ボリビア)

• 旅行の満足度: 4.5

2023/11/15（1日目）
19:52
ポトシからバスに揺られ、ウユニのバスターミナルに到着。
まずは売切れもあるというチリ・アタカマに行くバスを手配します。

Cruz Norteのブースはターミナル中ほどにもありますが閉まっていたため、ターミナル出入口付近にあるCruz Norteで手配。
11/18分を予約したのですが、このときは先客2名だけで全然余裕がありました。270ボリビアーノ、現金のみ。

歩いてウユニの町に向かいます。
途中、線路がありました。ウユニには駅もあり、長距離鉄道でやってくる人もいます。

20:12
言わずと知れたホダカ旅行社へ。21時まで営業ということでなんとか間に合いました。

少し日本語を話してくれる女性係員が応対。さすが日本人御用達だけあり、何が希望かはわかっていました。

11/16は「DAY TIME」200ボリビアーノ、11/17は「SUNSET + STARLIGHT」150ボリビアーノで決定。

ただ、ややこしいのは今回のホテル。11/15-17は塩湖そばにある塩のホテルルナサラダ、11/17-18は早朝バスに間に合わせるためウユニタウンのホテルをとっています。
しかし1日ツアーでルナサラダに立ち寄るのは12:30で、列車の墓場には立ち寄れません。

相談した結果、翌朝専用車で一旦ウユニの町に来て最初から参加することにしました。
しかし、ウユニの町からルナサラダまでは片道200ボリビアーノ。ツアー代と比べるとかなり高め。

ツアー予約＠HODAKA MOUNTAIN
「DAY TIME」「SUNSET + STARLIGHT」合計USD 50
専用車代（往復）BOB 400

20:53
ひとしきり予約して夕飯を調達。
近くにあった日本食レストランでテイクアウトをお願いして、ホテルまでの道中で食べてしまうことに。

沖縄系ハーフのオーナーと少しおしゃべり。
その間に現地女性が作ってくれました。

生姜焼きをゲット。
日本みたいな味でおいしかったです。

生姜焼き＠HOTARU
BOB 45（ありがたいクレカ払い）

車で40分！
塩のホテル ルナサラダに到着です。

Hotel del Sal Luna Salada
約\29,000/泊

※写真は翌朝撮ったものです。

ホテル デ サル ルナ サラダ ホテル

かなりかわいいデザインのホテル！

廊下の壁も塩のブロックでできていました。

塩のブロックのデザインもかわいい！

部屋もかなりよかったです。

詳細は長くなるので口コミで。
https://4travel.jp/os_hotel_tips/15093151

大人気なのもうなずけます。

2023/11/16（2日目）
朝食はビュッフェ形式。味は良かったです。
他にお店などないので、夕食もここでとることになります（180ボリビアーノ）。

迎えが来るまでホテルの周辺をぶらぶら。
塩湖は見えていますが、思っていたよりちょっと遠いかな。塩湖の淵までは600mくらい、真っ白な塩湖までは2kmくらいあるようです。

11月は乾季と雨期の境目で鏡張りはどうかなと思っていたのですが、望遠で見るとかろうじて水が張ってそう！？

9時に迎えの車が来て、9:45頃ホダカ前に到着。
10:30出発まで少し時間があるのでウユニの町を散策。
まずはウユニ駅。

ウユニ駅 駅

中には入れないということで、時刻表だけ掲載しておきます・・・。

駅舎前には昔使っていたと思われる車両が置いてありました。

音がするなぁと思ったら、軍人のような人たちがパレード！

楽器演奏しながら行進していました。

メインの広場です。

ダカールラリーのモニュメントがありました。
ウユニ塩湖にあるもののレプリカです。
ダカールラリーは治安の関係でもはやダカールは目指さず、南米でやっているんですね。

これは時計塔でしょうか。

カテドラルまで歩いてきましたが、クローズでした。

10:30
そうこうしているうちにツアーの時間に。
今回は自分も含めて日本人5人とコロンビア人女性1人の計6人。

日本人は、世界一周東回り前半の20代とその友達、世界一周西回り後半の30代、リタイヤして南米を縦断している方、国つぶし系旅行者（自分）というバラエティに富んだメンバーでした。みんなおだやかないい方でよかったです。

11:02
長靴を借りて、まずはウユニの町から歩いて行けなくもない列車の墓場。

UYUNIサインボードで記念撮影！

素晴らしい廃車具合！

列車の墓 史跡・遺跡

鉱山資源を運ぶ列車が放置されたのですが、風雨にさらされてむしろ写真映えしてしまっている不思議。
上に乗ったり中に入ったりして写真を撮り合いっこ。

12:13
40分ほど走って、コルチャニ村でお土産タイム。

かわいい布製品もありますが→

カラフルな塩を購入してみました。小さなものですが5ボリビアーノと結構します。

塩のミュージアムというのがあったので入ってみましたが、塩でできた彫刻作品が並んでいるものでした。この一部屋のみです。
撮影はお金がかかります。5ボリビアーノ！

5ボリビアーノ・・・。

12:51
コルチャニ村を出て、ウユニ塩湖の淵までやってきました。
「塩の目」でストップ。
塩水が湧き出ているポイントです。

水があるものの赤茶けていてトリックアート向きではありませんが、美しい景色です。

13:06
ついに塩湖内に！

ダカールラリーのモニュメント。
こちらが本物で、みんな記念撮影。

後ろに見えるのは塩湖内唯一の建物プラヤ・ブランカ。

13:12
プラヤ・ブランカ前にもダカールと書かれたサインボードがありました。

プラヤ・ブランカ横には国旗があって、記念撮影が捗ります。

プラヤ・ブランカに潜入。
かつては塩湖内唯一のホテルでした。

なんと中にもダカールのモニュメントが！

ここでお待ちかねの→

ランチタイム！

トイレもあります。
言うほど汚くはありませんでしたが、掘っ立て小屋のような感じです。

トイレはインカワシ島の方がマシでした。

14:36
食後、車で少し走ったところで写真タイム。
見事な亀甲模様！

ウユニ塩湖 滝・河川・湖

ここでトリック写真撮影会みたいです。

逃げろー！

やっつけろー！

Behind the sceneはこんな感じ。

ホダカはガイドによって撮影サービスのばらつきがあるという口コミがありますが、今回のガイドはかなり手慣れていて、写真から動画から撮ってくれて大満足でした。
この角度から撮るのは乾季ならでは。

16:13
1時間ほど撮影会をした後、インカワシ島にやってきました。
現地ではFish islandと呼ばれていました。

実は乾季しかたどり着けない「島」です。
一帯はかつて本当の海だったため、サンゴの化石でできています。

位置関係をみると、ちょうど塩湖の中央付近にあるみたいです。
他にもいろいろな「島」があるようです。

名前、国、年齢などを書き、入島料30ボリビアーノを支払って中に入ります。支払った人はトイレは無料になります。プラヤ・ブランカよりマシなのでぜひ立ち寄りたい！

トレイルを上っていきます。
高山病が出ている人は結構きついのでは・・・。
これに備えて高地順応していて正解でした。

写真撮りながら15分弱、頂上に着きました。

素晴らしい眺め！

インカ ワシ 散歩・街歩き

上から見ると塩「湖」というのがわかる気がしました。

遠くに見えるのはトゥヌパ火山かな？
標高5431mもありますが、塩湖が3700m程度あるのであまり高く見えません。

自然にできたアーチがありました。
そろそろ下りる時間です。

17時にインカワシ島を出発。
1時間かけて最後のスポットへ。

18:00
Carpasという町の近くまで来ているようです。
そしてここで夕日＆リフレクション（上下の反射＝鏡張り）の撮影会。
微妙に水がある！

水に溶けて亀甲模様ではなくなっていました。

夕日。これはこれできれいですが、もう少し水量があったら逆さまになってもっとよかったかなぁ。

かろうじてこの写真は反射しているような・・・。

やっぱりもうちょっと水量がほしいところです。

なんとかリフレクションができそうな場所を探して撮影会。

長靴が塩まみれになったところでツアー終了です。

19:11
ウユニの町には戻らずホテルでドロップオフ。
車内で写真をエアドロで共有していたのですが、時間がなさ過ぎて後で送ってもらうことに。塩湖近くのホテルだとそのあたりが難かも。

ツアーはさすが日本人慣れしていて素晴らしい内容でした。

ホテルに着いた時の夕焼け。
一日中雲があったのが残念ですが、ちょっと夕焼けっぽくなってくれてよかったです。

夕飯はホテルで。ビュッフェ形式180ボリビアーノ、飲み物は20ボリビアーノでした。

一旦おやすみなさい！

2023/11/17（3日目）
朝起きてパルスオキシメーターで測定したらSpO2が80%・・・。

日本呼吸器学会より引用↓
一般的に96～99％が標準値とされ、90％以下の場合は十分な酸素を全身の臓器に送れなくなった状態（呼吸不全）になっている可能性があるため、適切な対応が必要です。
https://www.jrs.or.jp/citizen/faq/q30.html

通常の世界なら死んでいるところですが、高地順応しており頭痛や息苦しさはありませんでした。
東京でこの文章を書きながら改めて測定したところ98%とでたので、機器が壊れている可能性はなさそうです。

この日は夕方のピックアップのため、特にやることなし。
ホテルでお昼を食べているとき、ふと外を見たら・・・ビクーニャ！

他にもいました！ウユニ塩湖とはいえぎりぎり草が生えているエリアだから見られたのでしょうか。

ランチのハンバーガーは75ボリビアーノ（約1,600円）。
高級品ですが、おいしくて最高です。

この日は夕食を食べる時間がないとのことで、おやつの時間にもサンドイッチを食べたりしていました。

腹ごしらえは十分！
17:10ピックアップ予定のところ10分遅刻して無事ピックアップ。
「SUNSET + STARLIGHT」ツアー開始です。
長靴も持ってきてくれていました。さすが。

今回は日本人中高年夫婦、若めの中国人・韓国人など、国際色豊かなメンバーでした。

どうやら見た感じ、前日の最終地点と同じところのようです。
このときは風速40m。水は風に飛ばされたのかさらになくなっており、雲も嫌な感じでかかっており、これはもしや難しそうでは・・・。

ドライバーは「No sunset. No starlight」と完全に諦めモード。
メンバーも寒いだけで意味ないから早く帰ろうなどと言いだすほど。

18:39
日没近くになると雲の下に太陽が入るため、画角を工夫して撮影すればかろうじて夕日っぽくなったような・・・？

夕日はまずまずきれいでした。
リフレクションはありませんが・・・。

リフレクションもかなり微妙。
これはまだかろうじてマシな出来。

他のは掲載する価値なし！没！！

19:00
それでもがんばって夕焼けを撮影。

これはこれできれい！？

一応、高いところに月が見えました。

一応星も見えなくもなかったのですが、雲が多くて断念・・・。
このために三脚を持ってきたのですが結局使わず。

一応リフレクションっぽいこともやりました。
スマホの画面を明るさMaxにして動かして撮るので、充電がなくならないようにしないとつらいところ。
裏表逆さまに動かすのが苦手な方がいて数テイク撮ったものもありましたが、UYUNIは簡単！素敵な地名。

JAPANはそれなりに難しいみたいです。
ちなみに国際的メンバーのためCHINAとKOREAバージョンもありますが割愛します。

この写真は、ガイドがシャッターボタンを押したあと、カラフルな光の出るおもちゃを背後に動かして撮ったもの。
被写体はその間動いてはいけません。

21:18
さっさと切り上げてホダカ旅行社前で下車。
条件に恵まれずあまり盛り上がらないツアーでした・・・。

21:29
この夜はルナサラダではなく、ウユニタウンにあるホテルJardines de Uyuniに泊まります。
フロントは英語OK。

Jardines de Uyuni
約\12,000(40%off)/泊

ホテル ジャルディネス ドゥ ウユニ ホテル

Jardinesというだけあり、廊下は中庭っぽくなっていました。
この宿もおしゃれな感じだと思います。

ルナサラダよりは見劣りしますが、広さはそこそこでベッドは適度な柔らかさ。
テレビはありますが、金庫、ティッシュ、冷蔵庫、エアコンなしです。

シャワーは水圧まあまあ、お湯出ました。
シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、石鹸はありました。

くし、ソーイングキット、ボディローション、シャワーキャップあり。
トイレは水量弱めです。トイレットペーパーあり。

ドライヤーは風量弱めですぐ止まる仕様でした・・・。

2023/11/18（4日目）
5:26
朝早すぎ・・・。
ウユニのバスターミナルです。
前日ホテルで手配した車でやってきました。


専用車
5:21 ホテル→5:25 バスターミナル
BOB 10

とんでもなく寒い！
それもそのはず、Googleは3度と言っています・・・。

夕日＆星空ツアーのときと同じ格好をしていましたが、それでも寒い！

ウユニ-アタカマのバスです。事前情報通り人気路線らしく人は多かったです。

ターミナルのトイレ(1ボリビアーノ)を済ませ、乗り込んだらターミナル利用料2ボリビアーノを払い、20分以上遅れて出発です。

続きはチリ編で。

バス
6:23(時刻表6:00) ウユニ→19:13 アタカマ
BOB 270